BOOK「「揚げる」本。 家で作る揚げ物をプロの技でレベルアップ!」

「揚げる」本。
家で作る揚げ物をプロの技でレベルアップ!
(エイ出版社:648円+税)
※古書を購入

基本的に「脂」は美味しい。最近では「脂味」を甘味・酸味・塩味・苦味・うま味の5つに次ぐ第6番目の「基本味」に加えようという動きがあったりする。わたしは年をとって食べる量が減る傾向にはあるけど、若い頃は、基本的に揚げ物が好きだった。
でも、揚げ物を自宅でやろうとすると、下拵えと後片づけがけっこう大変。しかもこの季節は暑い。かといって総菜を電子レンジで温め直すと、ぺたっとした最低の食感になってしまう。やはり、自分で作って、揚げたてを食べるのがいちばん美味い。
ということで、こんな本を見つけたので購入してみた。調理としての揚げ物の基本、代表的な揚げ物はほぼ完璧に網羅されている。家庭ですぐにできる揚げ物から、家ではまずやらないだろうなと言うものまで。揚げたての薩摩揚げは美味しいだろうけど、すり身を用意して自分であげることはまずないだろう。同様に油揚げなんかもやらない。それでも、読んでいるだけでも楽しい揚げ物がいろいろ出てくる。

アニメ「食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」


食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」(全12話/2018年)
第2期あたりからぷんぷんニオイがしはじめていたけど・・・このアニメ、原作が「少年ジャンプ」なんだよなぁ^^;; 相変わらずこういう作品を続けているのかと・・・。
いわゆるバトルものなら、戦闘力をインフラ化させながら、それに応じて登場人物の口喧嘩が激しくなるという展開でかなりの時間を稼げるんだけど・・・料理バトルものだと蘊蓄合戦だけが激化して、作る料理そのものは常識の範囲内というねじれ現象が起きて、設定ばかりが上滑りしてくる。後半になって強いキャラが登場してきたはずなのに、口だけ達者で小物感だけが大きくなってきている。
遠月学園の運営をめぐる政治的な味付けも、舞台装置としては説得力のない方向に進んでしまっている。料理対決という単調さをどうにかしようと、北海道を列車で走るという工夫をしたのはわかるけど、そろそろ尻すぼみになっていくんだろうな。そもそも「少年ジャンプ」だし・・・。

BOOK「アイドル強制操作 スマホで命令したことが現実に」

アイドル強制操作
スマホで命令したことが現実に

河里一伸著
原作・イラスト:クリムゾン
(美少女文庫えすかれ:680円+税)
※古書を購入

キモオタ大学生が街角のトラブルで苛立っていると、何者かが現れて、チートな能力のあるスマホを渡された。カメラ機能で撮影した人間にスマホから命令すれば、肉体的・身体的な命令であればなんでもいうことをきかせられる、というもの。肉体的な命令しかできないけど、快楽で精神的な支配まで可能。・・・トラブル相手の読モに復讐し、ファンのアイドルを支配し、アイドルの卵なんかも次々に陵辱して支配下に置く。結局はハーレムにという内容。
ジュブナイルポルノだから表現的な制約があるのかもしれないけど・・・文章力・描画力はあまり高くない。かなり事務的に進んでいって、ストーリー的な盛り上がりもない。性行為で射精する瞬間がストーリー的な盛り上がりとイコールではないという発想に欠けているんだな。
原作者は別のようだけど、ストーリーにもなにひとつひねりがない。スマホで遠隔操作という設定をもっといかせば良いのに・・・。そのうち主人公すらスマホが面倒になったのか、「オレが喋ったとおりにしろ」とメールするって、設定の自己否定そのものじゃないか^^;;

国立科学博物館 特別展 昆虫(東京・上野公園)


連日の酷暑に怯みながらも・・・夏休みで混雑する前に見ておこうと上野の国立科学博物館の特別展「昆虫」を見に来た。暑くて死ぬかと思った^^;
俳優・歌舞伎役者の香川照之を「“昆活”マイスター(オフィシャルサポーター)」として案内役に立てている。テレビで「昆虫!昆虫!」と騒いでいる番組を見た記憶がある。でも、なぜか共催のフジテレビとはチャンネルが違うのだが・・・。
外は地獄のような酷暑だし、まだ本格的な夏休みではないので、会場は意外に空いていた。でも、展示物が基本的に小さいので、見るのはけっこう苦労した。特に今回は解説パネルの文字情報が多く、ちゃんと読もうとすると大変だった。当然、すべてを見る気力はないので、それなりに興味がある部分を重点的に見るしかなかった。
しかも・・・いつも以上に・・・ラベル情報の文字が極端に小さく、かなり接近しないと読めないので、これがいちばん苦労した。
最近、科博の特別展は、文字も読めない小さな子どもを連れてくる母親が増えている気がするけど・・・今日は来場者の半分くらいがそんな感じだった。昆虫並みに小さい子どもたちが小バエのように右往左往し、精神年齢を三才児くらいまで下げた母親が子どもといっしょにハイテンションで「チョウチョ!チョウチョ!」とはしゃいでいたりして、ちょっと異様な雰囲気だった^^;;

BOOK「戦うパン屋と機械じかけの看板娘 5」

戦うパン屋と機械じかけの看板娘(第5巻)
SOW著
イラスト:ザザ
(HJ文庫:638円+税)
※古書を購入

話が続いているので、勢いで第5巻。
パン屋トッカーブロートは休業中。看板娘がいないんだから仕方がないことだけど、販売を手伝っていたジェコブの母シャロデにとっては困った事態。ルート自身も借金の返済が滞るわけだし・・・。なにより、顧客にとってはいい迷惑だろう。・・・スヴェンを奪還すべく、ルートたちがクーデター後の首都ベルンに潜入した。ミリィとジェコブまでついてきて、フルメンバー状態。でも幸いなことに、この地にはジェコブの祖父が経営するビリオンズ商会にかくまってもらうことができた。
古代文明の遺産・扉。オーガンベルツの鉱山にもあった扉の大元のような存在が兵器開発局に隠されていた。それを開ける鍵がスヴェン。スヴェンが作られた経緯などの伏線はかなり前に敷かれていたけど、その存在を知っただけでも命が危うい謎だという。ルートがどこまで気づいているかは不明ながら・・・。
宮廷賢者ハヌッセンとか、じゃがいも好きの公王とか、東方の島国・ヤマト国大使館のスズカとか、ジェコブの父親とか、なんかいろいろご都合主義的な動きもあるし、ルートとゲーニッツの過去の関係とか、神聖帝国の末裔とか後付け的な設定もあるけど・・・レベッカが、予想以上に役に立たないな^^;; 役に立たないといえば、ソフィアって結局のところ、ここまでのストーリーにはたいして役に立っていないような・・・。
半月も閉店して・・・最後に大口の入金って・・・また焼け太り状態^^;;

BOOK「戦うパン屋と機械じかけの看板娘 4」

戦うパン屋と機械じかけの看板娘(第4巻)
SOW著
イラスト:ザザ
(HJ文庫:648円+税)
※古書を購入

今回は、トッカーブロートと首都ベルンとの二元中継的構成。
首都ベルン・・・親衛隊が兵器開発局に対して武力制圧を試みた。ソフィアというより、ダイアンが開発試作兵器で反撃・・・大騒ぎするほどたいした新兵器ではなかったけど^^;; 人間型猟兵機レベッカもぜんぜん役立たずだったし・・・。
ありゃりゃ・・・サリヤ上等兵、あっさり死んじゃった・・・。
前巻で敗走した親衛隊のヒルデガルド。国家反逆罪で収監中の特殊犯罪人「人狼」ことハイドリゲを引っ張りだし、ルートへの復讐に動き出した途端、あっさりルートの軍門に降ってしまった。
鉱山町オーガンベルツの感謝祭・・・トッカーブロートは焼き菓子やパンを提供する。ヒルデガルドは助っ人として歌を披露することになるが・・・。その小物感が半端じゃないので、もはや雑魚キャラなんだろうと思ったら・・・いつの間にか、ヒロインのひとりに食い込みそうな感じなんだけど・・・。
スヴェンが緊急制御コードとやらでリセットされ、ゲーニッツに奪われてしまった。もはや、パン屋なんてやっている状況ではなくなり・・・次からは首都ベルンに舞台を移すらしい。まあ、そこでソフィアがメインストーリーに絡んできて、スヴェンとも再会できるのだろう。さて、今後の敵はゲーニッツ中将。

BOOK「マンガ おはなし物理学史 物理学400年の流れを概観する」

マンガ おはなし物理学史
物理学400年の流れを概観する

小山慶太:原著
佐々木ケン:漫画
(講談社ブルーバックス:1,080円+税)
※古書を購入

仕事の資料として読んだ本。
第1章「力学」はガリレオ、ケプラー、ニュートンについて、よく知られた内容だったけど、第2章「電磁気学」は、ホイヘンス、ヤング、フレネル、フーコー、ファラデー、マクスウェルといった感じで、いままで意外にも人物として意識していなかった科学者が登場して面白かった。第3章「量子力学」と第4章「相対性理論」あたりになると、オールスターキャストという感じ。
この本のコンセプトが「マンガ」だから仕方がないけど、わざわざマンガにしなくてもという部分もあったし、どうして登場しないのかと思う科学者も数人いるけど・・・コンパクトにまとまったわかりやすい内容だった。
最後に、湯川秀樹、朝永振一郎、小柴昌俊、南部陽一郎、益川敏英、小林誠といった、日本人ノーベル物理学賞受賞者がまとめて紹介されていたのは、(個人的に)別の面でありがたかった。
こんな感じで、「宇宙論」についてまとめた本を出してくれないかな・・・。

コミックス「ACCA 13区監察課 6」

ACCA 13区監察課(第6巻)
オノナツメ著
(ビッグガンガンコミックススーパー.:600円+税)
※古書を購入

ジーンは相変わらず連続出張・・・最後の出張を目前に、国王が病に倒れた。焦点は、ACCA廃止を目論むシュヴァーン王子の次期国王即位か、ジーンを国王に担ぎ上げるACCA主導のクーデターかの二者択一。ただし、ACCA主導のクーデターには裏がある・・・。
ACCA100周年記念式典・・・いざクーデター勃発というところで、大どんでん返し。最後に後日談を含めて、すべての種明かし。監察課課長が陰で糸を引いていたとは・・・。
どうでも良いことだけど・・・国王の健康のためにタバコの生産量を落とし、高い税金を課したって・・・ひどい圧政だ。こんなことが許されて良いのか?
すべて種明かしされたけど、ひとつだけ回収されていない伏線がある。ジーンの異動願いはすべて課長が握りつぶしていたわけだけど・・・ジーンはどこの課に移りたいと希望していたんだろう?
<本編は完結> ・・・外伝が2巻出ているようだ。