BOOK「薬屋のひとりごと 7」

薬屋のひとりごと(第7巻)
日向夏著
イラスト:しのとうこ
(ヒーロー文庫:amazon:594円)
※Kindle版を購入

西の国の元特使・愛凜が亡命してきて、中級妃として後宮に入った。その影響で、高順が猫猫に医官(医官に仕える官女)になるよう強要した。壬氏、玉葉后、主上の推薦状付きで。猫猫が不在となる花街の薬屋は、克用が手伝うことになった。
武官がいる東側の医局に配置されたが、そこは羅漢の出没地帯。医局では姚と燕燕という同僚ができたが、羅半の画策に付き合わされていく。猫猫もさっさとデレて、壬氏とくっついてしまえば、こんな厄介ごとに巻き込まれずに済むものを・・・。
猫猫たちが医官付きの官女にされたのは、東宮のお披露目に合わせてやってくる西の国・砂欧の巫女を診察するため。背後に愛凜、白娘々と政治的な関係があるので面倒くさい。そこに羅漢がしゃしゃり出て・・・。久しぶりに本格的な「毒」が盛られた。猫猫が生き生きしている。
姚と燕燕、猫猫とずいぶん親しくなった。次巻以降も出てくるようだし、しばらく猫猫は官女生活を続けるようだ。この巻、ほとんど壬氏が出てこなかった。猫猫の婿候補としてだけの存在に成り下がったか?

BOOK「超ミニスカ宇宙海賊 1 海賊士官候補生」

超ミニスカ宇宙海賊
1 海賊士官候補生

笹本祐一著
イラスト:松本規之
(KADOKAWA:1,200円+税)
※古書を購入

前シリーズは古本を比較的最近読んだので、懐かしい!と思うほど時間が開いていない。でも、続巻が出ていたとは思わなかった。
ヨット部の前部長リンの卒業前のこと。帝国艦隊統合参謀司令部付き情報部員ナッシュから、茉莉香とチアキ、リンの3人に極秘任務が持ちかけられていた。それぞれ、情報部が用意するカリキュラムで猛勉強し、帝国艦隊士官学校に自力で合格せよそして極秘の潜入調査を行うこと。ターゲットは、士官学校内部に巣くうカンパニーとかクランと呼ばれる組織・・・。何とも漠然としたお話で、地味な展開が続く・・・。
結局、帝国艦隊ガイアポリス士官学校西校に入学した茉莉香とチアキ。教育ネットワークを調査するため、弁天丸もガイアポリスにやってきた。相手はかなりの難敵のようだけど・・・やってることが電子戦ばかりだから動きがない。それに、チアキちゃんはこんなキャラだったっけ? もっと茉莉香のお尻をどやしつけるくらいパワフルな存在だと思っていたが・・・。
卒業演習の初日。茉莉香、チアキ、同期候補生キアラと3人、パワードスーツの白兵戦で敵空母を占拠したところまで。あんまり評判が良くないけど、続きは出るんだろうか?

コミックス「サキちゃんは今夜もぺこぺこ 2」

サキちゃんは今夜もぺこぺこ(第2巻)
みこくのほまれ著
(芳文社:540円+税)
※古書を購入

サキちゃん、サキュバスのくせに中学から女子校に通っていたので、性知識に乏しく、妙にウブ。その割りに無防備でエロい。
恋太の会社にいる派遣社員の倉野真未・・・サキちゃん同様にエロい。まあ、普通に考えてサキュバスなんだろうな。名字も韻を踏んでいるっぽいし。
サキちゃんが発熱で寝込んだ。吸精していないため、いわば栄養失調状態で免疫力が下がったのが原因。翌日、恋太にうつったから普通に風邪だったらしい。エロ展開だけど、本筋は純愛路線らしい。でも、方向と結末は容易に想像がつく。ま、絵が好みだから、余計なことは考えずにおこう。

BOOK「山小舎を造ろうヨ」

山小舎を造ろうヨ
少し人生を考え直したい人に

西丸震哉著
(中公文庫:505円+税)
※自炊本を再読

むかし、山登りを趣味にしていたころ、西丸震哉の本はすべて読んでいた。そのころ、本気で某所に山小屋を作れないかと考え、関連する法律や政令・条例などを調べたことがあった。そのきっかけとなったのがこの本。
マッチ箱のような小さな一部屋からはじめて、少しずつ改築・拡充して必要十分な山小屋にしていくという、極めて現実的な発想に惹かれた。たしかに、テントで宿泊出来るのだから、雨露をしのげる箱があるだけで十分役に立つ。
わたしが山小屋計画を断念した理由はふたつ。まず、水場とトイレという現実的な問題。もうひとつは、いろんな山に行きたいという欲求を考えると、利用する機会がほとんどないという現実。さらに、営業小屋じゃないから、利用する時の荷物がほとんど減らないという事実に気付いたから。
でも、この本の趣旨は、サブタイトル「少し人生を考え直したい人に」の方にある。年をとったいま、自分の状況と人生を省みて、いろいろ考えるところがあって、もう一度読み返してみたわけだ。

BOOK「薬屋のひとりごと 6」

薬屋のひとりごと(第6巻)
日向夏著
イラスト:しのとうこ
(ヒーロー文庫:amazon:594円)
※Kindle版を購入

前巻、壬氏の花嫁選び・・・猫猫に求婚したけど、猫猫は花街仕込みのテクニックで反撃。そもそも、壬氏も童貞なんだよな^^; 里樹妃を獅子が襲おうとした件と、西に嫁ぐはずの花嫁の自殺の調査。久々にミステリーっぽかった。
帰路、羅半の実の親の家に立ち寄ると、猫猫の父・羅漢が腑抜け状態で幽閉されていた。妓女が亡くなっていた。羅半の父はとても良い人だけど・・・羅一族にまともな人間はいないらしい。
猫猫たちが都に戻った。趙迂と親交をもった画家、白娘々の気配と西方の動き、近隣の村の蟒蛇様・・・いろいろとつながってきた。克用というおかしな医者はいまいちよくわからない。そして降って湧いた不貞疑惑で里樹妃が幽閉された。その塔には、素貞(白娘々)がいた。里樹妃は典型的ないじめられっ子だけど、一年後には幸せになれるのかも知れない。
この巻、ミステリー的にはいろいろ展開があった。でも、西の特使や白娘々の件はケリが付いていない。猫猫と壬氏との関係もはっきりしないままだ。

BOOK「薬屋のひとりごと 5」

薬屋のひとりごと(第5巻)
日向夏著
イラスト:しのとうこ
(ヒーロー文庫:amazon:594円)
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養父の羅門と入れ替わりで、猫猫は後宮から花街に戻った。そのため、猫猫の元に壬氏が通ってくるわけだけど、猫猫はむごいくらいの塩対応。
猫猫が得た情報・・・来年はイナゴの害がひどくなる。飢饉さえあり得る危機を壬氏に伝え、子一族の薬師の研究成果を調べるが・・・。
壬氏がお忍びで西都へ遠出し、猫猫も同行を求められた。イナゴの害に備えた増税が、やぶ医者の故郷にも影響を与えていた。さらに西都を目指す。馬車と船で半月以上の道のり。別動していた元妃の阿多の馬車が盗賊に襲われた。里樹妃と翠苓も同行していて・・・壬氏の嫁候補らしい。西都では玉葉妃の実家に滞在。猫猫は羅家の姫として花嫁候補に含まれていた。
ついでながら、羅半、すごい変態だった。そして馬閃は強い。この巻のメインの謎解きは里樹妃の血統についてだった。イナゴと白娘々の件は次巻。詳しくは描かれていないけど、猫猫、それなりのテクニシャンらしい。
この小説の舞台は中国をイメージさせるけど、中国ではないな。公の場で、中国の貴族が相手に合わせてドレスを着ることなどあり得ないから。この国には中華思想が感じられない。

コミックス「サキちゃんは今夜もぺこぺこ 1」

サキちゃんは今夜もぺこぺこ(第1巻)
みこくのほまれ著
(芳文社:540円+税)
※古書を購入

タイトルに惹かれて、内容も知らずに手を伸ばした。サキちゃんが、まんま、サキュバスというお話とは思わなかった。まあ、サキちゃんが可愛いし、エロいからそれはそれでいいんだけど。
部屋のドアの前に行き倒れしていたサキュバスの道野サキ(20才)を助けた太田恋太(35才・童貞)が、サキの姉・夢香の説得で、サキと一緒にルームシェアすることになった。ただ、サキュバスは男性から吸精しないと催淫フェロモンを放出してしまう。サキはラブラブの提供者でなければいやだと、吸精しないで催淫フェロモンを制御しようと努力するけど・・・恋太にとっては生殺し状態。