BOOK「百舌鳥古墳群をあるく 巨大古墳・全案内」

百舌鳥古墳群をあるく
巨大古墳・全案内
久世仁士著
(創元社:1,800円+税)
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わたしは北海道に生まれたため、身近なところに大和朝廷に連なる古墳がなかった。そのせいか、主に前方後円墳にあこがれがある。
5世紀頃、倭の五王という実在が明確な天皇の巨大な墳墓・・・教科書に載っている存在で、機会があれば見てみたいと、若い頃は思っていた。でも、古墳って、現地に行くとこんもりした小さな森のような感じで、見てもぜんぜん面白くないんだよなぁ^^;; 出土品がある場合は、博物館などの展示施設に置かれていて、古墳とは切り離されているし・・・。
百舌鳥古墳群は、大阪府堺市の北西部4キロ四方に広がる数多くの古墳で、かつてわたしの世代では「仁徳天皇陵」と習った「大山古墳」や、「応神天皇陵」と習った「誉田山古墳」などの巨大前方後円墳から大小様々な古墳が100基以上確認されている。ただし、この内、現存するのは44基。全長100メートルを超える前方後円墳が11基確認されていて、現存するのは9基。
この本は、古墳とはなにかというところから、百舌鳥古墳群の古墳たちの紹介、保護活動などの歴史まで、トータルに解説していて読み応えはあった。Googleアースを見ながら読んでいくと、それだけで満足してしまい、現地に行きたいという気持ちは完全に失せてしまった。

MOOK「日帰り大人のさんぽ旅【首都圏版】」

日帰り大人のさんぽ旅【首都圏版】
(ぴあMOOK:880円+税)
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夏のクソ暑さもようやく終わったようなので、冷房の効いた部屋に閉じこもるのをやめて、どこか近場に出かけようかと思ってガイドブックに手を出した。
こういうガイドブックの良いところは・・・自分の発想では出てこないところを紹介している場合があること。ネットで調べた方が情報が新しいし、情報量も多い。でも、ネットは自分の発想でしか調べようがないので、意表を突いた情報には出会いにくい。
逆に、こういうガイドブックの悪いところは・・・掲載された情報のほとんどが、わたしには興味のない情報だったりすること。わたし一人のために編集されているわけではないから、これは仕方がないこと。
もう少し涼しくなったら、どこかに行ってみよう。

BOOK「なぜかいい町 一泊旅行」

なぜかいい町 一泊旅行
池内紀著
(光文社新書:700円+税)
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この本では、北海道の斜里町・川上町・岩内町、山形県金山町、福島県三春町、千葉県大多喜町、愛知県渥美町、富山県朝日町、滋賀県木之本町、鳥取県岩見町、山口県上関町、島根県津和野町、高知県佐川町、福岡県星野村、熊本県湯前町の15町村が紹介されている。正直いって、知名度も低く、とくに何があるんだろうという町ばかりという印象。最近行ったことのある町はひとつもない。近くまで行ったことならいくつかある。
著者は、平成の大合併で激変する地方都市に着目し、自立した生き方を目指す町々を応援したいと思ってこの本を書いたらしい。でも、高齢化と少子化、東京と一部の地方大都市への一極集中といった現実は、そんなささやかな町々のがんばりもあっさり消し去ってしまいそうな勢いだ。
タイトルに「一泊旅行」とわざわざ断っているので、なにか切り口があるのだろうと期待したけど、読んだ限りなにもなかった。残念ながら、行ってみたいと思った町は・・・ひとつしかなかった。どことはいわないけど。

BOOK「近畿の産業博物館」

近畿の産業博物館
産業記念物調査研究会編
(阿吽社:1,903円+税)
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近畿地方6県(三重県は含まれていない)の71の産業博物館を紹介した本だけど・・・いかんせん、30年近く前の1990年出版の本なので、現時点で、この本に紹介された博物館がいくつ生き残っているだろうか? 明らかに閉館してしまったと気づいた博物館もいくつかある。まあ、ガイドブックとしては役に立たないけど、かつてはこんな博物館があったという資料にはなる。
いまのところ、この本で紹介された博物館で、行ったことがあるのは「竹中大工道具館」と「UCCコーヒー博物館」の2館しかない。しかも、「UCC」の方は、見に行った2012年以降に全面改装があったはずなので、いまは展示内容も変わっているはず。
地方の博物館、中でも企業博物館は経営的に厳しい状況が続いているので、生き延びている博物館があるなら行ってみたいと思う・・・存在しているうちに。

BOOK「全国農業博物館資料館ガイド」

全国農業博物館資料館ガイド
橋本智編著
(筑波書房:2,000円+税)
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2002年出版の本なので、平成も終わろうとする2018年時点で、この本に紹介された博物館が、果たしていくつ生き残っているだろうか? そう思いながらも、テーマがテーマなので、なにかの資料になるだろうと思って購入してみた。
農業系博物館・資料館に限定したガイドながら、けっこうな数が紹介されている。でも、いまのところ、この本で紹介された博物館で行ったことがあるのは、仕事で行った「トモヱ乳業 牛乳博物館」と「北見ハッカ記念館」の2館だけしかない。古い農機具など農業系は各地の総合博物館や郷土資料館などで少なからず目にすることがあるので、もう少し多いと思っていた。
日本の農業の現状を考えると、今後、農業系の博物館が増えるとは思えない。この本に載っている博物館のいくつが生き残っているかは分からないけど、機会があったら覗いてみたいと思うところをいくつか見つけた。でも、農業博物館は、交通の便の良い場所にはないことが多いので、仕事のついでにふらっと立ち寄るという感じではなかなか行けないだろうなぁ。

BOOK「国立科学博物館のひみつ 地球館探検編」

国立科学博物館のひみつ
地球館探検編

成毛眞著
監修:国立科学博物館
(ブックマン社:1,800円+税)
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上野にある国立科学博物館には、数え切れないくらい足を運んでいる。主に企画展や特別展を見に行くわけだけど、よく考えてみると、常設展を通しでしっかり見たことって、ほとんどないように思う。いまの地球館ができる前、仮説のみどり館や新館1期2期という感じで、過渡期的に整っていったのを見たのが中心。最近は必要に応じて部分的に見るだけだった。
そういう状況をちょっと反省して、常設展に注目してみようということでガイドブックを買ってみた。これは旧新館、現地球館を中心とした内容。定期的に常設展の入れ替えをしているようだけど、2017年3月に出された本なので、常設展には大きな変化はないはず。
古生物は迫力があるし、生物や人類分野はいろいろ工夫された展示が並んでいる。それに対して、理工系の展示は扱う範囲も広く、総バラてきな感じで、明確なコンセプトが見えない。たぶん、展示面積が圧倒的に足りていないということだろう。
地球館の地下には、特別展が開かれるフロアもあるので、広そうな割には常設展示は少ない感がある。

BOOK「国立科学博物館のひみつ」

国立科学博物館のひみつ
地球館探検編

成毛眞著
監修:国立科学博物館
(ブックマン社:1,800円+税)
※古書を購入

上野にある国立科学博物館には、数え切れないくらい足を運んでいる。主に企画展や特別展を見に行くわけだけど、よく考えてみると、常設展を通しでしっかり見たことって、ほとんどないように思う。いまの地球館ができる前、仮説のみどり館や新館1期2期という感じで、過渡期的に整っていったのを見たのが中心。最近は必要に応じて部分的に見るだけだった。
屋外展示のシロナガスクジラなどからはじまり、日本館の科博のみどこを取り上げながら、つくばのバックヤードなどの紹介している。でも、ふつうのガイドブックで、この本の情報をどう活かして科博を楽しむかピンとは来なかった。事前にチェックしておけば、現地で見落とす心配がなくなる程度のこと。
2001年以降に開催した特別展のポスターなどを紹介している。これらの大半は見に行ったことがあるので、いろいろ思い起こすこともある。テーマによって関心の度合いが違うので、見に行ったけどよく憶えていないものもある。ただ、ポスターを並べられても、そういう特別展があったなと思うだけで・・・熱心に見たものは細々憶えているけど、全く憶えていないものさえあった。

BOOK「靖國神社 遊就館の世界 近代日本の歴史探訪ガイド」

yuushuukannosekai靖國神社 遊就館の世界
近代日本の歴史探訪ガイド
大原康男監修
(産経新聞社:1,429円+税)
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まだ見に行ったことはないけど、靖國神社に「遊就館」という博物館があることは、以前から知ってはいた。日本では軍事や戦争関係の博物館・資料館が多くはないので、数少ない貴重な博物館のひとつといえる。
そのうち見に行かなければと思っていたら、古本屋でたまたまこの本を見つけたので購入した。遊就館に行けば実物が見られるわけだから、あまり細かな情報が載ったガイドブックを事前に見てしまうのもどうかと思ったけど、これはぜひ見に行かなければという意欲は高まった。
この本には載っていなかったけど、遊就館にはアニメ「ガールズ&パンツァー」に登場する戦車のモデルとなった「九七式中戦車(旧砲塔)」があるらしく、最近はアニヲタも足を運んでいるという話を聞くし・・・^^;;