BOOK「ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり 3 熱走編」

ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり
3 熱走編
柳内たくみ著
イラスト:Daisuke Izuka
(アルファポリス:amazon:1,700円)
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大砲を装備した特地アヴィオン海の海賊への対応として、海上自衛隊と海上保安庁は対潜哨戒機P3Cとやぶさ級ミサイル艇「はやぶさ」「うみたか」を特地に持ち込み、海賊討伐に乗り出した。海賊たちの背後には海上国アトランティアの存在が・・・。かつて、ピニャと帝国の皇位を争い敗れたレディが現在王位に就いている。そこへ、プリメーラが使節として派遣された。
一方、大砲の出所を探るため、江田島と徳島、メイベルが孤島のブラックマーケットに潜入。そして、江田島たちはドラケの海賊船に客人として乗り込むことに成功し、プリメーラの使節団と時を同じくして、アトランティアの「カウカーソンス・ギルド」に至っていた。
そこで、徳島と江田島が立てた作戦が、ミサイル艇「うみたか」と共に実行に移される・・・。まあ、あくまでも海賊討伐だから、この程度の戦闘なのだろう。
第1期のキャラ、伊丹の奴隷ヤオと亜神ロゥリィが登場した。でも、今のところ本筋に絡んでいる感じはない。この世界の禁忌を守るため、ロゥリィも動いている。そのターゲットは江田島たちと同じ。最終的には本筋と合流するのかも知れない。
この巻、江田島たちの行動は、一応主人公らしくて物足りなさはなかったけど・・・ヒロインが足りない。第1期がハーレム状態だっただけに物足りない。そして、異世界感がどんどんなくなっているように思う。

BOOK「この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ 続・この素晴らしい世界に爆焔を!2 わがままバスターズ」

この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ
続・この素晴らしい世界に爆焔を!2
わがままバスターズ【電子特別版】
暁なつめ著
イラスト:三嶋くろね
(角川スニーカー文庫:amazon:603円)
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めぐみんのスピンオフ・・・「続」の「2」。めぐみんがカズマたちから相手にされず、窃盗団の仲間を連れて、チョットした冒険に出るという設定での短編集
ゆんゆんとアイリスを加えて3人で、バートン教授という変態の依頼を受け、キングトードという巨大カエルを倒すお話。セシリーの依頼で、アクシズ教の総本山アルカンレティアへ行き、謎のスライムを討伐するお話。ウィズとバニルも出てくるし、ゼスタの変態も出てくる。デッドリーポイズンスライムのハンスの焼け残りと戦うというお話。再びバートン教授のクエストを受け、超レアモンスターのクリスタルライガーの尻尾の先をとりに出かけ、アイリスが国宝のネックレスを奪われる。その回収に、カズマがかり出されるお話。
めぐみんを中心としたスピンオフだから仕方がないけど、カズマの出番が少ない分だけ、掛け合いが少なくて盛り上がりに欠ける。とくに、めぐみんも丸くなった感じで、初期の頃のとげとげしさがなくなってしまっているから・・・。
あとがきによると、劇場版アニメが制作中だという。

BOOK「ゲーマーズ! DLC 2」

ゲーマーズ! DLC 2
葵せきな著
イラスト:仙人掌
(MF文庫J:amazon:583円)
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「DLC」はこの巻で完結しているらしいので読むことにした。
ゲーム実況が縁で、天野景太と知り合った《とらばさみ》こと霧夜歩とその友人・彩家碧が、ニーナ先輩に会うため、音吹高校のゲーム部を訪ねてくるところから。天道さんが一転して落とされる感じが、本編の初期のノリに近くて面白い。
景太と付き合いが切れてしまい、次々と景太の関係者とからんで翻弄される歩《とらばさみ》という感じ。
星ノ守千秋、ついでに星ノ守心春。さらにはアグリちゃんまで。ここまでまんべんなく、本編の登場人物がからんでくるとは思わなかった。しかも、ちゃんと景太に古文キャラ属性まで追加して、本編に時間経過と時間軸を揃えている。
各章の終わりに、天道さんが歩の部屋に乗り込むまでのカウントダウンがあったけど、そうやって引っ張る程度には、天道さんのシーンは面白かった。
あとがきによると、これだけ本編の人間と関わりながら、霧夜歩と彩家碧は本編にはなんの影響も与えないということ。更にいえば、次に出る第12巻が本編の完結巻になるという。

BOOK「この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ あの愚か者にも脚光を! 4 常敗無勝のギャンブラー【電子特別版】」

この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ
あの愚か者にも脚光を! 4
常敗無勝のギャンブラー【電子特別版】

昼熊著
イラスト:憂姫はぐれ
原作:暁なつめ
キャラクター原案:三嶋くろね
(角川スニーカー文庫:amazon:583円)
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本編の第10巻で、アイリスの護衛として、カズマたちがエルロードに行ったとき・・・その陰で、ダストたちのパーティが行動していたというお話。ロリサキュバスも同行しているけど、ゆんゆんは置いてきぼり。ダストのパーティのリーダー、テイラーが少し日の目を見ている。
カズマたちは、アイリスの婚約をぶち壊すためにエルロードに来たわけだけど、ダストたちはわけもわからないままカズマたちを尾行しているだけ。カズマたちを尾行している以外の時間、ダストはブタ箱に。そして、なんやかんやあって、ダストはブタ箱へ。エルロード滞在の半分以上はブタ箱にいたんじゃないだろうか?
最後は、ロリサキュバスを博打で救うけど・・・依頼は達成できていないし、そもそもエルロードに行かなければ何事も起きなかったわけで・・・いったいなにをやっているんだかという、いつも通りのお話だった。

BOOK「この素晴らしい世界に祝福を! 15 邪教シンドローム【電子特別版】」

この素晴らしい世界に祝福を!
15 邪教シンドローム【電子特別版】

暁なつめ著
イラスト:三嶋くろね
(角川スニーカー文庫:amazon:583円)
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魔王の幹部セレナが、カズマに勧誘をかけたが・・・カズマはそれを断った。でも、我が身かわいさで一応は取引が成立した。ただ・・・結果的に、カズマ一人でセレナの企みをつぶさなくてはならなくなった。当然、カズマのことなので、姑息で陰湿な手を使って^^;;
前巻のあとがきで予告されてはいたけれど・・・カズマの鬼畜さがこの巻のメイン。貸し借りの関係で、カズマのような最低最悪の鬼畜を配下として縛り付けておくのは・・・。
カズマが死んでエリス様の元に行くのは、久しぶりじゃないだろうか? エリスの出番は別の形であったけれど。
そのうち、魔王の娘が王都を攻撃するという。さらに、このアクシスにも魔王軍が攻めてくる。ついでながら、天界がダメ女神アクアに戻ってきてもらいたがっているという。という感じで、急に魔王討伐の機運が高まってきた。カズマ以外は^^;; 一応、魔王を倒して元の世界に戻るというゴールがあるお話だから、一応は完結に向かいはじめたのだろう。

BOOK「ゲーマーズ! 11 ゲーマーズと初恋マルチエンド」

ゲーマーズ!
11 ゲーマーズと初恋マルチエンド

葵せきな著
イラスト:仙人掌
(MF文庫J:amazon:583円)
※Kindle版を購入

景太が天道さんにキスをしようと意気込んでいるとき、千秋にスキされてしまった。その後は誰にとっても焼け野原状態。天道さんがポンコツ化して暴走をはじめる。千秋が決死の覚悟でしたわけだけど・・・千秋もあるいみポンコツ化して地獄の日々。そもポンコツ二人が「二人が入って、出るのは一人・・・」の死闘を繰り広げるのか・・・。って、なんで魔王討伐?
まあ、面白いんだけど、あまりに面白さだけを追求した展開で・・・恋愛観とか、ゲームの楽しさとか、ちょっと付いていけない流れ。面白いんだけどね^^;;
それに対して、上原くんと亜玖璃のバカップルは、波風もなく元の鞘に収まった。面白くもない・・・。これで亜玖璃×景太という筋はなくなったのだろう・・・などと思っていたら、なんか、いきなり完結の雰囲気が流れはじめた。そして事実上完結してしまった。
でも、恐ろしいことに、あとがきに次の巻が本当の完結巻という・・・結局、完結巻が出ないというフラグが立てられていた。何度そういうラノベと出会ったことだろうか? 本当に出るんだろうか・・・。

BOOK「吸血鬼に彼女役を頼んだ結果→とんでもないことになりました」

吸血鬼に彼女役を頼んだ結果→とんでもないことになりました
すえばしけん著
イラスト:LENA[A-7]
(一迅社文庫:590円+税)
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このラノベ、偶然見つけたけど・・・なぜか、「すえばしけん」でamazonを検索しても出てこない。一迅社文庫って古本屋ではほとんど見かけないけど、amazonですら存在感が薄いのか?
異世界から転生してきた多種多様な「OS(アウトサイダー)」が、人間に交じって普通に暮らす社会。高校生・真城大河・・・人間ではあるけれど、特殊な生態エナジーをもつ特殊体質で、いつも女性のOSに言い寄られ悪目立ちしていた。そのせいで、女癖の悪い極悪非道の不良と周囲からは思われている。
ある日、大河は美少女吸血鬼・リーゼロッテを助けた。そして、この世界でかくまう条件として、リーゼロッテは大河の恋人の振りをすることになった。しかし、リーゼロッタはあちらの世界ではとても重要な存在で・・・。
久留須舞亜、犬伏日和子、鳳龍院千登里とかいろいろ出てきて・・・かなり面白く読んだけど・・・ひと捻り多すぎるというか・・・設定と登場人物を説明するだけでけっこう大変。まだキャラも使いきれていないのに、続巻が出なかったのが残念だ。すえばしけんは好きな作家なんだけど・・・今ひとつヒット作に恵まれていない。この作品も、この巻だけで終わってしまったようだ。

BOOK「ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり 2.謀濤編」

ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり
2.謀濤編
柳内たくみ著
イラスト:Daisuke Izuka
(アルファポリス:amazon:1,700円)
※Kindle版を購入

海自潜水艦「きたしお」に救出された江田島たちは、海賊と鎧鯨の群れを撃退し、母港バーサに帰投した。負傷したオデットはアルヌスに送られたけど・・・救助したティナエ国の王女というかシーラーフ公爵公子妃というか、プリメーラたちを港町バーサで放置しようっていうのは・・・自衛隊はものすごく冷淡すぎるし、外務省スタッフが何もしないというのは鈍感すぎないか?
結局、オデットを追って、プリメーラたちもゲートをくぐって日本にやってきた。プリメーラはピンク髪ではあるけどエロキャラではない。ピニャ殿下とキャラ被りしているけど、ピニャほどの魅力はない。メイベルと黒川が登場した。第1期から使い回せそうな人物はあまり多くはないけど、あまり魅力的なキャラではないので残念だ。栗林ちゃんは出てこないんだろうか? 彼氏が出来たかどうかが、とても気がかりなのだが・・・。
国際情勢はチャンの裏にいる某国以外は一応のところ落ち着いているようで、今回は日本のマスコミを取り上げている。そのゴミさ加減は良く描けているけど・・・海自編はいろいろ設定に無理が多いし、穴も多い気がする。
ちらっと伊丹と栗林ちゃんの名前が登場した。日本にいるらしい。

BOOK「ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり 1.抜錨編」

ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり
1.抜錨編
柳内たくみ著
イラスト:Daisuke Izuka
(アルファポリス:amazon:1,700円)
※Kindle版を購入

『ゲート』の第2期・海自編。海上自衛隊は潜水艦まで持ち込んでいるけど、どうやって運び込んだのか? 巻頭に地図が示されていたけど、特地アルヌスや帝都からはかなり遠く離れた地域。海自編になったにもかかわらず、母港がどこなのか地図に記載がない。なんのための地図なのか?
この巻には、伊丹も栗林ちゃんもロゥリィもいまのところ登場しない。第1期でもっともつまらないキャラだった江田島とは・・・。しかも、海戦は、個人の奮闘ではどうにもならない部分が多くて、登場人物の活躍がはっきりしない。その意味で、読んでいて熱が入らない感じがする。
碧海に浮かぶ島嶼国ティナエの首都ナスタに潜入した江田島統括一等海佐と徳島二等海曹。任務は、この地の海賊に捉えられ奴隷にされた米国人ジャーナリストの救出。そういえば、第1期に、伏線らしきジャーナリストがいたっけ。海洋冒険小説という感じで、あまり自衛隊がどうこうという内容ではなかった。
・・・第1期に乱交騒ぎを起こした人魚族アクアスのケミィが登場したけど、ふと思い出したことがある。上半身が人、下半身が魚ということは・・・生殖器は魚と同じなんじゃないかという疑問。魚類は、卵生の体外受精、つまりそもそもが乱交状態なわけで・・・。