BOOK「特殊性癖教室へようこそ 2 【電子特別版】」

特殊性癖教室へようこそ
2 【電子特別版】

中西鼎著
イラスト:魔太郎
(角川スニーカー文庫:amazon:583円)
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まだ第2巻なので、新たな性癖をもつ新キャラが登場するのかと思ったら、基本のヒロインは増えなかった。被虐性愛者・伏黒祈梨は相変わらずで・・・今回のメインはビッチな胡桃沢朝日の進路問題。担任の伊藤真実は、伏黒祈梨と共闘して、胡桃沢朝日のアメリカ留学を阻止すべく動きはじめる・・・。
朝日の姉・夜陽、妹・宵美、父・夕影が登場して、ビッチやらスパイやら、設定は面白いけど中身は何もない。スパイというのも意味不明だし。唯一こころに響いたのは、個人的に「清純派委員長の脇コキ」だけだったな^^;; っま、難にせよ胡桃沢朝日のアメリカ留学の線は消えた。
恭野文香はただ者ではない気配を匂わせつつ、ここまでは清純派の委員長キャラを努めている。でも、「変態」と指摘されたように、何らかの性癖を持っているはず。むしろラスボスだと睨んでいるのだが・・・。
スニーカー文庫の規約の限界で、これからもパンツの中に射精し続けていくのだろう・・・。

BOOK「ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記 8」

ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記(第8巻)
浜松春日著
イラスト:飯沼俊規
(アルファポリス:amazon:1,037円)
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ルーがいなくなった。久世三尉は無許可で武器弾薬を持ち出し、ルーを探して南海富士の森に分け入った。いわば脱走。こういう独断での行動が、本当の「英雄」には必要なことなのかもしれない。久世はこの異世界に残るとルーに誓った。となると・・・「人魚の肉」が必要になるな・・・。
いよいよ、継承帝国との決戦がはじまる。帝国の軍勢を乗せた「彷徨える竜巣」がニホンレットウ諸島に現れた。そして状況開始。自衛隊はできうる限りの準備はしていたけど、「彷徨える竜巣」と戦えそうな火力がない。ということは・・・久世三尉ががんばるしかないわけだけど・・・みんな、本格的な戦闘を前に死亡フラグ立てまくり・・・。
ここまでに使用していない強力な火力を温存しているのかと思っていたけど、特に新兵器は登場しなかった。まあ、空に浮かぶ巨大な島を撃墜するには、核兵器クラスの破壊力が必要な感じ。さすがの自衛隊も、核兵器だけは持っていない。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 3」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第3巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

王都に戻った「赤き誓い」の4人。今回はメンバーのメーヴィスとポーリンそれぞれの個人的な事情に関するお話。メーヴィスの兄・ユアンが訪ねてきて実家に引き戻そうとし、ポーリンの家の依頼を受けたならず者に襲われる・・・。
まずはポーリンの問題。ギルドの役人とユアンを連れた「赤き誓い」は、殺されたポーリンの父親、そして乗っ取られた商会、愛人にさせられた母親の復讐のため・・・ボードマン子爵領へ。そこに、オースティン伯爵とシスコンブラザーズ、さらに近衛騎士まで加わっての急展開・・・。
一方、ブランデル王国のマルセラたち三人娘の方のお話も続いていて・・・国王と第三王女モレーナたちは、アデル(マイル/海里)のことを諦めてはいなかった。細々とした伏線が敷かれていて、ティルス王国とブランデル王国がどこかでつながるんだろうけど・・・。
受けた依頼は、亜竜のワイバーン討伐。元宮廷魔術師ブーンクリフトが語った「魔族」の話・・・今後の伏線なんだろうか? やたら伏線だらけのような・・・。
続きはKindle版にしたいけど、値段を考えると躊躇うな・・・。

BOOK「ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記 7」

ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記(第7巻)
浜松春日著
イラスト:飯沼俊規
(アルファポリス:amazon:1,037円)
※Kindle版を購入

突岩群島で継承帝国の疾空竜騎士団VSアパッチ・ロングボウ+OH-1偵察ヘリ・・・やっぱり、竜騎兵はかなり強い。おまけに、言語能力が高い。この小説、最初から問答無用で異世界人が日本語を使っていたけど、名古屋弁まで理解できるとは・・・。
ニホンレットウ諸島で発見された油田・・・大賢者パラケラスの助けを得て、魔法を使って精製することになった。そのため、ニホンレットウ諸島は開発ラッシュ状態。燃料にはメドが立ったけど、あとは武器弾薬の自給だな・・・。
ルーントルーパーズ・・・自衛隊がこの異世界に召喚されたことで、元いた世界にも影響が出るという。ヘタをすると、第三次世界大戦が起きるとか・・・。自衛隊が打てる手立ては、さっさと元いた世界に戻ること。そんな中、異世界からの異物を排除するために、竜人族の「彷徨える竜巣」が継承帝国側に付いた。一方、蕪木は、条件付きながら自衛隊の参戦を決意した。
久世三尉とルーがいい感じになってきた。ルーをメインヒロインに担ぎ上げるためか、性格まで改善されている。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 2」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第2巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
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ブランデル王国では、アデル(マイル/海里)の家督問題が解決し、第三王女がアデルを探していた。女神うんぬんのアデルのウソを信じて・・・。一方、ティルス王国では、ハンター養成学校を卒業後、マイル(アデル/海里)は在学時のCクラスメンバーたち、メーヴィス、レーナ、ポーリンとパーティ「赤き誓い」を組んだ。
こういうファンタジーもので、正面切って「対人戦」を扱ったお話を読むのははじめてかも知れない。人外のモンスターであれば殺すのも平気だけど・・・盗賊などの悪人とはいえ、人間を殺す必要性もあるわけだし・・・。もちろん、ラノベだから平気で人を殺したりはしないわけだけど。そう言えば、『ダンまち』には、知能があり人間とコミュニケーションできるモンスターというのが出てきて、主人公が悩んだりしてたな。
対人戦を意識して、マイルたち「赤き誓い」は盗賊討伐のクエストを受けた。他のベテランパーティとの共同作戦。新たな事件・陰謀に巻き込まれる。そして、共に行動した人たちにマイルがただならぬ力を持っていることが知られていく。本人は目立たないようにと気をつけてはいるようだけど・・・。

BOOK「ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記 6」

ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記(第6巻)
浜松春日著
イラスト:飯沼俊規
(アルファポリス:amazon:1,037円)
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継承帝国の反撃・・・新進気鋭のイライザ第三階位将軍が南伐鎮定軍を投入した。精兵25000人に南伐混成軍を吸収し兵力は5万。加えて4つの竜騎士団・・・疾空竜騎士団、蒼海竜騎士団・・・。
地下迷宮を脱出した久世小隊は、大賢者が住む深淵の森へ。戦車の燃費は本当に悪いと聞くけど、89式装甲戦闘車はどうなんだろう?十分な予備燃料を持っていそうにないんだけど・・・。前巻でいろいろ後付け設定を匂わせていたけど、久世とルーは「因果の代償者」という特別な存在らしい。大賢者パラケラスを連れての帰路・・・怪物タラスコン・・・フィルボルグ 継承帝国軍暗魔兵団、十星長ザラームが封印を解いた魔物を撃破。突岩群島・・・帝国軍の反撃で、海自のヘリが1機失われ、3人の死者が出た。いよいよ消耗戦の気配・・・。
「彷徨える竜巣」という、ラピュタみたいなのが出てきた。前巻から、現代社会に暮らす市之瀬の妹・美奈の話が出てくる。高校生で・・・オカルト研究会に所属している。まさか、まさかとは思うけど、最後の最後の結末がこのオカ研じゃないよな?

BOOK「デート・ア・ライブ 19 澪トゥルーエンド」

デート・ア・ライブ
19 澪トゥルーエンド

橘公司著
イラスト:つなこ
(富士見ファンタジア文庫:amazon:583円)
※Kindle版を購入

DEMとの決戦から二日前に戻ってきた士道。二日後の結末を変えるために、士道が動き出した。始原の精霊〈デウス〉こと崇宮澪・・・村雨令音をデレさせること。つまり士道こと崇宮真士との決着・・・。しかしそこにDEMの艦隊と狂三が乱入。澪はDEMの艦隊を迎撃している隙に、〈フラクシナス〉をメイザースとウェストコットが奇襲をかけた。基本の流れは以前と同じだけど、今回は狂三が大活躍。狂三もここで完全に落ちてしまった。
澪に、崇宮真士ではなく、五河士道を選ばせデレさせる。以前とは違う、新しい形で士道と澪が対峙する・・・。澪は、真士と再び会うために30年間もこの日を待っていた・・・。
澪との決着、ウェストコットとの決着=デート・ア・ライブだと思っていたので、これで完結でいいじゃないかというのが正直な感想。15ページ程度のエピローグがあれば完璧だったはず。でも、作者的にはなにか他に書きたいことがあるらしい。そういいながら、完結巻が出ないラノベはたくさんあるんだけど・・・。
短編集『アンコール 8』も出ているけどパス。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 1」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第1巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
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前から気になっていたけど、なかなか古本の値段が下がらないけど・・・とりあえず第3巻まで購入した。
死んだら異世界に転生してというよくある設定。他と違うのは、主人公が女の子だということ。ナノマシンとか、ちょっと科学的なエッセンスを加えて、理論的設定に多少の変化は持たせているようだ。
栗原海里(18歳)・・・高校の卒業式の帰り、クルマにひかれそうな少女を救って死んだ18歳。生前、少し優秀であったが故に、いろいろ苦労したため、転生時にチート能力を断り、平均値の能力を希望したにもかかわらず・・・神様との見解の相違で、チート能力の塊のような存在になってしまった。海里は10歳の美少女に転生したが、訳ありの子爵の娘で・・・すぐにブランデル王国の王都のエクランド学園の寄宿舎に送られることになってしまった。そこで、ふつうの女の子としての生活がはじまる・・・はずだった。
エクランド学園では転生時の本名・アデル、その次は隣国・ティルス王国のハンター養成学校ではマイルと名乗り・・・本当なチートだけど、無双して目立ちたくはない、でも、悪目立ちしてバレバレという・・・たぶん、同じようなことの繰り返しなのだろう。

BOOK「いでおろーぐ! 7」

いでおろーぐ! 6
椎田十三著
イラスト:憂姫はぐれ
(電撃文庫:amazon:650円)
※Kindle版を購入

冒頭、領家のアジ演説がひどすぎる。誰を糾弾しで、何と戦い、誰を勧誘しているのか意味不明。お前らリア充は爆発して死ねと糾弾しておきながら、共に闘おうというのは説得力がない。ハロウィンの仮装に紛れてしまったから・・・というネタはわかる。
宮前生徒会長が寝返り、仲間に加わったものの、任期切れを迎えて会長選挙。そこへ領家が立候補するが・・・元生徒会庶務・佐知川が新生徒会長となり、過激に恋愛至上主義を推し進めはじめた。その陰には、姿をくらませた「女児」が・・・。
そして急展開。いきなり大性欲賛会が直接攻撃を仕掛けてきた。高砂くんを拉致しての洗脳教育。でも、高砂くんは何人もの女の子にいい寄られ、色目を使って舞い上がり・・・その間、一度も領家薫のことを思い出しもしなかった。
「反恋」は一応の勝利で完結したけど・・・高砂と領家の関係、高砂と女児の関係が解消も発展もないまま、矛盾した不信の状況が続いていくらしい。
全共闘的な設定でリア充を叩き、ボッチを救済する設定は面白いと思ったけど・・・思ったほど話が広がらないというか、イデオロギー的に無理があったというか。話が進まず、完結せずに放置されるパターンだと危惧していたけど、でも、ちゃんと完結してくれた。
<完結>