赤穂義士記念館/義士木像館(東京都港区高輪2)


泉岳寺にある赤穂浪士の資料館。赤穂事件は江戸前期の元禄年間の出来事だけど、意外なことに、浪士たちの遺品の実物がいくつか残されていた。戦争で焼けたり、大震災も乗り越えたということらしい。

講堂の2階、義士木像館には江戸時代終わりから明治二年までに制作された四十七士の木像が収められている。江戸時代の人集めのための手法だろうけど、たぶん、たくさんの人が見に来たのだろう。

入館は共通券で、大人500円。館内は撮影禁止。

台東区立下町風俗資料館(東京都台東区上野公園2)


上野公園には毎年何度も足を運ぶし、この資料館の存在は知っていたけど・・・いつでも見られるという気安さと、展示内容にあまり期待していなかったので、いままで見ずにいた。今日はたまたま時間があったので、覗いてみた。
明治・大正・昭和の台東区を中心とした下町の姿を再現して、いろいろ資料や家財道具などを展示していた。展示内容に関しては、予想していたとおり。唯一目を引いたのは、上野公園で開催された勧業博覧会などの産業系イベントに関する資料の展示ケース。上野公園が日本初の博覧会会場だったということ・・・いまでいえば、東京ビッグサイトや幕張メッセといった感じ。
修学旅行の中学生で混雑していた。感心なことに、悪ふざけするような子もいなくて、けっこう真面目に展示を見ていた。

東京都美術館 ムンク展 共鳴する魂の叫び(東京・上野公園)


仕事の前に「ムンク展」を見た。予想以上に混雑していなかった。
オスロ市立ムンク美術館からの持ち出し展。あの有名な「叫び」は複数枚描かれていて、ムンク美術館所蔵の「叫び」は初来日なので、この1点に時間を集中して、かぶりつきで見てきた。確かに、自分がイメージする「叫び」とは微妙に違う気がした。どこのどの「叫び」がそのイメージの元になっていたかはわからないけど^^;
この「叫び」ほどパロディ作品が数多く作られた作品はないと思う。パロディ作品は良く目にするにもかかわらず、実物を見たのはこれがはじめて。感想は・・・思っていたより小さいことと・・・ごにょごにょごにょ。でも、作品との相性は良かった。もう一度来日することがあったら、また見に行くと思う。時間と体力の都合で、ムンクが他にどんな作品を描いていたのか、作風を知る程度にいくつか眺めて会場を後にした。

東京国立博物館 特別展 縄文 1万年の美の鼓動(東京・上野公園)


打合せが予定より早く終わったので、上野で途中下車して東博の特別展「縄文 1万年の美の鼓動」を見てきた。今日も全国的に猛暑なので、少しは混雑も緩和しているのではと期待したけど、けっこうな混雑だった。世の中の人は、予想以上に暑さに強いらしい。
NHKによると、いま、縄文ブームらしいけど・・・女性が少し興味を持ちはじめただけで「ブーム」と呼ぶのはどうかと思う。でも、いつの時代にも、縄文文化には根強い人気があって、考古学関係の展示会などはいつも混雑している。この特別展、人気の高い縄文土器と土偶が勢揃いしているので、縄文文化ファンは絶対に足を運ぶ価値がある。・・・まあ、遮光器土偶なんかのまわりは人だかりで、チラ見するだけでも大変だったりするけど・・・。
いつも体力的にすべてを見ることができないけれど・・・今日はヘロヘロになるまでかなりがんばったけれど、半分近くはスルーせざるを得なかった。

東京大学 農学資料館(東京都文京区弥生1)


東京大学本郷キャンパスの弥生側、農正門を入ってすぐ右側にある小さな史料館。農学生命科学研究科所蔵の資料のいくつかが展示されている。元はなんの建物なのかわからないけど・・・非常に狭い展示で、じっくり見ても15分といったところ。
中でも目を引くのが、渋谷駅前で銅像になっている「ハチ公」とその飼い主・上野英三郎に関するもの。ハチ公の飼い主・上野英三郎が東京帝国大学の農業土木の教授だったから・・・ハチ公が東大で解剖され、臓器が標本化され、ここに展示されているわけだけど・・・。毛皮は、上野の国立科学博物館で剥製標本にされ、常設展示されている。なぜ、臓器と毛皮が泣き別れになってしまったのだろう?
史料館の迎え側には、上野英三郎とハチ公の像が置かれている。ハチ公と飼い主が仲良く揃っている姿はここでしか見られないのではないかと思う。

陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)(東京都練馬区大泉学園町)


10年以上にわたって、東武東上線に乗る度、いつかは見に行こうと思っていた「陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)」にようやく行くことができた。最寄り駅が和光市駅で、陸自の朝霞駐屯地にある施設なので、埼玉県だと思っていたら・・・住所的には練馬区だった。

あくまでも、陸上自衛隊の広報センターなので、いわゆる博物館ではないのかも知れないけど・・・退役した対戦車ヘリコプター「AH-1S」や「90式戦車」「10式戦車」などを展示しているわけだから、展示されているものはある意味で博物館そのもの。まあ、現役バリバリの最先端の兵器が展示されていたら、税金の無駄遣いと批判されたりするんだろう^^;; 10式戦車は現役だからなのか、一応、触れないように結界らしき囲みの中に置かれていたし・・・。

日本にはいわゆる博物館がたくさんあるけど、軍事や兵器を展示しているところは極端に少ない。わたしは、「戦争は悪だ」という考えを否定はしないけど、見たくないものは隠してしまえ、見たくないものはなかったことにしてしまえという考え方には組しない。戦国時代の火縄銃や日本刀は文化遺産で、近現代兵器は存在しないことに・・・これは、日本の良くないところだと思う。
まして、自衛隊は日々日本の国土を守り、災害時には文字通りに人命を守るために活動している。そういう自衛隊の存在と活動を広く啓発普及していくことは、税金の正しい使い方だと思う。

東京都美術館 ゴッホ展 巡りゆく日本の夢(東京・上野公園)

チケットをいただいたので、混雑覚悟で見に行った。ゴッホより、北斎の方を見たかったけど、頂き物のチケットなので仕方がない。めずらしく雨が降っていない日に来たので、入場まで30分待ち。さすがに、ビッグネームのゴッホという感じ。まあ、最近は雨が降っても降らなくても、あまり混雑具合には関係ないような気もするけど。
会場内を網羅的に見て回るほど体力も熱意もないので、とにかく人気がありそうな感じで混雑している作品にじわじわと接近して、迷惑にならない程度の時間かぶりついて次に移動という作戦。当たり外れはあったけど、2時間かけて8点ほど見てきた。でも、やはり、事前にWebサイトで作品リストをチェックしておくべきだった。日本人の印象派好きをかなり甘く見ていた^^;;
通常、こういう混雑して満足に見て歩けないとき、図録を買って、家でのんびり見ようという気になるんだけど、ゴッホクラスになると図録を買わなくても画像ならいくらでも見られるので、結局図録は買わなかった。

港区立港郷土資料館(東京都港区芝5)


仕事で外出中、ちょっと時間ができたので、JR田町駅で途中下車して立ち寄ってみた。駅からすぐなので、とっても行きやすい。図書館の4Fだけのコンパクトな展示で、真剣に見ても15分もあれば見終わってしまう規模。入館は無料だけど、日曜日と祝日が休館なので、仕事のついでに立ち寄るしかない。
実際に自分の目で見るまでは、都心の港区の「郷土」ってどういう内容なのかとも思ったけど、伊皿子貝塚のはぎ取り展示が中心。伊皿子貝塚はかなり長い期間にわたって使われた規模の大きな貝塚らしく、縄文前期から平安時代までの遺物が出土したという。江戸時代から幕末維新の展示もいくつかあったけど、もう少し何か目玉が遭っても良いのではないかというのが感想。