BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第14巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:790円)
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ほぼ1年ぶりの本編。いいところで巻をまたいだから、待ち遠しかった。電子書籍にページという概念はないけれど・・・値段からして、この巻は長くて厚い。読み終えるのに、いつもの倍近い時間がかかった。
ベルくんとリューは、深層37階層まで転落してしまった。リリ、ヴェルフ、アイシャたちは25階層「水の迷都」で階層主の双頭竜との戦い。カサンドラの予知夢は的中しているのだろうけど・・・事後解釈では何の役にも立たない。今後なにかの役に立っていくんだろうか?
地上では、【ヘファイストス・ファミリア】の「単眼の巨師」ひきいる椿と、「豊穣の女主人」のニャーたちが救援に向かうが・・・。ニャーたちまでLv.4とは、「豊穣の女主人」恐るべし。
深層37階層「白宮殿」で辛くも生き延びていたベルくんとリュー。満足な装備もなく、満身創痍で下層36階層を目指すが、死闘の連続・・・。リューのむかし話をはさみながら、過去を清算する内容だった。でも、最後はフラグが立って・・・ラブコメ?
この小説、初期の頃からバトルシーンは読み応えがあった。きっと、この作者はバトルシーンだと筆が走るんだろう。確かに読み応えはあったけど・・・こんなにページを割く必要があったんだろうか? まあ、ちんたら階層を下げていくのも面倒だし、一気に深層域まで進めたかったんだろうな。

BOOK「ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記 2」

ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記(第2巻)
浜松春日著
イラスト:飯沼俊規
(アルファポリス:amazon:1,037円)
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第1巻は古本だったけど、どうやら既に完結しているらしいので、この巻からはKindle版でササッと読むことにした。値段が高すぎるけど・・・。
継承帝国軍の奇襲を撃退し、陸自地上部隊を上陸させての被災地救援活動。ただし、地元との根回しもなく、活動はすぐに行き詰まってしまった。いきなりの戦闘だったため、後付けでいまさらながらの情報収集。・・・久世三尉、市之瀬二士の二名が神官のリュミを連れ、王都の街中に出た。リュミは自衛隊と行動を共にするキャラになるらしい。異世界ものとしては・・・定番のエルフと人魚が登場した。
10式戦車VSゴーレムは呆気なく砲撃だけで済んだけど、イージス艦VSレヴィアタン・・・魚雷や対艦ミサイルまで総動員での勝利だった。ここでも主力の兵器をかなり使用した。全弾打ち尽くしたわけではないだろうけど、いつまでこうした戦闘を維持できるだろうか? この設定では、途中で補給を受けられる可能性はないし、現地調達というのも難しい。

BOOK「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」

未来の年表
人口減少日本でこれから起きること

河合雅司著
(講談社現代新書:760円+税)
※古書を購入

日本の人口が減っていく・・・だからどうした?という気持ちがないわけではない。でも、人口が減っていくと、どんどん世の中は衰退していくのは間違いがない。
ひと言でいえば、日本の未来をとても悲観的に見ている本で、おおよそ人口の推移を軸にした年表の方向に進むのだろうということは納得がいく。ただし、人口の世代別年齢など、人口の統計はかなり正確に予想できるけど、その後の考察はかなり大雑把な推測ばかり。具体的な数字は出しているけど、その考察はかなり大雑把で、いつこうなるのかは年表通りにはならないだろう。まあ、だからといって、日本の将来が明るいわけではない。
以前、最盛期より人口が25%以上減少したという某地方都市に行き、市の職員から夜の居酒屋でいろいろ話を聞いたことがあるけど・・・ある意味で、衰退した地方都市って一種のタイムマシンのような感じなのだなと・・・。

アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」


青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
(全13話/2018年)
原作の『青春ブタ野郎シリーズ』は一通り読んでいる。でも、アニメ化されることに気づかなかった。あとがきにも書かれていなかったはずだし。いまにして思うと、新刊が出るタイミングが遅れたことがあったような気もする。
主人公の咲太のイラッとする部分とか、原作より強まっている感じ。原作では、麻衣と付き合いはじめてから加速度的にウザクなっていくけど、アニメでは最初からウザイ。
個人的には、麻衣よりも朋絵の方が好みのキャラ。方言キャラだし、蹴りたくなる尻をしているし^^;
咲太の妹・楓は演出的にぜんぜんダメ。こころに傷を負っているとか、暗い影が全くない。ひきこもり感もないし、設定とは分離したただ可愛いだけの妹キャラに過ぎない。
わたしは原作を読んでいるから普通に理解できるけど・・・原作を読んでいない人に翔子とかえでの伏線が理解できるんだろうか、この構成で・・・。

BOOK「ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記 1」

ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記(第1巻)
浜松春日著
イラスト:飯沼俊規
(アルファポリス:1,200円+税)
※古書を購入

PKFでアフリカに派遣されることになった自衛隊。海自の最新鋭イージス艦「いぶき」を旗艦に大型輸送船と補給艦2隻。本格的な戦闘を意識して、戦車や攻撃用ヘリを装備した陸自の地上部隊が乗船している。この戦闘群が丸々、異世界に召喚されてしまうという設定。異世界では、神聖プロミニア帝国がフィルボルグ継承帝国に滅ぼされた。プロミニアは絶滅を目前に召喚の儀式を行い、その結果が自衛隊の召喚だった。
自衛隊が最初に接触したのは、継承帝国から宣戦布告されているマリースア南海連合王国。国王との謁見中に継承帝国軍の奇襲を受け・・・巻き込まれての戦闘参加。前半は舞台背景の説明と、自衛隊が戦いはじめるまでの言い訳がつづいた。後半、ようやく本格的な戦闘になったけど、巡航ミサイルまで登場した。
元の世界に戻るためには、自衛隊は戦い続けるしかないようだけど・・・武器弾薬、燃料の補給がないまま、どこまで戦えるんだろう?

BOOK「はたらく魔王さま! 20」

はたらく魔王さま!(第20巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:amazon:612円)
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前巻、アシエスが暴走し、木崎元店長とバイト仲間に秘密を知られ、鈴乃が真奥に告白し・・・この世界ではいろいろ動きがあった。さらに輪を掛け、マグロナルド幡ヶ谷駅前店に、相次いでエンテ・イスラのお偉いさんたちが顔を見せはじめた。その裏には、魔王軍悪魔大元帥佐々木千穂が仕切る「頂上会議」の開催と「第二次魔王城攻略計画」・・・。魔王軍とエンテ・イスラの決着を付ける針の穴を通すような茶番劇。日本にいる真奥と恵美には事情が全く伝わらないままに・・・アラス・ラムスの異変、真奥と恵美の同居。
正直にいうと、神討ちが決まった直後から気に入らない。最近では千穂の受験準備、エンテイスラの情勢変化、決戦前の決意など、それぞれの立場でこころの揺れ動きがあるのを描きたいんだろうけど、ぜんぜん描けていない。そもそも描く必要があるのか。鈴乃はいまさらだし・・・恵美は以前フラグが立ったはず。ラブコメ的展開もグズグズ。メインストーリーも引き伸ばしに次ぐ引き伸ばしでグズグズ。
この巻の千穂の動きは、古女房的優位性を示したかったのだろうけど・・・脈絡的には意味不明。アシエスとアムス・ラムスの暴走は、ムダにあがかないで、さっさと最後の決戦に向かえよ!という、作者への抗議なのかも知れない。次の巻で神討ちがはじまらないようなら・・・その可能性大だけど・・・古本購入ラノベ落ち決定。

コミックス「決してマネしないでください。 3」

決してマネしないでください。(第3巻)
蛇蔵著
(講談社モーニングKC:amazon:648円)
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ビックリした女の子が、思わず近くにいた人に抱きついてしまう・・・現実にあるんだろうか? わたしの体験では、体当たりされて、顔面に頭突きされたことしかない。その子は唐揚げ臭くはなかったけど、鼻血が出たので血のニオイがした。
いまさらだけど、工科医科大学に物理学科があって、理論物理学を専攻しているというのは不自然じゃないだろうか? 普通なら理学部のはず。こういう大学が実際にあるんだろうか?
掛田君が飯島さん、ようやく両思いになったようだけど・・・いいのか? 許されるのか? それ以前に、ちゃんと交際していけるんだろうか。
<完結>

コミックス「決してマネしないでください。 2」

決してマネしないでください。(第2巻)
蛇蔵著
(講談社モーニングKC:amazon:648円)
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一応、掛田君が飯島さんに想いを寄せているという恋愛構造はあるけど、ヒロインが一人では持たないと考えたのか・・・新キャラの幼女が投入された。レギュラーではないけど。
「クリスマス12月25日はニュートンの誕生日」ネタは、もてない理系中二病の古典ともいえるネタだけど、「女の子のネイル」=「ガンプラ」というネタははじめて聞いた^^;;
このマンガでもニュートンはいろいろネタにされているけど・・・学生時代に、一般教養の「自然科学史」の試験で・・・ニュートンについて面白おかしく書いたら、79点で「良」にされた。「優以外の場合は不可にしてください」と書いておいたにもかかわらず。先生の悪意なのか、洒落っ気なのか、判断しづらいところ・・・。
掛田君が飯島さん、進展はあるんだろうか? でも、二人がカップルになったら、周囲から「リア充爆発しろ」といわれるに決まっているのだが・・・。