BOOK「ミニスカ宇宙海賊 6 真紅の海賊船」

ミニスカ宇宙海賊
6 真紅の海賊船

笹本祐一著
イラスト:松本規之
(朝日ノベルズ:1,000円+税)
※古書を購入

オデットII世号と黒鳥号をドッキングしたまま、ステラ・ステイヤーの制御ステーションが七つ星共和連邦に跳躍してしまった。そこに現れた海賊船スキュラ・・・辺境の女海賊ミューラ。ジャッキーの本当のクライアント、辺境の海賊ギルド。ギリギリのタイミングで制御を奪い、近距離跳躍で脱出に成功したオデットII世号は、制御ステーションを放棄し、黒鳥号を囮にして海賊船スキュラをまき、自由貿易都市・明夜に逃げ込んだ。
自由貿易都市・明夜を出てからは本格的な艦隊戦。足の遅いオデットII世号に襲いかかる海賊船スキュラ。艦数も兵力のすべてが劣勢。勝利条件は逃げ切ることだけ。いままで何度も乗り逃げなんかを実行して、逃げだけは上手い茉莉香たち・・・どうにか時間を稼ぎ、援軍との合流に成功した。
オデットII世号は戦闘艦ではないから逃げてばかりなのは仕方がないけど、主役であるはずの弁天丸にも派手な戦闘はないし・・・そもそも、敵艦の方が強いという、爽快感とは縁遠いお話だった^^;; さらに、オデットII世号の維持管理費と税金の話はいまだ不明のまま・・・。

BOOK「ミニスカ宇宙海賊 5 白銀の救難船」

ミニスカ宇宙海賊
5 白銀の救難船

笹本祐一著
イラスト:松本規之
(朝日ノベルズ:1,000円+税)
※古書を購入

たう星系軍、帝国艦隊と連携し、弁天丸とバルバルーサがオデットII世号を囮として、赤色巨星ガーネットAで不審人物ジャッキーをはじめとする謎の敵との戦闘に挑む・・・。大枠はそういう設定ながら、星系軍と帝国艦隊はあてに出来ない感じ。
かくして、弁天丸+バルバルーサ+オデットII世号VSジャッキー率いる艦隊との戦いがはじまった。まずは電子戦。敵がどこにいるのか、どの程度の戦力なのかを探り合うところからだけど・・・読んでいる限り、中世ヨーロッパあたりの戦争と似ている。あらかじめ日時と場所を約束しておかないと、互いにすれ違うくらいに宇宙は広い。おまけに、電子戦ではデコイでニセの艦隊を簡単に艤装できる。そのためのサイレント・ウィスパーということ・・・なるほどという感じ。
ジャッキーが仲間割れで投降してきて・・・そのウソに乗っかりながら、ステラ・ステイヤーの奪取を目指したが・・・。この巻でもケリが付かず、次巻に続く・・・。
そういえば、茉莉香はなぜ自分の母親のことをさん付けの「梨理香さん」と呼ぶのだろう?

BOOK「ミニスカ宇宙海賊 4 漆黒の難破船」

ミニスカ宇宙海賊
4 漆黒の難破船

笹本祐一著
イラスト:松本規之
(朝日ノベルズ:1,000円+税)
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120年前の独立戦争に参戦して海賊船となり、その後、輸送船を経て白鳳女学院の練習船となった白鳥号(後のオデットII世号)の謎・・・どこの予算で維持・運用されているのか?
そんなオデットII世号でヨット部がシミュレーションで実習中、120年前の「黒鳥号」からのSOS救難信号を受信した。120年前の独立戦争で、超新星爆弾を阻止するために行方不明となっていた黒鳥丸。駆けつけた海賊船バルバルーサが赤色巨星の軌道上で発見した。何者かによる重力異常を感知・・・独立戦争時の超新星爆弾を彷彿させる異常事態・・・。ようやく、すこしはSFっぽい感じがしてきた。
そんなとき、税務当局を名乗る不審人物ジャッキーが、オデットII世号を税金滞納で差し押さえるといってきた。ヨット部部長のリンは茉莉香たちとともに、オデットII世号を持ち逃げして隠すことに。前巻の弁天丸乗り逃げに続いての乗り逃げ^^; でも本番は部長リンとジャッキーとの電子戦。チートな能力を発揮していた部長のリンだけど、さすがに今回は惨敗。それがふつうというものだ。
次巻、赤色巨星ガーネットAに舞台を移して決着。茉莉香のママ・梨理香さんが、古い杵柄をとって参戦するらしい。

BOOK「ミニスカ宇宙海賊 3 コスプレ見習海賊」

ミニスカ宇宙海賊
3 コスプレ見習海賊

笹本祐一著
イラスト:松本規之
(朝日ノベルズ:1,000円+税)
※古書を購入

病院船に輸送したコンテナの引き渡し時に、誤ってコンテナが開き、病原体に感染した二匹の猫猿が逃げ出した。その結果、茉莉香を除く弁天丸乗組員全員が伝染病に感染、隔離されてしまった。ところが、1ヵ月以内に海賊行為を行わなければ、私掠船免許が停止されてしまうというタイミング・・・。
急な乗組員探しもできず、白鳳女学院ヨット部のみんなで弁天丸を動かすことに。そして女子高生だけで、海賊行為を行うことに・・・。積極的でけなげに取り組む姿勢はなかなかだけど、人の話を聞かない浮かれた女子高生の修学旅行気分が満開。そのへんは小説としてよく書けているのだろうけど・・・この娘たちの修学旅行の引率だけはしたくない感じ^^;;
弁天丸の操縦に悪戦苦闘しながら、どうにか豪華客船プリンセス・アプリコット号への海賊行為を終えた後、ヨット部部長リンから、先代の部長ジェニーを家族から誘拐し、宇宙大学に送り届けるという、思わぬ依頼が・・・。
全員が女子高生の海賊・・・お座敷に上がる仕事だけなら、恒例にすれば依頼が増えるんじゃないだろうか。だれもコスプレを嫌がっている風でもないし。

BOOK「ミニスカ宇宙海賊 2 黄金の幽霊船」

ミニスカ宇宙海賊
2 黄金の幽霊船

笹本祐一著
イラスト:松本規之
(朝日ノベルズ:1,000円+税)
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宇宙海賊船弁天丸の船長となった茉莉香。お座敷営業で超大型客船への海賊行為中、密航者の少女に乗り込まれてしまった。密航者は、セレニティ星王家第七正統皇女グリュエール・セレニティ。先代船長の縁もあり、保護したグリュエール皇女は白鳳女学院に留学生として迎えられた。
グリュエールが弁天丸に接触した目的は、「黄金の幽霊船」を探索させること。政治的なキナ臭さを漂わせながら、王室の機密情報を取り寄せ・・・幽霊船が現れそうな暗黒星雲へ・・・。見習い同然の新米船長ながら、茉莉香は過酷な暗黒星雲内での時空震にもセレニティ艦隊にも動じることなく・・・かなり無謀な指揮を執る。
そこに、グリュエールの妹・グリュンヒルデ皇女が王室の艦隊を引き連れ・・・姉妹二人で口喧嘩・・・。ネタバレになるからオチは書かないけど・・・この姉妹喧嘩、妹の言い分というか目的がよくわからない。何をしにわざわざ軍艦まで繰り出して、幽霊船にやって来たのか? そもそも、娘二人の意味不明の暴走を止められない王家の衰退はいうまでもないことなわけで^^;

BOOK「ミニスカ宇宙海賊」

ミニスカ宇宙海賊
笹本祐一著
イラスト:松本規之
(朝日ノベルズ:1,000円+税)
※古書を購入

久しぶりに、読み応えのありそうな古いラノベのセットを買った。以前、『モーレツ宇宙海賊』というタイトルでアニメ化されたラノベ。アニメはちゃんと見ていた。続巻というか、新シリーズが出るようだ。
宇宙海賊は廃れて絶滅寸前ながらも、宇宙海賊弁天丸は私掠船免許を持つ由緒正しい海賊船。その船長を受け継いだ白鳳女学院の女子高生・加糖茉莉香。弁天丸での海賊稼業と、高校ヨット部でのお話。ただし、このヨットは宇宙ヨットのこと。
まずは最初の巻なので、茉莉香が弁天丸の船長になるところから。・・・茉莉香は、海賊の船長になることの意味が全く理解できていなくて、軍や警察、ギャングたちから注目を集めながらも脳天気な様子。
白鳳女学院に教師として、海賊船弁天丸のクルーであるケインとミーサが潜入した。ケインはヨット部の顧問として、茉莉香やチアキたちヨット部の部員たちと共に元宇宙海賊船・白鳥号ことヨット部の練習船「オデットII世号」で試験航海へ・・・。そこに、謎の宇宙船から電子戦が仕掛けられた。ケインとミーサには内緒で電子戦に挑む茉莉香たちヨット部員。それをこっそりモニターして、茉莉香の力量を探るケインとミーサ。
で、結局、茉莉香は海賊船船長と高校生の二足のわらじをはくことになった。まあ、ノリの良いヨット部の面々は、技術的にもなかなか優秀で、今後どんな活躍・・・暴走を見せるものやら。

BOOK「物語シリーズ 25 余物語(アマリモノガタリ)」

zip rar物語シリーズ 25
余物語(アマリモノガタリ)
西尾維新著
イラスト:VOFAN
(講談社BOX:1,300円+税)

4月に購入したけど、活字の小ささとフォントの細さに苦しみ何度も読む手が止まってしまった。ジジイの読者を想定していないのだろうけど、老眼にはツライ。
斧乃木ちゃん、月火ちゃんの部屋に住んでいるせいか、このところ完全にレギュラー状態。まあ、斧乃木ちゃんは好みのキャラだし、阿良々木くんとの会話が弾むから面白いのだけれど。この巻から斧乃木ちゃんはイメチェンして衣裳が変わった。まさか、セクシー路線なのか?
「よつぎバディ」・・・老倉育の紹介でスイスドイツ語の家住准教授から相談を受けた阿良々木くん。3才の娘を檻に入れたまま3日間帰宅していないという・・・。いままでも戦場ヶ原、羽川、老倉という虐待を受けて育ったキャラがいたけど、出だしから悲惨な設定。阿良々木くんはそこに怪異の可能性を見て動き出す・・・。本当に懲りないな、阿良々木くんは。
「よつぎシャドウ」・・・斧乃木ちゃんと千石撫子の短編。いまのところ、阿良々木くんは登場しない。このお話は、まだ続編があるようだ。