BOOK「魔王様、リトライ! 5 【完全版】」

魔王様、リトライ! 5【完全版】
神埼黒音著
イラスト:飯野まこと
(Mノベルズ:amazon:1,188円)
※Kindle版を購入

誤解や思い込み、勘違い、偶然など、魔王の思惑とは全く別のモノが渦巻いたまま・・・アーツとマダムの和解が成った。実質、マダムの搦め手による勝利。まどろっこしい話が続いた。
茜とミンクは第一奴隷市に乱入し、中ボスの串刺し公を倒した。
独断専行で獣人国の奴隷市に突入した茜とミンクを追って、魔王はオルガンとともに獣人族にやってきた。獣人をけしかけ、第二、第三奴隷市を襲撃させ、囚われていた人間たちとケーキ姫を保護した。魔王は、なんということもなくファッションアイテムの〈小悪魔の角〉をオルガンにわたし・・・フラグが立ってしまった。〈天使の輪〉の二番煎じだけど、こういう誤解で話が進むのがこの小説のお約束だし・・・。
前に出てきた闇公爵こと上級悪魔の吸血鬼オルイット・・・そんなのもいたなと思ったら、意外に大物扱いなのか、今回も零と遺恨試合になってしまった。
オルガンの父である魔族の王ベルフェゴールを倒したけど・・・魔王って、何をしに北の方に着たんだっけ? まだ先に進むようだけど、普通に戦闘しているだけで面白くないんだが・・・。チートな主人公がチートに戦ってるだけだから。次はケーキ姫がらみのお話だろうか。

BOOK「魔王様、リトライ! 4 【完全版】」

魔王様、リトライ! 4【完全版】
神埼黒音著
イラスト:飯野まこと
(Mノベルズ:amazon:1,049円)
※Kindle版を購入

魔族領に向かった魔王たち。魔王の精神的安定のために召喚したはずの茜がウザ過ぎる。魔王の役には立つのだろうけど、読んでいて不愉快になるほどウザい。
北方諸国に向かったルナには、思惑違いの聖光国の武断派貴族アーツが護衛兼監視として同行することに。さらに、西方の貴族ドナの配下アズールも魔王の動向を探るために、北方諸国に向かった。聖光国と皇国を戦わせようと画策するゼノビア新王国のコウメイ・・・すべてが北方に向かっていた。
ライト皇国の大神官と魔族領の大悪魔ベルフェゴールとによる奴隷交易・・・そして捕らえられたルナの友だちの鷹人イーグル・・・裕福な街ス・ネオでテロを巻き起こすサタニスト・・・出現したベヘモド。混乱と戦乱が切って落とされ・・・結果的には魔王のパーフェクトゲーム。
ルナが覚醒した。頭に天使の輪を載せただけのホワイトとは桁が違う成長ぶり。キャラが変わることはないだろうけど、明確にフラグも立った。ラブコメ的には面白くなりそうな気もする。

BOOK「魔王様、リトライ! 3 【完全版】」

魔王様、リトライ! 3【完全版】
神埼黒音著
イラスト:飯野まこと
(Mノベルズ:amazon:1,049円)
※Kindle版を購入

ユキカゼとミカンを伴い、魔王は北方諸国のバーロー共和国のルーキーに赴いた。この世界のことを調査し、情報を得るため、そして魔法への対抗策をえるため。とりあえずの目的は監獄迷宮。聖勇者オヲメガ・・・今のところ敵対はしていないけど、そのうち、九内の配下に加わることになるのか?
魔王の中の人・大野晶の記憶やら、伏線らしきものも絡んできて、予想外に大きなお話に発展していく気配がある。聖光国聖城・・・天使の輪を戴いた聖女ホワイトとマダム・エビフライとの会談。推測される魔王の正体から戦争の気配が・・・。そして監獄迷宮の逆侵攻と謎の挑戦・・・。ラスボスへの伏線だろう。
俊敏性に優れた脳天気な側近・藤崎茜を召喚した。美少女らしいけど、イラストがイラストなのでぜんぜんイメージできない。
魔王は、Sランク冒険者の一人・オルガンの依頼を受け、大悪魔ベルフェゴールの首を取りに魔族領へ。ルナもどこかに飛び出していって・・・いろいろ動きはじめた。

BOOK「魔王様、リトライ! 2 【完全版】」

魔王様、リトライ! 2【完全版】
神埼黒音著
イラスト:飯野まこと
(Mノベルズ:amazon:1,049円)
※Kindle版を購入

唯一まともな聖女エンジェル・ホワイトが登場した。まともな聖女・・・のはず。霧雨零が助けた少女トロンを拾い、ラビの村で働かせることにした。そして、予定通りに野戦病院と温泉旅館、銭湯を開業させ、側近の田原勇を召喚した。登場人物が増え、村がどんどん開発され姿を変えていく。
マダム・エビフライがラビの村を訪問し、協力関係が築かれた。病院と温泉の評判が国中に広がることになる・・・いろんな意味で。聖女ホワイトと敵対しそうになっても、なんとなく切り抜け、フラグまで立ててしまった。零まで含めると、三聖女全員を取り込み、どんどんハーレム化が進んでいく・・・。
魔王は冒険者のユキカゼとミカンを伴い、北の大地へと旅立った。アニメ化されたのはここまで。
適時、「情報の一部が公開されました」と、設定解説があるけど、特に内容を理解する上で必要とも思えない情報ばかり^^;;

BOOK「魔王様、リトライ!【完全版】」

魔王様、リトライ!【完全版】
神埼黒音著
イラスト:飯野まこと
(Mノベルズ:amazon:1,166円)
※Kindle版を購入

アニメを見て・・・クソアニメだったけれども・・・妙に原作が読みたくなった。でも古本がまだ高く、安いセット売りもない状態。仕方がなく、第1巻だけKindle版を買った。
ネットゲーム「INFINITY GAME」が、15年目にして最終日を迎えた。サーバの契約が切れ、ゲームが消滅する瞬間、運営者の大野晶がラスボスキャラ・九内伯斗(魔王)としてゲーム世界らしき異世界に転生した。かくして、中身は一般人のおっさん魔王がこの世界降臨した。
結局はゲーム内転生もので、管理者権限を持つチートものなんだけど、権限の一部が制限されている。他の転生ものは、女神やら召喚者やらから情報を与えられ、異世界にすぐ順応してしまうけど、この小説は不意に転生したままの放置状態。
村人アク、聖女ルナと行動を共にするようになり・・・聖女クイーンやら、冒険者のミカン、ユキカゼが絡んでくる流れはアニメと同じ。テロ集団サタニストの撃退に霧雨零も登場し、桐野悠も召喚された。野戦病院と温泉旅館を開業する土地を確保し、マダム・エビフライとも知り合った。アニメは原作に沿ってかなりストーリーを簡素化しているらしい。

BOOK「文字魔法×印刷技術で起こす異世界革命」

文字魔法×印刷技術で起こす異世界革命
藤春都著
イラスト:植田亮
(HJ文庫:619円+税)

「印刷技術」をキーにしたユニークな異世界転生ものと思って手を出したけど・・・最初の数ページだけで、作者が印刷技術と印刷業界のズブの素人だということが判明した。グラビア印刷の仕組みなんて、解ったフリして本から丸写ししても、理解できていないことがバレバレなんだが・・・。
印刷会社の若社長・坂上宗一郎が、異世界から召喚され転生した。悪魔の知恵の実として「文字」がタブー視された世界・・・文字魔法を操る魔女は、神聖帝国に滅ぼされようとしていた。そこで宗一郎は、魔女のアイリが描いたエロ画と文字を印刷して広め、世界をひっくり返そうと・・・エロ本をばらまきはじめた。
金属活字による活版印刷を実用化し、挿絵のエッジング凹版と孔版のシルクスクリーンも実用化した。次は多色印刷・・・。ただ、印刷用紙の発明には至っていない。地球では、手漉きの紙の発明は印刷機よりかなり古いんだけどなぁ。
皇帝聖下より、女騎士カタリナに宗一郎捕縛の命が下った。一方、宗一郎はカッセル女公マルティナと組んで、ゲリラ戦のようなことまではじめていた・・・。
でも、そもそも、文字魔法に関係する刻界文字ではなく、ひらがなのような表音文字を作れば、宗一郎が望む変革は平和裏に実現するんじゃないだろうか?

BOOK「マルドゥックシリーズ11 マルドゥック・アノニマス 4」

マルドゥック・アノニマス 4
冲方丁著
イラスト:寺田克也
(ハヤカワ文庫:780円+税)

ハンターに捕獲されたウフコックをバロットが無双して回収した。なんと、600日以上が経過していた。その間、バロットは声帯の再生手術を受け、声を取り戻していた。そして能力の発展的応用で、チート超人のようになっていた。ウフコックの新たな使い手・・・絶対的な善としてバロットがヒロインとして躍り出た。
これまでの巻とは異なり、時間軸を逆転して・・・ウフコックが捕らえられていた過去を振り返る形で書かれている。バロットの成長過程、トレインと〈ウィスパー〉との電子捜査、新しい仲間と反撃体勢などなど。
ハンターは急速に勢力を増している。対するイースターズ・オフィスは、ハンターのバックグラウンドに焦点を当てて捜査を進めた。初めのうちは、なぜ、ハンターの過去が問題なのかピンとこなかったけど・・・いろいろつながりが見えてきて、シリーズ全体を改めて思い起こすことになった。
たぶん、次の巻でもバロットのチートな活躍が続くはず。