BOOK「ストライク・ザ・ブラッド 21 十二眷獣と血の従者たち」

ストライク・ザ・ブラッド
21 十二眷獣と血の従者たち

三雲岳斗著
イラスト:マニャ子
(電撃文庫:amazon:644円)
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第四真祖の力を手放し、ただの人間に戻った古城・・・こういう状況は完結時のものだと思っていたけど、きっと、予想も付かないすごい結末があるのだろう。
古城の眷獣がアヴローラに移り、アヴローラが新たな第四真祖となった。しかし、アヴローラは、MAR総帥シャフリヤル・レンが召喚した異境に堕ちてしまった。レンからアヴローラを救出したいが、古城にはその力がない。そこに、第一真祖キイが手を貸すことになった。必要なのは「血の伴侶」が12人・・・吸血王の眷獣12体を従えるための12人。
これって、ハーレムを合法化するような設定だけど、やっぱり完結の方向なんだろうな。獅子王機関の雪菜と紗矢華、唯里、志緒、太子局の霧葉、攻魔局の優麻、そして夏音といった、古城に吸血されたことのある女の子たちをかき集め、さらに南宮那月とアスタルテ、リディアーヌ、結瞳、もちろん浅葱、凪沙、カス子、アルディギア王家の王女ラ・フォリアまで参戦しての総力戦。第三真祖ジャーダ、第二真祖アスワドグールまで登場するフルキャスト。
「天部」のむかし話と人類との戦い、「真祖」の誕生といった謎も明かされた。まあ、完結する前にはっきりさせておくべきことなんだろうけど・・・辻褄は合っているなというのが感想。

BOOK「それでも異能兵器はラブコメがしたい」

それでも異能兵器はラブコメがしたい
カミツキレイニー著
イラスト:切符
(角川スニーカー文庫:620円+税)
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小2のとき、辰巳千樫は市ヶ谷すずに恋をした。でも、その後は接点もなく、小学校卒業直前にすずは転校してしまった。そして、高校1年の11月、「月かじり事変」の9ヶ月後、すずが転入生として現れ再会を果たした。市ヶ谷すず・・・世界に5人しかいない「異能兵器」の一人・・・核兵器に匹敵する新しい抑止力。月をかじりとった日本の異能兵器インディペンデンス・デイ(念動力)。すずの正体が明らかになって、ようやくまともに動きはじめた。
異能兵器すずは、日本政府と不干渉条約を結び、要求を突きつけた。私のラブコメを邪魔するな。という感じで、すずは高校生活を楽しむことを望んでいたが・・・。中国の特殊部隊が誘拐に来るは、中国の異能兵器アリス(体積変化)までやって来て、なかなかのコメディというか、ドタバタになってきた。さらにロシアの異能兵器のプラネッタ(精神支配)。
序盤の仕込みはスッキリしない構成でモタモタしていたけど、ちゃんと結末につなげていた。登場していない異能兵器が2人いるし、これなら第2巻が出ても、すんなり続きそうだ。次巻があるかどうかは不明だけど。

BOOK「戦闘員、派遣します! 4」

戦闘員、派遣します!(第4巻)
暁なつめ著
イラスト:カカオ・ランタン
(角川スニーカー文庫:amazon:614円)
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アジトが完成したことになっているので、援軍としてキサラギ本部から幹部を一人招待することに・・・ただし、アジトは破壊されてしまっているけど。そこにだまされてやって来たのはリリス。キサラギの幹部としてチートな戦闘力を持つマッドサイエンティストの幼女だけど、人間としてはかなりのポンコツ。
六号とリリス、スノウ、グリム、ロゼ(パトラッシュ)と一緒にウダウダやって、ウダウダがウダウダで・・・一応、アジトが完成して、近くの遺跡の調査も終わった。この惑星には超文明があり、この遺跡でロゼが生まれた・・・ロゼの記憶がどんどん戻り・・・ここまでのウダウダがウソのように、急展開で、魔王軍の本拠地を襲撃することに・・・。
でもやっぱりウダウダで・・・この続きは新刊の値段を支払ってまで読む必要はないとの結論に達した。ということで、しばらく放置して、古本が100円程度で買えるようになったら、続きを読むかも知れない。

BOOK「私立!三十三間堂学院 3」

私立!三十三間堂学院(第3巻)
佐藤ケイ著
イラスト:かみやまねき
(電撃文庫:630円+税)
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このラノベ、カバー裏のあらすじで「正統派学園群雄戦略ラブコメ」と謳っている。群雄というからには、何らかの勢力が対立構造にあるわけだけど・・・この巻は、「普陀落寮」の寮生たちと生徒会との戦いかと思いきや・・・。
学生寮監督生・金田伊緒・・・生徒会長の劣化コピーと揶揄される融通の利かない性格。おまけに男嫌い的な潔癖症。些細なことで法行と衝突して片意地を張り、寮の水無月祭準備でも空回りして孤立を深めていく・・・。イジメ同然の険悪な対立となり、水無月祭の準備も危機的状況に。そこで、リタと真奈が根回しをして、法行を拉致して準備を手伝わせることになった。
法行の拉致をかぎつけた生徒会役員VS寮生の籠城戦という構図。ドタバタの規模もそれなりだり、違うタイプの集団戦ではあったけど・・・なぜだろう、なにかノリが悪い。ドタバタが楽しくない。
そして、第一ヒロインであるはずの花音がだんだんトッポくなってきて、全く目立たない。ラブコメ的な進展もないし、ドタバタも読んでいて今ひとつ楽しくない。全巻セットを買ってしまったけど・・・以後、しばらく放置。

BOOK「スコップ無双 3 「スコップ波動砲!」( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д ゜ ;;;).:∴ドゴォォ」

スコップ無双 3
「スコップ波動砲!」( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д ゜ ;;;).:∴ドゴォォ【電子特典付き】

つちせ八十八著
イラスト:憂姫はぐれ
(MF文庫J:amazon:614円)
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冒頭からすこっぷマンネリな急展開。「マーメイドオアシズ」を目指すアラン一行。魔物に襲われた人魚のララを救い、海の魔物の王ハイドラをスコップで倒し、人魚たちを救出した。その時、ついにカチュアが波動砲を撃ち放った。すこ汚染が進んだらしい。
オーブ集めは順調に進んでいる。次は浮遊都市ラゼルフォ。天使をすこすこしたりして、カチュアがさらに進化した。そして、残すオーブは最後のひとつとなった。セルベルグの本拠地、闇の国・地下大要塞モルメギルを目指した。闇の国の元王女クロノノを救い・・・まあ、あらすじはどうでも良いけど、最後はカチュアがほぼほぼスコップになった。
オーブ集めのスピードから、3巻あたりで完結するだろうと予想して読んできたけど、まだ最後のひとつを手にしていない。はっきり言って飽きてきているけど、あと2、3巻で完結するのなら最後まで付き合うけど・・・次巻以降はしばらく様子見、かな。

BOOK「私立!三十三間堂学院 2」

私立!三十三間堂学院(第2巻)
佐藤ケイ著
イラスト:かみやまねき
(電撃文庫:630円+税)
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転入してからまだ1週間。第1巻の翌日からのお話・・・すごい密度で進む。今回は校内一男関係にルーズな校内一の美少女・良久須美。本屋で偶然法行と出会い、出会い頭に「わたしと付き合ってみない」と声を掛け・・・須美の連勝記録に土を付けた法行。「この学校の生徒とは付き合わない」という浄里会長との約束が生きているけど、いつの間にか「恋人同士のようにみなされる行為があったら斬られる」に変わってしまった。
にもかかわらず、法行に迫ってくる須美。・・・遊園地に遊びに行き、その時に法行とキスできれば卒業後に恋人になる、もしキスできなければ卒業までは迫らないという約束での勝負。さらに、生徒会役員が妨害に乗り出し、須美の恋人たちがその防御に参加。設定が無為やり過ぎるというか、法行の頑固さの説明に前半を使った感じ。
仕込みとしては、遊園地を舞台にドタバタ展開・・・。細かいことにこだわったり、荒唐無稽な方向に突っ走ったり、バカ騒ぎ的にドタバタするのは嫌いじゃないし、むしろ大好物なんだけど・・・ちょっと焦臭いのはどうかと思うな。

BOOK「私立!三十三間堂学院」

私立!三十三間堂学院
佐藤ケイ著
イラスト:かみやまねき
(電撃文庫:590円+税)
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古き良き時代の正統派ラブコメ。古書全13巻をまとめ買いした。でも、ちゃんと完結していない気配。
両親を亡くした後白河法行が、遠い親戚である千住花音の家に引き取られて、二人暮らしを始めた。新しい学校に転校・・・「三十三間堂女学院」改め「三十三間堂学院」。今年から共学化されたけど、手違いで入試に共学化が間に合わず、男子生徒は法行ただ一人。校内は生徒会が仕切っていて、役員は四天王と呼ばれている。
ベダベタにありふれた設定だけど、2005年に第1巻が出たラノベだから、当時はそれほど手垢が付いていなかったのかも知れない。
生徒会長・五部浄里、副会長・柴又かずち、役員・増永南、天持東、西村千秋、北川冬美。生徒会長の浄里は刀を持ち歩いている。刀少女・・・最近のラノベでは見かけないな。副会長・かずちは法行の幼なじみ。まだ、「幼なじみ=負けフラグ」ではない時代の幼なじみ。
転校早々、法行をめぐって生徒会長派と副会長派、そして花音の中立派に分かれての大騒動。こういうドタバタ展開は大好物だけど・・・イマイチ文章にノリが感じられない。登場人物たちに可愛げがないし、イラストも好みではないし・・・。