アニメ「からかい上手の高木さん」


からかい上手の高木さん」(全12話/2018年)
amazonでこの本を買った人はこんな本も買っていますとしきりにオススメされたけど、読まずにいたらアニメ化された。
教室で机を並べる西方くんと高木さん。授業中であろうろ、放課後であろうと、いつも高木さんが西方くんにちょっかいを出し、からかい続けるという内容。西方くんも反撃しようとはするけど、いつも高木さんの方が一枚も二枚も上手。おまけに、西方くんはビビリというか、極端に反応しすぎ。だから高木さんに狙われるんだろうけど・・・高木さんも暇人というか、友だちが他にいないのか・・・。
でも、こういう思春期の男女だと、どうしても男子の方が不利な気がする。西方くんも途中からかなり意識しはじめてしまったし^^;;
感想はたったひと言。おまえら、さっさと結婚しちまえよ!

BOOK「ハプスブルク家」

ハプスブルク家
江村洋著
(講談社現代新書:800円+税)
※古書を購入

ヨーロッパの歴史は苦手だ。ぐちゃぐちゃでよくわからないというのが正直なところ。でも、日本のようにほぼ同じ地域がひとつの国であり続けた歴史を持つ国の方が珍しいわけで・・・そもそも国単位で歴史を考えること自体が、ヨーロッパ史を考える上では間違いなんだろうと思う。そういう意味で、この本を読んでみたわけだけど・・・。
ハプスブルク家は、ビスマルクによってドイツの表舞台から駆逐されたという印象があったので、ドイツとオーストリアあたりの大貴族という印象があった。でも、中世以降、スペインやハンガリー、ボヘミアを含む中部ヨーロッパの広大な地域で君臨してきた。だから、ヨーロッパ史を理解する上で避けて通れないのだけど・・・やっぱりよくわからないというのが、読んだ後の印象だ。しかも、戦争で征服したというのではなく、大半が政略結婚で領土を広げたので、元をたどると・・・正直いって訳がわからない。少なくとも、美男美女をたくさん輩出した家柄なのだろう。
あくまでも自称らしいけど・・・カエサル一族にまで遡るという。古今東西、血統の正当性を示すには、過去の偉人にまで遡ってこじつけるのは同じなので、ヨーロッパではローマ帝国の時代にまで遡ることになる。日本でいうと、何々天皇につながるといった感じだろう。

BOOK「もののけスレイブ! ドSな元悪魔とドMでケダモノな彼女達に出会って僕の青春が穢されていく」

もののけスレイブ!
ドSな元悪魔とドMでケダモノな彼女達に出会って僕の青春が穢されていく
山口五日著
イラスト:織澤あきふみ
(オーバーラップ文庫:amazon:590円)
※Kindle版を購入

主人公の暮井竜太は、幽霊が見える特殊な体質。新しい高校に転入早々、クラスメイトの元悪魔の女子高生・璃莉栖有紀寧の奴隷にされてしまう。タイトル通り、「もののけ」ものなので・・・同じく奴隷の同級生でドMな大山紅は人間ではなく「雷獣」だという。・・・で、結局、有紀寧に言われるがままに、乗馬鞭を振り回して妖怪退治の訓練・・・。咲山さんという幽霊なんかも登場したけど・・・全員エロキャラにもかかわらず、誰一人として魅力を感じないキャラだなぁ。特に紅はダダすべりだな。イラストもパッとしないし・・・。
前半、主人公の竜太のキャラが定まっていないというか、訳がわからない感性をしていて、時々読みながらイラッとする。混乱して冷静さを書いているかと思えば、エロ妄想に入ったり、突然おかしなボケをかましたり、妙な正義感出したり・・・。後半はキャラが定まってきたけど、奴隷なのにツッコミ役っていうのは・・・わがままヒロインに振り回される在り来たりのラノベとなんら変わらない。エロ系のお話にしようとして、いろいろこねくり回したあげくに、エロが空回りしてしまったというところだろうか。
結局、最後まで読んでも、何をどうしたいお話なのかがぜんぜん見えなかった。

コミックス「亜人ちゃんは語りたい 4」

亜人ちゃんは語りたい(第4巻)
ペトス著
(講談社:???円+税)
※古書を購入

デュラハンの首の部分・・・食道や血管、神経が通っていて、声も出るけど見えない。頭と胴体が離れている。いわれてみれば確かに不思議ではあるけど、ワームホールというのはどうなんだろうな。もしかして、少し違和感があるデュラハンという亜人は、この物理学ネタを描きたいがためのものじゃないかと・・・。でも、町ちゃんはキャラ自体がかわいいから問題なし。
やっぱり、亜人ちゃんを増やしたいという企画があったのか・・・。その結果が、番外編として収録されていた透明人間ちゃん。ラノベになら普通にできると思うけど、まんがにはしにくいだろうな^^;; ふつうに考えれば、猫娘とか鬼とか座敷童とか、かわいい女の子にしやすい亜人ちゃんはこのへんだろうけど・・・そういえば、狼男の女性って何になるんだろう? 雪女・雪男的なアンバランスな組み合わせすら聞いたことがないな・・・。

BOOK「最強同士がお見合いした結果」

最強同士がお見合いした結果
菱川さかく著
イラスト:U35
(GA文庫:amazon:610円)
※Kindle版を購入

評価が固まるまで、4、5巻出るのを待つという手もあったけど、「お見合い」という新手の設定に惹かれて読んでみることにした。
長年、戦争を繰り返してきたアスキア共和国とイグマール王国。第三のギルガンディア帝国が勢力を伸ばしてきたため、やむなく両国は停戦し、密かに同盟を結ぶこととなった。そのため、エスキア最強の剣士『獄炎帝』アグニスと、イグマール最強の魔術師『氷結姫』レファがお見合いをして・・・どちらが相手を凋落させるか。言い換えれば、お見合いの名を借りた戦争。しかし、お互いに、戦いばかりに明け暮れていたため、まったくの恋愛音痴。
まあ、初期設定だけは面白そうな気配があったけど・・・結局、コミュ障のひきこニートのラブコメと全く同じ。見合いやデートのチープな展開・・・さらに加えて、幼いときの約束・・・結婚の約束ではないけれど、「最強」になろうと約束を交わしていたという因縁が明らかになったりして、どんどん陳腐化していって、これといったこともないままに終わった。
続巻が出るのかどうかは知らないけど・・・この先、この小説が面白くなるとも思えない。ひとつだけ誉めておくと、挿絵はキライではない。

BOOK「国立科学博物館 特別展 人体 神秘への挑戦」図録

先日見た国立科学博物館の特別展「人体 神秘への挑戦」の図録。価格:2300円(税込)。184ページ。
当初は購入する予定はなかったのだけど、会場があまりにも混雑して、展示をじっくり見ることができなかったので・・・結局、購入することにした。平日とはいえ、ジャイアントパンダのシャンシャンがいて、桜が満開で、学校が春休みのタイミングで行ったのが間違いで、まあ仕方がない。
人体に対する科学的アプローチの歴史、人体の各部位・機能を展示の章立て順に解説している。展示で見落とした文献なんかを確認するのには役に立った。
でも、ちょっと物足りない点もある。NHKスペシャル「人体~神秘の巨大ネットワーク~」と連携した特別展なので、会場には番組で放送されたCG映像などいくつもの映像展示があった。それら映像展示がこの図録にはぜんぜん取り上げられていない。著作権とか、映像が完成するタイミングと印刷のタイミングとか、いろいろ理由があるのだろうけど・・・。まあ、番組はすべて録画してあるしな。
展示物は基本的にみな取り上げられているので、人混みの中、しっかり見ることができなかったものを確認することはできた。解説パネルの内容がすべて掲載されているわけではないだろうけど、読み応えもあった。