BOOK「基礎から学ぶ機械工学 キカイを学んでものづくり力を鍛える!」

基礎から学ぶ機械工学
キカイを学んでものづくり力を鍛える!

門田和雄著
(サイエンス・アイ新書:900円+税)
※古書を購入

古本を購入したら・・・美品ではあったけど、数カ所に鉛筆で書き込みがあった。
「アクチュエータ Actuator」という感じで、脈絡もなく抽出した単語と英語表記が並んでいる。傍線が引かれているでもなく、ドッグイヤが折られているでもなく、どういう興味で読み、書き込んだのか想像も付かない。
モノづくりの基本・・・道具と機械。人間は道具を作りだして、文化を進化させてきた。身の回りにも産業界にもいろいろあるけど、人間の手や力ではできないことをできるようにするという意味では、道具を道具以上にした存在なんだろうと思う。
まあ、世の中便利になりすぎているような気もするし、本当に人間のために役立っているのかわからないような機械もあるけど。
この本では、機械の材料力学、機械力学、機械要素といった基本中の基本からはじまり、センサとアクチュエータ、制御工学といった先端分野まで解説している。途中、熱力学と熱機関という章があって、ちょっと驚いた。いわれてみれば熱機関というのも機械だけど、読む前にはぜんぜん予想していなかった。
この分野にはあまり馴染みはなかったけど、素直に読み進められた。ちょうどよいレベルの入門書だった。

コミックス「3月のライオン 9」

3月のライオン(第9巻)
羽海野チカ著
(白泉社:486円+税)
※古書を購入

まとめ買いしたのはこの巻まで。最新巻は第13巻まで出ているようだけど・・・どうしようか・・・。
いじめ問題の事後処理。結局、高橋めぐみには、物語的な救済はないままに幕を引いた。彼女の内申書になにが書かれたのか、あるいは書かれなかったのかはわからないけど・・・。でも、この後、彼女はふつうに生きていくんだろうな。中学の時に人をいじめたという記憶なんかも、そのうちすっかり忘れて。
アニメの第2期、お祭りで白玉団子を売った後、ひなちゃんの高校受験まで半年があっという間に飛んでしまった。原作でも同じだった。受験生には文化祭もクリスマスも正月も関係ないということなんだろうけど・・・それだけ熱心に勉強したということだろうか。この巻の途中・・・ひなちゃんが高校デビューを前に髪を切ったところでアニメ第2期は終わった。
次はまだアニメ化されていない・・・ひなちゃんの高校デビューだと思ったら、なんなの? 死神・滑川七段って。縁起悪すぎるんだけど^^; 後半は名人戦だけで終わってしまった。主人公の桐山くんがどこにもいないんだけど・・・。

BOOK「特殊性癖教室へようこそ」

特殊性癖教室へようこそ
中西鼎著
イラスト:魔太郎
(角川スニーカー文庫:amazon:583円)
※Kindle版を購入

読み続けられそうな新シリーズを探して買ってみた。最近、ラノベ界では「変態」とか「特殊性癖」とか流行っているんだろうか?
世界の偉人には、特殊な性癖を持つ者がいた。だから、特殊性癖を持つ者を集めて、日本の未来を担う人材を育成しようという・・・政府も関係している政策。といった、とっても安直な設定。っていうか、こういう政策を実行した時点で日本はアウトだろ、とツッコミを入れたい^^;;
主人公は新人教師・伊藤真実、私立清純学苑の特殊性癖教室2年9組の担任。このクラスには、日本全国から20人の特殊性癖を持つ生徒が集められている。この巻のヒロインは伏黒祈梨と胡桃沢朝日だけど・・・ラスボスは恭野文香だろう・・・この巻では脇役だったから、次巻があればの話だけど。
特殊性癖というインパクトのある言い回しを使ってはいるけど・・・やたらと発生するラッキースケベに毛の生えたような程度で、マンガの『変ゼミ』なんかが扱っていたような極端な性癖は出てこなかった。まあ・・・隙間を埋めるという性癖もなぁ・・・^^;; スニーカー文庫のガイドラインがどうなっているのか、祈梨に精液を飲ませていたけど・・・ここまでやって大丈夫なんだろうか?

コミックス「3月のライオン 8」

3月のライオン(第8巻)
羽海野チカ著
(白泉社:486円+税)
※古書を購入

いきなり中扉に「メガネっ娘ひなちゃん」・・・この絵、評判が良かったのか、ずいぶん引っ張るな^^
この巻は宗谷名人との記念対局から。宗谷名人と桐山くんの過去の出会いは、なにかの伏線というには弱すぎるけど、なにか含みがあるんだろうか。
名人・・・いまは名人というと、どうしても羽生永世名人を思い描くのだろうけど、わたしの世代で名人といえば、大山康晴なんだよなぁ。羽生名人に比べて圧倒的な個性だから。でも、あのメガネは印象深いけど、メガネっ娘向きではない。
この巻は、柳原棋匠と島田さんの棋匠戦。柳原棋匠は神宮司会長と二人セットで、いつもいい味を出していた年寄りだけど・・・棋士の引退について考える重たいテーマ。桐山くんと二階堂くんが大盤解説をしているけど、添え物程度の扱い。この巻はちょっと横道に逸れた休憩というところだろうか。
川本さんっちでは・・・煮たまごと白玉だんご。ひなちゃんの将来を予感させるエピソードではあるけど、こちらも横道のご休憩という感じ。この話は、ちほちゃんの救済にもなるんだろうな。

コミックス「臨死!! 江古田ちゃん 8」

臨死!! 江古田ちゃん(第8巻)
瀧波ユカリ著
(講談社:552円+税)
※古書を購入

もはや面白いとも思っていないんだけど・・・『江古田ちゃん』も最終巻らしいので、つい古本屋で買ってしまった。最初に読んだときは、いまどきの女の子のすれた部分を覗いているような感じで面白かったんだけど、もはやこういうのは当たり前にさらけ出されてしまったから・・・。
そういう意味では、江古田ちゃんに限らず、サブキャラたちの生態も同じ。たとえば、「自分が大好きな子」なんかは、SNSさえやっていれば自画撮りなんかも当たり前という感じになってしまった。このマンガが描かれはじめた頃には、まだ少し特殊な子という設定だったはずなんだけど^^;; ・・・SNSが自分大好き人間を増やしたのか、潜在的なものをほじくり出しかのかは知らないけど。
これといったストーリーがあるわけじゃないけど・・・江古田ちゃんがマーくんと別れた。ちゃんと付き合っていたのかの不明な関係だけど別れた。それで完結。ほかにも別れた方が良さそうな男がいっぱいいるけど、完結。
<完結>

BOOK「ゼロからわかる虚数」

ゼロからわかる虚数
深川和久著
(角川ソフィア文庫:880円+税)
※古書を購入

先日、矢野健太郎の『すばらしい数学者たち』を読んで、なぜか、オイラーが取り上げられていなかったので・・・気になってこの本を読んでみた。理解できたかはともかくとして、読む順番としては正しかった。
「二乗するとマイナスになる実態のない数字」「数字の後に小文字筆記体の i を付けて表記」と高校で習った。確かそう習ったはずだけど・・・余計なことを考えず、そのまま素直に受け入れていた。
いまでも、かんたんな計算ならできる。文系であろうと数学Ⅲまで必修だった変態高校で積み重ねた、とりあえず赤点だけは回避しようとする処世術の賜・・・あるいは弊害だけど・・・このレベルでこの本を読みはじめた。
「虚数」に対する「実数」とはなにかという初歩の初歩から説明がはじまり、自然数、0、整数、分数、小数・・・負の数といった、小中学校で習い、ちゃんと理解していたつもりのことさえ、きちんと理解していなかったと驚かされた。菓子パンひとつ分の値段で買った古本なので、これだけで十分に元を取ったといえるけれど、残念ながら、複素数だガウス平面だとなってくると、かなり厳しくなってきた。足し算、かけ算ならまだしも、三角関数が出てきたところで歯を食いしばってついて行けそうないけないような感じで・・・複素数の微分積分に至っては、必死に読んでも、頭の中が真っ白になっていくだけ。そうか、「頭の中が虚ろになる数」=「虚数」と得心がいった^^; 高校3年の時に読んでいたら、まだ違う結果になったかも知れないけど、176ページ目でギブアップ。