海上交通の守り神として古くから信仰を集め、関西では「こんぴらさん」と呼ばれ親しまれてきた「金刀比羅宮」の参道に入り、名物の石段がはじるとと思った途端、ちょっと脇に入るとある海事博物館。当然、こんぴらさんの存在があるから、この琴平に海事博物館が建てられたのだけど・・・こんぴらさんに関連して、「こんぴら船」を紹介する博物館ではなく、あくまでも総合的な海事が展示されていた。坂本龍馬が所持していたという西洋の軍艦の図面など、ちょっとすごいものもあった。
以前から、海から数キロも奥まった琴平の象頭山に、どうして海上交通の神様が祭られたのか不思議だったけど、館の方の説明によると、江戸時代に干拓・造成されるまでは、すぐ近くまで海だったのだとか。・・・ようやく納得できた。
内部は撮影禁止。
内部は撮影禁止。