BOOK「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 15 大学生編」

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 15 大学生編
村上凛著
イラスト:あなぽん
(富士見ファンタジア文庫:amazon:600円)
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どうでもいいやと思い、放置しても良かったのだけど・・・読む前に、「結婚」まで進んでハッピーエンドの完結巻だと知っていたので、完結まで読むことにした。でも、購入後になってもしばらく手が伸びずにいた。
この小説、一部にはリアルな恋愛小説として人気があるようだけど、正直いってリアルさはなにひとつ感じなかった。まあ、純愛ものであることは認めるけど・・・というか、ラノベのレギュレーションに従う以上、必然的にこうなってしまうんだろう。
で、この巻で「大学生編」も完結なわけだけど、柏田くんって、高校時代と大学時代、結局のところ恋ヶ崎さんに髪型を直してもらい、洋服を揃えてもらっただけで、なーんに自分自身では向上心を発揮せずに終わってしまった。まあ、人は見た目が7割とも9割ともいうけどね^^;;
やっぱり、「大学生編」は余分だったと思う。安っぽい結末だとは思うけど、未完のまま放置されるよりはずっと良い。
<完結>

BOOK「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 14 大学生編」

otaria14おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 14 大学生編
村上凛著
イラスト:あなぽん
(富士見ファンタジア文庫:amazon:555円)
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リアル本より1ヶ月ほど遅れて発売されたKindle版を、4月に購入していたけど・・・なかなか手が伸びずに放置してしまった。
大学生になってますます人格が崩れたかのように、意味不明な行動を取ってきた柏田くんだけど、この巻で少しだけ見直した。長谷川さんとの因縁を断ち切り、余分なフラグをへし折り、柏田くんがケジメを付けた。柏田くんは、北海道に行っただけで、その先は状況にただ流されたというだけのことかも知れないけど^^;;
でも、どうして「大学編」にしなければいけなかったんだろう? お酒飲ませたり、濡れ場が書きたかったのか知らないけど・・・露天風呂で裸見ただけで鼻血出して気を失うくらいなら、高校生のままでも良かったろうに。まあ、大人に少し近づいた分だけ、結婚を本気で意識させられるという点はあるんだろうけど・・・。
余談だけど・・・文章というのは恐ろしいものだと改めて思った。大学でのジンギスカンパーティのシーン。「・・・お肉取ってこようか」というたったひとつの表現で、著者がジンギスカンという料理を知らないということがばれてしまう。あとがきに、北海道のシーンは実体験にはまった基づかないと書いているから、きっと、食べたこともないのだろう。

BOOK「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 13 大学生編〈電子特別版〉」

otaria13おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 13 大学生編〈電子特別版〉
村上凛著
イラスト:あなぽん
(富士見ファンタジア文庫:amazon:555円)
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大学編はパッとしないけど、なんとなく惰性で読み続けてしまった。北海道にいるはずの恋ヶ崎さんがよく出てくるけど、柏田くんと恋ヶ崎さんのカップルって、本当に交際しているのかと疑いたくなるくらいに、何にもない。
正直言って、柏田くんは高校一年の頃からなにひとつ成長していないどころか、いろんな面で退化してしまったんじゃないかと思えるくらいだ。変わらないのは優柔不断で意志薄弱なところ、多情で、彼女でもない女の娘へも平気で色目をつかうことくらいだろうか^^;;
柏田くんと長谷川さんは漫研で、学祭に向けて、なぜかアニメ原作の短編実写映画の制作をはじめ、そして柏田くんはラノベ編集部でのバイトを再開。新しい世界に出会ってはいるんだけど、今のところ柏田くんの成長には結びついていない。

BOOK「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 12 大学生編」

otaria12おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 12 大学生編
村上凛著
イラスト:あなぽん
(富士見ファンタジア文庫:amazon:555円)
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柏田くんがライトノベルの編集部でアルバイトをはじめた。そして漫研は夏コミで同人誌を販売するために動き始めた。
この作者、木尾士目の「げんしけん」をリスペクトしている気配があったから・・・舞台を大学に変えて、成長した主人公や各キャラを描くのか、あるいは高校という舞台では描ききれなかったオタクの世界を描くのかと期待したけど・・・。免許を取ったりして、一応は、大学生の柏田くんではあるけど・・・。
漫研で夏コミにサークル参加。柏田くんたちは高一時代のレベルが異常に高すぎて、これを超えるものが何もないイベントだった。ここまでのところ、きわめて普通のラブコメ展開で、別に高校のまま普通に続けていれば良かったじゃないかという内容。なんか、当たり障りのない二次創作を読んでいるような気分になるなぁ。

BOOK「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 11 大学生編」

otaria11おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 11 大学生編
村上凛著
イラスト:あなぽん
(富士見ファンタジア文庫:amazon:555円)
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「大学生編」という続編が出ていたので、読み続けることにした。大学生とはいいながら、第10巻の後、柏田くんと恋ヶ崎さんの遠距離恋愛がはじまり、高校二年、三年をささっとまとめて、大学受験が終わった卒業旅行のお話し。恋ヶ崎さんがいる北海道に行こうという・・・。
一緒に出かけるのが、桜井さんと長谷川さん、そして鈴木くん・・・今までと同じ顔ぶれ。そもそも、第10巻で完結したときに納得できていなかったことだけど・・・そんな円満な終わり方をしたっけ? このメンバーが高校卒業までつるんでいるとは思えないのだけど。
その後、柏田くんと長谷川さんが同じ大学に進学し、漫研に入部して堂々とオタク生活をはじめるという流れ。作者が意図したことがどうか知らないけど、元々、柏田くんは恋愛をする資格も能力もない、ある種の人格異常だと思う。柏田くんと恋ヶ崎さんの遠距離恋愛にはぜんぜんリアリティが感じられない。恋ヶ崎さんが遊びに来たGWの新歓コンパでよその女の子にうつつを抜かし、あげく酔いつぶれるとか、あり得ないよな・・・。

BOOK「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 10」

otaria10おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 10
村上凛著
イラスト:あなぽん
(富士見ファンタジア文庫:amazon:463円)
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かなり初期段階で、そのうちこうなるんじゃないかと思っていた方向にお話しが進んできた。
村上凛という作家、このシリーズが初の作品らしいし、実際、最初の頃の文章はひどかったけど・・・でも、もしかするとあなどっていたかもしれない。ここにきて、柏田くんの中学時代の初恋の相手まで登場させ、鈴木くんと渡辺さんまで関連づけて、あっという間に複雑さを発展させてしまった。・・・ふつう、この手のラブコメでは、はっきりした告白はしないし、もししたとしても激ニブの主人公がスルーしてしまうのが常套手段で、あまり複雑な人間関係にはしないものだけど・・・。
複雑にしたこと自体は別にいいけど、今後、どう収拾を図るのかが見物だ。・・・ちゃんと収拾がつけばのことだけど^^;;
そして最後にひと言書いておくと・・・柏田くんの選択は最低だ! これって、柏田くんと恋ヶ崎さんの二人以外はバッドエンドだよな。丸く収まったふりしてるけど・・・。でもまあ、一応完結にこぎ着けたことは評価しておこう。
<第一期完結>

BOOK「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 小豆エンド」

otaria_azukiおまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!
小豆エンド

村上凛著
イラスト:あなぽん
(富士見ファンタジア文庫:amazon:463円)
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「小豆エンド」なんていうサブタイトルになっているので、マルチエンディング的に桜井さんルートのエンディングを迎えるのかと予想していたけど・・・この巻は、柏田くんたちが「エンタメ部」という部活動を立ち上げたという設定での、独立したお話しだった。本編とは違うクリスマスイベントがあったりしていろいろ矛盾点があるけど、作者本人による二次創作という感じだろうか。
ということは、本編は・・・柏田くんは桜井さんと交際しているにもかかわらず、何人もの女の子にフラグを立てながらこのまま展開していくということらしい。みんなが幸せになるという結末はないと思うんだけど・・・。
第1巻でちらっと名前だけ出てきた恋ヶ崎さんの友人、本城さんが登場し、エンタメ部に参加したけど、今後は本編にも出てくるのだろうか?

BOOK「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 9」

otaria09おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 9
村上凛著
イラスト:あなぽん
(富士見ファンタジア文庫:amazon:463円)
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ある意味、なるべくしてこうなったという気がしないでもないけど、柏田が桜井さんと交際をはじめた。相性の良い組み合わせだとは思うけど、柏田くんは長谷川さんに振られたばかりなのに・・・。
で、この巻は非モテだった二人がつきあい始めて、バカップルの限りを尽くすというお話し^^;; でも、柏田くんは彼女ができても、相変わらず他の女の子のことばかり気にしていて、ちょっと先行きが不安。実際、彼女持ちの時の方が、フリーでいるときよりモテるような気もするし。そう思っているうちに、急展開を迎えた。
で、ここに来てまた新たな女の子が登場。柏田くんの同中のクラスメートにして初恋の女の子。告白もせず、若干、トラウマのような状況であきらめた初恋らしいけど、焼けぼっくいに火がつくことはあるんだろうか?