BOOK「素数はなぜ人を惹きつけるのか」

sosuuhanaze素数はなぜ人を惹きつけるのか
竹内薫著
(朝日新書:amazon:600円)
※Kindle版を購入

素数をテーマにした本なので、当然というべきか、中心となる話題は「リーマン予想」。
難しい本なのだろうと思いながら、背景となる数学的知識や発見などをわかりやすく紹介してくれた。さすが、竹内薫といったところだけど、本当にわかりやすいのかというと・・・それは別問題だったりする^^;;
せめて、logとかΣとか、その辺くらいまでは理解していないと、さらっと読み流しただけでは理解できないように思う。・・・文章的にはさらっと流しているんだけど^^;;
・・・っていうか、いまの高校数学の教科書がどうなっているのかよく知らないけど、三次方程式って習わないんだろうか? そんなことが書いてあった。わたしが高校を卒業したのは30年も前のことだけど・・・当時、数学IIIでは三次方程式どころか、logとかΣとかlimとか、文系のわたしには致死性のことをたくさん習った気がするけど、いまはどうなんだろう?

BOOK「マンガでわかる微分積分」

mangadewakaru-bisekiマンガでわかる微分積分
微積ってなにをしているの?
どうして教科書はわかりにくいの?
石山たいら/大上丈彦著
メダカカレッジ監修
(SoftBankサイエンス・アイ新書:952円+税)
※古書を購入

高校時代、大学の物理学部に在学していた兄が帰省した時、ちょっとだけ微積を習ったことがある。
地表に置かれた物体に加わる地球からの重力を計算する・・・距離毎に地球を輪切りにして、輪切りの質量と距離から答えを導いた。そして最後に一言。
「ニュートンはこれを計算するために微積を完成させたんだぞ」。
以来、数学IIBの微積と物理学だけは苦手科目にならず、比較的好きな科目になった。まあ、文系のわたしの受験科目ではなかったけど。
でも、30年以上の月日が過ぎ、日常生活で使うこともなく、完全に忘れていた。それで、ちょっと思い出してみようとこの本を読んでみたのだけど・・・意外にすんなり理解できるものだ。
若かりし日の記憶がよみがえったというより、大人になったから簡単に理解できるという雰囲気。微積に限らず、大人になってから簡単に思えることがいくつかある。

BOOK「代数に惹かれた数学者たち」

daissuunihikareta代数に惹かれた数学者たち
ジョン・ダービーシャー著
(日経BP社:2,400円+税)
ISBN/ASIN:4822283544

しばらく前に、ちょっとした理由があって、数学や和算の本を読んでいたときにamazonで買った本。・・・手元に届いてすぐ、これは、今回読もうと思っていた内容とは明らかに違う本だと思った^^; やっぱり、目次や本文をぺらぺらと眺めることもできないamazonの罠にはまってしまったらしい。
けっこう高い本なので返品するという手もあるのかもしれないけど、まあ、読んで読めない本ではないだろうし、そのうち読みたくなることもあるだろうと思い、すこし読んでは休み、すこし読んでは休みを繰り返していた。
他にも本を読んでいたせいもあるけど、なんだかんだ2ヶ月かかって読んだけど・・・聞いたこともない数学者が何人も出てきて、正直言って、ほとんど理解できない数学の話が延々続いて・・・読んだのか読まなかったのかハッキリしない状態だけど・・・とりあえず、最終ページまで目を通した^^;

BOOK「おとなの楽習1 数学のおさらい」

suugakunoosaraiおとなの楽習1 数学のおさらい
現代用語の基礎知識・編
(自由国民社:1,200円+税)
ISBN/ASIN:4426105112

先月、訳あって「和算」についての本を数冊読んで、何となく頭の中が数学っぽくなったので・・・本屋のレジ近くに積んであったのを見て衝動的に買ってしまった^^;
内容は中学レベルの数学。方程式が中心で、幾何、確率統計、集合論などは全く含まれていない。
まあ、これくらいなら苦もなく理解できる。まあ、中学の時は苦労した記憶はないし、どちらかというと数学は得意な科目だったし。それに、連立方程式や比例式程度は、日常生活や仕事で、何気なく使っていることがあるので、忘れることはないのだろう。自転車に乗るのと一緒だな。

BOOK「数学史入門 微分積分学の成立」

suugakusinyuunon数学史入門
微分積分学の成立

佐々木力著
(ちくま学芸文庫:1,000円+税)
ISBN/ASIN:4480089527

訳あって、和算や数学史に関する本を読む必要ができた。これが6冊目。
いままで読んできた本は江戸時代の「和算」関係の数学史についての本が多かったけど、この本は西洋の数学史の本。特に微分積分をテーマにした数学史なので、デカルトの代数解析から、ライプニッツやニュートンの微分積分学が中心的テーマ。読むのに一苦労する本だった。でも、高校の数学の参考書を引っ張り出して、復習したばかりだったので、どうにか内容をなぞることはできた^^;
和算の関孝和の業績あたりとの比較で理解できればいいのだけど、なかなかそこまでは理解が及ばない^^;;

BOOK「学術を中心とした 和算史上の人々」

wazansijounohitobito学術を中心とした
和算史上の人々

平山諦著
(ちくま学芸文庫:1,200円+税)
ISBN/ASIN:4480091284

訳あって、和算や数学史に関する本を読む必要ができた。これが5冊目。
この本のタイトルに「学術を中心とした」という但し書きがあるように、和算の人物史ではなく、数学上の業績を解説している本なので、正直言ってかなり読むのがきつかった^^; 10日ほどかけて、じっくり読んだのだが・・・。
最初のうちは、ノートに図形や計算式を書き起こしたり、解らないところは高校の数学の参考書などを読み返したりしたけど・・・結局、後半になればなるほど読み飛ばすことが多くなった。円周率や幾何はなんとなく手探りながら理解できるけど、数式が出てくると・・・基本的には高校の数学Ⅰレベルだろうけど、ちょっと息切れしてしまった。高校時代、数学はそれほど苦手な科目ではなかったけど・・・受験には使わなかったし・・・なにせ、習ったのは30年以上前のことだしなぁ~^^;

BOOK「素顔の数学者たち 数学史に隠れた152のエピソード」

sugaonosuugakusyatati素顔の数学者たち
数学史に隠れた152のエピソード

片野善一郎著
(裳華房:2,400円+税)
ISBN/ASIN:4785315385

訳あって、和算や数学史に関する本を読む必要ができた。これが4冊目。
ヨーロッパだけでなく、中国、インド、アラビア、そして日本の数学者をたくさん取り上げ、それぞれのエピソードを簡潔に紹介している。でも、各項目が簡潔すぎて、内容は辞書レベルの内容しかない。数学的な解説もほとんどない。・・・大学生が、一般教養科目の「数学史」「自然科学史」あたりでレポートを書くときのネタ本にはいいかもしれないけど、ちょっと内容が薄すぎるような気がする^^;
個人的な事情で言えば・・・今回この手の本を読まないといけない事情的には、ほとんど参考にはならなかった。

BOOK「和算の歴史 その本質と発展」

wazannorekisi和算の歴史
その本質と発展

平山諦著
(ちくま学芸文庫:1,000円+税)
ISBN/ASIN:4480090843

訳あって、和算や数学史に関する本を読む必要ができた。これが3冊目。・・・「ちくま学芸文庫」って、いつの間にできたんだろう?^^;;
江戸時代の和算を人物単位で紹介した本。平和が続いて商業が発展した江戸時代には、商いに必要な算術が発展、普及したのはわかる。でも、当時、いったい何の役に立つのかわからないような数学がいろいろ発展していたのには驚かされる。・・・まあ、いまだって・・・進路によっては大学受験にしか役に立たない数学を必死に学んでいる・・・あるいは、受験にすら必要ない数学を習わないと高校を卒業できないわけで、関係のない人にはいつの時代も数学は関係のない存在なのかもしれないけど・・・^^;;
この本を読めば、とりあえずいま必要としている知識は十分に得られた気がする。