成年コミックス「すきあつめ」

18禁
すきあつめ
うえかん著
(メガストアコミックス:1,000円+税)
※古書を購入

野球部のマネージャーものなどの高校生もの。
運動部のマネージャーものにありがちな集団暴行や乱交などは一切なく、内容は至ってノーマルなものばかりだった。純愛ものとまではいわないけど、鬼畜要素は全くなかった。
言いかえれば、とくにどうといった特色もないわけだけど・・・だからなのか、ものすごく目を引いたのが・・・各話タイトルのひとつにあった「好きになってほしイモ」。ストーリーに「干し芋」はぜんぜん関係はなくて、唐突に出てきた単なるオヤジギャグ。絶対に登場人物の女子高生が口にするようなダジャレではないだろう。面白いギャグではないけど、こういうマンガでひょっこり見つけると、ちょっとツボにはまったりする。

成年コミックス「TSF物語」

18禁
TSF物語
新堂エル著
(MUJIN COMICS:1,000円+税)
※古書を購入

「TSF(Trans Sexual Fiction)」・・・いわゆる性転換ものの成年マンガ。
薬の副作用で女の子になってしまった男子高校生タクミくんの連作短編を中心とした短編集。途中、何作か別の短編が挿入されている。
TSものマンガは、絵だけでは男なのか女なのかわからないというか、最初から美少女に描かれててしまうので今イチ性転換した前後で、人物像の変化がはっきりしない。逆をいうと、二次元だからこそ美少女に表現できるともいえるのだけど。
TSものは陵辱的な展開になることが多く、ワンパターンになりがち。でも、この新堂エルという作家には、なんらかのオリジナリティがあるのではと期待していた。最初は鬼畜展開だったけど、最後は予想外のハッピーエンドで、なんとか合格点という感じ。まあ、エロマンガに多くを期待するなということなんだろうけど・・・。

成年コミックス「露出オトメmore あたしの全裸…もっと見てっ!」

18禁
露出オトメmore
あたしの全裸…もっと見てっ!

SMAC著
(KAIOHSHA COMICS:1,000円+税)

『露出オトメ』に続巻が出ていたので買ってみた。この手のマンガで、頂き物や古本ではなく、新品を買ったのははじめてのことかも知れない。
全体の構成は前巻と同じで、2編の中編マンガと、コマ割りしていないシーンだけを描いたページの二部構成。漫画としてはおもしろい。
中編マンガは、野外で全裸になり、人に気づかれるのではというスリルに興奮し、なかなか止めることが出来ないまま、最後は人に見つかってしまうという流れだけど・・・スリルだけではなく、実際に見られることでも興奮するらしい。これは設定だといわれればそれだけのことだけど、スリルを味わう快感と見られる快感はひとりの人間の中に同居するものなんだろうか?
わたしにはこういう性癖がないのでわからないけど、別物のように思う。なぜなら、見られることが快感なら、頭の中は「見せたい」「見られない」になって、それを我慢しながら露出し続けることになる。そういう心理は描かれていないんだよな。

成年コミックス「新堂エルの文化人類学」

18禁
新堂エルの文化人類学
新堂エル著
(MUJIN COMICS:1,095円+税)
※古書を購入

amazonで文化人類学関係の本を検索していたら、1冊だけアダルト指定の成年コミックスが出てきた。エロマンガなのに、「文化人類学」という単語がタイトルに含まれているから。
齋教授の研究室で学ぶ女子大生・宮下直海。単位を取るために、齋教授のフィールドワークに付き合わされる。細かな設定を説明しないといけないため、やたら文字が多くて、全体的なエロ感は減っている。
奇祭に参加させられ神様に犯されるは、大ダコに犯され子どもを産まさせられるは、南の島に村入りして家畜として飼われるとかしながら、なんとか無事に生還。さらにゾンビパウダー入りのクッキーを食べて、性交した男をゾンビ化しながら、黄泉の国の神の子を産むは・・・乱交や出産などグロっぽいシーンもあるけど、ここまでやるとちょっとコメディっぽくも見える。こんなに悲惨な目に遭わされた宮下さんが、最後になんか魅力的に見えてしまうのはなぜだろう?

成年コミックス「露出オトメ 変態少女は全裸がお好き」

18禁
露出オトメ
変態少女は全裸がお好き

SMAC著
(KAIOHSHA COMICS:1,000円+税)
※古書を購入

机上の空論かも知れないけど・・・露出には人に見せるタイプと、気づかれないギリギリのスリルを味わうタイプの2種類があって、それぞれが全裸になるかならないかに別れ、組み合わせで4つのパターンがあるように思う。
このマンガは、外で全裸になるタイプで、人に見られないギリギリを連続して楽しみながら、最終的には人に見られるタイプ。外でオナニーを繰り返し、何度も危機的状況になりながら、興奮してどんどん続けてしまう流れは、読んでいてなかなかスリリング。そこらへんで止めておけよと思うけど、止められない性癖なので仕方がない、のだろう。
シーンを描いただけの、コマ割りしていない紙芝居的なページもあるけど、使い回しのカットという気がしなくもない。
あっけらかんと、なんの羞恥心もなく裸を晒すタイプのマンガを見かけるけど、この作者は露出に対する理解が深いように思う。勝手な想像だけど^^;;

成年コミックス「エロ本ですよ。」

18禁
エロ本ですよ。
高柳カツヤ著
(メガストアコミックス:1,000円+税)
※古書を購入

短編集で、全編を通したコンセプトはないけれど・・・何ともいえない雰囲気のあるマンガが多った。最後にクスリと笑わせるようなお話があるかと思うと、うーむと思わず考え込むようなお話なんかもあって・・・。
マンガはあくまでも創作物なので、作品と作者の性癖は別物だということはわかっている。でも、にじみ出てくる性癖って、あると思うんだよな・・・。そんなことを感じさせるマンガだった。
エロという面だけでなく、もしかすると、けっこう才能のある作家のような気がしないでもない。ただし、あとがきまんがを見る限り、友だちになりたいタイプの人間ではなさそうだ^^;;

成年コミックス「レイカは華麗な僕のメイド」

18禁
レイカは華麗な僕のメイド
ぐすたふ著
(KAIOHSHA COMICS:1,111円+税)
※古書を購入

親を亡くして膨大な遺産を相続した少年・怜治が、超絶美人のメイド・レイカと巨大な屋敷で暮らしはじめた。身も心も誠心誠意ご奉仕するという夢のような展開なんだけど・・・レイカは愛のあるセックスがわからない。レイカはトンチンカンながらも天使のようなメイド依存症で、面白い性格をしている。まあ、こういうマンガではありふれたメイドかも知れないけど・・・。一応、過去の記憶がなくて、謎解き的な展開にもなっている。
怜治はメイド萌えで、先輩にまで手を出し、さらにはメイドコスで男の娘にまでなってしまうといういろいろ盛りだくさんではあったけど・・・ストーリーをもう少し丁寧に追って欲しかった。こういうマンガにストーリーを求めるのもヘンだけど。