雑誌「milsil ミルシル アリ」(2019年No.6 通巻72号)

国立科学博物館が発行している自然と科学の情報誌。(隔月年6回発行。税込定価428円)
今回の特集は「アリ ~その多様な生き方に迫る~」。身近な昆虫だから子供の頃はよく遊んだものだけど・・・最近は見たことがない。子供時代とは違って、地べたを見ることもなくなったからからなのか、都心にはアリが棲んでいないのか? 少なくとも減っているのは間違いないだろうな。
いま日本が必死に定着を防ごうとしている外来生物「ヒアリ」にも触れている。ヒアリは主にコンテナに紛れ込んで運ばれてくる。当然、大きな港から国内に広がるだろうから・・・事実、青海埠頭とか大井埠頭あたりから見つかっている。大井埠頭は家からそう遠くないので、ちょっと心配だ。鎖国でもしない限り、いつまでもずっと、水際で駆除し続けることはできないから、やがては日本中に広がるのだろうな・・・。
集団的、組織的に生活するアリの生態は、それだけとりだしてもたいてい面白い。

BOOK「ありふれた職業で世界最強 8」

ありふれた職業で世界最強(第8巻)
白米良著
イラスト:たかやKi
(オーバーラップ文庫:790円+税)
※古本を購入

帝都の亜人奴隷を解放し、フェアベルゲンに戻ったハジメたち一行。亜人たちとハウリア族との手打ちも済み、当初の目的である【ハルツィナ樹海】の大迷宮に挑む。神代魔法を得るために、光輝たちも同行したが・・・。
大迷宮に転移した途端、ユエとティオ、龍太郎が偽物と入れ替わっていた。しかし、ハジメは瞬時に偽ユエを見破る。出てくる魔物は強いけど、この大迷宮は「絆」を試すところらしい。続いての夢の世界や性的願望攻撃はともかく、Gの大群というのは異世界ファンタジー的に有りなのだろうか?^^;
最初はウザいキャラだった光輝が、だんだん色物キャラに変わっている気がする。元の世界に戻るためには、もうひとつの概念魔法を得なければならない。
ということで、次はシュネー雪原の氷雪洞窟。ドラゴンボールのように7つとかじゃなくてよかった。でも、まっすぐには進まないようだけど・・・。

BOOK「変態王子と笑わない猫。13」

変態王子と笑わない猫 13
さがら総著
イラスト:カントク
(MF文庫J:amazon:603円)
※Kindle版を購入

前巻で本編は完結しているのでオマケの一巻。寄せ集めの短編集だろうけど、書き下ろしが含まれているようなので、最後の巻もお付き合いすることにした。この文章の読みにくさ、久しぶりに味わった^^;;
短編は、月子ちゃんが二次創作のサイト「月夜の白猫亭」を運営してたり・・・結婚したいポンコツさんが女子力を上げようとギリシャに行ってウエディングドレスを着たり・・・小豆梓がトイプードルになってたり・・・。とくにどうということもない。
エピローグは高校を卒業した横寺くん、月子、小豆梓、そして鋼鉄さんやマイマイの様子。みんな一緒に仲良く暮らしているという感じで・・・作者自身が「エンドロールの余韻」といっているくらいに、なにか物語があるわけでもなかった。正直言って、完結してから出るのが遅すぎだな。
<シリーズ完結>

BOOK「スローカーブをもう一球」

スローカーブをもう一球
山際淳司著
(角川書店:990円)
※自炊本を再読・昭和56年に購入

子供の頃から本はよく読んだけど・・・スポーツには関心がなかった。するのも、見るのも。そんな中、学生時代にはじめて読んだスポーツものノンフィクションがこの本だった。
高校野球をテーマにした『スローカーブをもう一球』、プロ野球の江夏豊に取材した『江夏の21球』、大学生が無謀にもオリンピックを目指す『たった一人のオリンピック』などが収録されている。いま読み返しても、この本はスポーツノンフィクションの面白さを教えてくれた名著だと納得できる。
著者とは何度か仕事をしたことがあるし、まだドームになる前の後楽園球場に一緒に巨人戦を見に行ったこともある。・・・読みながら、そんな思い出もよみがえってきたりして・・・働き盛りに夭折してしまったこと、改めてこころの底から残念だと思う(合掌)

BOOK「エロマンガ先生 12 山田エルフちゃん逆転勝利の巻」

エロマンガ先生(第12巻)
山田エルフちゃん逆転勝利の巻

伏見つかさ著
イラスト:かんざきひろ
(電撃文庫:amazon:642円)
※Kindle版を購入

冒頭のマサムネ自身の言葉ではないけど、完結が近づいている感じ。
エルフが大逆転の秘策を打ち出した。紗霧をもっと可愛くするといって、よくわからないけど、紗霧の部屋に転がり込んできた。そして、同人誌を作って冬コミで販売する。さらに、紗霧の引きこもりを治す。ということで、お隣のエルフの家まで出かけることに成功し、エルフの家でお泊まり会&同人誌制作合宿がはじまった。同人誌制作は順調に進んでいたけど・・・突然、エルフの母親がやって来て・・・。
前巻はムラマサ先輩のケリが付いて、この巻はエルフにケリが付くのだろう。そう思って読んでいたけど、エルフに関してはいままで通り。むしろ、各人が大人になっても、クリエイターとして成長しても、同じメンバーで仲良くやっていける方向性を示した感じだろうか。荒療治っぽくも、紗霧の脱引きこもりにも進展があったし、ハッピーエンドに向かっているのだろう。

成年コミックス「君想う恋」

18禁
君想う恋
ゲンツキ著
(BAVEL COMICS:1,000円+税)
※古書を購入

タイトルからは内容が全く想像付かないし、表紙がきれいだったので読んでみた。女性の目が細くて、大人顔なのも購入理由のひとつ。いわゆる萌え画的なタッチではない。
内容もタイトルの印象通りに、鬼畜要素のないノーマルなものだった。ストーリー等に関しては特徴もなくて、特に書くことはない。
絵のタッチとして・・・カラーページはきれいだけど、モノクロページになると墨の濃度が深くて、ちょっと暗い印象になってしまっていて、内容にそぐわない感じ。雑誌掲載時にカラーだったものをモノクロににした場合は仕方がないんだろうけど、普通のページも暗かったから、これが作者のふだんのタッチらしい。

コミックス「空母いぶき 8」

空母いぶき(第8巻)
かわぐちかいじ、惠谷治著
(ビッグコミックス:552円+税)
※古書を購入

まずは「あたご」を守るための潜水艦戦。護衛艦「せとぎり」魚雷を受け死者2名と5名の負傷者が出たものの、尖閣三島のミサイル基地とレーダーの破壊には成功した。中国潜水艦一隻を沈めたため、中国側には150名の死者が出た。尖閣の地上部隊にも人的被害があるだろう。
しかし、それでも中国側の撤退はない。空母「広東」と新たな早期警戒管制機を投入し、病院船を伴った輸送艦隊が再び尖閣諸島で対峙した。
戦果が挙がるのはいいことだけど、やり過ぎると本格的な全面戦争に拡大する危険がある。だから、撃沈は出来ないけど、戦闘不能にする・・・。そんな中途半端な戦いで、この紛争が解決するものだろうか?