BOOK「ひきこもりの彼女は神なのです。8」

hikikomorino008ひきこもりの彼女は神なのです。(第8巻)
すえばし けん著
イラスト:みえはる
(HJ文庫:619円+税)
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前巻で、天人が神様の仲間入りをし、てとらさんの力がかなり弱まる事態に。佳境に入ったはずだけど、神同士の派手な戦闘ではなく、けっこう地味な陰謀からはじまった。第6巻で実尋市に連れてこられた果乃やら、奏、蛍と翔馬が再登場。キャラ総出だけど、舞台が分散して同時進行しているため、今ひとつ盛り上がりに欠ける。まあ、この小説は、正面切った戦闘より、どんでん返しにつながる陰謀の方が主体なんだろうけど・・・。
でも、同じ手法を3巻連続で展開するのは、どうなのかな。しかも、最後のどんでん返しがいちばんぬるいというか、見え見えの展開だったし・・・。作家のすえばしけんは、文章力は今ひとつかも知れないけど、構成力が高く、安定感のある作家だとは思うけど・・・このシリーズは第3巻がピークだったかな・・・。
<完結>

BOOK「ひきこもりの彼女は神なのです。7」

hikikomorino007ひきこもりの彼女は神なのです。(第7巻)
すえばし けん著
イラスト:みえはる
(HJ文庫:638円+税)
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亜夜花の父神・氷室結との決着を付けるべく、天人との間でゲーム仕立ての勝負がはじまった。結と天人では、力量に差がありすぎて、直接的な戦闘では勝負にならないから、ゲーム仕立てなのは仕方がないけど、ちょっと回りくどい仕掛け・・・。
そう思いながら読み進んだけど、これだけ回りくどい展開にするからには、この作家の場合、終盤に大きなどんでん返しがあるのだろうと推測が出来てしまう^^;; 内容までは推測が出来ていなかったけど、推測通りにどんでん返しはあった。
次巻で完結・・・のはず。

BOOK「ひきこもりの彼女は神なのです。6」

hikikomorino006ひきこもりの彼女は神なのです。(第6巻)
すえばし けん著
イラスト:みえはる
(HJ文庫:619円+税)
※古書を購入

まだ夏休み終盤。夏になってから、暑さにもかかわらず亜夜花は積極的に外出していて、ひきこもりキャラから虚弱体質キャラに変わってしまった気配^^;; キャラがブレてきたというのではなく、進歩してきたというべきなんだろうけど・・・こんなにダメダメなヒロインでいいのかと・・・。
わざわざ亜夜花を背負いながら、天人の実家まで奏を連れて帰省した天人。・・・この巻は新キャラを追加して、実尋市の外でのお話がメイン。ひきこもりだから仕方がないのだろうけど、亜夜花を活躍させようとすると、こんなに面倒な設定が必要になるのか・・・^^;; その上、最後のいちばんいいところは寮長のてとらに持って行かれてしまうし。
並行して、この巻から、亜夜花の父神の話がはじまった。前巻で軽く前振りがあったし、今後、大きな問題に発展してエンディングまでいきそうな気配。

BOOK「ひきこもりの彼女は神なのです。5」

hikikomorino005ひきこもりの彼女は神なのです。(第5巻)
すえばし けん著
イラスト:みえはる
(HJ文庫:619円+税)
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2巻続いた謎解きものではなく、通常のラブコメモードに戻ったらしい。ちょっと出番が少なかった亜夜花は、ひきこもりとはいえないくらい、いつの間にか妙にポジティブになっている^^;;
そんなこんなで夏休みに入り、定番中の定番の展開・・・天人の妹・奏が寮に遊びに来た。妹も天人と同様に半天使。今回、天人はミツカズという幼女好きのオタク幽霊に取り憑かれるのだけど・・・読んでいると、このミツカズが作家のすえばしけんに思えてしまって仕方がなかった。わたしの勝手な想像にすぎないのだけれど、作家のすえばしけんは、小学生の女の子が増えてかなりノリノリでこの巻を執筆したに違いないと・・・^^;;
その反面、せっかくの水着回にもかかわらず、てとらのような大人の女性には冷淡とというか、全くの無関心という感じだった。もともと、お色気シーンは書かない作家のようだけど・・・。

BOOK「ひきこもりの彼女は神なのです。4」

hikikomorino004ひきこもりの彼女は神なのです。(第4巻)
すえばし けん著
イラスト:みえはる
(HJ文庫:619円+税)
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出版社がこの手のラノベを出版するときの常套手段・・・とりあえず、「第1巻」とナンバリングしないで1冊出してみて、そこそこ売れたら続巻を出す。その結果、登場人物と舞台設定は同じだけれど、第2巻以降は別のお話ということになる。前の第3巻の出来がとても良かったので、きっと好評を得たのだろうけど・・・この巻も同じ謎解きの手法できたようだ。ただ、今回はその手法のために無理矢理作られたストーリーという感じがしないでもない。まあ、面白ければそれで良いのだけど・・・。
しかも、ヒロインの亜夜花が「ひきこもり」なので、活動範囲が極端に狭く、今回のように物語の舞台が遠くになると、自然な形では登場させにくく、出番がぜんぜんなくなってしまう^^;; ひきこもりという亜夜花の設定はすでに崩れているのかも知れないけど・・・そもそも、いつもゴロゴロしている寮長のてとら、夜しか活動できない幼なじみの吸血鬼・梨玖とか、アウトドアが苦手なキャラが多すぎないか^^;;

BOOK「ひきこもりの彼女は神なのです。3」

hikikomorino003ひきこもりの彼女は神なのです。(第3巻)
すえばし けん著
イラスト:みえはる
(HJ文庫:619円+税)
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この小説は、ニュートラルハウスで暮らすメンバーを順に各巻で準主役にしていくらしく・・・今回はリョウタとコウタ。ベースは天人のモノローグだけど、適時、コウタのモノローグパートが挿入されている。リョウタは謎を含んだ存在なので、進行役としては不適切なのか、モノローグパートはない。
わざわざタイトルで「ひきこもり」を売りにしている割には、第3巻にして早くも亜夜花が外出している。しかも、天人と一緒の時だけ積極的に。おまけに出かけるときの洋服まで気を遣いはじめて・・・。
正直いうと、在り来たりのラノベだなと思ってここまで読んできたけど、この第3巻は非常に良く出来たお話だった。リョウタが「さくら荘の三鷹仁」に似てるなとか思っていたけど、キャラ設定の段階から作り込まれたキャラで、この巻で見事な展開を見せてくれた。本来は、かなり悲惨な話なんだけれど、それを明るくキレイにまとめている。この作家の作品を読むのは・・・意図せずにだけど・・・二作目になるけど、思っていた以上に力のある作家なのかも知れない。

BOOK「ひきこもりの彼女は神なのです。2」

hikikomorino002ひきこもりの彼女は神なのです。(第2巻)
すえばし けん著
イラスト:みえはる
(HJ文庫:619円+税)
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この手の小説ではよくあることだけど、大破した高校の校舎があっという間に復旧してしまう、なんていうことはこの小説ではなく、まじめにプレハブの仮設教室で授業を受けている。「スクランブル・ウィザード」もそうだったけど、この作家はけっこう根がまじめらしい。黒歴史やら厨二病やらを取り入れて、「スクランブル・ウィザード」と同じ作家とは思えないほど雰囲気が違うけど・・・相変わらずの幼女好きは変わりないようだ^^;;
天人の幼なじみ梨玖がニュートラルハウスに入寮してきたけど、今のところは脇役の存在らしい。前の戦いの借りがあるため、実尋市の秩序を維持する組織「天秤の会」に天人が入るということで、舞台設定は整ったようだ。

BOOK「ひきこもりの彼女は神なのです。」

hikikomorino001ひきこもりの彼女は神なのです。
すえばし けん著
イラスト:みえはる
(HJ文庫:638円+税)
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どう考えてもヤフオクより安かったので、amazonのマーケットプレイスで古書をまとめ買いした。本自体は美品だったけど、カバーの背が少し日焼けですこし退色していた。全8巻で、ストーリーがちゃんと完結していることは確認済み。アニメ化はされていない。
妖怪や神獣などの人外と人間が共存するためのモデル都市・実尋市の高校に入学した名塚天人が主人公。よくある設定だけど、人外と人間とのハーフ。で、寮生活もの。寮生や同級生、幼なじみなどいろいろ登場するけど、タイトルからして、第一ヒロインはひきこもりの氷室亜夜花。
まあ、なんとなく・・・雰囲気は「さくら荘」で、ヒロインは「七々々」とかを思い浮かべてしまうけど、この小説は「さくら荘」よりは新しくて、「七々々」よりも古い^^;;
読みながら、なんかHJ文庫臭いなと思っていたら、以前読んだHJ文庫の「スクランブル・ウィザード」と同じ作者だった。あとがきを読むまで気がつかなかった。