BOOK「天文の世界史」

天文の世界史
廣瀬匠著
(集英社インターナショナル新書:amazon:734円)
※Kindle版を購入

人間と天体との関係、地球と星々との関係を、大まかな天文学の発展に合わせた流れで・・・太陽・月・地球、惑星と太陽系、星座と恒星、流星・彗星・超新星、天の川・星雲星団・銀河、宇宙観という対象の広がりに応じて、各項目の歴史的解説を行っている。その当時の天文学者が何を知りたかったのか、何をどう認識していたかという視点で、天文学の流れを伝えている。
古代エジプト・古代インドでは・・・などといわれても、あまりピンとこないけれど・・・政治や宗教、農業などにとって、天文学は密接なものだった。でも、科学が進歩するにつれ、どんどん遠い存在になっていくのを実感した。先端科学の常として、宇宙がブラックボックス化してしまったともいえる。まあ、東京に暮らしていると、夜空を見上げる機会もないし、そもそも星がほとんど見えないからなぁ。
個人的には閏年が気になった。現在のグレゴリオ暦では、一年は365日。ただし、4の倍数の年は閏年として366日。その上で、100の倍数の年は閏年としないけど、400の倍数の年は閏年にする。100年単位での特例だから、わたしの一生の中では西暦2000年が該当したけど・・・400の倍数だから普通に閏年だった。次の例外は2100年・・・わたしはとっくに死んでいいるだろう。

コミックス「亜人ちゃんは語りたい 5」

亜人ちゃんは語りたい(第5巻)
ペトス著
(講談社:???円+税)
※古書を購入

アニメの原作になったのはこの巻の途中まで。順番は多少違っている。
佐藤先生が水着姿を披露したけど・・・高橋先生はちゃんと対応していた。意外とどうにかなるのかも知れない。水着回では佐藤先生が立ってしまい、町ちゃんの発育の良さはいじられなかった。
新たに座敷童ちゃんが登場したけど、部屋から出られないという制限がある。今後、どう絡んでくるのかよく分からない。部屋の住人は高橋陽子・大学生。高橋という名字に・・が打たれていたから、高橋先生の関係者なんだろうけど・・・。
いまのところ、この巻までしか出ていない。もしかして・・・アニメ化が原因で続きを描いていないということでなければ良いのだが・・・。たまにあるんだよな、アニメ化の負担が大きすぎたり、出版社ともめたり、がんばりすぎて燃え尽きてしまったり・・・アニメ化が原因で続巻が出なくなることが。

BOOK「かみこい! 2 ずっとずっと とれません」

かみこい!
2 ずっとずっと とれません

火海坂猫著
イラスト:がおう
(MF文庫J:amazon:324円)
※Kindle版を購入

どうしようかと思いつつ、324円で売られていたので、つい第2巻まで買ってしまった。続巻が約束されていないラノベで、最も真価を問われる第2巻。
旭を中心に、蒼媛と風歌の三角関係というか共存関係がベース。紅葉は中核ヒロインにはならず、サブヒロインに落ち着いた。で、この巻の新キャラは・・・「神殺し」の本家から差し向けられた神樹焔。旭が婚約者として焔を迎え入れるか、旭が死ぬか、蒼媛が死ぬかの三者択一を迫るという展開。設定だけは、前巻からきれいにつながる流れだけど・・・序盤の段階で、焔の挙動がぶれて・・・いちゃいちゃ展開になるのか・・・あるいは戦いになるのか。本筋がそういうお話だから仕方がないけど、最後がどうなるかは推して知るべし。
ラブコメ的な側面ではなく、ストーリーの本筋での綾瀬さんの存在感がすこし増してきて、「人類の天敵」とはなかなかすごい存在^^; 本当は国家公務員だけど。
第2巻になって、全く別の小説になってしまうことが多々あるけど・・・このお話は、旭と蒼媛、風歌の三人がべったりいちゃつく状態が続く限り、物語が変質してしまうことにはならないんだろうな。だけど、この状態が続いたからといって、面白いわけではないんだけど・・・。

BOOK「ミリオタJK妹! 異世界の戦争に巻き込まれた兄妹は軍事知識チートで無双します」

ミリオタJK妹!
異世界の戦争に巻き込まれた兄妹は軍事知識チートで無双します
内田弘樹著
イラスト:野崎つばた
(GA文庫:amazon:620円)
※Kindle版を購入

最近、よく見かける異世界転生もの。ラノベ作家の兄・焼野が原宗也とブラコンの妹・みぐ=軍事オタク兄妹(血縁はない)が、異世界に召喚されて、近代戦の知識を活かし、絶滅寸前の人類国を見事勝利させるというお話。チート能力の代わりに、宗也の軍事知識とみぐが持ち込んだ武器(弾薬は消費されないご都合主義の設定)で無双するという設定。
召喚時点での戦況は最悪。王都は数万の敵に完全包囲され、自軍の主力軍は壊滅、わずかに近衛兵が500人ばかりが残るだけ。それを策略や奇策で撃退するわけだけど・・・機転が利くというわけで、あまり軍オタとは関係がないような気もする。そもそもツッコミどころがありすぎるけど、こういう軍オタものでは気にしてはいけないことらしい。作中にそう書いてあった^^;
いまの日本のこじつけた「平和主義」のような設定が邪魔して・・・軍オタ・無双というジャンルに期待する・・・レベル上げとか装備とか関係なく、問答無用に勝ちまくるような爽快さはぜんぜんなかった。都合の良い幸運に恵まれて、かろうじて敵を退けたという印象しかない。

BOOK「絶対彼女作らせるガール! 2」

絶対彼女作らせるガール!
(第2巻)

まほろ勇太著
イラスト:あやみ
(MF文庫J:amazon:626円)
※Kindle版を購入

さて、読み続けるか切り捨てかの判断のしどころ、真価が問われる第2巻。
「女神スイッチ」が入ってしまった白星さんが、亀丸くんに彼女ができるまでの「練習彼女」になった。おかげで、亀丸くんへの周囲からの風当たりは強い。そんなせいで、亀丸くんは、学園祭のミスターコンのクラス代表を押しつけられてしまった。・・・7月はじめに学園祭がある設定は珍しいかも。
天然の白星さんは声援してかき回すだけ。実際は猪熊みりあと鷹見エレナが、なんだかんだ亀丸くんを支援して、どうにかしてしまうという展開。その結果、亀丸くんに少しずつ男子力を向上させていく・・・。ここに新キャラの鶴姫愛梨が加わった。名前でいえば、鶴亀でちょうどカップリングできるけど・・・。さらに、転校生・蛇乃目杏南・・・猪熊さんと敵対するキャラとして登場はしたけど・・・。前巻で亀丸くんがフラれたはずの獅子神玲花生徒会長にも妙なフラグが立っているし・・・これじゃ、ハーレム一直線じゃないか。一気にヒロインが増えたけど、この巻は猪熊さんと鶴姫さんのターンだった。ということは、次巻があるとしたら、鷹見さんのターンなのだろう。
それにしてもこじらせたキャラばかり登場するなぁ。まあ、キャラはともかく・・・意図的なものは感じるけど、全体的にヒロインたちのネーミングセンスが酷すぎじゃないか。

アニメ「刻刻」


刻刻」(全12話/2018年)
自分たち以外の時間を止めてしまう「止界術」を操る佑河家・・・ごく普通の家庭というよりは、父親は無職で兄はニート、妹はシングルマザー、両親の年金と主人公・樹里の給料の給料だけで暮らすような家庭。どちらかというと貧乏な家庭だけど、「止界術」を悪用すれば、いくらでもお金は手に入るわけだけど、術を伝えてきた祖父がなかなかの人格者らしい。わたしならこうはいかないだろう。
「時間を止める」というのは、魔法や超能力など、いろんな方法でいろんな作品に登場するシチュエーションだけど、納得のいく止まり方って見たことがない。止まるもの、止まらないものの仕分けが難しいところだけど・・・このアニメでは、たまっている水が固形化して分子レベルで止まっているようだけど・・・空気は止まっていない。否、止まっているから鳥は空中に浮いたままなんだけど・・・まあ、なかなか難しい。
アニメ的には、樹里が『MEZZO -メゾ-』の海空来ちゃんに似ているのがどうにも懐かしい。同じクリエイターがキャラデザインをしているらしい。チンピラがたくさん出てくるけど、その辺のキャラ作りも好みだったりする。