BOOK「ゼロからわかる虚数」

ゼロからわかる虚数
深川和久著
(角川ソフィア文庫:880円+税)
※古書を購入

先日、矢野健太郎の『すばらしい数学者たち』を読んで、なぜか、オイラーが取り上げられていなかったので・・・気になってこの本を読んでみた。理解できたかはともかくとして、読む順番としては正しかった。
「二乗するとマイナスになる実態のない数字」「数字の後に小文字筆記体の i を付けて表記」と高校で習った。確かそう習ったはずだけど・・・余計なことを考えず、そのまま素直に受け入れていた。
いまでも、かんたんな計算ならできる。文系であろうと数学Ⅲまで必修だった変態高校で積み重ねた、とりあえず赤点だけは回避しようとする処世術の賜・・・あるいは弊害だけど・・・このレベルでこの本を読みはじめた。
「虚数」に対する「実数」とはなにかという初歩の初歩から説明がはじまり、自然数、0、整数、分数、小数・・・負の数といった、小中学校で習い、ちゃんと理解していたつもりのことさえ、きちんと理解していなかったと驚かされた。菓子パンひとつ分の値段で買った古本なので、これだけで十分に元を取ったといえるけれど、残念ながら、複素数だガウス平面だとなってくると、かなり厳しくなってきた。足し算、かけ算ならまだしも、三角関数が出てきたところで歯を食いしばってついて行けそうないけないような感じで・・・複素数の微分積分に至っては、必死に読んでも、頭の中が真っ白になっていくだけ。そうか、「頭の中が虚ろになる数」=「虚数」と得心がいった^^; 高校3年の時に読んでいたら、まだ違う結果になったかも知れないけど、176ページ目でギブアップ。

BOOK「すばらしい数学者たち」

すばらしい数学者たち
矢野健太郎著
(新潮文庫:438円+税)
※古書を購入

ふらっと入った古本屋で買ったけど、購入時のレシートが挟まっていた。「2008年6月29日(日)10:59」に、「あおい書店中野本店」で購入されていた。学生の多い街だから、さもありなんと思うけど・・・読まれた形跡がなかった^^;;
古代エジプトのアーメス、ギリシアのターレスにはじまり・・・集合論のカントル、ヒルベルトまで、名前すら聞いたことのない数学者から、よく知っている数学者まで、とにかくたくさん紹介されているけど・・・ライプニッツとオイラー、リーマン、ノイマンとか、なぜかこぼれている名前もいろいろある。けっこう知っているなと思ったら、過去に『素顔の数学者たち 数学史に隠れた152のエピソード』片野善一郎著(裳華房)という似たような本を読んでいた。
最初のうちは、小中学校で習うような簡単は内容だけど、当然、時代とともに難解な内容になっていく。2000年以上前に発見されていたことを、小中学校で習っていたのかと改めて驚くとともに・・・分数すらほとんど使わない日常生活を送っているいま現在に、ある意味でちょっとショックだ。
でも、二次方程式の公式とか、けっこう憶えているものだけど・・・たぶん、中学時代に必死に憶えたんだろうなぁ。テスト前の一夜漬けではないことは確かだ。でも、高校の数学あたりから、ぜんぜんわからなくなってくる。・・・高校時代、「矢野健」の参考書で勉強したのになぁ^^;

BOOK「素数はなぜ人を惹きつけるのか」

sosuuhanaze素数はなぜ人を惹きつけるのか
竹内薫著
(朝日新書:amazon:600円)
※Kindle版を購入

素数をテーマにした本なので、当然というべきか、中心となる話題は「リーマン予想」。
難しい本なのだろうと思いながら、背景となる数学的知識や発見などをわかりやすく紹介してくれた。さすが、竹内薫といったところだけど、本当にわかりやすいのかというと・・・それは別問題だったりする^^;;
せめて、logとかΣとか、その辺くらいまでは理解していないと、さらっと読み流しただけでは理解できないように思う。・・・文章的にはさらっと流しているんだけど^^;;
・・・っていうか、いまの高校数学の教科書がどうなっているのかよく知らないけど、三次方程式って習わないんだろうか? そんなことが書いてあった。わたしが高校を卒業したのは30年も前のことだけど・・・当時、数学IIIでは三次方程式どころか、logとかΣとかlimとか、文系のわたしには致死性のことをたくさん習った気がするけど、いまはどうなんだろう?

BOOK「マンガでわかる微分積分」

mangadewakaru-bisekiマンガでわかる微分積分
微積ってなにをしているの?
どうして教科書はわかりにくいの?
石山たいら/大上丈彦著
メダカカレッジ監修
(SoftBankサイエンス・アイ新書:952円+税)
※古書を購入

高校時代、大学の物理学部に在学していた兄が帰省した時、ちょっとだけ微積を習ったことがある。
地表に置かれた物体に加わる地球からの重力を計算する・・・距離毎に地球を輪切りにして、輪切りの質量と距離から答えを導いた。そして最後に一言。
「ニュートンはこれを計算するために微積を完成させたんだぞ」。
以来、数学IIBの微積と物理学だけは苦手科目にならず、比較的好きな科目になった。まあ、文系のわたしの受験科目ではなかったけど。
でも、30年以上の月日が過ぎ、日常生活で使うこともなく、完全に忘れていた。それで、ちょっと思い出してみようとこの本を読んでみたのだけど・・・意外にすんなり理解できるものだ。
若かりし日の記憶がよみがえったというより、大人になったから簡単に理解できるという雰囲気。微積に限らず、大人になってから簡単に思えることがいくつかある。

BOOK「代数に惹かれた数学者たち」

daissuunihikareta代数に惹かれた数学者たち
ジョン・ダービーシャー著
(日経BP社:2,400円+税)
ISBN/ASIN:4822283544

しばらく前に、ちょっとした理由があって、数学や和算の本を読んでいたときにamazonで買った本。・・・手元に届いてすぐ、これは、今回読もうと思っていた内容とは明らかに違う本だと思った^^; やっぱり、目次や本文をぺらぺらと眺めることもできないamazonの罠にはまってしまったらしい。
けっこう高い本なので返品するという手もあるのかもしれないけど、まあ、読んで読めない本ではないだろうし、そのうち読みたくなることもあるだろうと思い、すこし読んでは休み、すこし読んでは休みを繰り返していた。
他にも本を読んでいたせいもあるけど、なんだかんだ2ヶ月かかって読んだけど・・・聞いたこともない数学者が何人も出てきて、正直言って、ほとんど理解できない数学の話が延々続いて・・・読んだのか読まなかったのかハッキリしない状態だけど・・・とりあえず、最終ページまで目を通した^^;

BOOK「おとなの楽習1 数学のおさらい」

suugakunoosaraiおとなの楽習1 数学のおさらい
現代用語の基礎知識・編
(自由国民社:1,200円+税)
ISBN/ASIN:4426105112

先月、訳あって「和算」についての本を数冊読んで、何となく頭の中が数学っぽくなったので・・・本屋のレジ近くに積んであったのを見て衝動的に買ってしまった^^;
内容は中学レベルの数学。方程式が中心で、幾何、確率統計、集合論などは全く含まれていない。
まあ、これくらいなら苦もなく理解できる。まあ、中学の時は苦労した記憶はないし、どちらかというと数学は得意な科目だったし。それに、連立方程式や比例式程度は、日常生活や仕事で、何気なく使っていることがあるので、忘れることはないのだろう。自転車に乗るのと一緒だな。