BOOK「京都名庭を歩く」

京都名庭を歩く
宮元健次著
(光文社新書:760円+税)
※古書

近々、仕事で京都に出かけることになりそうだと思っていたら・・・この本を文字通りに、拾った。古紙資源回収日の朝、古雑誌を縛ったヒモの隙間にねじり込まれていたのを発見。古紙として第二の人生に進む前に、わたしがもう一度現世での本という役割を果たさせてあげようと・・・拾って読んだ。
「平等院」「鹿苑寺(金閣寺)」「慈照寺(銀閣寺)」といった、有名どころの寺院・別荘、千利休作と伝えられる「妙喜庵待庵」から三千家の「不審菴」「今日庵」「官休庵」といった茶道家元の名園などを紹介している。
若かりし頃、これらの内いくつかの名庭に行ったことがある。ふだん公開されていない「妙喜庵待庵」「今日庵」などいくつかの庭はまず見られないけど、かつては事前に申し込めば見られる名庭も多かった。ン十年前のことだから、いまとは公開状況が違ったのかも知れない。
いまでは、わざわざ手続きを重ねたりしてて見に行く元気はない。そもそも、仕事で京都に行っても時間がないからなぁ・・・。

BOOK「尾瀬の博物誌」

尾瀬の博物誌
大山昌克著
田部井淳子:監修
(世界文化社:3,000円+税)
※古書を購入

毎日、災害級の猛暑が続いていて、北から南までどこも暑い。こういうときは標高が高いところに逃げるのが一番なんだけど・・・そういうわけにもいかないので、せめて本だけでも読んでみようと・・・。
尾瀬の動植物と自然保護について書かれた本。モウセンゴケやミズバショウといった有名どころだけでなく、網羅的に取り上げている。
DNA解析を用いたAPG植物分類法についても、チョットだけ触れられていて、最新の研究成果が紹介されていた。
むかし、山登りをしていた頃、何度か尾瀬にも行ったけど、いまでも相変わらずオーバーユース状態が続いているらしい。人口が減る時代ではあるけど、山歩きはジジババの世代が多いから、なかなか登山人口は減らない。まだまだオーバーユースが続くのだろう。

BOOK「世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ」

世界一美味しい煮卵の作り方
家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ

はらぺこグリズリー著
(光文社新書:900円+税)
※古書を購入

外出先で読むものがなくなったので古本屋に入り、なんとなく手に取った本がこれだった。
中をよく見ないで買ったのが原因だけど・・・タイトルが「煮卵」だし、新書だったので、試行錯誤の過程や考察など、もっと読み物的な要素があるのかと思ったら、ふつうのレシピ集だった。しかも、「煮卵」どころか、「卵」にすらこだわりなく、「ひとりぶん」のお手軽料理を紹介していた。「100レシピ」というサブタイトルを見落としていた。
当初の思惑とは違ったけど、いくつか作ってみたいレシピがあったし、参考になる情報もあった。そして、最初に紹介されていた「煮卵」に関してだけど・・・「煮卵」に関しては、わたしにも一家言あるのであまり役には立たなかった。

BOOK「トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ スーパー図解 坐骨神経痛」

トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ
スーパー図解 坐骨神経痛
原因を見極め、不快な症状を解消する

久野木順一著
(法研:1,300円+税)
※古書を購入

暖かくなったにもかかわらず、腰痛と坐骨神経痛がぜんぜん改善しない。痛み止めのお陰で、日常生活はどうにかなっているけど、ちょっと出歩くとかなりキビシイ。こういう本を読んだからといって、症状が改善するわけではないけど・・・つい、なにかのきっかけになるのではないかと・・・。
この本、脊柱管狭窄症や坐骨神経痛になったばかりの人には、入門書として良書だと思う。医者に診察を受ける上で、検査法だけでなく検査への備えなども幅広く紹介していて、読んでおくと安心できるないようだと思う。ただ、感染症のように全く予備知識もないまま、ある日突然という人は少ないだろうから・・・診断を受けたときには、検査は済んでいるだろうけど。まあ、その後の治療法、手術なんかも紹介しているから、基本的な知識は一通り網羅されている。

ファンブック「3月のライオン ただいまとおかえりの場所」

3月のライオン
ただいまとおかえりの場所

三月町研究会編著
(DIA Collection:815円+税)
※古書を購入

いまになって、『3月のライオン』のファンブックが何冊か出ていることに気がついた。
物語の舞台、月島には何度も行ったことがあるけど、もんじゃを食べに出かけた程度なので土地勘があるわけでもない。この辺のことかと再確認した。
2016年9月に出たものなので、あかりさんを廻る林田先生と島田八段の攻防・・・フラグが立ったことは紹介されていたけど、最新の情報は含まれていない。あくまで将棋がメインのお話だから、けっこうのんびり進行している。
いちばん気になっていることって、川本家に出入りしているニャーたちのことだったのだけど・・・ニャーたちのページはなかった。相関図にもニャーたちはいなかった。至る所にネコが散りばめられているし、本編でもあれだけネコを立てているのに・・・やはり名前もないらしい。そういえば・・・桐山くんがニャーたちをかまっているシーンがないような気がする。もしかすると、ネコ嫌いなのか?

BOOK「農家が教える どぶろくのつくり方」

農家が教える どぶろくのつくり方
ワイン ビール 焼酎 麹・酵母つくりも

農文協編
(農文協:1,400円+税)

どぶろく造りは難しくはないけど、インスタント食品や中食を多用するような現代にあっては、もはや簡単と言えるほど手軽ではない。しかも、それなりに味わいはあるけど、必ずしも美味しく出来るわけではない。お酒としては、市販の純米酒や吟醸酒にはかなわない。
現在、酒税が歳入に占める割合はわずか約2%。収税源としての価値が下がったのに、いまだ解禁されないのはなぜだろう。この本は、文化としてどぶろく造りの継承を訴えている。文化は一度滅んでしまうと、簡単には復活しない。そう思っていないのは、国のお役人と既存の酒蔵だけ。
酒造解禁で登場するであろうベンチャー企業を脅威に感じる既存の酒蔵って、そんなに自分が造っているお酒に自信がないんだろうか。

BOOK「大人の教養として知りたい すごすぎる日本のアニメ」

大人の教養として知りたい
すごすぎる日本のアニメ

岡田斗司夫著
(KADOKAWA:1,400円+税)
※古書を購入

久しぶりにアニメ関係のサブカル論を読んでみた。
こういう評論は昔からあるけど、取り上げる作品が新しくなると、多少は新しい視点も出てくる。その意味では、オーソドックスな論点である「アニメとはなにか?」というところで、映画『シン・ゴジラ』と庵野秀明を論じている。庵野論はいまさらだけれど・・・そもそも、わたしは『シン・ゴジラ』を見ていないから何ともいえない。普通のTVアニメはたくさん見ているのだけど・・・。
その他、『君の名は。』、原作版『風の谷のナウシカ』、『機動戦士ガンダム』と富野由悠季、『この世界の片隅に』を取り上げているけど、いままでいろいろ論じられて手垢がついた話をいろいろ蒸し返している感じだった。でも、すごく読みやすかったし、馴染みのない人が読むには良い本なのかも知れない。『まどマギ』と『ラブライブ』あたりについて触れている本をあわせて読めば十分だろうな。