BOOK「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)16」

blacksmith16聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(第16巻)
三浦勇雄著
イラスト:屡那
(MF文庫J:580円+税)
※古書を購入

前の巻で帝国との戦いが終了し、ヴァルニバルの封印も終わってしまったので・・・この最終巻はすべて後日談。
前の巻のエピローグで300年後のヴァルニバル再封印とアリアの復活まで描かれているけど、そこに至るまでのお話。
本編で、リサただひとりが可哀想というか、救いのない状態だったので、この巻はリサの救済という意味で書かれたのではないかと思う。でも、この巻を通してずっとリサは可哀想な状況で・・・最後の数行だけ、ヴァルニバル再封印直後にリサの救済が書かれたけど・・・こんなんでいいのか? リサはこれで本当に幸せなのか・・・。
この巻は余計なエピローグといえばそうなのかも知れないけど、大人の事情による極端な引き延ばしもなく、ちゃんと完結してくれて良かった^^
<完結>

BOOK「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)15」

blacksmith15聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(第15巻)
三浦勇雄著
イラスト:屡那
(MF文庫J:580円+税)
※古書を購入

ヴァルニバルが復活してしまった。よくありがちなラスボスだけど・・・超巨大な竜。
この小説に限らず、こういう巨大で強力なラスボスが出てくると、ちっぽけな人間がどう闘うのか、いつも気になる。たいていは竜退治専用の聖剣のような武器で仕留めるわけだけど、ラスボスの巨大さと戦闘シーンが不釣り合いで、いまひとつピンとこないことが多い。
この小説も聖剣VS巨大竜という王道の組み合わせで描かれている。ヴァルニバルとの戦闘そのものは意外に呆気なくて、スケール感に違和感があったけど・・・最終的には手続き的な封印だったし、まあいいか・・・。で、本編は完結した、らしい。

BOOK「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)14」

blacksmith14聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(第14巻)
三浦勇雄著
イラスト:屡那
(MF文庫J:580円+税)
※古書を購入

この巻を含めて、残り3巻で完結。いよいよ佳境に入ってきた感じ。
帝政列集国と独立交易都市の全面戦争と続き。ブレア火山で本格的な戦闘が始まった。始まったのだけど・・・戦線が広すぎて、ズルズルと市街地を失い、拠点のブレア火山の麓まで帝国軍が侵入してきた。個々の局地的戦闘を順に描いているけど、これといった山場もないまま、シーグフリードがヴァルニバルの封印を解いてしまった。
両軍とも被害は甚大で、ストーリー的に何のための戦いだったのか釈然としない。シーグフリードと幾人かを除いて、ほぼすべてが満身創痍の状況に陥ったわけだけど、これが今後どう活かされていくんだろうか。

BOOK「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)13」

blacksmith13聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(第13巻)
三浦勇雄著
イラスト:屡那
(MF文庫J:580円+税)
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前の巻で、ついに「聖剣」が完成した・・・らしい。ただ、期待していた真価はすぐには発揮できなかったが。もちろん、予想されたとおり、アリアと銘無しの魔剣時代の記憶も失われていた。
そしてついに、帝政列集国のシーグフリードが進軍を開始。独立交易都市とブレア火山を舞台に全面戦争が開始された。独立交易都市を包囲して総攻撃がはじまった。
無数のワナを仕掛けて放棄した独立交易都市の市街地を突破され、いよいよブレア火山での戦火が切って落とされようというとき・・・この巻の本編はお仕舞い。・・・残りのページを埋めるために、おまけの短編が2編収録されていた。
ネタバレになるので、なるべくあらすじは書かないようにしているけど・・・順序立てて説明しているような内容なので、他には何も書きようがない^^;;

BOOK「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)12」

blacksmith12聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(第12巻)
三浦勇雄著
イラスト:屡那
(MF文庫J:580円+税)
※古書を購入

前巻の終わりに展開された、セシリーからルークへの求婚。独立交易都市全体に生放送され、赤っ恥をかいてしまったにもかかわらず、市民がみな好意的に捉えているらしい^^;
ここにきて新キャラの登場。
「聖剣」の話はいままで話題には上っていたので、新キャラとはいわないのかも知れないけど、人間化して出てくるとなると、やはり新キャラのようにも思う。
聖剣の登場により、いろいろな問題に急展開があった。新たな聖剣とアリアの件、ルークの視力の件。そして、ルークとセシリーの結婚。この物語の核心部のひとつだと思うけど、ずいぶんあっさりしたものだった。・・・後日談が書かれることがあるのかはわからないけど、セシリーのような単細胞の女と結婚すると、ルークは生涯苦労するんだろうな^^;;

BOOK「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)11」

blacksmith11聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(第11巻)
三浦勇雄著
イラスト:屡那
(MF文庫J:580円+税)
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火山洞窟からルークたちが帰還し、中休み状態のお話。普通だったら短編集のような形で扱われそうな内容で、この話が本当に必要なのかは微妙な感じ。もしかすると、大人の事情が働いて、本編の引き延ばしがはじまったような気がする。
実質、メインストーリーでの展開は第5話のみ。
シーグフリードによりヴァルニバルのことが市民に暴露され、加えて、帝政列集国は宣戦布告をした。独立交易都市の市民は大混乱に。そんな中、セシリーとルークが結ばれることになった。セシリーの告白は、状況的にかなり恥ずかしいものだったけど、そのへんを脹らませてくれた方が面白かったのではないか。次巻のはじまりに期待しよう。

BOOK「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)10」

blacksmith10聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(第10巻)
三浦勇雄著
イラスト:屡那
(MF文庫J:580円+税)
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火山洞窟内での展開。・・・ルークってどうなってしまうんだろう? 人間止めますかという感じで不気味なんだけど^^;;
前から思っていたけど、軍国から来たユーインは、たまにものすごく苛つくキャラだ。シリーズの長期化が決まってから急造されたキャラだからなのか、学者という設定でありながら時に無知すぎ、冷静さを欠きすぎる。火山洞窟に閉じ込められたルークとユーインの話が続くので、そういうユーインへの苛立たしさが際立つ感じ。
それ以上に、セシリーの無鉄砲さにも苛つくことがあるけど、セシリーは主人公なので仕方がない^^;; キャラにブレはないけど、それにしても後先を考えなさすぎ。まあ、こういう直情型の主人公じゃないと、こういうお話自体が成り立たないんだけど。