BOOK「健康という病」

健康という病
五木寛之著
(幻冬舎新書:760円+税)
※古書を購入

古本屋で見かけたとき、「どうして五木寛之がこんな本を書くんだろう?」という疑問がわいた。なにか、大病でも患ったのかと、読んでみることにした。
内容は、世に氾濫する健康情報(言いかえると不健康情報)に振り回される人への警鐘というか、批判というか・・・ありふれたエッセイではあるけど、五木寛之の人生観や生死感なんかが垣間見られ、共感できるところもあった。
わたしは幼い頃からいろいろな病気と共存してきたけど、いわゆる身体に良いことはなにもしていない。そんなわたしに、健康オタクの友人がサプリメントなどを勧めてくることがあるけど・・・あまりの気持ちの悪さに、明確に断るようにしている。はっきりいって、放って置いて欲しい。
五木寛之がこの本を書いた理由・・・デタラメな健康情報が氾濫していて、それを不快に思っているからに違いない。確かに、ネットには無茶苦茶な健康情報と商品があふれている。先日も、「STAP細胞は身体を若返らせる」といって、得体の知れないSTAP細胞なるものを売っているサイトがあった。これを信じて買うヤツがいるのか、飲んでるヤツの顔を見てみたいものだと、こころの中で大笑いした。笑いは免疫力を高め、健康に良いそうだ^^

BOOK「剱 TSURUGI」

剱 TSURUGI
志水哲也:写真
(山と渓谷社:3,700円+税)
※古書を購入

先日テレビを見ていて、無性に山に行きたくなったので・・・こういう写真集は、古本でもけっこう値が張るので少し迷っていたけど、古本屋でこの本を仕込んでおいた。何冊か山の写真集があったけど、わたしが登ったことのある山の写真集は、この「劔岳」しかなかった。
わたしは夏山シーズンに源次郎尾根から登ったこともあるので、前劔からの一般ルートではない場所から見た劔岳の姿を多少知っている。でも、印象としていちばん記憶に残っているのは・・・劔岳のあの黒々とした岩山の風情は、別山乗越から初めて見たときのものだろうなぁ。黒々としていて、対峙する立山より厳つい、独特の雰囲気を纏っていた。
積雪期の劔には足を踏み入れたことがないけど・・・こういう写真を撮るには、どれだけの苦労があるのか想像も付かない。

BOOK「「揚げる」本。 家で作る揚げ物をプロの技でレベルアップ!」

「揚げる」本。
家で作る揚げ物をプロの技でレベルアップ!
(エイ出版社:648円+税)
※古書を購入

基本的に「脂」は美味しい。最近では「脂味」を甘味・酸味・塩味・苦味・うま味の5つに次ぐ第6番目の「基本味」に加えようという動きがあったりする。わたしは年をとって食べる量が減る傾向にはあるけど、若い頃は、基本的に揚げ物が好きだった。
でも、揚げ物を自宅でやろうとすると、下拵えと後片づけがけっこう大変。しかもこの季節は暑い。かといって総菜を電子レンジで温め直すと、ぺたっとした最低の食感になってしまう。やはり、自分で作って、揚げたてを食べるのがいちばん美味い。
ということで、こんな本を見つけたので購入してみた。調理としての揚げ物の基本、代表的な揚げ物はほぼ完璧に網羅されている。家庭ですぐにできる揚げ物から、家ではまずやらないだろうなと言うものまで。揚げたての薩摩揚げは美味しいだろうけど、すり身を用意して自分であげることはまずないだろう。同様に油揚げなんかもやらない。それでも、読んでいるだけでも楽しい揚げ物がいろいろ出てくる。

BOOK「体力の正体は筋肉」

体力の正体は筋肉
樋口満著
(集英社新書:700円+税)

外出時に本を忘れて、空き時間に飛び込んだ本屋で適当に買った本だけど・・・はっきりいって、お金を出してまで買う必要はなかった。
この本に書かれていることは・・・ざっくりいってこれだけのこと。
老後も元気に過ごしたければ、下半身と体幹の筋肉を鍛えておきなさい。そのためには、ボート漕ぎ運動が最適。食事ではたんぱく質をしっかり採りなさい。
もし・・・どうして下半身なのか? 体幹の筋肉ってなに? どうして筋力が必要なの? なんていうことに興味のある人や、納得しないことにはなにもする気が起きないというような人は、自分で読んでみた方がいいかもしれない。
でもなぁ、ジムにでも通わないとボート漕ぎ運動はできない。日常生活+αでなんとかしようと思えば、やはり、たくさん歩く、階段を使う、多少の体操はする、ということになるのだろう。

BOOK「羽生流で強くなるはじめての将棋」

羽生流で強くなるはじめての将棋
羽生善治:監修
(成美堂出版:880円+税)
※古書を購入

いまさらという感じで、将棋の入門書を買ってみた。通販で中を見ないで買ったので、予想以上に入門書で驚いた。駒の動かし方からはじまっていて、本当の意味での入門書だった。
いままで将棋の入門書は読んだことがなかったけど、櫓の組み方程度までは知っていたので、もう少し先の本を買うべきだった。でも、手筋のあたりはなるほどと思う点もあったので、まったく役に立たなかったというわけでもない。もともと、わたしは勝負事にこだわりがないので・・・こういう本を読んでも、まず上達することはないんだけど・・・。
少なくとも、あいまいだった単語の意味が明確になっただけでも、少し勉強になった。これで、将棋の小説を読むとき、正しく意味をくみ取ることができるだろう。
わたしが子どもの頃、どうして将棋を指さなかったか、明確な理由がある。小学校高学年の頃、将棋が好きなWくんという友だちがいた。それはいいのだけど・・・彼は勝ち負けにものすごくこだわり、相手をしているとウンザリするような性格をしていて、気がつくとクラス中、誰も将棋を指さなくなっていた。Wくん、懐かしい名前を思い出したけど・・・どうしているだろうか?

BOOK「睡眠負債 ちょっと寝不足”が命を縮める」

睡眠負債
“ちょっと寝不足”が命を縮める

NHKスペシャル取材班著
(朝日新書:amazon:648円)
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わずかな睡眠不足が積み重なり、「睡眠負債」として蓄積され、重大な病気を発症するリスクを高めるのだとか。そんな内容のNHKスペシャルの番組内容をまとめた本。テレビの番組そのものは見ていない。
仕事柄、不規則な生活を長いこと続けてきた。そして、いつからだったかも憶えていないくらい昔に睡眠障害となり、睡眠導入剤が欠かせなくなってしまった。睡眠導入剤なしで眠れるときは、前の晩が徹夜だったり、極度に睡眠不足だったりしたときだけ。人生を通して、長い目で見ればかなりの「睡眠負債」を抱えていると思う。だから、いまさらこんなことを言われても・・・今夜眠って、二度と目が覚めなかったとしても、負債を完済したとはいえないんじゃないかという気がしてくる^^;;
なんにせよ、一日7時間睡眠。毎日欠かさずとはいかないだろうけど、今の生活状況なら守れそうな気がする・・・。少なくとも、気にはかけておこうと思う。

BOOK「近畿の産業博物館」

近畿の産業博物館
産業記念物調査研究会編
(阿吽社:1,903円+税)
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近畿地方6県(三重県は含まれていない)の71の産業博物館を紹介した本だけど・・・いかんせん、30年近く前の1990年出版の本なので、現時点で、この本に紹介された博物館がいくつ生き残っているだろうか? 明らかに閉館してしまったと気づいた博物館もいくつかある。まあ、ガイドブックとしては役に立たないけど、かつてはこんな博物館があったという資料にはなる。
いまのところ、この本で紹介された博物館で、行ったことがあるのは「竹中大工道具館」と「UCCコーヒー博物館」の2館しかない。しかも、「UCC」の方は、見に行った2012年以降に全面改装があったはずなので、いまは展示内容も変わっているはず。
地方の博物館、中でも企業博物館は経営的に厳しい状況が続いているので、生き延びている博物館があるなら行ってみたいと思う・・・存在しているうちに。

BOOK「全国農業博物館資料館ガイド」

全国農業博物館資料館ガイド
橋本智編著
(筑波書房:2,000円+税)
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2002年出版の本なので、平成も終わろうとする2018年時点で、この本に紹介された博物館が、果たしていくつ生き残っているだろうか? そう思いながらも、テーマがテーマなので、なにかの資料になるだろうと思って購入してみた。
農業系博物館・資料館に限定したガイドながら、けっこうな数が紹介されている。でも、いまのところ、この本で紹介された博物館で行ったことがあるのは、仕事で行った「トモヱ乳業 牛乳博物館」と「北見ハッカ記念館」の2館だけしかない。古い農機具など農業系は各地の総合博物館や郷土資料館などで少なからず目にすることがあるので、もう少し多いと思っていた。
日本の農業の現状を考えると、今後、農業系の博物館が増えるとは思えない。この本に載っている博物館のいくつが生き残っているかは分からないけど、機会があったら覗いてみたいと思うところをいくつか見つけた。でも、農業博物館は、交通の便の良い場所にはないことが多いので、仕事のついでにふらっと立ち寄るという感じではなかなか行けないだろうなぁ。