網走市立郷土博物館(北海道網走市)


昨日見たモヨロ貝塚館の本館に当たる博物館。北海道では最古の博物館のひとつらしい。
つい2週間前に、沖縄・宮古島の総合博物館を見たばかりで、その比較で、全く異なる自然と風土、歴史と文化に驚かされるけれど・・・北海度出身のわたしとしては、トドやアザラシの剥製が並んでいると、なぜかホッとする^^; もちろん、ヒグマも忘れることはできない。しかも、この博物館のヒグマは、妙にかわいい^^
だけど・・・展示品が北海道の動物だけで、ちょっと貧弱すぎる。入館料120円だから文句はいわないけど・・・わざわざ足を運んでこれだけなのかと・・・。

網走市立美術館 安彦良和 原画展(北海道網走市)

この美術館の常設展にはあまり興味がなかったので、時間がタイトだったらパスしようかと思っていた。でも、意外な企画展をやっていたので、思わず立ち寄ってしまった。「網走市市政施行70年・網走市立美術館開館45周年記念」など、仰々しい冠も付いていたことだし。でも、平日とはいえ・・・人っ子ひとり、猫の仔一匹いなかった。
安彦良和は、いわずと知れたアニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインおよび作画監督を務めたクリエーター。わたしはロボットアニメはどちらかというと苦手なので、「ガンダム」を崇拝するオタではないけれど・・・学生の頃、初代「ガンダム」を見て衝撃を受けたのは事実。いまでは単純に、懐かしいという感想しか浮かばないけど、こういう原画展を見るのは初めてのことで、見て良かった。
どうして網走で安彦良和なのか・・・一応、お隣のお隣である遠軽町が、安彦良和の出身地だから、というのが関係あるかどうかは知らない。

北海道立北方民族博物館(北海道網走市)


日本のアイヌ民族を含め、東はグリーンランドから西はスカンジナビアの北方民族に関する民族学博物館。世界でも珍しい博物館らしい。
日本の歴史を考えると、どうしても中国大陸とのつながりから、東シナ海や日本海が舞台となる。時代が新しくなると、これに太平洋が加わる。そしてようやく、幕末あたりから北海道(蝦夷地)が登場するけど・・・オホーツク海はほとんど視野に入ってこない。せいぜい、間宮林蔵関連で単語として出てくるかどうか、といったところ。でも、北海道の先住民族であるアイヌの人たちにも歴史はあって、古くから独自の文化を持っていた。他の北方民族との交流もあった。だから、こういう北方民族という世界観でのとらえ方もあるわけだ。
それにしても、人間というのはすごいと思う。選りに選って、草木もろくに生えないような厳寒の地にまで広がり、そこで暮らし続けるんだから・・・。

国指定史跡 最寄貝塚(北海道網走市)


仕事で網走市に来たので、空き時間に立ち寄った。一般的には「モヨロ貝塚」と表記されているけど、国の指定では「最寄貝塚」となっている。約1300年前のオホーツク文化の貝塚とお墓の遺跡が保存されている。一応、敷地内に散策路は設けられているけど、特に公園として整備されているわけではない。
出土品はモヨロ貝塚館に展示されている。

網走市立郷土博物館分館モヨロ貝塚館(北海道網走市)


仕事で網走市に来たので、空き時間に見学に来た。
モヨロ貝塚は、網走川の河口にある約1300年前の遺跡。大陸から渡ってきた人々が生んだ独特な「オホーツク文化」の様子を知ることができる多くの出土品が発見された。1300年前というと、内地では奈良時代あたり。北海道では続縄文時代が終わり、擦文時代と呼ばれる独特な土器様式の時代に変わった頃。擦文式土器は、内地の土師器の影響を受けて成立したはず。
わたしは北海道生まれなので、同じ時代の貝塚の展示を見たことはあるけど、正直いって詳しいわけではないので、違いはよく分からなかった。ただ、オホーツク海に面して暮らしていた人たちなので、海獣狩猟と漁労に関する出土品が目に付いたという印象。
この貝塚の出土品の一部は、網走市立郷土博物館本館にも展示されている。

宮古島総合博物館(沖縄県宮古島市)


沖縄らしい、サトウキビ畑とやんばるの森に囲まれた博物館。宮古島の考古歴史・民俗・自然史・美術工芸などを展示した総合博物館。絶滅種ミヤコノロジカの復元骨格や化石標本、固有種を含む宮古島の動植物、宮古島特産の宮古上布などの伝統工芸品などについて展示している。大規模な博物館ではないけれど、なかなかしっかりした展示内容で、けっこう面白く見学できた。
展示内容が地元の自然と文化が中心なので、地元の子どもたちは学校の遠足などで利用するのだろうけど・・・リゾート地にくる観光客の好みには合わないのか、混雑にはほど遠い状況。地方の博物館に共通したことで、日本人の知的レベルが原因かも知れない^^;;

ノリタケの森 ノリタケミュージアム/クラフトセンター(愛知県名古屋市西区)


「トヨタ産業技術記念館」を見た後、時間もなかったのですぐ近くの「ノリタケの森」に行った。「ウェルカムセンター」「ギャラリー」「ミュージアム」などがある複合施設。日本を代表する高級洋食器メーカー「ノリタケ」の創業の地を再開発したもの。そういえば、昨年行った「TOTOミュージアム(北九州市)」で同じルーツの関連のある企業であることが紹介されていた。
実際に制作をしている工房「クラフトセンター」と展示の「ノリタケミュージアム」は同じ建物で、一体で公開されている。1、2階はクラフトセンターで、実際に成形や絵付けなどボーンチャイナの制作作業風景を見ることができる。体験コーナーもあったけど、今日はクローズしていた。3、4階がミュージアムで、ノリタケの歴史と戦前の「オールドノリタケ」の逸品が展示されている。わたしは若い頃から、茶陶など日本の焼物は多かったけど、洋食器の造詣は深くない。でも、「目が肥える」という言葉を実感できるくらい見事なものだった。・・・残念ながら、館内はすべて撮影禁止だった。