BOOK「異能バトルは日常系のなかで 12」

inoubatoru012異能バトルは日常系のなかで(第12巻)
望公太著
表紙イラスト:029,
口絵・本文イラスト:石毛理恵、長谷川哲也(TRIGGER)
(GA文庫:amazon:620円)
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この巻は短編集・・・BD/DVDの限定版の特典小説を再録し、わずかにオリジナルを追加したもの。時間軸やいろいろな設定を完全に無視して、メタ話のてんこもり。おまけに、アニメネタを前提にしているので、アニメを見ていない人には理解できないネタもある。
内容的には、安藤くんたち5人の異能のネーミング、そして桐生グループの異能のネーミングに関する黒歴史ノートのお話、そして書き下ろしの運命子ちゃんのお話。この運命子ちゃんのお話は、外伝である桐生くん側のストーリーでは直接的な展開のひとつだと思う。
わたしはこのBLOGでも、短編集が苦手だと公言しているけど・・・作中、業界ネタのメタ話をしている中に、小数点5なんていうナンバリングをした短編集は売り上げが落ちるという話があった。わたしだけでなく、世の中全般にそういう傾向があるとわかってホッとした。そういうことなら、今後は短編集を飛ばしてしまおうかという気も起きてきている^^;;

BOOK「異能バトルは日常系のなかで 11」

inoubatoru011異能バトルは日常系のなかで(第11巻)
望公太著
表紙イラスト:029,
口絵・本文イラスト:中川 英樹(TRIGGER)
(GA文庫:amazon:600円)
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この巻は、霧龍・ヘルドカイザ・ルシ・ファーストこと桐生一側のお話。ふたつの物語は並行して進んでいるわけだけど・・・ギルディア・シン・呪雷こと安藤寿来たちが、文化祭などをやっている間に、桐生側では黒き十二枚の翼(フォールンブラック)の分裂が起きていた。今回もちょっととぼけたキャラの齋藤一十三さんが、いいな^^
安藤くんと桐生一、両方のお話に当事者として登場する相模静夢のモノローグで書かれているけど、例によってメタ論。クドイくらいのメタ論。・・・でも、登場人物全員の近況報告のような内容だったなぁ。
そして急展開で、次巻から佳境に入りそうだけど・・・まさか、相模くんのこのメタ話が佳境でしたということはないよな?^^;;

BOOK「異能バトルは日常系のなかで 10」

inoubatoru010異能バトルは日常系のなかで(第10巻)
望公太著
表紙イラスト:029
口絵・本文イラスト:斉藤健吾
(GA文庫:amazon:450円)
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このシリーズは、029さんのイラストがお気に入りだったけど、この巻から表紙以外のイラストが別の絵師さんに代わった。けっこう違和感がある。作中での相模くんの言葉では、「・・・絵師が途中交代したぐらいで好きだったラノベが嫌いになっても--それは不思議なことじゃないし、不誠実なことじゃない。当たり前のことさ」とのこと。まあ、ケース・バイ・ケースだろうなぁ。
第8巻からの続き。日常系のお話なので・・・生徒会長としての任期が終わった工藤さん、部活を引退間際の彩弓さんのために、みんなで異能を使って遊ぶというお話で、季節はずれの水着回。夏休み中のプールで敗北したと思っていた彩弓さんは、まだ諦めてはいなかった・・・。
この巻は工藤さんがたくさん出てきて、非常に楽しい^^ しかも、第三形態・恋愛脳の工藤さん。いままで脇役で物足りなかったけど、俄然存在感を増してくれた。その上、ヤンデレ風鳩子のぶち切れ長ゼリフ。ちょっとサービスカット風な千冬ちゃん。
・・・そして予想外の展開になった^^

BOOK「異能バトルは日常系のなかで 9」

inoubatoru009異能バトルは日常系のなかで(第9巻)
望公太著
イラスト:029
(GA文庫:amazon:405円)
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第5巻に続いてサイドストーリーである桐生一の側のお話。
つまり、日常系ではない方の本物の異能バトル「精霊戦争」。ただ、桐生一の側のお話ではあるけど、今回のメインは配下の戸木柊吾と芥川柳の二人がメイン。
こちら側のお話なので、女子大生・齋藤一十三というキャラに再び会えて嬉しい^^ 第5巻でぶち切れて、大活躍してくれたけれど、基本的には恋する乙女。ちょっと鳩子とキャラが被っている感じだけど・・・唯一まともで普通人である一十三ががいちばん面白い^^; 以前、別の巻で鳩子が激しくブチ切れたシーンがあって、あれも面白かったけど・・・この作家は女の子がぶち切れるシーンにいちばんの文才を発揮させているように思う^^

BOOK「異能バトルは日常系のなかで 8」

inoubatoru008異能バトルは日常系のなかで(第8巻)
望公太著
イラスト:029
(GA文庫:amazon:405円)
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安藤くんを中心に、いろいろと小さなイベントを重ねた夏休みが終わって、いつもの部室で普通にグダグダな部活が始まった。そして文化祭。
夏休み中は、彩弓さんヒロインからが脱落し、灯代が第一ヒロインの座を奪還するかたちで動きを見せた。今回は、ダークホース的な千冬ちゃんの出番。小学生なので、正規の部員ではないけど、千冬ちゃんが文化祭の主役^^; 子どもだと思って甘く見ていたことを、部員全員が反省。
それはさておき、最近の安藤くんは話がクドイ。前巻のクルマの中でのメタ話もそうだけど、一応、ストーリーとして成立しているんだけど、正論をもっともらしく話しすぎるというか、格好付けすぎというか・・・とにかく、ちょっとクドイ^^; 安藤くんは、もう少しおバカなくらいでちょうど良いと思うのだが・・・。

BOOK「異能バトルは日常系のなかで 7」

inoubatoru007異能バトルは日常系のなかで(第7巻)
望公太著
イラスト:029
(GA文庫:amazon:450円)
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夏休みに入ってしまったので、みんなが顔を揃えての展開はお休み。小さな伏線を拾っているというか、消化試合的なお話が多いけど、今回は彩弓さんを立てた巻。いままで彩弓さんは良識的な存在過ぎて、ぜんぜん目立っていなかったけど、相模がらみの伏線に乗っかることで、ようやく日の光が当たった感じ^^;; ただ、彩弓さんが相模との関係を断つストーリーを書くために、前半部分でやたらとメタ話を続けたのはちょっとくどかった。そのせいで、鳩子の家族との海水浴と灯代との夏祭りが消化試合のようになってしまった。
おまけに、このタイミングで灯代の黒歴史の複線を回収してしまったので、彩弓さんのヒロイン立ては今回限り・・・灯代が第一ヒロインであることを再確認する感じになってしまった。
それにしても、この手のラノベでは夏休みにみんなで集まるイベントが発生するのが常だけど、この小説は安藤くんを中心に個別のイベントしか発生しない。異能を共有する仲間だけど、女の子たちは意外に仲が良くないのかも知れない^^;;

BOOK「異能バトルは日常系のなかで 6」

inoubatoru006異能バトルは日常系のなかで(第6巻)
望公太著
イラスト:029
(GA文庫:amazon:270円)
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気がつくと、Kindle版が450円に戻っていた。270円の時に買っておいて良かった^^
外伝的な位置づけの第5巻を挟んで、この巻は第4巻からの続き。内容は深刻なものではないけど・・・あまりラノベ的ではない後味の良くない話で笑えない^^;;
安藤くんの中二時代の黒歴史・・・相模と環、安藤と鳩子の4人でつるんでいた頃のお話・・・を隠し事のように引っ張っていたので、伏線として先の方で回収されるのだろうと思っていたら、いきなりこの巻のメインストーリーになってしまった。高校に進んだ現在も厨二病の安藤くんにとって、ここで言う黒歴史は厨二を卒業して、何もなかった1年間という意味での黒歴史^^;;
そして、もうひとつの伏線だと思っていた灯代ちゃんの件も、あっさりと開示されてしまった。