BOOK「聖地巡礼 世界遺産からアニメの舞台まで」

seitijunrei聖地巡礼
世界遺産からアニメの舞台まで
岡本亮輔著
(中公新書:780円+税)
※古書を購入

古書を購入したけど、売り上げカードが挟まったままだったので、たぶん新品のまま古書に流れたものだと思う。
この本は、「聖地」がどう成立するのか、どう支持され維持されていくのかなど、大真面目な面から聖地と聖地巡礼を解説し、世界遺産をありがたがって観光することや、最近流行のパワースポットやアニメの聖地にまで触れている。
アニメ聖地に関しては、「らき☆すた」の鷺宮町(現・久喜市)と「あの花」の秩父市について解説しているけど・・・まあ、間違いではないし、きっとその通りなんだろうけど、アニメヲタの考え方や感じ方までは踏み込んでいない。
さらに、東京の「神田明神」について、平将門の分祀については触れているけど・・・ここもアニメ聖地としてのもうひとつの典型だと思うのだけれど、ひと言も触れられていない。2015年に出た本だから、神田明神にラブライバーがたくさんいたはずなんだけど・・・。

BOOK「金刀比羅宮 こんぴらさんへの招待」

kotohiraguu金刀比羅宮
こんぴらさんへの招待
藤本義一/川村邦光他著
写真:藤田健
(筑摩書房:1,429円+税)
※古書を購入

巻頭部に藤本義一の短い随筆が載っている。藤本義一って懐かしい名前だ。巻末には数人の著者による多少まとまった解説が載っているけど、残りのページはほぼ写真をメインにしたガイドブックのような体裁。もともと100ページ強しかない薄い本なので、読む部分あまり多くはない。
それでも、興味のあった関心事については、ギリギリながら記述がわずかにあり、一応の情報は得ることが出来た。でも、完全に納得できたわけではないけど・・・。
さて、「一生に一度はこんぴら様」と江戸時代からいわれているくらいだから、仕事にかこつけて、こんぴら様にはそのうち行くことになるだろう。あまり観光をして回る余裕はなさそうだけど、こんぴら様にお参りする時間くらいはとれるはず。普通のペースで石段を登ることが果たして出来たなら・・・だけど^^;;

雑誌「日本の神社 15号 金刀比羅宮 [分冊百科]」

kotohiraguu15日本の神社 15号
金刀比羅宮
(デアゴスティーニ:562円+税)
※古書を購入

神社を巡り歩く趣味が、ないわけではない。最近はかなり怠けているけど、何かの折に神社があれば、出来るだけお参りしようとは思っている。だからといって、毎週発行される週刊誌タイプの百科事典を集めようなどとはさらさら思ってはいない。
これでも一応、仕事に資料として購入してみたわけだけど・・・思っていた以上にただのガイドブックだった^^;;
わたしがこんぴら様について知りたかったこと。それはただひとつで・・・どうして、航海・海運の神様があんな山の上にいるのかということ。一応、大物主神が四国に渡った時の本拠地とはいわれているけど、なぜこんなに内陸の山なのか・・・。
このガイドブックには触れられていないけど、奥宮からは瀬戸内海が見えるらしいから、逆に海上からも山の頂は見えるのだろう。ただ、航海の目印になるような存在感のある山とも思えないし、地図上で見る限り、瀬戸内海から見て特徴のある山とも思えない。ほんとうに、なぜなんだろう?
現地に行ってみたらわかるかも知れないけど・・・「一生に一度はこんぴら様」といわれているから、まあ、そのうち行くことになるだろう。

BOOK「伊勢神宮の謎を解く」

isejinguunonazowo-185x300伊勢神宮の謎を解く
アマテラスと天皇の「発明」
武澤秀一著
(ちくま新書:880円+税)
※古書を購入

昨年、式年遷宮が行われ、いろいろ話題になったので、そのうち読もうと、関係書籍を1冊だけ購入しておいた。
かねてから、どうして日本の天皇が長い歴史を通してその存在を維持してきたのかが不思議だった。日本の歴史の中にも・・・他の国であれば、血筋が絶やされ、王朝が交代してもおかしくない歴史的転換点があったはずだけど、なぜか天皇は維持され、日本の国体として存在し続けた。
この辺の謎に答えてくれるのではないかと、サブタイトルに期待したのだけど・・・わかったようなわからないような^^;; いままでこの手の本を数冊読んだはずだけど、あまり目新しい考察もなかった。

BOOK「江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編」

edo-tokyo609江戸東京の寺社609を歩く
下町・東郊編
槇野修著
山折哲雄監修
(PHP新書:amazon:667円)
ASIN:B0081BIO2G
※Kindle版を購入

最近、公私ともに、どうにもパッとしたことがないので、ここはひとつ神頼みするしかないという考えに至った^^; でも、手軽にいける範囲内で主だったところはしでに神様仏様関係のBLOGネタとして出かけていったことがあるので、どこかいいところはないかとこの本で探してみた。
あまりお寺には興味がなくなってしまったので、出かけてみようかと思える神社は少なかったけど、いくつかめぼしいところは見つかった。そのうち、暑くない日で、雨が降っていない時を見計らって出かけてみようと思う。

BOOK「法隆寺の謎を解く」

houryujinonazowotoku-185x300-1法隆寺の謎を解く
武澤秀一著
(ちくま新書:820円+税)
ISBN/ASIN:4480062602

世界最古の木造建築物として、世界遺産に登録されている法隆寺だけど、現存する建物が建てられた正確な時期がハッキリしていないとは知らなかった。一度焼失して再建されたものらしいけど、この頃、再建されたらしいというおぼろげなことしかわかっていないらしい。・・・まあ、それでも世界最古であることに違いはないけど。
法隆寺は、聖徳太子の所縁あるお寺としても有名だけれど・・・聖徳太子は存在しなかったという説があったりして、歴史学的にはいろいろ面白い存在。言い換えれば、歴史学のいい加減さ、曖昧さの中で、いいようにいじくられている存在でもある。
そして、法隆寺の五重塔は、地震でも倒れにくい建築構造ということでも注目されている。この辺は科学的なことだから、確かな考察に寄るのだろうけど・・・曖昧模糊とした部分にロマンを感じる歴史ファンには、あまり科学的にハッキリわからない方が面白いのかも知れない^^;

BOOK「日本の聖地 ベスト100」

nihonnoseichi100日本の聖地ベスト100
植島啓司著
(集英社新書:840円+税)
ISBN/ASIN:4087206395

最近は少し下火になったようだけど、パワースポットブームに便乗して出たガイドブックのような本だと思って購入したけど、いい意味で期待を裏切られた。それなりに読める情報量があり、各聖地をちゃんと紹介している。もちろん、1冊で100ヶ所の解説だから、情報量には限りがあるけど。
選ばれた100ヶ所は、読む前の予想とはかなり違っていて・・・秋葉原、中野、池袋乙女ロードなんていう予想はしていなかったけど、全般的に観光地のようなところを思い描いていたので・・・そういうものなのかと納得するしかない^^; でも、読んでみて実際に行ってみたいと思う場所がいくつかあった。決して秘境にあるわけではないので、行きやすいところもけっこうあるし、年内にも何ヶ所か出かけてみたいと思う。