今日、衆議院で予算が通過した。橋本派の裏金問題やら与野党双方の暴露合戦など、実質的な予算審議があったのかどうなのか・・・? 年金問題、郵政民営化、整備新幹線、関空第二期工事・・・まともに審議したのだろうか?
そんな陰で、ほとんど報道されることもなく国会に提出されている法案がある。民主党が提出した「ヘルメット法案」。6歳未満の幼児を乗せた補助椅子付きの自転車で、同乗の幼児にヘルメットの着用を義務づけるという法律だ。罰則規定は設けないという。・・・成立したのかどうか、続報がないのでわからない。
確かにこの問題、同乗の幼児に危険があるので以前より問題にされていた。自転車の前後に補助椅子を取り付け、子供を二人乗せた自転車は危険だし、事故も起きている。以前、テレビ報道でも「憤慨レポート」などというタイトルで、母親を糾弾する報道を見たことがある。子供の安全を顧みない母親がいけないという視点・・・。
しかし、どうにも腑に落ちない。・・・行政が行うべきは規制なんだろうか? 核家族の家庭で子供が二人。買い物に出かけるだけでも母親は大変だ。そこにヘルメットを義務づける。義務づけるのはいいけど、行政が本当に行うべきなのは、そういう母親にヘルメットを無料で配布したり、自転車メーカーにより安全な自転車の開発を依頼したり、そういう安全な自転車の購入に助成したりすることじゃないんだろうか?
子育てしにくい環境を放置し、母親を支援するどころか、さらなる規制をかけ負担を強いる。・・・ますます少子化が進むはずだ。本当は、頑張って子育てしている母親を応援するのが行政の役目なんじゃないだろうか?

