国立科学博物館 企画展 砂丘に眠る弥生人 山口県土井ヶ浜遺跡の半世紀(東京・上野公園)


山口県の「土井ヶ浜遺跡」の有名な埋葬遺跡で、砂丘から弥生人の骨がたくさん出土した・・・という程度の知識はあったけど、それに関する何らかの展示を見るのは今回がはじめて。
弥生人がどこから来たのか、いまの日本人がどう成立したのか、かつて論争が起きた頃、最初に発見された弥生人骨が今回の展示。発見されたのは明治時代だけど、いまではDNA解析など新しい研究手法があり、いろいろなことがわかってきている。
でも、弥生人のこころの中は、あくまで推測するのが限界。わざわざ砂丘に集団墓地を作って、長年、集落の人間を埋め続けていたのって・・・どういう宗教観なり世界観があってのことなのか、ちょっと想像も付かない。きっと、彼らにとっては、「砂丘」や「砂」というものに何らかの意味があったのだろうけど・・・。
でも、ちょっと会場がスカスカ。いつもより展示の密度が低いのではないか?

赤穂義士記念館/義士木像館(東京都港区高輪2)


泉岳寺にある赤穂浪士の資料館。赤穂事件は江戸前期の元禄年間の出来事だけど、意外なことに、浪士たちの遺品の実物がいくつか残されていた。戦争で焼けたり、大震災も乗り越えたということらしい。

講堂の2階、義士木像館には江戸時代終わりから明治二年までに制作された四十七士の木像が収められている。江戸時代の人集めのための手法だろうけど、たぶん、たくさんの人が見に来たのだろう。

入館は共通券で、大人500円。館内は撮影禁止。

台東区立下町風俗資料館(東京都台東区上野公園2)


上野公園には毎年何度も足を運ぶし、この資料館の存在は知っていたけど・・・いつでも見られるという気安さと、展示内容にあまり期待していなかったので、いままで見ずにいた。今日はたまたま時間があったので、覗いてみた。
明治・大正・昭和の台東区を中心とした下町の姿を再現して、いろいろ資料や家財道具などを展示していた。展示内容に関しては、予想していたとおり。唯一目を引いたのは、上野公園で開催された勧業博覧会などの産業系イベントに関する資料の展示ケース。上野公園が日本初の博覧会会場だったということ・・・いまでいえば、東京ビッグサイトや幕張メッセといった感じ。
修学旅行の中学生で混雑していた。感心なことに、悪ふざけするような子もいなくて、けっこう真面目に展示を見ていた。

国立科学博物館 特別展 明治150年記念 日本を変えた千の技術博(東京・上野公園)2回目


2回目の「日本を変えた千の技術博」。理工系の展示があまり人気がないのはなんとなくわかるけど、あまり混雑していなかった。お陰で負担なくゆっくり見て回れた。
今回は後半部分を中心に見た。後半は時代が新しくなってくるせいか、身近に感じられるものが増えてくる。昭和世代としては懐かしさを感じるけれども、でも、逆に展示としてはつまらなくなってしまうのは仕方がないのだろう。

国立科学博物館 特別展 明治150年記念 日本を変えた千の技術博(東京・上野公園)


今日、開幕したばかりだけど・・・ぜんぜん混雑していなかった。
明治から平成に至るまでの、日本を変えた数々の科学技術に焦点を当てる展示。「化学遺産」「機械遺産」「情報処理技術遺産」「でんきの礎」「未来技術遺産」といった認定・顕彰遺産を網羅しているようだ。
実際に1000点揃っているのかはわからないけど、自分でも納得がいく有名なものが多かった。もちろん、展示を見て、いままで全く意識していなかった分野でこんな技術がと驚かされるものもあった。逆に、どうしてこれが取り上げられていないのだろうと思うものもいくつか頭に浮かんだ。
これはあくまで個人的な感想だけど・・・後半になるほど(時代が新しくなるほど)、展示品の選考が雑になっているような感じがした。とくに日進月歩で進化し続けているエレクトロニクスや医療分野など、いま正に生きている技術や製品を扱いにくいという理由もあるだろうし、ふつうに身近に転がっているようなものを展示されても困るわけだけど^^;;

東京都美術館 ムンク展 共鳴する魂の叫び(東京・上野公園)


仕事の前に「ムンク展」を見た。予想以上に混雑していなかった。
オスロ市立ムンク美術館からの持ち出し展。あの有名な「叫び」は複数枚描かれていて、ムンク美術館所蔵の「叫び」は初来日なので、この1点に時間を集中して、かぶりつきで見てきた。確かに、自分がイメージする「叫び」とは微妙に違う気がした。どこのどの「叫び」がそのイメージの元になっていたかはわからないけど^^;
この「叫び」ほどパロディ作品が数多く作られた作品はないと思う。パロディ作品は良く目にするにもかかわらず、実物を見たのはこれがはじめて。感想は・・・思っていたより小さいことと・・・ごにょごにょごにょ。でも、作品との相性は良かった。もう一度来日することがあったら、また見に行くと思う。時間と体力の都合で、ムンクが他にどんな作品を描いていたのか、作風を知る程度にいくつか眺めて会場を後にした。

所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)


所沢飛行場の跡地に建てられた航空博物館。平成5年4月3日開館。すぐ近くまで何度も足を運んだことがあるにもかかわらず、仕事で出向いていたため時間がとれず、今回が初めての見学。
所沢飛行場の跡地は「県営所沢航空記念公園」として整備され、その一角にある。なぜここにあるかというと・・・所沢飛行場は、国内初の航空場だったから。以後、終戦まで旧陸軍の航空基地があった。
展示された機体はなぜか陸上自衛隊機が多い。世界にこれ1機しか残されていない九一式戦闘機(同隊のみ)や九七式戦闘機(復元機)など旧陸軍機もある。

電車で出かけたので、西武航空公園駅前にある「YS-11」の屋外展示もちゃんと見た。機内も定期的に公開されている。

航空科学博物館(千葉県芝山町)


成田国際空港の滑走路の先端あたりにある航空博物館。といっても、空港とは別の施設なので・・・空港の外側をぐるっと回り込んでいかなければならない。都心から近いとはいえ、けっこう不便なところにある。
成田国際空港は、開港まで大変な歩みとなったけど・・・所在地である芝山町が要望して作られた施設なので、多分に政治的なニオイがするけど・・・平成元年8月1日開館と、成田空港の開港に比べて意外に新しい。
そして、展示された航空機にも特徴がある。すべてが民間機で、自衛隊関係や旧日本軍の機体はほぼない。日本の航空会社からは数年前に退役してしまったB-747関係の展示が多く、胴体の輪切りや1/8モデルを操縦するシミュレーターはビデオゲームとは違ってなかなか面白い。きっと、航空ファンにとっては貴重な存在なのだろう。

でも、学生時代から何度も747は利用したけど、個人的にはあまり良い印象がない。乗客数が多すぎて乗り降りに時間がかかるし、預けた手荷物がなかなか出てこないし。
※リニューアル工事のため、2018年(平成30年)12月は休館。