喫煙者が減っても、分煙が進んでも、受動喫煙被害はなくならない・・・というより、受動喫煙被害なんて嘘っぱちじゃないか?

今日読み終わった「二酸化炭素温暖仮設の崩壊」広瀬隆著(集英社新書)にすごい話が載っていた。・・・我が意を得たりという感じで、紹介してみる。

kitsuentohaigan.jpg

今年の10月1日からタバコ税が大幅に上がり、小売価格が値上がりした。その結果、税収は減ると予想されているけど、医療費が下がるから、財政的にも効果があるという意見がある。ところが、この本にこんな話が載っていた。
右上のグラフは、1970年から2002年までの、幼稚園児~高校生の喘息の発生率で、子どもたちの喘息発生率は軒並み増えている
直近の10年間でも、中学生の喘息発生率は22倍に増えている。高校生で13.6倍。小児喘息があるため元々喘息の多い幼稚園児でも2.5倍、小学生で6.7倍に増えている。
そして、右下のグラフは日本人男性の肺ガンと喫煙率の推移を表している。
1960年から2003年の間に、肺ガンの死亡率は8.5倍に増えている
一方、喫煙率は1975年からの統計だけど、安定して低下し、ほぼ半減している。(この本には載っていないけど、女性の喫煙者は横ばいから微増で、この考察には大きな影響を与えない)
喫煙者が減り、間接喫煙も減っているのだから、肺ガンの死亡率は下がるべきじゃないのか?
ところが、喫煙率が低下しているにもかかわらず、喘息や肺ガンといった肺疾患が増えてる。グラフに直接書かれてはいないけど、分煙だって進んでいるし、肺ガン治療の医療技術だって進歩しているのにもかかわらずだ。
つまり、喫煙と肺疾患の間には、明確な因果関係はないんじゃないのか!?
にもかかわらず、喫煙者が減れば、医療費が下がるというのはどうしてなんだろう? どういう根拠で言っているのか想像も付かない。
そもそも、受動喫煙被害って実在する問題なのかとさえ疑ってしまう。
とはいえ、「タバコの煙やニオイが嫌いだ!」という人も多いわけで、いわゆる「嫌煙」というのは理解できる。「嫌煙権運動」は、ものごとの好き嫌いが集積したある種の社会的なヒステリーだから^^; でも、上に示した事実を考えると、いまの嫌煙権運動の好き嫌いという根拠以外の大半が理解できなくなる。
まあ、政府が発表した統計や、予測値なんて、何が信用できて何が信用できないのかさえわからないし。そもそも、このグラフだって政府の統計だけど・・・。
「喫煙者が減れば医療費を抑制できる」なんて、他にもよく聞く話と同じではないか。年間何百万人の利用者が見込まれるからと作った高速道路がガラガラだったり、何百億円の経済効果が見込まれるからと作った空港に定期便さえ就航しなかったり・・・。
ちなみに、明日は「肺ガン撲滅デー」だとか。

BOOK「二酸化炭素温暖化説の崩壊」

nisankatansoondankanohoukai.jpg二酸化炭素温暖化説の崩壊
広瀬 隆著
(集英社新書:700円+税)
ISBN/ASIN:4087205527

地球温暖化は政治的あるいは経済的問題で、科学的な問題ではないとは思っていたけど、ここまでひどい話だとは思わなかった。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)がここまでデタラメなことをしていたとは知らなかったし、海外で地球温暖化問題がどう認識されているかにも、想像を超えるギャップがあった。なにより、IPCCがデータをねつ造して気候変動を都合よく説明していたことを暴露した「クライメートゲート事件」のことさえ知らなかった。
どうして日本のマスコミはこの事件や、海外ではほとんど常識となっているIPCCのデタラメさ、そしてそれに基づく二酸化炭素温暖化説のデタラメさを報道しないのか? まったくもってよくわからない。
その結果、日本では二酸化炭素排出削減のために、財政難のさなかにもかかわらず意味のない環境政策を続け、それなりの額を政府支出し続けている。さらに、日本国民は、小さな子供たちからお年寄りまで、毎日意味のない苦労を積み重ねている。この不況下、二酸化炭素削減のために民間企業が無意味な支出を強いられていることも問題だ。
とりあえず、こういう本がたくさんの人に読まれ、マスコミが無視できない状況になってくれることを願うのみだ。
ついでに、この本に書かれていた「喫煙」と「肺ガン」に関する考察を別項目で紹介しておく。
いわゆる「嫌煙権」とか、「受動喫煙被害」とか、声高に喧伝する政府やマスコミ・・・どうやら、「地球温暖化」と同じ構図があるらしい^^;

BOOK「環境活動家のウソ八百」

kankyoukatudoukanouso800.jpg環境活動家のウソ八百
リッカルド・カショーリ/アントニオ・ガスパリ著
草皆伸子訳
(洋泉社新書:760円+税)
ISBN/ASIN:4862483096

地球環境問題が政治的、経済的な問題に過ぎないことはわかっていたけど、「優生学的差別」が根底にあるとは知らなかった。具体的には「社会的弱者差別」や「遺伝的弱者差別」だけど、これが発展していくと「民族差別」や「人種差別」、「国家差別」につながる。
そもそも日本人から見ると、「白人」はひとつの概念としてまとめて考えてしまうけど、白人の中では民族的な差別があり、文化的、宗教的な差別もある。かつてのナチドイツのユダヤ人に対するホロコーストのように・・・。
さて、限りある資源を誰が使い続けるか? 次世代に受け継がれた豊かな環境を享受するのは誰の子供たちか? ・・・この答えは当然、いま現在の国際社会で発言力の強い国ということになる。だから、名古屋で開催された「生物多様性条約」のCOP10でも、先進国と途上国の対立という構図が浮かび上がってくる。
まあ、それはわかるけど・・・「優生学的差別」に起源があるといわれても、にわかには信じにくい^^; でも、もしこれが正しいとしたら、経済的な先進国といっても・・・たぶん、欧米の視点で言えば、この中に日本と中国、韓国などは含まれていないような気がする。

BOOK「偽善エコロジー」

gizenekoroji.jpg偽善エコロジー
「環境生活」が地球を破壊する
武田邦彦著
(幻冬舎新書:740円+税)
ISBN/ASIN:4344980808

この本の著者がテレビ番組で袋だたき状に非難されるシーンを何度か見たことがある^^; 正しいことを主張していいるにもかかわらず、不当に非難されるのは、見ていて愉快なことではなかった。
でも、この本は21万部も売れたようだし、他の著書もかなり売れているようなので、いまの環境問題に対する世間の認識がひっくり返る日も、意外に近いのかも知れない。
地球温暖化への二酸化炭素の影響はほとんどなく、いま進められているエコライフが本末転倒であることがはっきりしたら、政府やマスコミはどう申し開きをするのだろう? ものすごい税金を投入して、一部の環境技術や製品に肩入れしてしまったことの責任を取れるんだろうか・・・?

BOOK「日本人はなぜ環境問題にだまされるのか」

nihonjinhanazekankyoumondaini.jpg日本人はなぜ環境問題にだまされるのか
武田邦彦著
(PHP新書:700円+税)
ISBN/ASIN:4569705385

ここ最近、ようやく地球環境問題の不条理を堂々と説明する本がたくさん出版されるようになった。遅すぎという感じがしないわけでもないけど、正しい情報が普及していくのは、なんにしてもいいことだ。
今後、「地球温暖化、気候変動に二酸化炭素は無関係」という事実が広く認知されるようになった時、学者や政治家はどう責任をとるつもりだろう? 財政危機といいながら、二酸化炭素削減のためにどれだけの補助金や研究費、広報費、教育費が浪費されたことか。いや、これからもしばらくはムダな支出が続くのだろうし・・・。
せめて、景気回復の一助にでもなってくれれば、まだ救いはあるけど・・・エコカー購入の補助金が無くなった途端、自動車メーカーが値引き競争を始めた感じからすると、デフレ圧力にはなっても、景気浮揚策にはならなかったということだろうなぁ。

BOOK「科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている」

kagakusyano9wariha.jpg科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている
丸山茂徳著
(宝島社新書:648円+税)
ISBN/ASIN:4796662918

「地球温暖化」が自然科学的な「問題」ではなく、経済的あるいは経済政策的な「問題」だと言うことは、以前から知ってはいたけど、IPCCのシミュレーターがここまでタコなものだとは知らなかった。
この本の著者は、東京工業大学大学院の教授だけど、どうしてこういうちゃんとした人がこういう本を書きながら、マスコミは事実を見つめ、事実を伝えようとしないのだろう。やはり、経済問題だからだろうか^^;
でも、この本の後半部は、ちょっと余計なことばかり書いているような気がする。「世界統一国家」云々と言った、理想論的な提言は・・・内心、引いてしまう。ある意味、こういう、ちょっと宗教がかったとも思える提案などが、科学的な記述まで胡散臭い感じにしてしまっているような気さえする。
・・・ということで、似たような本をまた読まないと、スッキリしない感じになってしまった^^;;

BOOK「ゴミ分別の異常な世界」

gomibunnbetunoijou.jpgゴミ分別の異常な世界
リサイクル社会の幻想
杉本裕明/服部美佐子著
(幻冬舎新書:780円+税)
ISBN/ASIN:4344981331

こういう本を読むと、なるほどなぁ~と思う。たしかに、自治体などのゴミへの取り組みは地域でまちまちで、いい加減なことも多いとは常々感じてはいた。
でも、それぞれの自治体には、それぞれ状況も違い、それぞれ言い分もあって・・・たいていは、それなりに筋の通った話しだったりする。
結局は、ゴミ問題、リサイクル、エネルギー問題、二酸化炭素削減、環境問題などは、それぞれに関連してはいるけど、本来は別々の問題だと言う点がハッキリしていないから、こういうことになるのだと思う。こちらを立てれば、こちらが立たずと言ったモグラ叩き的な仕組みでは、ゴミ問題は解消されないということだろう。