国立科学博物館 企画展 風景の科学展 芸術と科学の融合(東京・上野公園)

写真家・上田義彦が撮影した写真を、国立科学博物館の研究者が自然科学の視点から解説し、関連する展示物を揃えた内容。
「木を見て森を見ず、森を見て木を見ず」という言葉があるけど・・・ここではあえて、マクロからミクロまで、時間軸さえ遡って細かく見てやろうという感じ。まあ、自然景観の多くは地球物理や生態系の結果、あるいは過程によるものだから、こういう解説は成り立つ。
でも、こういう切り口での解説が面白いかというと微妙・・・。風景写真を見て目が行かなかった部分に詳細な解説が付けられているという印象が強く、ビックリするような関連付けが少なかったから。写真は写真として観ている方が楽しいかも^^;

国立科学博物館 特別展 恐竜博2019(東京・上野公園)

世間の学校が夏休みに入る前に、取り急ぎ『恐竜博2019』を見てきた。平日ではあったけど、かなり混雑していた。
小学生を意識したのか、混雑対策なのか・・・展示品の解説の文字が大きくて助かった。置き場所を工夫して欲しいところがいくつかあったけど、科博の特別展にしては来場者に配慮していた。
今回の目玉展示は、「恐ろしい手」を意味する「デイノケイルス」の全身復元骨格と、北海道むかわ町で出土した大型恐竜「むかわ竜(モササウルス類)」の全身化石と復元骨格のふたつ。NHKが主催に名を連ねているので、ここ最近、関連した恐竜番組が放送されていたので、どんな恐竜なのかは理解している。というか、番組で放送された映像が会場でも放映されていた。
あまり熱心な恐竜ファンではないけど、そのうち、モササウルスは「むかわ町立穂別博物館」に見に行かなければと思っていたので、ここで見られてラッキーだった。むかわ町は、わたしのふるさとからさほど遠くはないけど、とにかく交通の便が良くないので。わたしが北海道で育った頃は、この周辺では海竜の化石は出土していたけど、恐竜はカケラも出土しなかったのに・・・。

東京工業大学博物館(東京都目黒区)


以前、東工大の博物館を調べたときはリニューアル工事か何かで休館中だった。再開したのは知っていたけど、駅に近いのでいつでも行けると思って、つい忘れていた。
東工大の歴史や、これまでの研究開発の業績などをコンパクトに展示している。
天下の東京工業大学の大学博物館ではあるけど、規模的にこんなものなのかと・・・。建物の立派さに期待したこちらの問題ではあるけど。
建築家・篠原一男が設計した百年記念館は、会議室などもある多目的な施設。博物館専用ではないけれど、外部から見に来る人にはとても不親切な印象を受けた。誘導サインなどひと工夫してほしい。ついでにいえば、HPの情報もわかりにくい。

国立科学博物館 第7回 HITNETミニ企画展 日本の航空博物館 ー日本の産業技術ー(東京・上野公園)

科博の産業技術史資料情報センターの博物館データベース「HITNET」に登録されている理工系博物館から抽出した4つの博物館を紹介するミニ企画展。毎年この時期に開催されていて、青森県立三沢航空科学館、石川県立航空プラザ、所沢航空発祥記念館、航空科博博物館を紹介している。
今回はパネル展示のみで展示品はないけど、同じフロアに零戦の実機をはじめとした科博の航空機関系の常設展示がある。成田空港のそばにある航空科学博物館で展示されているジャンボジェットのコックピットを背景に、記念撮影できる撮影スポットがある。

旧新橋停車場 鉄道歴史展示室(東京都港区)国指定史跡


建物は鉄道開業時の旧新橋停車場の駅舎を再現したもの。明治時代に国家の威信をかけてつくった鉄道の起点駅らしく、かなり立派な建物。でも、内部のほとんどは「銀座ライオン」が入っていて、展示スペースはわずかしかなかった。常設展示は1階にちょっとあるだけで、メインは2階の企画展示。展示スペースは撮影禁止。
「明治150年記念 NIPPON 鉄道の夜明け」をやっていた。新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が開業した1872(明治5)年当時、新橋のこのあたりまで海だったというのは驚き。そういう意味では、新橋~横浜間にはけっこう難所が多かったようだ。
西郷隆盛以下薩摩藩が鉄道整備に反対したため、三田の薩摩藩邸を避けて線路を敷かざるを得なかったという話があるけど・・・岩倉使節団で西洋文化を目の当たりにした大隈重信らに対して、居残り組みだった西郷隆盛との差というより、薩摩が日本の端っこにあって、鉄道の恩恵を得にくいという理由もあったんだろう。
印象としては、銀座ライオンだったけど、旧新橋停車場跡は国指定の史跡。

物流博物館(東京都港区)


JR品川駅からほど近いロケーションなので、いつでも行けると思って・・・何年も過ぎてしまった。品川駅って、乗り換え以外で利用することってまずないから。今日は一念発起で空き時間に立ち寄った。平日のせいか、ぜんぜん見学者がいなかった。
ここは、日本通運グループの協力を得て開設された博物館。中世から現代に至るまでの、ものの輸送に関連した内容が総合的に展示されている。さすが日本通運の資料という感じではあるけど・・・ワールドワイドな企業なのだから、最先端の物流について、もっと充実した展示が見たかった。

国立科学博物館 企画展 天皇陛下の御研究と皇居の生き物たち(東京・上野公園)


天皇陛下御即位30周年記念展示として、今日から開催されている企画展。科博が行った皇居吹上御所の生物相調査(平成8~11年度、21~25年度)の報告と天皇陛下による生物学研究を紹介している。
東京の地図を見ると一目瞭然だけど、皇居吹上御所、新宿御苑、赤坂御用地、代々木公園の4カ所は、都市緑地として群を抜いた広さがある。中でも、皇居吹上御所は一般の人がなかなか立ち入れない場所だから、もっとも安定した環境がある。そして、皇居吹上御所にはお堀もあるので、水棲の生物相もあり、かなり多様な生物相が残っているようだ。