BOOK「妄想少女 6 だって私は二次専だから」

mousousyoujo06妄想少女(もうそうが~る)
6 だって私は二次専だから

東亮太著
イラスト:ちこたむ
(角川スニーカー文庫:590円+税)
※古書を購入

たぶん、紗衣がイラスト化するべき「属性」も尽きてしまったのか、本編のストーリーがいきなり展開しだした。最終巻だと言うことを考えると、打ち切り通告があったのかも知れない^^;;
主人公の光宏が、妄想世界に閉じこもってしまった紗衣を助けに行くという、ありふれてはいるけど王道の展開。光宏が遭遇する試練がまどろっこしい感じもするけど、いままで用意してきた萌えキャラたちがそれなりに活躍しているし、ここに来てようやくラノベらしくなったという気がしなくもない。そして、それなりにきれいに完結した。その点はなによりという感じ。
カタログのように属性キャラを並べるだけではつまらないけど・・・個人的には「大食い少女」とか「怪力少女」なんていうのも登場させて欲しかった。あくまでも個人的な希望だけど^^;;
<完結>

これまでに読んだ「ライトノベル」の1,000冊目のキリ番がこの本だったか・・・。ざっと10年で1,000冊だから、年100冊。ちょっとライトノベルに偏りすぎてるな^^;;

BOOK「妄想少女 5 エッチな目はダメ、お兄ちゃん♡」

mousousyoujo05妄想少女(もうそうが~る)
5 エッチな目はダメ、お兄ちゃん♡

東亮太著
イラスト:ちこたむ
(角川スニーカー文庫:590円+税)
※古書を購入

この巻は短編集。でも、いままでの本編も属性キャラカタログのような感じで、紗衣が描いていくキャラを順に並べただけのようなお話が多かったので、あまり違いを感じない。
もしかすると、「ツンデレ」のように、絵として描きにくい属性キャラをちょっとイレギュラーな形の短編で紹介してしまおうという作者の意図なのかも知れない^^;; ・・・まあ、賢いやり方だとは思う。
でもなあ、前の第4巻で、意外にキャラが薄っぺらくて魅力に乏しいことに気が付いてしまったから、いまさら短編で小ネタを並べられても、いままで以上の評価になるわけがない。それでなくても、わたしは個人的にストーリー重視なので、短編集は苦手だし^^;;

BOOK「妄想少女 4 もし葛本くんが萌えっ娘だったら」

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4 もし葛本くんが萌えっ娘だったら

東亮太著
イラスト:ちこたむ
(角川スニーカー文庫:571円+税)
※古書を購入

この巻が出たのは2010年。いわゆる「男の娘」が流行る直前だったせいか、TS設定でありながら、男の娘を立てた内容ではなかった。もう数年遅ければ、きっと違った内容になったことだろう。
二次元キャラが三次元化してリアル世界に飛び出てくるという設定だったけど、逆に、紗衣の逃避世界、あるいはユートピアとして二次元世界に自分自身が転移するという舞台設定が加わった。これはこれで面白い設定だと思うけど、このシリーズを読んでいて今ひとつノリ切れないでいた理由に気が付いた。
属性キャラごとの萌えのポイントというか、魅力というか、そのへんを事細かく書いているわけだけど、ちょっと納得できない点が多々あること、さらに、納得できることでは、わかりきったことを延々書いていること。それも、ありふれたチープな表現で。言い換えれば、カタログのように「これが萌えキャラです」と登場するだけで、萌えそのものが描かれていないんだな。早い話、登場するキャラに魅力を感じない。

BOOK「妄想少女 3 決戦は夏コミ最終日!」

mousousyoujo03妄想少女(もうそうが~る)
3 決戦は夏コミ最終日!

東亮太著
イラスト:ちこたむ
(角川スニーカー文庫:629円+税)
※古書を購入

サブタイトル通り、夏コミを舞台としたお話。
メインヒロインが人気絵師という設定だから、安直とはいえ避けて通れない舞台なのだろう。ただ、そこで月代と実力行使的な対決というのが、ちょっといただけない。ドタバタの騒動というよりは、「非常事態」に近い状態で、笑っていられない展開じゃないかと思う。かといって、同人誌の販売部数を競うありがちな勝負というのも盛り上がらないんだけど・・・。
光宏が、紗衣との関わりを深めれば深めた分だけ、紗衣のダメっぷりというか、異常さが目についてきた。まあ、光宏自身、紗衣のことをどうこう言えるほどまともなキャラではないんだけど・・・。
正直言って、いろんな意味でこの巻は痛すぎて、笑えない内容だった。

BOOK「妄想少女 2 どうぞ私を召し上がれ♡」

mousousyoujo02妄想少女(もうそうが~る)
2 どうぞ私を召し上がれ♡

東亮太著
イラスト:ちこたむ
(角川スニーカー文庫:571円+税)
※古書を購入

新キャラとして、リアルでは、紗衣のライバルイラストレーター・月代が登場。二次元の新キャラ(当然ながら、妄想により三次元化する)も何人か登場する。ストーリーそのものは月代とのからみで進むんだろうけど、おかず部分は二次元キャラのバリエーションで、ということだろうか。ということは、ステレオタイプの属性キャラが今後も出てくるということか・・・。マンネリ化しなければ良いのだけど。
ヒロインの紗衣は、学園でいちばんの美少女ということだったけど、かなりのダメ人間らしい^^;; その分、光宏が活躍する余地があるわけだ。
二次元キャラのまま三次元化すると、アニメキャラの等身大フィギャのようなことになる。もし、このラノベを原作としてアニメが制作されたら、いったいどうやって登場人物と萌え画キャラの違いを表現するんだろう? 劇画の中に萌えキャラが混在したようにでもしない限り、やりようがない気がする。かといって、地のストーリーはラブコメだから、劇画タッチは馴染まないだろうし・・・。

BOOK「妄想少女 そんなにいっぱい脱げません!?」

mousousyoujo01妄想少女(もうそうが~る)
そんなにいっぱい脱げません!?

東亮太著
イラスト:ちこたむ
(角川スニーカー文庫:590円+税)
※古書を購入

まとめ買いした古本。6巻で完結しているはず。
ヒロインであるカリスマ萌え画絵師の紗衣が描いた美少女が、妄想力に反応して三次元に召喚されるという設定。お気に入りの美少女を描いてハァハァする紗衣。ところが、オタクの主人公・光宏が、ネット公開された紗衣が描いたイラストを見ながら勝手に少女を召喚してしまい・・・というお話。正直いうと、予想していたお話とはちょっと違っていた。だからどうだというわけではないけど。
二次元の美少女がそのまま三次元化するというのは・・・大きなフィギャが動いて喋るという感じだろうけど、果たして等身大というのは萌えるものだろうか? ああいうフィギャは、スケールが小さくて、ちょっと物足りないくらいのサイズだから良いような気がするけど・・・。わたしにはフィギャを愛でる趣味がないのでよくわからない。でも、知性と感情があって、妄想ではなくちゃんと会話としてコミュニケーションがとれれば、それはそれで可愛いようにも思う。

BOOK「よめせんっ! 7」

yomesen007よめせんっ!(第7巻)
マサト真希著
イラスト:ごまさとし
(電撃文庫:650円+税)
※古書を購入

話は佳境に入ってきたけど、祖母と祖父の謎解きが中心で・・・調べ物をしたり、古い日記を読んだりという地味な展開。その後、本編が展開しはじめたけど・・・祖父の尻ぬぐいを孫の主人公に要求されてもなぁ・・・なんか、ひどすぎるんじゃないかという気がする。
さらにひどいのは、広人の嫁。だいたい1000人くらいの嫁も集まったけど・・・人型で女性の姿をした神様や妖怪はまだいいとして、ネコや90才のバアア、さらにはジジイ姿の土地神たちまで嫁に数えるというのはあんまりだ。言葉の綾としてではなく、はっきり男同士や異種姦、獣姦とまで書いてあるし・・・^^;; まあ、なんにせよ丸く収まった。無駄に引き延ばすこともなく、7巻くらいで完結するのがちょうどいいんだろうなぁ。
シリーズを通してカバーのイラストがすべてねこがみさまだった。まあ、最初から最後まで、ねこがみさまと広人との物語だったのは確かだし、1000人の嫁を集めるという動きの中で、特に大きな存在のヒロインがいるわけでもないし・・・。
<完結>

BOOK「よめせんっ! 6」

yomesen006よめせんっ!(第6巻)
マサト真希著
イラスト:ごまさとし
(電撃文庫:610円+税)
※古書を購入

夏休みに入って、生活科学部の合宿で浴衣回。広人の祖父母の田舎で、ねこがみさまのことを調べようという目的だけど、みことという正体不明の幼女キャラが投入された。ヒロインの一人、美薫が参加していないので広人は浮かない顔だけど・・・読んでいるわたしは、美薫がいないのでとても心が穏やか。だいたい、口を開けば必ず主人公への罵詈雑言という毒舌キャラって見苦しすぎる。悪い娘じゃないのはわかっているんだけど・・・。
部の合宿だけど、部活としていったい何をしたのかよくわからない^^;; それでも、急展開といっていい大きな展開があった。次の巻で完結だけど・・・各ヒロインたちの想いが変化したりして、ハーレム化が深まってきたと同時に、ねこがみさまの秘密がわかり、新たな捜索をはじめねばならないなど、お話が結末に向かって収束してきた感じ。美薫の抱える問題だけを除いて。