BOOK「コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED」

コップクラフト
DRAGNET MIRAGE RELOADED

賀東招二著
イラスト:田村蓮爾
(ガガガ文庫:600円+税)
※古書を購入

『フルメタ』が完結し、次はこの『コップクラフト』が完結に向かって動き出すらしい。続巻が出はじめたし、アニメ化されたので、第6巻まで古書を手に入れた。
太平洋上に出現した異世界につながる「ミラージュゲート」。アリアエナ島サンテレサ市・・・地球側と異世界をつなぐ玄関口。200万を超える両世界の移民が暮らしている。ちょっとわかりにくい設定・・・混沌とした都市ということだろう。
サンテレサ市警察のマトバは、「妖精」の密輸事件の捜査中、相方を失い犯人を取り逃がした。その要請を保護するため、「ミルヴォア騎士団」のティラナが異世界から派遣され、マトバと共に「いと高き妖精」の捜査に当たることになった。出会いから相性は最悪ながら、凸凹コンビが誕生した。
魔術師ゼラーダ・・・過去の戦争での因縁、相棒を殺された因縁・・・たぶん生きているだろうから、メインストーリーとして追いかけ続けていくのだろう。
「棄剣」は半分うやむやになったけど・・・母親の形見のブローチにも何か特別な意味があるんじゃないのか? マトバは、一度、wikiで調べておいた方がいいと思う。

成年コミックス「露出オトメ 変態少女は全裸がお好き」

18禁
露出オトメ
変態少女は全裸がお好き

SMAC著
(KAIOHSHA COMICS:1,000円+税)
※古書を購入

机上の空論かも知れないけど・・・露出には人に見せるタイプと、気づかれないギリギリのスリルを味わうタイプの2種類があって、それぞれが全裸になるかならないかに別れ、組み合わせで4つのパターンがあるように思う。
このマンガは、外で全裸になるタイプで、人に見られないギリギリを連続して楽しみながら、最終的には人に見られるタイプ。外でオナニーを繰り返し、何度も危機的状況になりながら、興奮してどんどん続けてしまう流れは、読んでいてなかなかスリリング。そこらへんで止めておけよと思うけど、止められない性癖なので仕方がない、のだろう。
シーンを描いただけの、コマ割りしていない紙芝居的なページもあるけど、使い回しのカットという気がしなくもない。
あっけらかんと、なんの羞恥心もなく裸を晒すタイプのマンガを見かけるけど、この作者は露出に対する理解が深いように思う。勝手な想像だけど^^;;

アニメ「ぼくたちは勉強ができない」


ぼくたちは勉強ができない
(全13話/2019年)
理系と文系で、それぞれ天才的な成績を残すヒロイン二人。でも、二人とも得意科目と希望進路の文系、理系が真逆。苦手で絶望的な進路に進みたいという。そのヒロインに勉強を教える主人公という構図。
最近、勉強ができないアニメがやけに多くて、つい最近も五つ子のおバカなヒロインたちの面倒を見るという似たような話があった。
ヒロインたちに勉強を教えられる程度に、主人公の成績が良いわけだけど・・・このアニメを見ている人たちは、そういう出来のいい主人公に感情移入できるんだろうか? 見た目が良くて、勉強も出来て、面倒見もいい主人公はモテる。見た目も成績もパッとしないリアルの自分に残されたのは・・・面倒見のいい性格だけということになるけど・・・胸に手を当てて考えてみれば、そんなの面倒なだけなんだよな。しかも、現実はモテたりしないし。

BOOK「理想のヒモ生活 12」

理想のヒモ生活(第12巻)
渡辺恒彦著
イラスト:文倉十
(ヒーロー文庫:amazon:612円)
※Kindle版を購入

何がおもしろいのかはっきりしないまま、なんとなく読み続けて最新巻まで来てしまった。
フレア姫を側室に迎えるため、ゼンジロウは黄金の木の葉号でウップサーラ王国に旅だった。長い航海を経て、北大陸西部ズウォタ・ヴォルノシチ貴族制共和国ポモージエ港に寄港した。
港町での休暇中、待女のマルグレーテが孤児の少年から、同宿のヤン司祭に会わせてほしいと声を掛けられ・・・ヤン司祭に取り次ぐと、「北方騎士団」のポモージエ侵攻の危急を知った。・・・ポモージエ防衛にケリが付くまで足止めされるゼンジロウは、国交のない国でアンナ王女との外交的対応を迫られる。ズウォタ・ヴォルノシチ貴族制共和国内の路線を廻る権力闘争に巻き込まれる。
女王のヒモ生活に憧れてきた割に、ゼンジロウは真面目に外交的に配慮していたけど・・・今回はアンナ王女にしてやられた感じ。新たな情報・・・「白の帝国」とルクレツィアの話は伏線なんだろうな。でなければ、わざわざルクレツィアをこの旅に同行させた理由の説明が付かない。フレア姫を側室に迎える許可をもらいに行くのに、もう一人側室候補を連れて行くなんて非常識すぎるから。

BOOK「ミニスカ宇宙海賊 2 黄金の幽霊船」

ミニスカ宇宙海賊
2 黄金の幽霊船

笹本祐一著
イラスト:松本規之
(朝日ノベルズ:1,000円+税)
※古書を購入

宇宙海賊船弁天丸の船長となった茉莉香。お座敷営業で超大型客船への海賊行為中、密航者の少女に乗り込まれてしまった。密航者は、セレニティ星王家第七正統皇女グリュエール・セレニティ。先代船長の縁もあり、保護したグリュエール皇女は白鳳女学院に留学生として迎えられた。
グリュエールが弁天丸に接触した目的は、「黄金の幽霊船」を探索させること。政治的なキナ臭さを漂わせながら、王室の機密情報を取り寄せ・・・幽霊船が現れそうな暗黒星雲へ・・・。見習い同然の新米船長ながら、茉莉香は過酷な暗黒星雲内での時空震にもセレニティ艦隊にも動じることなく・・・かなり無謀な指揮を執る。
そこに、グリュエールの妹・グリュンヒルデ皇女が王室の艦隊を引き連れ・・・姉妹二人で口喧嘩・・・。ネタバレになるからオチは書かないけど・・・この姉妹喧嘩、妹の言い分というか目的がよくわからない。何をしにわざわざ軍艦まで繰り出して、幽霊船にやって来たのか? そもそも、娘二人の意味不明の暴走を止められない王家の衰退はいうまでもないことなわけで^^;

BOOK「ストライク・ザ・ブラッド 20 再会の吸血姫」

ストライク・ザ・ブラッド
20 再会の吸血姫

三雲岳斗著
イラスト:マニャ子
(電撃文庫:amazon:632円)
※Kindle版を購入

第四真祖の十二番目の眷獣を封印した十二番目のアヴローラが復活した。これで第四真祖の眷獣がすべて揃い、「領主選争」を収束させるのだろうと思いながら読んでいたら・・・中途半端にラブコメ要素を織り交ぜた、緊張感のないシーンがダラダラダラダラ。キャラ総動員した割には、ストーリーもよれてるし・・・よく分からない「領主選争」だな。前巻あたりから、なんとなく三雲岳斗らしくない。体調でも悪いのだろうか?
吸血王がすべての真祖を集め、領主選争をはじめた目的は「焰光の宴」を再び起こすこと。それとは別に、MARにも思惑が・・・。地域住民を皆殺しにする「焰光の宴」か、アヴローラを殺して十二番目の眷獣を獲得するかの選択・・・結局は、第三の選択肢をとったわけだけど、この展開は予想外だった。
でも、ひとつはっきりした。「領主選争篇」は完結への流れではないということ。

BOOK「転生したらスライムだった件 14」

転生したらスライムだった件(第14巻)
伏瀬著
イラスト:みっつばー
(GCノベルズ:amazon:972円)
※Kindle版を購入

帝国の機甲軍団を壊滅させたリムルは、死んだ帝国軍の魂を使ってベニマル以下主要メンバーの覚醒を行った。その結果、覚醒魔王クラスが9人、原初悪魔が4柱。ここの戦闘力だけでなく、軍団としても一気にインフレ状態・・・どこまで行くのやら。ついでにベニマルがモミジとアルビスを娶ることになった。
帝国軍捕虜からの事情聴取と、魔王ギィからの情報で、大枠の設定と現在の勢力状況が明らかになった。根本は、魔王ギィとルドラ皇帝との賭けゲーム。ルドラ側には「元帥」こと灼熱竜ヴェルグリンドと帝国皇帝近衛騎士団団長・近藤達也がいる。一方の魔王ギィには白氷竜ヴェルザードがいて、原初の緑・ミザリーと青・レイン。そしてリムルは、ギィの手駒のひとつと言うこと。
帝国でクーデターを目論むユウキが、クーデターへと立ち上がったはずが・・・相変わらずユウキの小物ぶりが止まらない。
で、この巻はリムルたちと帝国との戦いの前哨戦。・・・リムルは完敗したけど、怒りは頂点。次の巻では悲惨なことが起こりそうだ。リムルって、何気に敵に対しては無慈悲なところがあるから。