BOOK「おあいにくさま二ノ宮くん 7」

ninomiyakunB07おあいにくさま二ノ宮くん(第7巻)
鈴木大輔著
イラスト:高苗京鈴
(富士見ファンタジア文庫:580円+税)
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シリーズ本編が完結した後に、最後の短編集が出ることがたまにある。出版上の都合まんだろうけど、なんか、出がらしのお茶を飲んでいるようで、読んでもぜんぜんモチベーションが上がらない。そもそも短編集があまり好きではないというのもあるし・・・。
ただ、この短編集は、本編のアフターストーリーが載っていると事前に知っていたので、あえて最後に読むことにしたけど、やはりモチベーションは上がらなかった。それぞれ楽しいエピソードではあると思うけど。
アフターストーリーは登場人物の同窓会のような感じで、二ノ宮くんの結婚式・・・。だれが花嫁になったかは書かれていない。順当にいけば、真由と麗華の二人なんだけど・・・。
さて、これで本編も短編もすべて完結。どんなラノベでも、ちゃんと完結するとホッとするな^^
<シリーズ完結>

BOOK「ご愁傷さま二ノ宮くん 10」

ninomiyakun10ご愁傷さま二ノ宮くん(第10巻)
鈴木大輔著
イラスト:高苗京鈴
(富士見ファンタジア文庫:620円+税)
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結局、ヒルダ主導のまま完結巻に突入してしまった。十氏族の抗争とか、二ノ宮涼子と北条義宣の確執とか、保坂くんの謎とか、そして失われたままの峻護の記憶とか、すべてを二ノ宮家の地下迷宮に放り込んで・・・ガラガラポン!^^;; ちょっと荒っぽい結末の迎え方ではある。
そして、すべての謎解きは、推理小説の名探偵のごとく、ヒルダが解いてしまった。美味しいところをみんなヒルダに持って行かれた感じ・・・。
まあ、ちゃんと結末を迎えて、無事にシリーズは完結したけど・・・本当にご愁傷さまだな、二ノ宮くん^^;;
シリーズ本編は完結したけど、短編集の「おあいにくさま」がまだ1冊残っている。
<本編完結>

BOOK「ご愁傷さま二ノ宮くん 9」

ninomiyakun09ご愁傷さま二ノ宮くん(第9巻)
鈴木大輔著
イラスト:高苗京鈴
(富士見ファンタジア文庫:560円+税)
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この巻と次の巻で完結だけど・・・前巻からヒルダこと、ヒルデガルト・フォン・ハーテンシュタインが登場して、いろいろ急展開している。完結に向けて新キャラで展開していくのは後出しじゃんけんぽくて、ちょっと反則のような気がしなくもないけど・・・すべてがヒルダを中心に回っている。
さらに、麗華の父・義宣やら良子・美樹彦たちのフェーズでの動きとなり、峻護が蚊帳の外に置かれた状態。
次巻の完結に向け、峻護、真由、麗華の失われた記憶を巡る伏線と、真由の中に潜むもう一人の人格の伏線が回収され、再び峻護が物語の中心に躍り出る下準備に終始した内容だった。峻護がまだ主人公の位置にあればだけど^^;;

BOOK「おあいにくさま二ノ宮くん 5」

ninomiyakunB5おあいにくさま二ノ宮くん(第5巻)
鈴木大輔著
イラスト:高苗京鈴
(富士見ファンタジア文庫:560円+税)
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「二ノ宮くん」の短編集第5巻。
元々、短編集には多くを期待していないのだけど・・・まあ、こんなものだろうなと。北条麗華のお話があまり楽しくなかったのは残念だけど。・・・短編集では、いつも麗華の扱いが良くないんだよなぁ。
二ノ宮くんの短編集で唯一の救いは、サキュバスものであるにもかかわらず、過剰なエロ方向に走らなかったことだけ。本編が比較的堅くストーリーを展開しているので、短編でエロを補充する安易な道に走らなかったのは好感が持てる。
それにしても、本編が全10巻で完結しているのに、短編集が7巻もあるって、ちょっと短編集が多すぎじゃないだろうか。

BOOK「おあいにくさま二ノ宮くん 6」

ninomiyakunB06おあいにくさま二ノ宮くん(第6巻)
鈴木大輔著
イラスト:高苗京鈴
(富士見ファンタジア文庫:560円+税)
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「二ノ宮くん」の短編集第6巻。
元々、短編集には多くを期待していないのだけど・・・この巻は北条麗華が大増量でちょっと満足した。本来、この小説は、二ノ宮峻護と月村真由、北条麗華が三角関係でドタバタやるのが楽しいという設定のはずで、これまでの短編集での麗華の扱いが悪すぎたと思っている。その意味で、この巻こそが本来の姿だと思うけど・・・やっぱり第1ヒロインではないんだよなぁ・・・。
それとは別に、巻頭の担任の仲丸由希衛のゴミ屋敷のお話はなかなか面白かった。そもそも二ノ宮くんシリーズ本来の内容と直接は関係のないお話だけど、峻護と真由がただイチャイチャしているだけのお話よりは断然よかった。

BOOK「おあいにくさま二ノ宮くん 4」

ninomiyakunB04おあいにくさま二ノ宮くん(第4巻)
鈴木大輔著
イラスト:高苗京鈴
(富士見ファンタジア文庫:560円+税)
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「二ノ宮くん」の短編集第4巻。
元々、短編集には多くを期待していないのだけど・・・この巻は、個人的にはいまひとつという感じ。
二ノ宮峻護の姉・涼子と月村真由の兄・美樹彦は、そもそもの設定として峻護に対しては問答無用に上位に君臨し、どんな理不尽も許される存在。だからこの二人がらみではどんなドタバタが起きてもおかしくはないんだけど、逆にいうと、理不尽すぎて説得力がない。今回は涼子と美樹彦がらみのお話が目立ってちょっとがっかり。
この巻でも北条麗華のお話は1編だけだった。改めて、麗華がサブヒロイン扱いであると思い知らされ、さらにがっかり。真由より好きなキャラなんだけどなぁ。

BOOK「ご愁傷さま二ノ宮くん 8」

ninomiyakun08ご愁傷さま二ノ宮くん(第8巻)
鈴木大輔著
イラスト:高苗京鈴
(富士見ファンタジア文庫:580円+税)
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修学旅行中に二ノ宮峻護が黒装束の男たちに拉致された。予想外に外国の神戍勢力が関係してきたらしい。修学旅行がどうなったのかはわからないけど、舞台をヨーロッパに移したり、ヒルダことヒルデガルト・フォン・ハーテンシュタインという新キャラのサキュバスが登場したりと、急展開を見せているけど・・・あっさり峻護が家に帰ってきた。なんか、お話を脹らませた割には、しょぼい展開という気がしなくもない。
そう感じてしまうのは・・・本来、比べるべき作品ではないのだろうけど、初期の『まぶらほ』と比べているからだと気が付いた。全体の展開や舞台仕立て、真由と麗華というキャラクターもすべて、『まぶらほ』をひとまわり小さくした感じで、個人的には、何か物足りなさをずーっと感じているんだな^^;;
お話は佳境に向かいつつあるけど、まあ、なんとなく予想された方向に進んでいる。完結まであと2巻あるし、それなりのどんでん返しくらいはあるんだろうけど・・・。

BOOK「おあいにくさま二ノ宮くん 3」

ninomiyakunB03おあいにくさま二ノ宮くん(第3巻)
鈴木大輔著
イラスト:高苗京鈴
(富士見ファンタジア文庫:560円+税)
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「二ノ宮くん」の短編集第3巻。
二ノ宮峻護と月村真由の日常生活を描いた短編集で・・・元々、ラブコメの短編集に大きな期待はしていないけど、想像どおりにたわいのないお話ばかりという印象。
学校でのお話もあるけど、ドタバタ感もなく、ぜんぜん力がこもっていない。せいぜい、真由と仲の良い綾川日奈子が頻繁に出てきて、日奈子がどんな娘なのかがわかるのが、この短編集しかないというだけのこと。二ノ宮峻護をいじりたおすクラスメートが揃っているという設定なのだから、もう少し学校生活でハチャメチャがあってもよいと思うのだが。
不思議なことに、短編集では、北条麗華が最後の一編にしか出てこない。しかも、峻護の家にはおらず、実家の方の仕事をしている。あくまで真由を第1ヒロインとしてメインに扱っているのかも知れないけど・・・何か他に理由があるのか、今のところわからない。