アニメ「食戟のソーマ 神ノ皿」


食戟のソーマ 神ノ皿
(全12話/2019年)
「食戟」という仕掛けのお陰でここまで見てこられたけど・・・前期の「遠月列車編」はひどかった。この「神ノ皿」は少しまともに戻ったようだけど。
そもそも料理の旨さを競い、ましてや料理学校が飲食業界を牛耳ろうなどという設定に無理があるというか幼稚すぎるんだけど・・・少年マンガ故の荒唐無稽さだと目をつむっていたけど、どんどんチープなお話になっていく・・・。
食戟は勝負だから、勝負ものとしてのストーリーは一応決着が付いた。でも、アニメ的には、冷めた料理はしょせん冷めた料理。料理を食べた後のリアクションのエッチシーンのトッピングが増し増しになっていただけだった。
で、ひとつだけ思ったことがある。もし、遠月学園の卒業生がレストランを開業し、食事中にお客がみんな素っ裸にされるという・・・^^;

BOOK「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 5」

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(第5巻)
CHIROLU著
イラスト:トリュフ
(HJ NOVELS:amazon:1,200円)
※Kindle版を購入

「一の魔王フリソス」が現れ、ラティナの素性が明らかになった。もしかして、ラティナって、この事情をずっとデイルに隠したまま事ここに至ったのだっろうか? 幼いときからか記憶の一部を隠していた伏線はあったけど・・・。
ラティナが消え・・・7人の魔王に封印されてしまった。そしてデイルが動きはじめた。7人の魔王をすべて殺し、ラティナを取り戻すために。天翔狼の長ハーゲルを伴い、まずは「五の魔王」を次いで「六の魔王」。かもしれないではなく、本当に魔王を倒しはじめた。さらに「四の魔王」「三の魔王」「七の魔王」を滅した。ゲイルはもともと「勇者」で、しかも「八の魔王」ラティファの眷属・・・強い。でも、なんとなくゲイルの方が悪役っぽい。かなり善良な魔王たちだったのに・・・。残りは「一の魔王フリソス」ただ一人。ここでようやく、ラティナの素性がはっきりした。
でも、デイルにはガッカリだ。この巻での行動と態度をみて思ったけど、デイルに主人公としての資格があるのだろうか? ラティナがデイルの嫁になって興ざめした影響がここに来て大きくなってきた。

BOOK「ゴブリンスレイヤー 6」

ゴブリンスレイヤー(第6巻)
蝸牛くも著
イラスト:神奈月昇
(GA文庫:640円+税)
※古書を購入

春になった。女神官にとっては冒険者2年目の春。春は新人の季節らしいけど・・・そこに、いかにも早死にしそうな新人魔術師の少年・・・。女騎士と重戦士のお節介で、新人魔術師を連れてゴブリン退治に。今回は女神官がリーダー役・・・そうそう上手くはいかないけれど。少年魔術師、頭悪すぎ。一日に一回だけファイヤーボールを使えるだけで、何を粋がっているのか?
未完成ながらも、冒険者の訓練場が稼働しはじめた。第6巻あたりになっても、ギルドの受付嬢がヒロインのひとりでいられるのは・・・主人公が相変わらずゴブリンしか相手にしていないからだろう。普通なら、レベルが上がって受付嬢の手から飛び立ってしまうから。
新人冒険者を鍛えるのんびりした回かと思っていたら、訓練場にゴブリンの襲撃。でも、今回はこれがメインではないので、あっさりしたものだった。ゴブリンスレイヤーにも、ゴブリン退治が「冒険」ではないという認識があるらしい。まあ、害獣駆除業者みたいなものだろうな。

BOOK「3人がいっぱい ②」

3人がいっぱい ②
和田誠著
(新潮文庫:360円)
※自炊本を再読

『小説新潮』という文芸雑誌に連載されていたコラムをまとめた本の2巻目。昭和51年から54年にかけて連載されたコラムを収録している。
毎号3人の作家や俳優、芸能人などを取り上げているから『3人がいっぱい』なわけだけど、プロスポーツ選手など取り上げられる人物の枠が広がっていた感じ。ピンクレディが登場するあたりは、時代を感じさせる。
世代的に懐かしい名前、そんな人もいたなと思い出す名前は多いけど、幅広いジャンルから選ばれているので、ぜんぜん記憶にない人もいる。2巻合わせて、42人の選者が選んだ84組252人。何年もかけてコツコツ続けるとこうなるわけだ。
和田誠も昨年ついに鬼籍に入ってしまった。(合掌)

コミックス「異世界食堂 3-4」

 
異世界食堂
(第3~4巻)
原作:犬塚惇平
漫画:九月タカアキ
キャラクター原案:エナミカツミ
(ヤングマガジンコミックス)
第3巻:562円+税/第4巻:618円+税
※古書を購入

マンガ版は、各話のつながりとかいろいろがんばって原作を改善している。ビジュアル的にもアレッタとクロをちゃんと立てている。クロはほぼ無口キャラだから、立っているだけでも存在感を示せるマンガならではだろう。
ラノベにはないお話もある。でも、クロにチキンカレー以外のバーベキューとか食べさせても良いのだろうか? 表紙の段階で食べてるんだが・・・。原作のパンとスープはおかわり無料という設定にも無理があるように思うけど、バーベキューの食べ放題というのはさすがに無理だろう。値段設定にもよるけど、際限なく食べる連中がいるから。
ベーカリーキムラの将太、アレッタにちょっかい出したらクロの出番・・・死刑。
マンガ版はこれでお仕舞い。
<完結>

BOOK「本好きの下剋上 2 司書になるためには手段を選んでいられません 第一部 兵士の娘 II 」

本好きの下剋上
司書になるためには手段を選んでいられません
第一部 兵士の娘 II

香月美夜著
イラスト:椎名優
(TOブックスラノベ:amazon:940円)
※Kindle版を購入

ようやく紙の試作に取りかかるメドが立った。作中では「和紙」となっていて、作り方も和紙を意識した記述。だけど、原料が異なるから、ここは単に「手漉き紙」とするべきだろう。繊維が長く密度が低いのは和紙の特徴だけど・・・葦ペンとインクで筆記するのには向かない。マインは、繊維を短くして密度を高めた西洋式の手漉き紙を目指すべきなんだが・・・。
将来的に、マインは印刷まで意識しているようだから、紙質にはもっとこだわるべきだ。最初は活版印刷だろうから、和紙でもどうにかなるだろうけど。
冬支度も終わり、冬の手仕事で作る髪飾りを家族で作りはじめ、この巻はマインが身食いで倒れたところまで。アニメ化されたのは「第一部」3巻までらしく、このあたりはアニメで見たばかり。マインが助かるためには高額のお金が必要だ。マインの頭の中にあるものの製造法と利権を適当に売って、とりあえず生存に関わるお金を調達するしかない。

BOOK「ゴブリンスレイヤー 5」

ゴブリンスレイヤー(第5巻)
蝸牛くも著
イラスト:神奈月昇
(GA文庫:610円+税)
※古書を購入

剣の乙女からの依頼・・・家を飛び出し冒険者になった令嬢が、ゴブリン退治に出かけて消息を絶った・・・その救出。かくして、ゴブリンを求めてゴブリンスレイヤー一行は雪山を目指した。毎回、タイプの異なるゴブリンが登場するけど、今回は知恵を与える神から知恵を与えられたゴブリン・・・ゴブリンパラディン。生贄として放置されていた令嬢剣士を救出し、ゴブリンパラディンとの対決。
ゴブリンはどんどん進化している。ゴブリンスレイヤーよりも明らかに進化している。ゴブリンスレイヤーは、前々巻でゴブリンチャンピオンには一度殺されかけたし、今回のゴブリンパラディンには正攻法では勝てなかったんじゃなかろうか?
令嬢剣士はとりあえず仲間には加わらなかった。その内、ふらっと戻ってくる可能性はあるだろうけど・・・フラグが立ったような気がしないでもないから。