BOOK「僕は友達が少ない 11」

bokuhatomodatigasukunai11僕は友達が少ない(第11巻)
平坂読著
イラスト:ブリキ
(MF文庫J:580円+税)

「はがない」の最終巻。
前巻の大乱闘を引きずって・・・幸村と交際することになった小鷹。こういうハーレム型ラブコメでは珍しい展開。でも、正直いって、本当に幸村と付き合う必要があったんだろうか? 誰とも付き合わないという曖昧な結論で良かったんじゃないかという気がしないでもない。そもそも、いびつで不自然な状況をいびつなまま上塗りする必要なんてないんだから・・・。
まあ、それでも作者は、どうしてもこういう結末にしたかったんだろうな・・・。細かな伏線まで回収して、スッキリさせたかったという気持ちはわかるけど、高校2年の年末から高校卒業まで、あらすじをなぞるように1年間を1巻でというのは、消化不良という感じ。好みの問題というか・・・賛否両論あるんだろうけど。
<完結>

BOOK「僕は友達が少ない 10」

bokuhatomodatigasukunai10僕は友達が少ない(第10巻)
平坂読著
イラスト:ブリキ
(MF文庫J:580円+税)

前の巻に引き続き、この巻も発刊が後れた。・・・作者もいろいろ苦しんでいるようだ。
本当なら、小鷹が星奈を選んだことで、完結に持って行ってよかったお話を、「星奈が好きだけど、交際しない。いままで通りみんなで仲良く」という曖昧な結末にしてしまったので、恋愛ものとしてのメインストーリーの着地点は失われてしまったように思っていた。
友達のいないイタイ高校生たちが、友達を作ろうと隣人部を作ったわけだけど、その実は、小鷹を中心としたハーレム状態。友情と恋愛にどう折り合いを付けるかがメインストーリーだったけど・・・意外な結末になった。
次の第11巻はすべてエピローグらしく、それで完結らしい。

BOOK「僕は友達が少ない 9」

bokuhatomodatigasukunai09僕は友達が少ない(第9巻)
平坂読著
イラスト:ブリキ
(MF文庫J:580円+税)
ISBN/ASIN:4840151290

一度発売が延期になり、2ヶ月ほど遅れて発売になった。テレビアニメ化され、そこそこ人気が出た作品にありがちな展開かも・・・。そういう大人の事情をはねのけて、ちゃんとした結末まで書き切って欲しいものだ。
この手のハーレム型ラブコメでは、最終的に誰を選ぶのかなど描かれることがなく、うやむやのうちにエンディングを迎えることが多い^^; 登場人物が真正面から告白することなどないし、そもそも、主人公の男の子が激ニブで気がつかないという、無理矢理な設定で進行していく。
ところが、前の巻で星奈が告白してしまった。その上この巻では、小鷹も星奈が好きだと認めてしまった。しかし、「好きだけど付き合わない、いままでのままで」という新たな設定に突入してしまった。こんな微妙な距離感の無理矢理な設定で隣人部が続くわけがないので、意外とエンディングが近いのかも知れない。

BOOK「僕は友達が少ない ゆにばーす2」

haganai_universe02僕は友達が少ない ゆにばーず2
平坂読 他著
イラスト:ブリキ 他
(MF文庫J:580円+税)
ISBN/ASIN:4840149822

「はがない」の公式アンソロジーノベル第2弾。
本編がエンディングを迎える前に出たので、アンソロジーのベルの続巻も読んでみることにした。もうじき、テレビアニメの第2シリーズも原作に追いつきそうなので、ギリギリセーフのタイミングだった。なんとなく、本編の結末が・・・期待外れの方向に行きそうなので、興味を失う前に出版されたという意味だけど^^;;
原作と比べて、文体や作風に違和感がないわけではないのだけど、まあ、それなりに楽しく読める。原作では書けないようなお話もあって、面白かったりもする。
でも・・・こういう公式二次創作的なアンソロジーノベルってどうなんだろう? 人気作品をビジネス的に活用するやり方としてはあるのだろうけど、作品を大切にするという姿勢には反する気がする。原作者自身が参加しているのだから、本人は気にしていないのだろうけど^^;

BOOK「僕は友達が少ない Connect」

haganai_connect01僕は友達が少ない Connect
平坂読著
イラスト:ブリキ
(MF文庫J:580円+税)
ISBN/ASIN:4840143653

年の瀬だというのに気管支炎ぽいので、今年の大掃除は諦めて、半病人状態で本を読み始めたら、あっという間に読み終わってしまった。
「はがない」の最新巻。・・・時系列的には、第1巻から第8巻までの間のサイドストーリーだけど・・・作者によると、第8巻のあと、第9巻の前に読むべき巻とのこと。
本編は小鷹のモノローグで書かれているけど、このConnectは夜空や理科、ステラなど他の登場人物のモノローグで書かれている。作者にいわせると、読んでも読まなくてもいい「外伝」的なものではないということだけど・・・。
正直、読んだ感想は、キャラクター設定資料を文字に置き換え、小鷹のモノローグでは書き切れない話をそれぞれ本人の視点から補足したという感じは否めない。
・・・まあ、面白かったけどね^^;

BOOK「僕は友達が少ない ゆにばーす」

haganai_universe01僕は友達が少ない ゆにばーず
平坂読 他著
イラスト:ブリキ 他
(MF文庫J:580円+税)
ISBN/ASIN:4840143066

「はがない」の公式アンソロジーノベル。
原作者の平坂読は「魔法少女うんこ☆マリア」というスピンオフっぽい短編を書いている以外、他の4編は本物の「はがない」とほとんど同じノリで書かれた短編。・・・意外と楽しめた。
「魔法少女うんこ☆マリア」は「第一話」となっているから、第二話以降も書かれる・・・つまり、「ゆにばーす」の続巻の予定があるのだろう。この続巻を読む気になるかどうかは・・・本編がどういうエンディングになるかにもよるけど・・・本編が煮詰まる前に出て欲しいと思う。
それはそうとして・・・1月から、テレビアニメの第2シリーズが始まるらしい。

BOOK「僕は友達が少ない 8」

bokuhatomodatigasukunai08僕は友達が少ない(第8巻)
平坂読著
イラスト:ブリキ
(MF文庫J:580円+税)
ISBN/ASIN:4840145985

かなり以前だけど、このシリーズの第1巻を読んだとき・・・登場する女の子たちがみな性格の悪いキャラばかりで、読み続けるのを一時期躊躇ったけど、「はがない」だけど、なんだかんだ、最新巻まで読んでしまった^^; アニメを見て、「はがない」はふつうのラブコメではなく、性格の悪い女の子たちがいがみ合うコメディだと思えば、けっこう面白く読めるようになった。そしてそのうち、ラブコメ的な要素も受け入れられるようになった。
ここまで、いろいろ前振りばかりで強引な引っ張りはあったけど・・・ようやく、本当に佳境に入ってきた。そして、あとがきによると・・・次巻で完結するらしい。