MOOK「イカロスMOOK 鉄道連絡船のいた20世紀」

イカロスMOOK
鉄道連絡船のいた20世紀

(イカロス出版:2,190円+税)
※古書を購入

以前、青函連絡船について調べたとき、戦前、北海道と南樺太を結んでいた航路があることを知った。気にはなったけど、ずっと放置していたけど、たまに利用する古本屋で、偶然このムックを見つけて思い出した。
青函、宇高、関釜、稚泊の四大連絡船について紹介しているので、稚泊連絡船について、余り多くのページは割かれていなかった。でも、一通りのことは書かれていたし、個人的な興味は満たされた。
最初は小樽と樺太の大泊の間を定期航路でつないでいたけど、稚内まで鉄道が開通すると、すぐに連絡船が開通した。さらにその後、稚内駅から港まで3kmほど鉄道が延ばされた。それだけ需要があったのだろう。
日露戦争で獲得した南樺太を、日本がどう経営していたのか、その一端が垣間見れて面白かった。
この「イカロスMOOK」シリーズ、前に航空機のムックを手にしたことがあるけど、なかなか興味深いラインナップを揃えているようだ。

MOOK「イカロスMOOK 名機250選 マニアの王道 趣味のカタログシリーズ 飛行機生誕1世紀記念出版」

イカロスMOOK
名機250選
マニアの王道 趣味のカタログシリーズ
飛行機生誕1世紀記念出版

帆足孝治著
(イカロス出版:1,800円+税)
※古書を購入

古本屋の店頭で見かけ、これは買っておくべきだと飛びつくように購入してしまった。Amazonでは半額以下の値段で古本が手に入ると気づいてちょっとショック。いつものように、スマホで調べてから買うべきだった。でも、本の状態は非常に良いので・・・納得しよう・・・。
1903年にライト兄弟が「ライト・フライヤー」で動力飛行に成功し、いわゆる飛行機の歴史がはじまった。それ以降の250機の飛行機を紹介している。各機の紹介スペースは1ページで、必ず写真が付いている。文章量は少なくて物足りないけど、各機のアウトラインはわかる。
1997年の出版なので、日本の「MRJ」は影も形も載っていない。MRJが名機に数えられるのか、いまだ未知数だけど。最終ページは「三菱F-2」。旅客機では「ボーイング777」まで。
巻末に世界の航空博物館リスト、旧日本陸海軍機保存リストが付いていて、そのうち役に立つかも知れない。それにしても、旧日本陸海軍機って、ぜんぜん保存されていないな・・・。

BOOK「カラー図解でわかるジェット旅客機の操縦 エアバス機とボーイング機の違いは? 自動着陸機能はどういうしくみなの?」

カラー図解でわかるジェット旅客機の操縦
エアバス機とボーイング機の違いは?
自動着陸機能はどういうしくみなの?

中村寛治著
(サイエンス・アイ新書:952円+税)
※古書を購入

昨年、4カ所の航空博物館を回り、何度かシミュレーターで旅客機の操縦らしきものを体験した。実際は、指し棒で示されたところを指示されたように動かすだけだったけれども。クルマの運転もしないし、ゲームもやらないわたしにとっては、ちょっと新鮮な体験ではあった。それで興味を持ったわけではないけど、amazonを検索していて見つけたので読んでみた。航空マニアにはたまらない情報なのだろうけど・・・あまり面白い読み物ではなかった^^;
博物館でフライトシミュレーターに乗ったときにも思い浮かんだけど・・・たしか、「レインボーブリッジの下をくぐってみたかった」とかいって、航空マニアが全日空機をハイジャックした事件があったはず。犯人がジャンボジェットを操縦し、一時、墜落寸前の状態になった。墜落する前に取り押さえられ、大惨事には至らなかったけど・・・確か、機長が亡くなったはず。
こういう本を読んで、何度かフライトシミュレーターを経験すれば、本当に操縦できると思い込むヤツもでてくるんだろうなぁ^^;; もちろん、この本とそのハイジャック事件には何の関係もない。

MOOK「成田国際空港」

成田国際空港
(イカロス・ムック:1,944円+税)
※古書を購入

仕事の資料の延長として読んだけど、需要があるのか古書にもけっこういい値段が付いていた。
わたしが、長時間移動が必要な海外旅行に行く気力が失せて幾久しい。なので、成田国際空港を利用する機会がない。しかも大田区なんかに住んでいるせいか、羽田国際空港にの方に馴染みがある。だから、貨物の取扱量や海外旅行客数で成田国際空港が国内1位と聞いて、ちょっと驚いた。いわれてみれば、ふつうに納得できることではあるけど。
そう考えると、成田と羽田を抱える東京というのは、圧倒的な一極集中なんだと気がついた。そういえば、成田に第3の滑走路が作られるというニュースを昨年聞いたような気もするし、ますます海外からの旅行客が増えるのかと・・・。

MOOK「TEAM ANA 羽田&成田空港で働く」

TEAM ANA 羽田&成田空港で働く
(イカロス・ムック:1,370円+税)
※古書を購入

仕事の資料の延長で、ちょっと興味がわいたので読んでみることにした。わたしは、とくに航空ファンというわけでもないので、こういう機会でもない限り読むことはないだろうし・・・。
航空マニアでANA好きの人はもちろん、学生のリクルート資料としても役に立ちそうな本。表紙に「就活生必読!」と書いてある。羽田空港と成田空港で働くANAの地上スタッフの仕事を紹介している。ただ、機体整備のエンジニアなどは含まれていないようなので、すべての業務を網羅しているわけではないようだ。
マイルをためようと思うと、ANAかJALかどちらかに絞るのが自然だろうけど・・・わたしの場合は、特に理由もなくANAを利用することが多い。この本を読んで、ANAを利用する上で何か役に立つ知識を得たかというと、特別何もなかった。

BOOK「トヨタ産業技術記念館 ガイドブック」

数日前、名古屋で見てきた「トヨタ産業技術記念館」のガイドブック。
タイトルはガイドブックだけど、320ページを超える厚さがあり、常設展示されている内容がほぼすべて掲載されているようなので、事実上は「図録」といってよい内容だと思う。もちろん、常設店の展示内容は変化するだろうけど、2014年の改訂版なので、大きな違いはないだろう。さすがに「世界のトヨタ」。企業博物館でこれだけのガイドブック(図録)を作っているところは、めったにないのではないだろうか。
「繊維機械館」の部分は、展示機械の積み重ねが、豊田佐吉が織機の改良・発明を重ねてきた歴史そのもので、いい換えるならば明治以降の日本の繊維産業の技術史そのもの。
全体の3分の2ほどを占める「自動車館」の部分も同様で、トヨタの黎明期の技術史は、そのまま日本の自動車黎明期の技術史といってよい内容だと思う。

BOOK「図解・燃料電池自動車のメカニズム 水素で走るしくみから自動運転の未来まで」

図解・燃料電池自動車のメカニズム
水素で走るしくみから自動運転の未来まで

川辺謙一著
(講談社ブルーバックス:900円+税)
※古書を購入

わたしは運転もしないし、必要性もあまり感じないので、クルマに興味がない。でも、仕事柄、燃料電池車について少し勉強しておこうと思い、読んでみることにした。正確に言うと、古本屋でたまたま見つけたのでそういう気になった。
燃料電池そのものについてはそれなりに知識があったので、非常にわかりやすく読んだ。タイトルが示すような、燃料電池車の仕組みだけではなく、開発の歴史などにもページを割いていた。明確な目的があって読んだわけではないので、こういう総合的な解説はありがたい構成だった。
ひとつだけ不満な点があるとしたら、コストパフォーマンスやエコ性能あたりが明確ではないという点。この本に限ったことではないけど、そういう点まで含めて燃料電池の性能を明確に示している本には出会ったことがない。もちろん、燃料となる水素の供給などが進化途上にあるから、明確にはいえないんだろうけど・・・。
燃料電池車について、トコトン知りたいというわけではないけど・・・水素の生産という意味では、そろそろ人工光合成の本でも読まなければならないのかな・・・わたしにとって、有機化学は鬼門なんだけど^^;;