BOOK「アサシンズプライド 8 暗殺教師と幻月革命」

アサシンズプライド
8 暗殺教師と幻月革命

天城ケイ著
イラスト:ニノモトニノ
(富士見ファンタジア文庫:amazon:603円)
※Kindle版を購入

この巻からはKindle版をバラで買い足し。送料が高くて古本もあまり安くはないし、電子書籍の方が読みやすいので。
フランドールの名士を集めたキングス会議で、セルジュ王爵が動きはじめた。ランカンスロープとの融和を主張し、ワーウルフ族とともに聖王区を占拠した。そこで公開された「予言書」にメリダの名前が・・・。
クーファとメリダ、ロゼッティとエリーゼはからくも学教区を脱出。クーファたちはフランドール直下のオハラへと潜伏した。ロゼッティとエリーゼの消息は不明。ワーウルフの追っ手は撃退したものの、フランドール支配は着々と進んでいた・・・。アルメディア女公爵との合流し、ワーウルフ族の企みが明らかにされた。ワーウルフの後付け感は否めないものの、セルジュとの全面対決への流れは明らかになった。
この巻の見せ場は、ブラマンジェ学院長が持っていった。この巻のラスボス、ベルセルクとロジャーを倒したけど・・・。
完結に向けての展開なのかと思ったら・・・あとがきで「二年生編の総括」という単語が出てきた。ということは、「三年生編」があるということなのだろう。

BOOK「ありふれた職業で世界最強 2」

ありふれた職業で世界最強(第2巻)
白米良著
イラスト:たかやKi
(オーバーラップ文庫:690円+税)
※古本を購入

ハジメとユエが地上に戻る魔方陣を使った。転移先はライセン大峡谷・・・七大迷宮のひとつといわれているハルツィナ樹海に続く死の世界。ハジメは白髪となり、片目、片腕を失い、キャラも変わってしまった。ずいぶんな鬼畜姿になってしまったものだ。
新ヒロイン、兎人族ハウリアのシアが仲間に加わった。表紙のイラストではなかなかのヒロインに見えるけど、性格はかなり残念なウサギ。それに対して、キャラが変わったハジメはかなりのハードボイルドだ。
ライセン大峡谷の「ミレディ・ライセンのドキワク大迷宮」・・・おちょくったあおり文句が散りばめられた迷宮だけど、すべっている感じで面白いとも思えない。トラップも在り来たりだし、作者自身がそれを感じているのか、細かな攻略を描こうとしていない気配・・・。
シアが仲間に加わったことと、大迷宮をひとつ消化したというだけの内容だった。付け足しみたいに、最後の最後になにかの前振りがあったけど・・・。

BOOK「アサシンズプライド 7 暗殺教師と業火剣舞祭」

アサシンズプライド
7 暗殺教師と業火剣舞祭

天城ケイ著
イラスト:ニノモトニノ
(富士見ファンタジア文庫:620円+税)
※古書を購入

メリダの祖父モルドリュー卿が、メリダ暗殺の最終宣告を下した。黎明戯兵団と白夜騎兵団の共同作戦として実行される。しかし、黎明戯兵団は、その機に凱門区のフィロソフィア軍事研究所への奇襲を計画していた。決行日は鋼鉄宮博覧会二日目、集団戦術闘技会。
いまさらながらだけど、ミュールが明らかにメリダの恋敵宣言。前半は、緊張感もなく三人でイチャイチャ。幾重にも陰謀と術策が渦巻く中・・・集団戦術闘技会がはじまった。聖フリーデスウィーデ女学院と聖ドートリッシュ女学園、ジャン・サリヴァン専門アカデミーとの三つ巴戦。ミュールとの戦いで、メリダのサムライの位階を観客に知られてしまう。しかし、メリダはサムライの位階で見事襲撃者を撃退した。黎明戯兵団の奇襲は白夜騎士団の攻撃で壊滅状態に。
王爵セルジュは敵ではないようだけど、全体的な黒幕なのだろう。モルドリュー卿も生き延びたようだし、今後もなんらかの役目があるようだ。
この巻まで古書をまとめ買いしたけど、続巻をバラで買おうと調べたら、『アサシンズプライド Secret Garden』という短編集が1巻出ていた。出版順でいえばこの巻の後に出たようだけど・・・短編集なのでパス。

BOOK「ありふれた職業で世界最強 1」

ありふれた職業で世界最強(第1巻)
白米良著
イラスト:たかやKi
(オーバーラップ文庫:690円+税)
※古本を購入

『小説化になろう』から出版された作品。最近、『なろう』からのラノベを読むことが増えた。メジャーな出版社の作家に飽きてきたのかも知れない。原作を読もうと思っていたら、7月からアニメがはじまった。原作優先で、アニメは10月にまとめて見ることに。
学校一の美少女・白崎香織になぜかかまわれるため、キモオタとしてクラス中から見下されている南雲ハジメ。そのクラス全員と担任の愛子先生が異世界に召喚されてしまった。そして、クラスのリーダー的存在である光輝たちに引っ張られるように、人間族を救うため、悪魔族と戦うことに。
ところが、ハジメのステータスは非戦闘系の鍛冶師で、すべてに渡って低レベル。他のクラスメイトは全員チートなのに・・・。
異世界に転生してチートな強さで無双する設定とは大局的な滑り出しだけど、結局はハジメがいちばんのチートを獲得するというお話。それも、ダンジョン深部でのサバイバル・・・ダンジョンで助けた吸血鬼ユエとともに死線をくぐって獲得したチート。反逆者オスカーが残したチート。主人公自身ががんばって獲得したチートだから納得はいく。その後の武装強化は、自衛隊が転生したくらいの充実ぶり。
いくつか伏線も敷かれているし、今後の目標も明確になった。七大迷宮の攻略・・・神代魔法を手に入れ、元の世界に戻る方法を得ること。

BOOK「ありすさんと正義くんは無関係ですか? 3」

ありすさんと正義くんは無関係ですか?(第3巻)
わかつきひかる著
イラスト:侑
(HJ文庫:619円+税)
※古書を購入

この巻でなにをやるんだろうと思いながら読みはじめたら、鈴木くんの悪いうわさそのものを解消する流れ。
小学校時代、鈴木くんをいじめ、うわさの発端となった上級生が教育実習生としてやって来た。・・・背景的な設定ではあるけど、いじめの小説ってイヤだな。
仏教ネタとしては「仏前結婚式」。一度、出席したことがあるので簡単な知識はあったけど、坊主の長話しか印象に残っていない。
いまと違って、「昔はイジメはなかった」なんてテレビで堂々と言う人がいるけど、傍観者として忘れているんじゃないか。わたしは、その「昔」の時代の人間だけど、その時代にもイジメはあった。積極的に加担した記憶はないけど、無意識のうちに加害者になっていたかも知れない。救いの手をさしのべてあげられなかったことを、いまさら悔やむ気もないけど・・・年をとったせいか、たまに思い出すことがある。
小説としてはこの巻で完結。鈴木くんが髪を切っただけで、文字通りのリア充になった。ラブコメとしては、いい終わり方なんだろうな。
<完結>

BOOK「ありすさんと正義くんは無関係ですか? 2」

ありすさんと正義くんは無関係ですか?(第2巻)
わかつきひかる著
イラスト:侑
(HJ文庫:619円+税)
※古書を購入

前巻、鈴木くんの誤解も解け、ありすの痴漢問題にもケリが付き、二人が上手くいったところで万事丸く収まったはずだけど・・・この巻は、クラスメイトで生徒会長の柚木篤子のターン。
柚木さんは鈴木くんのお寺のご近所の小児科医院の娘。幼なじみというほど親しくはない。でも、かねてから鈴木くんに想いを寄せていた・・・。そして、ちょっとひねくれた面倒な性格をしている^^;; かき回し役として柚木さんの妹・由芽ちゃんがからんできて、ラブコメ的な状況は揃った。
鈴木くんに対する誤解が解けたおかげで、友だちもできて・・・学校帰りにファミレスに寄ったりする生活・・・高校生活は充実した部類になった。教室で、ありすとのろけて周囲が呆れる始末。柚木さんにとっては面白くない状況だけど・・・いろいろ丸く収まった。この先、読み続ける必要があるのかというくらい順調に。次が最終巻だけど、ここまでで積み残しというと・・・なにをするんだろう?

BOOK「ありすさんと正義くんは無関係ですか?」

ありすさんと正義くんは無関係ですか?
わかつきひかる著
イラスト:侑
(HJ文庫:619円+税)
※古書を購入

親がヤクザだという噂と陰気な容貌が原因で、周囲から疎まれ恐れられている高校生・鈴木正義。クラスメイトの校倉ありすが朝の電車で痴漢に遭っているところを助けたが、お礼の言葉もなく逃げていった。ただし、痴漢避けのために、ありすと鈴木くんは一緒に通学することになって、フラグが立ってしまった。
クラスメイトで生徒会長の柚木さんは、鈴木くんの味方ではあるけど、でも、ありすに対してはちょっと厳しい。ありすは、肝心のところでまともに返事が出来なかったり、最後は泣き出したりする。その割に、鈴木くんに対してだけはけっこう押しが強い。不思議ちゃんという設定ではあるけれど、ちょっとキャラが読めない。
しかも、学校祭の出し物で「般若心経」を読経するというのはどうなんだろう? まあ、高校時代に奇人変人の部類だったわたしも、般若心経は憶えたことがあったけど・・・。
この前、この作者の『仏教学校へようこそ』というラノベを読んだけど、主人公の実家がお寺で、般若心経が山場とは・・・作者は仏教系の高校を出て、素養があってのことらしい。