BOOK「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?【電子特典付き】」

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?
【電子特典付き】

花間燈著
イラスト:sune
(MF文庫J:amazon:580円)
※Kindle版を購入

部室に残されたラブレターを受け取った書道部員2年の慧輝。その人生初のラブレターには、パンティが添えられていた。そして、ガラスの靴を忘れたシンデレラのように、慧輝は、パンティの持ち主ならぬラブレターの差出人を捜し歩く・・・。
出てくる女の子がみんな美少女なのはお約束として・・・全員が何らかの変態。そういうあざとい設定を天こ盛りにしてしまったが故に、あまり期待しないで読みはじめた。文章は軽く、ふつうのラブコメとしてスラスラ読めるんだけど・・・時々、会話の中にザラリと引っかかることがある。反応が違うんじゃない的な違和感を憶えるところが散見され、今ひとつ乗り切れない。それに、あざとい設定を仕込んだ割にはストレートすぎて、ひねりが足りないという感じ。箇条書きのプロットを小説風に書き伸ばしただけとような物足りなさがある。まあ、イチャイチャしている感じはふつうのラノベと同じで、楽しく読むことはできた。
続巻を読んでもいいけど・・・問題は・・・この小説がシリーズ化するほど続くかどうか?

BOOK「この恋と、その未来。6 -三年目 そして-​」

この恋と、その未来。(第6巻)
-三年目 そして-
森橋ビンゴ著
イラスト:Nardack
(ファミ通文庫:amazon:569円)
※Kindle版を購入

前巻で打ち切られて、一応の結末を迎えていた。何らかのかたちで最終巻を発表したいとあとがきに書かれていたけど、以外に早く、しかも正規の続巻として最終巻が出た。
三好さんとは別れ、未来がいなくなり、バイト先の広美さんとは続いている。高三になっても進路が決まらず、なんとなく漠然とバイトを続け、学校に通っている状態。もう一人の主人公であった未来がいなくなったので、四郎一人が悶々としているだけ。外泊がばれて停学になったりするけど、四郎くんはそれなりに高校生活をおくっている。前巻のような重苦しさはない。
結局、四郎の高校卒業までが描かれたわけだけど、一応はハッピーエンドなんだろうな。ホッとしたというのが正直な感想ではあるけれど、みんな丸く収まり、幸せになったという実感はない。四郎たちが若く、将来がはっきり見えていないのもあるけれど、それだけではないようにも思う。はっきり言えないけど、四郎、未来などなど、みんなバランスが悪くて、いびつな存在で、ある意味でリアル過ぎるからなんだろう・・・。でも、ちゃんとした完結巻が読めて良かった。
<本当に完結>

BOOK「姉(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。 3」

shitagijijou03(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。(第3巻)
柚本悠斗著
イラスト:けけもつ
(GA文庫:amazon:583円)
※Kindle版を購入

かなり時間を開けてしまったけど・・・惰性で読むことにした。できることなら、この3巻目でコンパクトに完結して欲しいという期待を込めて・・・。
呉服店の三姉妹、そして2人の幼なじみの5人の女の子をはべらせたハーレム状態が早くに完成してはいるけど、一応、羽織さんがメインヒロインなのだろう。少なくともポメ子はメインではない。というか、ヒロインなのかどうかもわからないくらいに扱いが酷い^^;; ブラジャー作りをテーマにしているので、必然的におっぱいが出てきて・・・と、まあ、それだけのお話なんだけど、今回は軽井沢で合宿のようなお話。
ちょっとユニークなテーマの小説だけど、これまではブラジャーに関しての知識や裏話などがあってそれなりに面白かった。でも、今回はそういった内容はなく、恋愛と人間関係の描写ばかり・・・これがメインストーリーなんだけど。それをブラ作りに無理矢理関連づけているので、かなりボロボロの構成といっても言い過ぎではないと思う。読んでいる途中で、完結に向かっているなとひしひし感じたけれど・・・予定外の無理矢理完結なのかも知れない。なんにせよ無事に完結してくれた。
<完結>

BOOK「この恋と、その未来。5 -二年目 秋冬-」

konokoitosonomirai005この恋と、その未来。(第5巻)
-二年目 秋冬-
森橋ビンゴ著
イラスト:Nardack
(ファミ通文庫:amazon:569円)
※Kindle版を購入

何とも切ない恋愛ものだけど、前巻は誰一人として幸せにならない、ちょっと悲痛な状況になってしまった。四郎、未来ともに恋人と別れて、四郎はバイト先の広美さんともおかしなことになり、いじけた状態になってしまった。ただ、この小説って、そもそも、誰と誰がうまくいけばハッピーなのか、根本的なことがはっきりしない設定なんだけど・・・。
その初期設定が解消してしまえば・・・たしかに物語は終わる。そんな、誰もハッピーにならない終わり方だった。強いていえば、東雲侑子は幸せになった。ほかの小説のヒロインで、この小説では脇役に過ぎないけど。
あとがきによると・・・本来は第6巻で完結の予定が、5巻で打ち切りになった、ということらしい。著者の森橋ビンゴは、これを最後にラノベは書かないという。でも、第6巻の出版がないのなら、どこか別のところで完結させたいとも。・・・忘れていなければ、どこかで発表されるかもしれない最終巻も読むことになるだろう。
<一応完結>

BOOK「仮面魔女の解放戦記 2」

kamenmajo02仮面魔女の解放戦記(レジスタンス) 2
すえばしけん著
イラスト:マニャ子
(GA文庫:630円+税)

前巻の流れから、秋輔のまわりには『仮面の魔女』ことカティア、秋輔とは本来敵対する勢力のテロリスト雪火、帝国から寝返ったマリカが主戦力として集った。まだ互いの信頼感はないけど、当面の利害関係は一致している。カティアは魔術師としては見習いだけど、急速に成長している。この作者が書く幼いヒロインに共通の特性のようだ。
第2巻なのでふつうに当然のことだけど、新キャラの登場。秋輔の師匠の魔術師『青玉』こと樹神亜梨朱。そして、カティアの従姉妹エルシーリア姫。二人とも、完結までのキーマンになりそうな感じ。このシリーズの魔道師は、それぞれの『誓約』に縛られ、その実現のために手段を選ばないという設定。他のラノベの魔術師との違いがここにあるけど、ようやくその性質が理解できた。それにしても、秋輔の師匠・亜梨朱って、難儀な設定にしたものだ^^;;
作者すえばしけんに印税が入り、続巻が出るのを応援するために、このシリーズは新刊のリアル本を購入しているけど第3巻はいつ出るのだろうか? ・・・やっぱり、完結してから古本をまとめ買いのほうが、待たされることもないから性に合っているのかも・・・。

BOOK「仮面魔女の解放戦記」

kamenmajo01仮面魔女の解放戦記(レジスタンス)
すえばしけん著
イラスト:マニャ子
(GA文庫:610円+税)

大ヒット作はないけれど、いつも安定した力で、全7~8巻程度のお話を完結まで書き上げているすえばしけんの新作。今回は新刊で読んでいくことにした。イラストは「ストブラ」のマニャ子だし・・・打ち切りにならないことを期待しよう。
最近、死んだら異世界に召喚されて・・・というのが流行っているらしいけど、現代日本の魔術師・秋輔が異世界に転移してしまった、というお話。わたしは、すえばしけんは幼女好きではないかと疑っていて・・・いつもヒロインの年齢が低いけど、今回は14、5歳。血塗れのカティア、亡国の王族の生き残りで、侵略軍に追われている立場。
以前読んだすえばしけんの「スクランブル・ウィザード」同様、このヒロインも魔術師見習い。主人公とは師弟関係で・・・すえばしけんはこういう設定が好きらしい。魔術の仕組みとか、細かい話を説明するのには都合の良い設定だろうけど。
第1巻とナンバリングはないけど、初巻のみでのとりあえずの結末もなく、当然のごとくといった感じで次巻に続く。

BOOK「姉(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。 2」

shitagijijou02(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。(第2巻)
柚本悠斗著
イラスト:けけもつ
(GA文庫:amazon:540円)
※Kindle版を購入

さっそく新キャラの砂原リサが投入された。創真彰人とは幼なじみで、一度転校していたので4年ぶりに再会。最初、苦手なキャラではないかと心配したけど、この程度ならどうにかなりそう。
しかし、それにしても服部呉服店の三姉妹と隣家の幼なじみポメ子と4人もヒロインがいて、すでにハーレム感がムンムン漂っている。
ただし、今回のお話のメインは服部三姉妹の七緒と振袖さん。彰人は、七緒とデートして恋人気分だったりするけど・・・他のラノベとは異なり、妙に堂々とした態度。ブラジャー愛のおかげで学校中から変態呼ばわりされ、女子から敬遠されているにもかかわらず、どうしてこんなスキルがあるのだろう?