コミックス「チチチチ 1」

チチチチ(第1巻)
クール教信者著
(ヤングチャンピオン烈・コミックス:amazon:566円)
※Kindle版を購入

『メイドラゴン』でファンになったクール教信者のマンガ。
ネットでの知り合いが大学に進学・・・ルームシェアを申し込んできた。気心が知れているからとOKしらた・・・性別を勘違いしていて、異性だったという・・・。ひきこもりで絵本作家の万光(よろず・ひかり:男)は、母性をイメージさせるおっぱいの絵本を描いている。女子大生のHN珍太郎(爆乳)は、詳しい素性はわからないものの、痴女レベルに性的なことも開けっぴろげだけど、意外に繊細ですぐに泣く。この二人の同棲生活に、光の妹・紗南(ブラコン)がからんできて・・・。おまけに、珍太郎に取り憑いている幽霊・宮ノ森さんまでからんできて・・・。
連載雑誌の性質によるのだろうけど、予想してた以上にエロネタのマンガだった。というか、おっぱいフェチマンガかな。キライではないけど・・・Amazonではアダルト商品扱いになるのか・・・。

BOOK「ぺとぺとさんシリーズ 5 ぺとぺとさんV」

ぺとぺとさんシリーズ 5
ぺとぺとさんV
木村航著
イラスト:YUG
(ファミ通文庫:600円+税)
※古書を購入

前巻の終わりで、るるどが意味深なことをいっていたけど・・・この巻にはつながっていなかった。というか、そもそも短編集だった。ということは、このシリーズ、尻切れトンボだったのか・・・。残念。
シリーズ5巻目ではあるけど、時間軸的にはぺと子が鮎川町に来たばかりのときから、「いもてん」の常設パビリオンが完成したあとまで。
クラスの一日の様子や、ぺと子がお弁当を作ったり、コンパニオンとして町内のイベントに参加したりと、日常的なエピソードが書かれている。その分、ぺと子とシンゴ以外の同級生や妹たちがそれなりにちゃんと登場する。でも、全体的にどうということのない内容・・・。
打ち切りなのか、放棄なのか事情はわからないけど、完結せずに終わってしまった。

BOOK「異世界が地球を制圧して100年、東京に帰ったらエルフの家族ができました。 」

異世界が地球を制圧して100年、
東京に帰ったらエルフの家族ができました。

木村心一著
イラスト:八重樫南
(角川スニーカー文庫:amazon:600円)
※Kindle版を購入

地球に別の惑星が衝突して、地球はその惑星のエルフに征服された。100年後、エルフに改造されて精霊魔法の使い手となった人間の少年・ソウタが東京に帰ってきた。そして、ボインエルフの巨乳少女・メルフィーとノルノ、純血エルフのギャルフォードとの同居生活がはじまった。
ファンタジーのエルフとは異なり、いくつか設定があって・・・巨乳のエルフはデブ。だからメルフィーはデブ扱いされている。そして、エルフの精霊は人間の精気を得ることで強くなる。だからソウタは周囲のエルフから狙われる。
メルフィーとノルノは、純血エルフ連続殺害事件の犯人としてソウタを疑うが・・・そんなとき、ギャルフォードに殺人予告が・・・。深刻な事件の割には収束の仕方が強引というか、単純というか、強引にラブコメ路線に切り替わった。続巻を書き続けたいという意欲は汲み取れたけど・・・『これゾン』が完結してから、微妙にヒット作に恵まれていない木村心一。この本は2018年初夏に出たので、そろそろ続巻が出ないと・・・。

雑誌「milsil ミルシル DNAと保存科学で生物標本を活かす」(2019年No.2 通巻68号)

国立科学博物館が発行している自然と科学の情報誌。(隔月年6回発行。税込定価420円)
今回の特集は「DNAと保存科学で生物標本を活かす」。博物館が収集・保存する生物標本のDNA解析のお話。
わたしは子どもの頃から博物館が好きだった。中でも、理路整然と分類分けされ展示されている生物標本と、あまたある中からわずかに抽出して限られたスペースに雑然と並べられた理工系展示の両極端が好きだった。高校時代に、某博物館のバックヤードを見学する機会があり、標本が作られ、保存される現場を見たときはちょっと感動した記憶がある。ただ、その頃は標本のDNA解析などなかった時代で、漠然と・・・リンネの時代と同じように収集して保存しているだけの、辛気くさい世界だと思っていた。・・・それがいまでは、DNA解析という新しい研究手法が登場して、博物館の生物標本の存在価値が一変した。当然、研究成果は展示にも反映されていくわけで、博物館がますます面白くなっていく・・・はず。

コミックス「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 10」

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
(第10巻)
谷川ニコ著
(SQUARE ENIX:476円+税)
※古書を購入

修学旅行以来、なんだかんだ言って友だちができた黒木智子。図書委員の小宮山さん・・・黒木智子の弟・智貴くんのストーカーだけど、その縁もあって、ちゃんと友だち付き合いをしている。でも、智貴くんはふつうにモテるし・・・この設定で三角関係だか四角関係だかのネタをやられてもなぁ。中心にいるのは智貴くんと小宮山さんだし・・・。
黒木智子もずいぶんまともになった。学食に行こうと友だちを誘えてるし、リア充の気苦労も想像できるようになったし、学校帰りに傘に入れてくれる友だちもできたし・・・。こうなると、黒木智子はすごく中途半端だ。オタクとしても、ひきこもりとしても、ボッチとしても・・・ただモレないだけの女子高生になってしまった。このマンガもそろそろ終わりだろうか?

コミックス「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 9」

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(第9巻)
谷川ニコ著
(SQUARE ENIX:476円+税)
※古書を購入

修学旅行が終わった。黒木智子にとっては、楽しかったかは別として、少なくともわるい記憶にはならなかったはず。同じ班だったヤンキーなんかとも話をするようになったし。・・・でも、話をする度にバカで頭がおかしいことがばれていく・・・。
それでも、クラスの中に居場所ができたせいか、体育大会でもふつうに参加していたし・・・じゃんけんで組み分けして、男子と二人三脚をやったりしても嫌がられている風でもなかった。ここまでくれば、担任に余計な心配をかけずに済むし、おとなしくしていれば卒業まで持つんじゃないだろうか。ただし、モテたいとか、彼氏が欲しいとか、余計な色気を出さなければのことだけど。人間、調子に乗るとろくなことがない。

BOOK「ぺとぺとさんシリーズ 4 かえってきた、ぺとぺとさん② まっくらやみのピィ」

ぺとぺとさんシリーズ 4
かえってきた、ぺとぺとさん②
まっくらやみのピィ

木村航著
イラスト:YUG
(ファミ通文庫:580円+税)
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ぺと子が鮎川町に戻ってシンゴと再会した途端に偽物の智恵(妖怪ヨルヒト)・・・美少女バージョンで性格も良い・・・と鉢合わせ。前巻からちょろちょろ名前だけ出ていたドロシー謝花も登場した。
ドロシー以外の件は、くぐるにもう少しまともなコミュニケーション能力があれば、こんな大事にならなかったような気がする。ぺと子もレモンイエローとイチゴミルクにならずに済んだかもしれない。そうなっていれば、ドロシーがくることもなかっただろうし・・・。
明日香先生のロケットおっぱいという表現があるけど・・・アニメではそういう印象はなかった。そういうキャラでもないし・・・。もう少しキャラ立てに活かして欲しかったな。
前巻から、シンゴの同級生たちがいろいろ活躍している。守口ジェレミーやブシドーくんこと関谷など。終わり間近の関谷はちょっとかっこいい。むしろ、シンゴの影が少し薄まっている気もする。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 5」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第5巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
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この巻の表紙はマルセラ。書き下ろしの短編がいくつか挿入されていて、無理矢理のようにマルセラたちの出番が増やされていた。
「赤き誓い」は王都を出て修業の旅(「先史文明」の調査目的を含む)に出た。マイルがあまりにも無警戒で、不用心すぎるけれど・・・以前、マイルがアデルとして通っていたエクランド学園のあるブランデル王国の王都にたどり着いてしまった。第三王女をはじめ、王族が魔法の女神様を探し求める渦中へと・・・。
いままでの仕込みがここで実って、子爵家の相続の件やマルセルたちとのつながり、女神様顕現事件の後始末があるのかと思ったら・・・なにも起きず、物語の露骨な引き伸ばしという流れになった。
そして、「赤き誓い」は、ヴァノラーク王国の王都シャレイラーズに移動した。宿屋のネコ耳少女ファリルを懐かせたりしたので、しばらく拠点として居着くのだろう。次への仕込みの巻、そして次の事件のはじまりの巻なのだろうけど・・・いろいろ放置しているものが多すぎではないだろうか?

BOOK「ぺとぺとさんシリーズ 3 かえってきた、ぺとぺとさん① フーコの空」

ぺとぺとさんシリーズ3
かえってきた、ぺとぺとさん①
フーコの空

木村航著
イラスト:YUG
(ファミ通文庫:640円+税)
※古書を購入

第2巻からちょうど1年の間隔で出ているから、第2巻で一応の完結ということではなかったらしい。この巻からはアニメ化されていない。
前巻のお話通り、ぺと子の一家は博多に引っ越し、ぺと子はアイドルデビューの準備をしていた。ちょちょ丸も博多に帰ったけれど・・・妹イベント「いもてん」・・・前巻はお試し版だったけど、常設テーマパークとしてオープンする動きで話が進んでいた。ということで、ちょちょ丸が帰ってきた。風子という新キャラ妖怪を連れて。そんなとき、シンゴたちは学校祭にゲストとしてぺと子を呼ぼうと画策するが・・・。
シンゴの妹・智恵ちゃん・・・相変わらずのキャラだけど、一度お仕置きした方がいいんじゃないか?
ぺと子の出番が少ないけど、分散していろいろな登場人物が個別に動くので、いままでよりずいぶん複雑な流れになっている。サブタイトル的にはフーコのお話だけど、フーコの件だけでなく、なにも解決しないまま次巻に続く・・・。