Panasonic モバイルバッテリー搭載AC急速充電器 5,000mAh QE-AL201-K

頻繁に使うわけではないけど、モバイルバッテリーがへたってきたので買い換えた。充電機能付きにしたので、充電器を持ち歩く必要がなくなったけど、思ったよりデカイ。
amazonで5000円。中国製。
いくつか出張が続くので、一応、最新の機内持ち込み制限を調べてから購入した。
2018年現在、100Wh以下は制限なし。これを超えるものには個数制限があったりする。ただし、必ず手荷物として機内に持ち込まなければならない。それにしても「Wh」やら「mAh」やら、わかるように表記して欲しい。
Wh(ワット時定格量) = V(電圧)× Ah(電池容量)という関係で、「mAh」を「Ah」にするために1000で割る。モバイルバッテリーのリチウムイオン電池の電圧は3.7V。このモバイルバッテリーは5,000mAhだから、次のようになる。
Wh = 3.7 × 5000 ÷ 1000 = 18.5 Wh
そもそも、なんでユーザがいちいち計算しなければならないのか? 空港で注意されたり、没収されたり、不愉快な思いをしないために、ユーザ自身が自衛しろということか? 製造メーカ、航空会社、関係省庁で表記が揃っていないというのは・・・本気で守らせようという規則ではないのか、あるいは、だれも「安全」について真剣に考えていないからだと勘ぐってしまうのだが^^;;

BOOK「世界を救った日本の薬 画期的新薬はいかにして生まれたのか?」

世界を救った日本の薬
画期的新薬はいかにして生まれたのか?

塚崎朝子著
(講談社ブルーバックス:1,080円+税)

今年、ノーベル医学生理学賞を受賞が決まった本庶祐・京都大学特別教授、2015年受賞の大村智・北里大学特別栄誉教授をはじめ、15人の日本人研究者とその成果を紹介している。専門用語をそのまま使用しているので、レベル的にはそれなりに基礎教養のある人向けの本で、一般の人は理解しづらいかも知れない。
日本の医学・生理学研究のレベルの高さを示す本だけど・・・本庶先生のインタビューに、厳しい研究環境と産業構造の問題点が垣間見える。日本人ノーベル賞受賞者がみんな必ず言うことだけど・・・もっと基礎研究に資金を回して欲しいというのがひとつ。本庶先生だから言える厳しい言葉・・・日本の製薬会社は多すぎる。5社にしぼって、資本力を高め、基礎研究の成果を創薬に結びつけられるように。厚労省が薬価を決めて、護送船団方式で競争せずに製薬会社を守っている現状への批判は、本庶先生クラスじゃないと言えないだろうし・・・第三者であるジャーナリストがまとめた本だからこそ公に出来ることなのかも知れない。

BOOK「だがしかし もうひとつの夏休み」

だがしかし
もうひとつの夏休み

逢空万太著
原作・イラスト:コトヤマ
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

マンガ『だがしかし』のノベライズ。裏表紙情報によると、オリジナルストーリーらしい。『だがしかし』のアニメは見たけど、いまのところ、原作のマンガは読んでいない。アニメの印象は・・・目がいってる巨乳ヒロイン・ほたるちゃんと主人公のココノツが、駄菓子のあるあるネタと蘊蓄を語る日常系といった感じ。
小説なので、アニメと違って心理描写などもしっかり書かれているので、ココノツがほたるちゃんの巨乳を意識していることが丸わかり。年頃の男の子だから当然ではあるけれど・・・幼なじみのサヤちゃんが不憫だ。サヤちゃんのような、明らかに美人ではないけど気立ての良い子の良さに気づかないのも、重ねて不憫だ。
作者の逢空万太は北海道出身者で、あとがきで「カステーラ」について触れていた。ぼそぼそでスカスカのカステラ風味の菓子パンのようなものだけど、いわれてみると懐かしくもある。

国立科学博物館 企画展 標本づくりの技 職人たちが支える科博(東京・上野公園)


「昆虫」以来のかはく。仕事で上野に来たついでに、かはくの企画展を見てきた。
博物館に展示されている、あるいは保管されている「標本」を作るための、様々な技術を紹介している。何気に見ている展示だけど、それぞれの標本にはいろいろな配慮と工夫、そしてテクニックが駆使されているということ。とくに、対象分野が多岐にわたるかはくでは様々な標本を扱うので、この展示でも様々な技術が紹介されている。まあ、見る方としては、関心があるか、面白いかどうかといった視点でしか見ていないんだけど^^;;
標本作りも、ある意味では「匠の世界」ではあるけど、やはりここでも後継者不足の状態だという。そもそも、こういう職業があること自体、認知されていないだろうから当然のことといえる。
早良朋のマンガ『へんなものみっけ!』(小学館)とコラボしている。

BOOK「数字で救う!弱小国家 電卓で戦争する方法を求めよ。ただし敵は剣と火薬で武装しているものとする。」

数字で救う!弱小国家
電卓で戦争する方法を求めよ。ただし敵は剣と火薬で武装しているものとする。

長田信織著
イラスト:紅緒
(電撃文庫:610円+税)
※古書を購入

数学者を祖父に持ち、大学で数学を学んだナオキ。諸事情あって就職に失敗したためアルバイト暮らし。引っ越し屋のアルバイト中、エレベーターの事故で・・・異世界に転生してしまった。転生先は、ファベール王国。軍事力、経済力共に貧困で、近隣諸国から圧迫を受け、正に隣国と戦争がはじまろうとしていた。国王は病床にあり、第一王女ソアラが国政を代行しているが、重臣たちは目先のことに目を奪われ、問題の本質を見ようとしない。そのソアラ王女の下、ナオキは数学を使って国を救う手伝いをすることになった。
読んでいて、常に「無理矢理」感がつきまとった。はっきりいって、数学が邪魔をしている。無理矢理、数学を小説に持ち込んだために、身の回りの例を持ち出したりして、小説としての完成度を下げている。
そもそも、ファベール王国の場合、数学や理論的思考以前の問題で、国王以下、老害はびこる蒙昧な体制にこそ問題がある。戦争に対する価値観が変わるような動きは理論では起こせない。こういう国は愚王とともに一度亡びて、その経験則から価値観の変革が起きるものだろう。
最後まで「数学を愛する主人公」に共感できなかったし、むしろ嫌いな人物像として見えてしまった。

アニメ「すのはら荘の管理人さん」


すのはら荘の管理人さん
(全12話/2018年)
見た目が女の子っぽい中学1年生・椎名亜樹(男子)が、すのはら荘に入寮し・・・巨乳の管理人さん・春原彩花をはじめ、年上のお姉さんたちにおちょくられまくるだけのショタもの。春原彩花とその妹・高校生の菜々のふたりは、ほとんど痴女レベル。本当は小学生を主人公にしたかったのだろうけど・・・いろいろ問題があるからこういう設定になったのだろう。
リアル男子中学生が、この環境で生活していくのはかなり困難だと思うし、真っ当な人間に成長するとも思えない。文字通り、教育に良くない環境なわけだけど・・・彩花さんは天然というわけではないようだけど、ある意味では善意でそうしているのだから、逆にタチが悪い^^;; 高校生の菜々とその友人たち・・・現実的には、中学生にちょっかいを出す女子高生というのも考えにくいんだけど・・・。

コミックス「ばらかもん 5」

ばらかもん(第5巻)
ヨシノサツキ著
(SQUARE ENIX:571円+税)
※古書を購入

風呂のガス釜が故障して「薪釜」の登場。・・・田舎暮らしと言えば、真っ先に思い浮かぶのが「薪」だけど、半田くんにはハードルが高すぎるだろう。わたしも無理だと思う。そもそも、定年退職後に田舎暮らしに憧れて移住する人の多くは、薪ストーブに薪釜、竈での炊事に憧れるけど・・・その99パーセントがあえなく挫折するという。落差がありすぎるんだよな、スイッチひとつでお風呂が沸くのに比べて・・・。
アニメを見ていたから、夜空の星と出会うシーンは知っていた。都会で育った半田清には夜空を見上げる習慣なんてないだろうけど、田舎に行くと、少なくとも月明かりのありがたさにはすぐに出会うはずなんだけど・・・そういうシーンを描いたマンガとか、滅多にないよな。かの『のんのんびより』にすら登場していない。
高校時代を描いた『はんだくん』を読んだ限り、半田くんにとって今まででいちばん楽しい夏だったんだろうなぁ。・・・そしてついに、来る日が来てしまった。

コミックス「ばらかもん 4」

ばらかもん(第4巻)
ヨシノサツキ著
(SQUARE ENIX:571円+税)
※古書を購入

半田くんはは島暮らしにすっかり慣れたというか・・・なるとひな、美和とタマたちのペースに完全に乗ってしまったというか、なんにせよ、半田くんは毎日が楽しそうだ。携帯もPCも壊れたままだから、外部から余計なことを言われることもないし・・・。まあ、そもそも友だちは少なそうだから問題はないんだろう。
なぜかこの巻は途中から四コママンガ風になった。コメディ色が強くて、別のマンガみたいだったけどなにがどうなっているんだろう?
こういう、具体的な地方を舞台とした作品は、その地域の風俗や習慣なんかを描けるから、読む方としてはおもしろい。描き手側は取材やロケ、資料探しなど面倒くさそうだけど。
あんなにひねくれていた半田くんも、かなり人間が丸くなってきた。その上、なるに情が移ってしまったようで・・・。