2009年2月アーカイブ

BOOK「ドブロクをつくろう」

doburokuwotukurou.jpg ドブロクをつくろう
 前田俊彦編
 (農山漁村文化協会:1,000円)
 ISBN/ASIN:------
 ※昭和60年(1985年)5月に購入した本。
 
 
 
本棚の奥をひっかきまわしていたら、むかし読んだお酒関係の本がいろいろ出てきた。・・・農文協らしい本というか、いまも当時も、農文協じゃないと出版しない本だろうと思う^^;
著者の前田俊彦は、ドブロク作りを禁止したいまの法律に対抗して、自らドブロクを作った上で、逮捕しろと自首したりするなど物議を醸した人物。記憶が定かではないけど、最後は逮捕されて有罪判決を受けたのではないかと思う。
当時、酒造メーカーが作る日本酒はめちゃくちゃな品質で、飲むたびに気持ちが悪くなり、どんどん日本酒離れを助長している状態。高度成長後の豊かさが・・・日本酒には限らないけど・・・お酒に感じられない時代だった。というのも、品質を度外視して、酒税さえ収税できればいいとの考え方で作られた法律が支配していたから。いまもあまり法的な思想は変わっていないけど^^;
そんな背景の下、著者は「ドブロクを家庭で作るのは日本古来の文化であり、権利である」と主張していた。もちろんわたしも、これに賛同しながら読んだ。
そして、いまも賛同している。
これだけ日本酒離れが進んで、日本酒の売上が低迷する中、酒造メーカーは猛反対するのだろう(日本酒離れは、酒造メーカーの自業自得という考えは置いておくとして)。でも、今この時代にわざわざ自宅でドブロクを作ろうという人はごく限られた趣味人だけだ。しかも、品質は必ずしも高くはないはず・・・国税庁や酒造メーカーが言うほど日本酒造りが難しいのであればなおのこと。酒造メーカーは高い品質で、付加価値の高い日本酒が造れるのだろうから、問題ないじゃないか・・・。

※注意・・・現行の日本の法律では、許可なく家庭でお酒を造るのは禁止されています。

BOOK「デュラララ!!」

デュラララ!!(第1~4巻)

dhurararara1-4.jpg   

   

   

   

   

   

   
 成田良悟著
 (電撃文庫:2,205円+税)
 第1巻:ISBN/ASIN:4840226466
 第2巻:ISBN/ASIN:4840230005
 第3巻:ISBN/ASIN:4840235163
 第4巻:ISBN/ASIN:4840241861
 
いわゆるライトノベルと言われる文庫本。最近は読者層も広がっているようなので、基本的には中高生くらいの人たちが読む小説と言ってしまうとちょっと違うのかも知れないけど、少なくともいい年したオヤジが本屋で物色するのはちょっと気恥ずかしい類の本であることには違いがない^^; ・・・ということで、amazonで購入した。こういうときにもamazonは便利だ^^;;

池袋を舞台とした学園SF小説とでも言う小説。電撃文庫なので、そのうちアニメ化されるかも知れないけど・・・アニメ化にはちょっと登場人物が弱いかも知れない。眼鏡っ子は出てくるけど・・・女子キャラが少なすぎる^^; さらに、主要登場人物のデュラハン(首なしのライダー)って^^; おまけに、パッと見た目では男なのか女なのか性別も分からないスタイルでは・・・。

BOOK「見えない宇宙」

mienaiutyuu.jpg 見えない宇宙
      理論天文学の楽しみ

 ダン・フーパー著
 柳下貢崇:訳
 (日経BP社:2,200円+税)
 ISBN/ASIN:4822283254
 
 
 
何となく印象として・・・文章を書くセンスの違いなのか、あるいは翻訳家の文章力の問題なのか、外国人の書いたこの手の科学ものは読みにくい本が多い。そんな中にあって、この本は実に読みやすい文章だった。・・・だからといって、内容までやさしいかというと、そういうわけではない。サブタイトルの「****の楽しみ」などと、いかにも入門書的な単語にだまされてはいけない^^;

この本は、ダークマター、ダークエネルギーといった宇宙論の最先端をテーマにした本で、わたしのような一般人にも理解しやすい構成で書かれている。いま、論理天文学者たちが頭の中でどんなことを考え、どんな結論あるいは仮説にたどり着いたのか、納得しながら読み進めていける。
しかし、実を言うとわたし自身が常々思っている宇宙論に対する謎は解けなかった。
わたしの思い描く謎とはこれだ。

宇宙論とは、一部の科学者の単なる空想ではないのか?

BOOK「間宮林蔵・探検家一代」

mamiyarinzou-tankenkaitidai.jpg 間宮林蔵・探検家一代
    海峡発見と北方民族

 高橋大輔著
 (中公新書ラクレ:880円+税)
 ISBN/ASIN:4121502971

 
 
シベリアと樺太の間の海峡を発見し、樺太が島であることを実証した「間宮林蔵」のことは、日本史の授業でも習ったので、名前は知っていた。でも、具体的にどういう活動をしたのか、どんな人なのかは習わなかったし、いままで本を読んだこともなかった。
この本のタイトルもそうだけど、最近になって書かれた本では、間宮林蔵を「探検家」「冒険家」として扱い、例えば植村直巳などのような人たちの先駆者扱いするものが多い。しかし、幕府の役人として、幕府の命令で出かけた間宮林蔵を探検家として扱うのには、正直な印象としてちょっと違和感を感じていた。
でも、この本を読んで・・・探検家の定義は知らないけど・・・やはり、間宮林蔵は探検家であり、冒険家であると感じた。早い話が、幕府の命令を負って出発はしたけど、実際はその命令など無視するかのように自分で勝手にシベリアの奥地にまで入り込んでしまうのだから。しかも、幕府の命令を無視するどころか、許可なく国外に渡ってしまうわけで、重罪として処罰される可能性すら省みなかった。・・・いまとなっては分からないけど、きっと、間宮林蔵自身が行ってみたいから出かけたというノリがあったのではないだろうか。

BOOK「女装と日本人」

josoutonihonjin.jpg 女装と日本人
 三橋順子著
 (講談社現代新書:900円+税)
 ISBN/ASIN:4062879606
 
 

 
この本を買ったのは、とくに「女装」あるいは女装にまつわる文化史に興味があったからではない。・・・本屋の新書のコーナーでこの本を見つけたとき、走馬燈のように子どもの頃の記憶が蘇ったからだ。

もう40年も前のことだけど、北海道の片田舎の地方都市に住んでいたとき、家の近所に女装者がいた。いつも薄汚れた女物の和服をだらしなく着た老人だった。何をするでもなく、ただふらふらと歩いている姿を遠目に見かけるだけだったけど、無邪気に心ない子どものことなので、わたしを含め友人たちはみな、「乞食のじじい」と呼んでいた。
実際にホームレスであったのかも知らないし、物乞いをしているのを見かけた記憶もない。ゴミ箱をあさっているのも見かけた憶えはない。でも、なぜか「乞食のじじい」と呼んでいた。・・・いま考えると不思議なことに、その老人が女性装でいることをからかったり、特異なものだと思った記憶がない。
いまであれば、たぶんトランスジェンダーとかなんとか呼び方もあるのだろうけど・・・当時は「おかま」という単語しかなかったと思うけど、その老人を「おかま」だと意識したことがなかった。
決して「おかま」という概念を知らなかったからではない。女子とよく遊んでいる同級生がいて、その友人のあだ名が「おかま」を文字った「かま子」だったから、「おかま」のことは知っていたはずだ。

まあ、そんなことを思い出したから読んでみる気になった。・・・読んでみるとけっこう知らないことも多く面白かった。そして改めて思った。・・・そういえば、東京って女装者をたまに見かける。他人に関心のない人が多いから、女装の人も暮らしやすいのだろう?^^;
そして、それを見て驚かない自分がいる。・・・不思議な世の中だ^^;

rakisutaharuhichan.jpg らき・すた×涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 でっかいお楽しみBON
 角川書店編
 (角川書店:2,205円+税)
 ISBN/ASIN:4048542920
 
 
 
 
 
  
  
  
rakisutaharuhichan2.jpgamazonで買うとき、特におまけ付きだと意識していたわけではない。さらには、2,205円もするなんて、ぜんぜん意識していなかった^^;
そして実際にものが届いたときに、驚いた。マンガ本と一緒におまけの箱が付いていて、中にTシャツとフリースブランケットが入っていた。もちろん、「らき・すた」と「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」のキャラもの。・・・こんなおまけ、50歳のオジオタにどうしろというのか・・・^^;

まあ、おまけはともかくとして、A4版で100ページに満たない本の方は、それなりに読むところがあったので、ちょっとだけ救われた。

なんにせよ、次回からamazonを利用するときは気を付けよう。おまけ付きの初回限定版とか、わたしは特に欲しいわけではないので^^;

BOOK「真実は損するオール電化住宅」

hontohasonsuruo-rudenka.jpg 真実は損するオール電化住宅
    あま~いワナと、にが~い現実

 船瀬俊介著
 (三五社:1,000円+税)
 ISBN/ASIN:4883204229
 
 
 
新聞の1面下段にある広告を見て、すぐにamazonで購入。なぜか数日待たされて、この1冊だけが別納されてしまった。おかげで、余計な送料を支払うことになってしまった^^;

思っていた以上にオール電化住宅が急速に普及しているらしい。この本を読まなくても・・・すべての家庭でエネルギーの消費スタイルが違うのだから、節約、省エネ、二酸化炭素削減にはならないことは想像が付くだろうに・・・。しかし現実は、半分詐欺的な販売がまかり通っているらしい。

この本に書かれていることのすべてに賛同するわけではない。
しかし、「オール電化」=「省エネ・二酸化炭素削減」という単純なイメージはいかがなものか? 景気対策を含め、国は二酸化炭素削減のためにいろいろな補助金政策を実施するらしいけど、無意味な政策は・・・特殊法人の無駄遣い、天下り官僚の退職金などと同様に・・・税金の無駄遣いなんだけど・・・。

BOOK「砕かれた双子座」

kudakaretahutagoza.jpg 砕かれた双子座<上・下>
 ロバート・ラドラム著
 (講談社文庫:480円)
 上:ISBN/ASIN:4061834940
 下:ISBN/ASIN:4061834959
 ※昭和61年に買った本
  
  
  
  
「暗殺者」「囁く声」に続けて「砕かれた双子座」を読んだ。
途中、正月休みがあり、その後、インフルエンザと気管支炎で本を読めない期間があったので、ずいぶん読み終えるのに時間がかかってしまった。それでなくてもラドラムの小説を読むのには体力が必要なので、再開した後しばらくは苦しかった^^; 苦しんでいるうちにラストまでたどり着いたという感じ・・・。
この本を買って、最初に読んだのは昭和61年(1986)の9月。講談社文庫で「囁く声」に続いて発売されたときのこと。

kannagi-anso01-02.jpg かんなぎ アンソロジーコミック(Vol.1/2)
 共著
 (一迅社:各648円+税)
 第1巻:ISBN/ASIN:4758061216
 第2巻:ISBN/ASIN:4758061254
 
 
 
「アンソロジーコミック」という点にはあまり意識しないで、何ということもなくamazonで購入した。・・・たぶん、雑誌連載とは別に読み切りで掲載したストーリーの寄せ集めなんだろうくらいにしか思っていなかった。所詮、ラブコメだから、お決まりものの年中行事ストーリーかなにかなのだろうと・・・。
ところが、届いた本をペラッとめくって驚いた。・・・本来の作者の絵じゃない! 複数の違う作者が「かんなぎ」のキャラを使って勝手に短編読み切りをストーリー化した、いわゆる2次創作というやつだ。言い換えれば、コミケなどで売っている同人誌の公式版のようなもの・・・。にわかオジオタとしては、こんなコミックスがあるとは思わなかった。
中味はと言うと・・・好みにもよるんだろうけど・・・けっこう面白いものもあった。でも、本来のキャラとかなり印象の違うものもあって、微妙に違和感を感じるのは2次創作だから仕方がないんだろうな・・・。

BOOK「早稲田と慶応」

wasedatokeiou.jpg 早稲田と慶応
    名門私大の栄光と影

 橘木俊詔著
 (講談社現代新書:720円+税)
 ISBN/ASIN:4062879583
 
 
 
昨年の年末ころに読み始めて、読みかけのまま放ったらかしにしていたのを読み終えた。やはり、電車で移動中は本がよく読める。

早稲田と慶応、どちらも出身校ではないし、特に何かの縁があるわけではない。でも、その知名度と人気、そして長い歴史とこれまでに輩出してきた人材などを考えると興味ある私大ではある。そんな余所の大学のことを本で読む必要はないのだけど・・・少子化でこれから大学全入といわれる世の中、名門大学であるが故に興味を持った。
思った以上に2校に戦略的な差があるので驚いた。なにごともバリエーションがあって、選択の余地がある方がいいに違いない。この2校は、私立大学の雄として将来的にもこのまま生き続けるのだろうけど、この本を読んでいてまったく見えてこないのは、この2校以外の私大の将来像。この2校のマネをしようとしてもできるものではないだろうから・・・。
この2校が勝ち抜けるのはいいとして、その他の大学に未来はあるんだろうか?^^;

ようやく気管支炎もほぼ完治・・・

咳、痰、鼻づまりが少し残っているけど、まあ、ほぼ気管支炎は完治したような感じ。

頭も動き始めたので、だましだましながら仕事もこなせるようになってきた。・・・長かったなぁ、1月はほとんど仕事にならなかった^^;
ということで、今日、久しぶりに仕事で外出した。これだけ寝込むと体力がすごく落ちたらしく・・・仕事で出かけた浜松町から10分ほどゆっくり歩いただけで、肩でぜーぜー息が上がってしまった^^;

でも、抗生剤をまだ飲んでいるので、まだお酒を飲むことはできない^^;

BOOK「B型 自分の説明書」

Bgata.jpg B型 自分の説明書
 Jamais Jamais著
 (文芸社:1,000円+税)
 ISBN/ASIN:4286032023
 
 
 
 
昨年の年末、近くのコンビニにあったので・・・売れているという評判は知っていたので・・・なんとなく購入したまま、ずっと放っておいた。インフルエンザと気管支炎が一段落して、安静にしているのもヒマになってきたので、気分転換のつもりで手に取った。

わたしは、いわゆる血液型性格診断やら、血液型占いなどはぜんぜん信用していない。研究者と言われる人の著書もむかし読んだことがあるけど、現象を都合よくまとめただけで、根拠がぜんぜん科学的ではない。あの研究手法を何十万人に繰り返したところで、科学的とは言えないし・・・その他の研究者?あるいは占い師に至っては、根拠があるのかすら分からないわけで・・・。

さてこの本、中身はむちゃくちゃと言っていい。B型人間の性格を理解するための設問チェックが並んでいるけど、血液型性格診断に何ら根拠がないことを自ら示しているようなものばかりだ。
たとえば、
・大勢でワイワイは好き。
・でも1人が好き。
・でもさみしがり屋。
などという項目が並んでいる。こういう相反する項目に複数回答できる仕掛けだけど、この手の設問はほとんどたいていの人に当てはまるものだ。でも、この手の本が血液型性格診断を信じている人にとってはコミュニケーションの材料になるのだろうから、まあ、それはそれでよい。

・・・そういえば、この本は各血液型が揃っているけど、たしかB型の本が最初に出版されたと聞いた。著者は何型なんだろうとプロフィールを見たら・・・B型だった。なるほど、血液型性格診断をオモチャにして楽しもうということか・・・^^; 


チーム・マイナス6%


25%までは付き合いきれんぞ

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