BOOK「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。 ふふん、私は今日からあなたの恋人ですから……!」

はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。
ふふん、私は今日からあなたの恋人ですから……!

旭蓑雄著
イラスト:なたーしゃ
(電撃文庫:amazon:590円)
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続巻も出ているようで・・・長編化しそうな感じもあるので、とりあえず最初の巻を読んでみた。
中学時代の失恋のトラウマで、二次元美少女にしか興味がなくなった男子高校生ヤス・・・ヨミさんというツイッター絵師さんのエロイ作品の大ファン。その絵師ヨミこと夜美は、男性が苦手な落ちこぼれのサキュバス。そんな二人がとある即売会で顔を合わせてしまった。二次元美少女にしか興味のないヤスとは、苦手意識なく接することが出来た。
そこでさっそく、夜美がヤスのクラスに転校してきて・・・夜美とヤスが恋人になってリハビリをすることに・・・。初期設定はかなり強引にサラッとすませ・・・あとは、ちぐはぐながらもイチャイチャ・・・。夜美は二次元萌えイラストを公表することで、世間から広く情欲を集めていたが、モデルとなった先輩サキュバスのパルムに大半を搾取されていた。それをヤスがやっつける・・・こともなく、なにもないままに終わってしまったという印象^^;;
サキュバスとしては落ちこぼれながら、やけに自信満々でドヤ顔をして、男性が苦手なので奥ゆかしくも見える・・・ということで、このタイトルなのだろう。でもなぁ・・・最初から消化試合のような感じだった。

BOOK「はたらく魔王さまのメシ!」

はたらく魔王さまのメシ!
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:amazon:612円)
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本編の引き伸ばしが激しく、グズグズになってきているし・・・短編集だとわかっていて手を出すべきか迷ったけど・・・つい、手が出てしまった。
異世界に転生するお話はたくさんあるけど・・・この小説は、いわば逆転生もので、魔王たちは日本で生活するためのチートでご都合主義的な能力も知識も持っていない。日本語すら自力で習得した。なので、最初はいろいろ苦労するわけだけど・・・基本的には主要人物毎の食にまつわる小話。地球の知識がない状態での失敗談やカルチャーギャップ話、そして鈴乃のうどんのお話やアラム・ラムスの育児食、エンテ・イスラの伝統食といった感じ・・・。
「ビンボー暮らし」というのもひとつのテーマだから、本編でもいろいろ触れられていたことの焼き直しが多かったけど・・・短編集としては珍しいことに、けっこう楽しく読めた。

BOOK「ぺとぺとさんシリーズ 5 ぺとぺとさんV」

ぺとぺとさんシリーズ 5
ぺとぺとさんV
木村航著
イラスト:YUG
(ファミ通文庫:600円+税)
※古書を購入

前巻の終わりで、るるどが意味深なことをいっていたけど・・・この巻にはつながっていなかった。というか、そもそも短編集だった。ということは、このシリーズ、尻切れトンボだったのか・・・。残念。
シリーズ5巻目ではあるけど、時間軸的にはぺと子が鮎川町に来たばかりのときから、「いもてん」の常設パビリオンが完成したあとまで。
クラスの一日の様子や、ぺと子がお弁当を作ったり、コンパニオンとして町内のイベントに参加したりと、日常的なエピソードが書かれている。その分、ぺと子とシンゴ以外の同級生や妹たちがそれなりにちゃんと登場する。でも、全体的にどうということのない内容・・・。
打ち切りなのか、放棄なのか事情はわからないけど、完結せずに終わってしまった。

BOOK「ぺとぺとさんシリーズ 4 かえってきた、ぺとぺとさん② まっくらやみのピィ」

ぺとぺとさんシリーズ 4
かえってきた、ぺとぺとさん②
まっくらやみのピィ

木村航著
イラスト:YUG
(ファミ通文庫:580円+税)
※古書を購入

ぺと子が鮎川町に戻ってシンゴと再会した途端に偽物の智恵(妖怪ヨルヒト)・・・美少女バージョンで性格も良い・・・と鉢合わせ。前巻からちょろちょろ名前だけ出ていたドロシー謝花も登場した。
ドロシー以外の件は、くぐるにもう少しまともなコミュニケーション能力があれば、こんな大事にならなかったような気がする。ぺと子もレモンイエローとイチゴミルクにならずに済んだかもしれない。そうなっていれば、ドロシーがくることもなかっただろうし・・・。
明日香先生のロケットおっぱいという表現があるけど・・・アニメではそういう印象はなかった。そういうキャラでもないし・・・。もう少しキャラ立てに活かして欲しかったな。
前巻から、シンゴの同級生たちがいろいろ活躍している。守口ジェレミーやブシドーくんこと関谷など。終わり間近の関谷はちょっとかっこいい。むしろ、シンゴの影が少し薄まっている気もする。

BOOK「ぺとぺとさんシリーズ 3 かえってきた、ぺとぺとさん① フーコの空」

ぺとぺとさんシリーズ3
かえってきた、ぺとぺとさん①
フーコの空

木村航著
イラスト:YUG
(ファミ通文庫:640円+税)
※古書を購入

第2巻からちょうど1年の間隔で出ているから、第2巻で一応の完結ということではなかったらしい。この巻からはアニメ化されていない。
前巻のお話通り、ぺと子の一家は博多に引っ越し、ぺと子はアイドルデビューの準備をしていた。ちょちょ丸も博多に帰ったけれど・・・妹イベント「いもてん」・・・前巻はお試し版だったけど、常設テーマパークとしてオープンする動きで話が進んでいた。ということで、ちょちょ丸が帰ってきた。風子という新キャラ妖怪を連れて。そんなとき、シンゴたちは学校祭にゲストとしてぺと子を呼ぼうと画策するが・・・。
シンゴの妹・智恵ちゃん・・・相変わらずのキャラだけど、一度お仕置きした方がいいんじゃないか?
ぺと子の出番が少ないけど、分散していろいろな登場人物が個別に動くので、いままでよりずいぶん複雑な流れになっている。サブタイトル的にはフーコのお話だけど、フーコの件だけでなく、なにも解決しないまま次巻に続く・・・。

BOOK「ぺとぺとさんシリーズ 2 さよなら、ぺとぺとさん」

ぺとぺとさんシリーズ 2
さよなら、ぺとぺとさん
木村航著
イラスト:YUG
(ファミ通文庫:640円+税)
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「ミにょコン」出場者で、物産展のコンパニオンをやって、夏キャンプ・・・。加藤にぺと子がぺとって、シンゴは内心複雑な想い・・・智恵ちゃんが熱を出して。という感じで、この巻もアニメ化された内容。アニメの最終話のサブタイトルが「さよなら、ぺとぺとさん」だったから、一部省かれている部分はあるけどこの巻までが原作なのだろう。
「いもてん」・・・意味不明ながら・・・妹もののイベントとして、まあアリなのだろうか。最近の傾向なら、こういう形にはならなかったのだろうけど、この時代のラノベならではという感じ。妹キャラの博覧会だけど、キャラがみんな素朴で、ちょっと古い^^;;
カッパのくぐるの粗野で乱暴な性格はすがすがしいくらいだな^^;; ステロタイプのツンデレじゃないところがちょっと古いけど、こっちの方が好みのキャラだ。おバカだし^^ 今どき耳にすることのない「尻子玉」なんていう単語を思い出させてくれたし。
ということで・・・さよなら、ぺとぺとさん。

BOOK「ぺとぺとさんシリーズ 1 ぺとぺとさん」

ぺとぺとさんシリーズ 1
ぺとぺとさん
木村航著
イラスト:YUG
(ファミ通文庫:640円+税)
※古書を購入

このラノベを見つけたとき、盲点を突かれた感じで驚いた。ものすごく懐かしい。わたしが二次元に触れはじめた初期に見たアニメで、当時はまだラノベを読んでいなかったので、原作についてチェックしていなかった。だから、「ぺとぺとさん」の原作がラノベだとも知らなかった。完結しているのかわからなかったけど4巻セットを買った。
鮎川町という田舎町にある妖怪(特定種族)と人間が一緒に通う中学校。主人公の大橋シンゴに、妖怪「ぺとぺとさん」の藤村鳩子(ぺと子)がぺとってしまい・・・という、シーンからはじまる。ほのぼの系ラブコメというジャンルになるだろうか。おでこに文字を浮かび上がらせてコミュニケーションをとる塗り壁のゆりちゃん・・・妹のこぬりちゃんと合わせてアニメのときからお気に入りのキャラ。
イラストが鉛筆書きのラフなタッチ。まだ、萌え絵やラブコメがテンプレ化されていない時代の小説なので、いろんな意味で味がある。
そういえば、これは「妹」ものでもあった。鮎川町は妹率100%・・・。いまこの時代に読むと、シンゴの妹・智恵ちゃんは可愛げがなくて妙にリアルでいいけど、シンゴが妹萌えになることはないだろう^^;;
で、この巻は、博多川中沙原一家の襲来と「ミにょコン」まで。

BOOK「ハイスクールD×D DX.4 生徒会とレヴィアタン」

ハイスクールD×D
DX.4 生徒会とレヴィアタン
石踏一榮著
イラスト:みやま零
(富士見ファンタジア文庫:amazon:450円)
※Kindle版を購入

短編集の4巻目・・・時間軸では、本編第23巻と同じで、レイティングゲーム国際大会の予選が書かれている。他にも、おっぱいドラゴンの営業とか。本編でやると間延びしてしまうからだろうけど、レイティングゲームがここで2戦続くのか・・・。
「サイラオーグチーム」VS「曹操チーム」と「燚誠の赤龍帝チーム」VS「シトリーチーム」。
いままで出てきたキャラたちの同窓会という感じで、いろいろ出てきたけど・・・みんないい人になってしまって、キャラの魅力が完全に喪失してしまった。ついでに、曹操や匙くんの背景説明やむかし話など、本編で触れるほどではない小ネタがいくつか披露されたけど・・・どうでもいい補足説明のようなことばかり。
もともとラノベの短編集は好きではない上に、このDXは各巻すべてがハズレという印象で、ぜんぜん面白くない。DX5は出ないようだけど、出てもたぶん読まない。

BOOK「はたらく魔王さま! 20」

はたらく魔王さま!(第20巻)
和ヶ原聡司著
イラスト:029
(電撃文庫:amazon:612円)
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前巻、アシエスが暴走し、木崎元店長とバイト仲間に秘密を知られ、鈴乃が真奥に告白し・・・この世界ではいろいろ動きがあった。さらに輪を掛け、マグロナルド幡ヶ谷駅前店に、相次いでエンテ・イスラのお偉いさんたちが顔を見せはじめた。その裏には、魔王軍悪魔大元帥佐々木千穂が仕切る「頂上会議」の開催と「第二次魔王城攻略計画」・・・。魔王軍とエンテ・イスラの決着を付ける針の穴を通すような茶番劇。日本にいる真奥と恵美には事情が全く伝わらないままに・・・アラス・ラムスの異変、真奥と恵美の同居。
正直にいうと、神討ちが決まった直後から気に入らない。最近では千穂の受験準備、エンテイスラの情勢変化、決戦前の決意など、それぞれの立場でこころの揺れ動きがあるのを描きたいんだろうけど、ぜんぜん描けていない。そもそも描く必要があるのか。鈴乃はいまさらだし・・・恵美は以前フラグが立ったはず。ラブコメ的展開もグズグズ。メインストーリーも引き伸ばしに次ぐ引き伸ばしでグズグズ。
この巻の千穂の動きは、古女房的優位性を示したかったのだろうけど・・・脈絡的には意味不明。アシエスとアムス・ラムスの暴走は、ムダにあがかないで、さっさと最後の決戦に向かえよ!という、作者への抗議なのかも知れない。次の巻で神討ちがはじまらないようなら・・・その可能性大だけど・・・古本購入ラノベ落ち決定。