BOOK「はたらく魔王さま! 17 【電子特別版】」

はたらく魔王さま!【電子特別版】(第17巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:amazon:630円)
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エンテ・イスラでは神討ちの準備が進められていたが、真奥とエミリア、千穂はいつも通りの笹塚での生活に戻っていた。そして、真奥の正社員登用試験はまさかの不合格・・・さらに木崎店長が本部への人事異動が決まった。・・・今回、ホワイトデーのイベントで、完結に向けての細々とした外堀を埋めたと・・・理解しておこう。まあ、木崎店長の件は、本筋中の本筋だけど・・・そんなに「正社員」にこだわる必要があるんだろうか? 木崎店長って、本当にふつうの地球人なのかどうか分からないけど・・・真奥には、正社員より起業家を目指すべき気もするけど・・・。
一方、神討ちの方では、用意しなければならない最後のアイテム「アストラルジェム」を抱えた老悪魔・・・ボケが進んで手に負えないトカゲ悪魔のキナンナがらみのお話。認知症のお年寄りの介護は、笑えない問題だけど・・・リアルな介護現場では、お年寄りを拘束したり、睡眠薬で眠らせ続けたりというのが問題になったりするけど・・・キナンナは聖法気で拘束され続けている。
悪魔たちの世界・・・魔界って、そういえば第0巻の外伝にしか出てきていなかったのか・・・。エミリアって、いまさらながらフラグを立ててるけど、ブレ過ぎなんじゃないだろうか。

BOOK「はたらく魔王さま! 0-II」

はたらく魔王さま!(第0-II巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:amazon:610円)
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この巻の「0-II」というナンバリング・・・真奥が地球世界に来る前のお話だから、第0巻なんだろうと思うけど・・・前は短編集のようなおかしな構成だったから、よくわからない。あとがきでなにか説明していたけど、それでもはっきりしない。
外伝というか、余談というか・・・この巻も、冒頭のお話は、エンテイスラを救うために月に向かう準備をしている魔王城で、千穂が大元帥として悪魔たちにバレンタインチョコを配るというお話だったりする・・・。
そしてメインのお話は・・・魔王軍の初期の頃、アリシエルが魔王軍に吸収され、さらにマブランケ族が真奥のに加わり、名実ともに真奥が悪魔界の覇道を進む体制が整うまでのお話。マブランケの里のさらに南方を守っていた銀腕族を排除し、古の大魔王サタンの居城サタナスアルクにたどり着いた真奥。後に魔王城となるこの施設が、巨大な宇宙船であることは・・・すでに本編で明かされている。・・・どうやら、燃料切れ状態のようだけど、本編で役に立つんだろうか^^;

BOOK「はたらく魔王さま! 16」

hatarakumaou16はたらく魔王さま!(第16巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:amazon:590円)
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予想外に長いこと引っ張られたけど・・・結局、エンテ・イスラの人類を救うため・・・というより、7月のアラス・ラムスの誕生日に、離ればなれになっているセフィラの子たちに再会させるために、真奥たちは神討ちの戦いを決意した。一時は、12巻あたりで完結してもおかしくない雰囲気だったけど、かなりモタモタした感じがしないでもない。
この巻にしても、実際はまだ事前準備の段階で・・・真奥と恵美以外のメンバーはみんなエンテ・イスラに移動してしまった。居残りの真奥は正社員研修でもたついているわけで・・・。もたつきついでに、バレンタインデーがらみのラブコメ話。明確に意思表示している千穂は別格として、恵美と鈴乃が真奥に対して、いまだにこんなに一線を敷いているとは思わなかった。やっぱりモタモタ感が長すぎる・・・^^;;
神討ちの戦いに必要な大魔王の4つの遺産を回収・・・今回はエンテ・イスラ北大陸にある「アドラメレキヌスの魔槍」だけど、ここに千穂ちゃんが出てくるとは・・・。それにしても千穂ちゃんの進路って、いったいどこに向かっているのだろう?^^;;

BOOK「はたらく魔王さま! 15」

hatarakumaou15はたらく魔王さま!(第15巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:amazon:570円)
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短編集の前巻を飛ばし、第13巻からの続き。
こちらの読むタイミングの問題だけど、この時期にクリスマス衣裳の表紙とは・・・ちょっと違和感がある^^;
恵美の母親ライラが現れ、目下の懸案は、真奥たちがエンテ・イスラの人間を救うために行動するか否かということ。・・・延々と種明かしや舞台背景の再設定などが重ねられ、最後に単純明快な動機付け。で・・・結局はこうなるんだな^^; 完結に向かってまっしぐら、という感じではないけど・・・。
そもそも、『はたらく魔王さま!』というタイトルが示す通り、地球でビジネスを学んで魔界に帰還し、悪魔たちの世界で、新しい世界を築くというのが、真奥貞夫こと大魔王サタンの最終目的だったはず。しかし、真奥はマグロナルドの正社員研修中だし、まだまだ学ぶべきことは多いし、これからも必死に働かないとならないわけで・・・。

BOOK「はたらく魔王さま! 14」

hatarakumaou14はたらく魔王さま!(第14巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:590円+税)

この巻は短編集。一応、本編の時間軸をなぞりながら、あのとき、恵美の方ではどうなっていたとか、なんとかかんとか、本編では見過ごされた陰のエピソードを拾い集めた感じ。ただし、本編にもなにがしかの影響が出てくる可能性もある。ちょっと時間軸がずれた短編集だと甘く見ていられない短編集かも知れない。
中でも、木崎店長の幼なじみが現れ、過去のしがらみがはっきりしていくけど、木崎と真奥について、新たなしがらみが生まれていくものかどうか? そしてやがてそのしがらみが本編に絡んでくるとこがあるかどうか?
エミリアがこの世界に初めてやって来た直後のこと。結果的には安い事故物件を見つけて、収入の割には立派なマンションに住むことになるとか・・・ちょっとうらやましい感じ^^;;

BOOK「はたらく魔王さま! 13」

hatarakumaou13はたらく魔王さま!(第13巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:590円+税)

リスタートという感じで、真奥たちの通常の日常生活に戻ったけど・・・やたら、アパートの住人が増えて賑やかになった。遊佐恵美も真奥のハンバーガーショップで働き始め、いつも真奥のそばにいるし^^;; 平穏さを取り戻しつつ、前号からのライラの後始末というか、セフィロトとセフィラに関する種明かし。ライラのキャラがよくわからないので、読んでいてちょっとイライラする。
ライラだけではなく、前巻から恵美も相変わらずだし、この巻は千穂までいじいじしはじめて、いままでのキャラとはぜんぜん違う雰囲気。脇キャラの梨香まで別キャラのよう^^;;
人間関係を一度、組み立て直す意図があるのかも知れないけど、この巻全体がうじうじしたお話だった。
ただひとり、アシエスだけがあっけらかんとしていたけど^^;; でも、アシエスというキャラは、悪意はないんだけど・・・けっこう苛つく。

BOOK「はたらく魔王さま! 12」

hatarakumaou12はたらく魔王さま!(第12巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:590円+税)

出版順でいうと第0巻を挟んで、この巻はメインストーリーに戻って第11巻の続き。エンテイスラから帰還して、その後始末がつづいている。
いろいろと登場人物が勢揃いしたので、これまでの謎を種明かし・・・。魔王城の大家・志波美輝はこの物語の当初から伏線として存在がちりばめられていたし、エンテイスラからの帰還にも関わったので、種明かしの中核にいる。たぶん、この展開はこの小説がスタートした時点で決まっていたのだろうから・・・志波美輝をもう少し見栄えのするキャラにしておいて欲しかった^^;; まあ、なんでもかんでも美少女という設定がいいわけではないけど。
初期設定がガラガラポンされてしまったので、どう再構築して今後の展開をリスタートするのか注目していたけど・・・真奥が主人公であることを放棄するようなことを口走り、1巻まるまる足踏みした感じ^^;; まさかとは思うけど、恵美がこのまま丸くなってしまってグズグズのラブコメ長編にならなければ良いのだけど・・・。この巻が良い意味でのリスタートになって欲しいものだ。