航空科学博物館(千葉県芝山町)


成田国際空港の滑走路の先端あたりにある航空博物館。といっても、空港とは別の施設なので・・・空港の外側をぐるっと回り込んでいかなければならない。都心から近いとはいえ、けっこう不便なところにある。
成田国際空港は、開港まで大変な歩みとなったけど・・・所在地である芝山町が要望して作られた施設なので、多分に政治的なニオイがするけど・・・平成元年8月1日開館と、成田空港の開港に比べて意外に新しい。
そして、展示された航空機にも特徴がある。すべてが民間機で、自衛隊関係や旧日本軍の機体はほぼない。日本の航空会社からは数年前に退役してしまったB-747関係の展示が多く、胴体の輪切りや1/8モデルを操縦するシミュレーターはビデオゲームとは違ってなかなか面白い。きっと、航空ファンにとっては貴重な存在なのだろう。

でも、学生時代から何度も747は利用したけど、個人的にはあまり良い印象がない。乗客数が多すぎて乗り降りに時間がかかるし、預けた手荷物がなかなか出てこないし。
※リニューアル工事のため、2018年(平成30年)12月は休館。

成田空港 空と大地の歴史館(千葉県芝山町)


航空科学博物館に隣接している博物館。2011(平成23)年6月23日に開館。
成田国際空港の開港には、激しい反対運動があった。いまでこそ、電車が乗り入れ、普通に利用されているけど、開港当初はバスとクルマしかアクセス方法がなく、厳戒態勢での運用だった。そんな、成田国際空港の歴史を展示している。
わたしがはじめて成田国際空港を利用したのは、かれこれ40年近く前。横浜のYCATからリムジンバスで向かったら、空港近くのゲートで止められ、パスポートチェックが行われるという警戒ぶり。いわゆる「過激派」によるテロを警戒してのことだけど・・・国際的にテロ警戒が当たり前になった今日から見ると、当時の成田空港はテロ警戒の最先端を行っていたといえる。
羽田空港が再び国際化され、成田国際空港はLCCを中心とした空港としてがんばっているけど・・・こうまでして開港したせっかくの空港なのに、なんとなくお荷物扱いされているのが不憫だ。それだけ羽田が便利すぎるからなんだけど・・・ここの展示を見て、いまさらながらに、なぜ三里塚のこの場所だったのかと考えさせられた。

日本郵船歴史博物館 講演会「船舶の過去・現在・未来」(神奈川県横浜市中区)

仕事の延長上の興味で、講演を聴きにいった。
日本郵船130周年特別展「きらり技術力、あすへの挑戦」の関連イベント。浮力と復原性、推進・運動性能、構造力学といった基礎的な理論を用いてどのように船舶を設計してきたか、技術的な発展から今後の展望といった内容。実際は、ちょっと技術寄りの総合的な船舶と海運のお話で、期待以上に面白かった^^
後援者の名前を見たとき、もしかしたらとは思ったけど・・・昨年の「セウォル号」の事故の後、ニュース番組で何度か解説をしていた方。自己紹介で「本当に出たくなかったのだけれど・・・」と話していた。
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●演題:船舶の過去・現在・未来
●講演者:田村兼吉氏
国立研究開発法人 海上技術安全研究所 研究統括主幹兼海難事故解析センター長。

帆船日本丸(神奈川県横浜市中区:日本丸メモリアルパーク)

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横浜みなと博物館が、横浜マリタイムミュージアムという名前だった頃から、この場所に係留され展示されていた博物館船。国内で保存公開されている帆船としては貴重な存在だけれど、日本丸自体は練習船であり、特に際立った実績や活躍の逸話を残してはいないはず・・・。
二十数年前に来たときは、メインテナンスか何かで日本丸は見られなかったと記憶している。単に時間がなかったからかも知れない。今回初めて中を見学したけど、昭和5年建造の割には状態も良く、帆船としてなかなか雰囲気のあるスペースだった。
しかも、思っていた以上に中が広い。練習船というから、もっと劣悪な環境に詰め込まれていたんだろうと勝手に想像していた^^;; ここで一定期間暮らすとなると窮屈だろうけど、少なくとも宿泊するためだけの列車のB寝台よりも広い。
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横浜みなと博物館(神奈川県横浜市中区:日本丸メモリアルパーク)

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 仕事で横浜に来たついでに、みなとみらいまで足を伸ばした。この博物館には二十数年前、まだここが「横浜マリタイムミュージアム」という名前だった頃に、二度きたことがある。目的は「測鉛」という海深を計るための道具。たいして変哲もない鉛の塊のようなものだけど。いつ、「横浜みなと博物館」という名前に変わったのだろう?
たぶん、建物は以前と変わらないのだろうけど、展示は完全に一新されていて、ペリー来航から現代に至るまでの横浜港の歴史が紹介されていた。以前はもっと船舶寄りの展示もあったはずだけど、コンセプト自体が変わったのだから仕方がない。まあ、展示そのものは面白かった。

神奈川県立歴史博物館(神奈川県横浜市中区)

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この博物館には、30年以上前、学生時代に一度来たことがあるけど・・・いつの間にか自然科学系の展示がなくなり、歴史博物館に再編されていた。自然科学系の展示は、小田原市に新設された「神奈川県立生命の星・地球博物館」に分離されたのだとか。・・・ということは、以前来たときは「歴史博物館」という名前ではなかったんだろうな、きっと。
この建物は、横浜正金銀行本店として明治期に建てられた物で、国の重要文化財に指定されている。この付近には同じ時代の建物がいくつも残されているけど・・・。
県立の総合歴史博物館なので仕方がないのだろうけど・・・旧石器時代からはじまるオーソドックスな展示内容。多少特徴的な点は、幕末に開港するまで横浜は歴史の片隅にしか存在しない片田舎だったこと。それまでの神奈川は相模国であり、鎌倉であり、小田原の方がずっと歴史の表舞台にあった。そのため、横浜の歴史という視点で見てはいけない。
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日本郵船歴史博物館 特別展 きらり技術力、あすへの挑戦 日本郵船130周年(神奈川県横浜市中区)

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ここには6月末にも来たけれど、特別展がはじまったので再び見に来た。今日も非常に暑かったけど、みなとみらい線の馬車道駅からすぐのところなので助かる。
この日本郵船ビルは、1936年に竣工したギリシャ・コリント式のビルで、2003年に改修して博物館になった。
日本郵船は創業して130年も経つのか・・・。岩崎彌太郎は坂本龍馬が生きていた時代の人だからなぁ。当時は黒船がやって来て日本中があたふたして、その後、動力船が当たり前になった時代。いち早く海運業に着目して、日本の近代化を支えるインフラ企業として発展したわけだけど、いまの科学技術を岩崎彌太郎が見たら、いったい何に着目するのだろうか。少なくとも、元気が無くなった日本に驚くのは間違いないだろう^^;;
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※館内は撮影禁止です。博物館の許可を得て撮影しています。

シルク博物館(神奈川県横浜市中区)

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仕事で日本郵船歴史博物館に出かけたついでに、シルク博物館にも所用で立ち寄った。
30年以上昔のこと、学生時代に横浜に住んでいて、何度も横浜中華街や山下公園には行ったけど、シルクセンターは、ちょっと学生には入りづらいビルとして、いつも素通りしていた。
ビルを設計した建築家・坂倉準三の名前は、当時も聞いたことがあったけど・・・不勉強にして、詳しいことは知らない^^;;
カイコから生糸、絹織物を生産する工程の展示、服飾の展示はなかなかしっかりした内容。カイコの飼育のようなワークショップに力を入れているらしい。
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