BOOK「エロマンガ先生 8 和泉マサムネの休日」

エロマンガ先生(第8巻)
和泉マサムネの休日

伏見つかさ著
イラスト:かんざきひろ
(電撃文庫:amazon:554円)
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やはり京香さんはブラコンで、しかもツンデレ妹だったことが明らかになったけど・・・ここにきて、京香さんの年齢設定がよく分からなくなった。
京香さんは、マサムネの父の妹/コスプレが痛々しい程度の20代/マサムネが布団を並べて寝るとドキドキする程度の年上までは、まあいい。ここに、兄によく耳掃除をしてあげていた、という条件が加わった。マサムネは父親が何歳のときの子で、京香さんと父親は何歳の年の差なんだろう?
あり得ない設定ではないけど、かなり無理がある。たぶん、シスコン&ブラコンという関係を、親子二代それぞれにもたせる構図にしたかったのだろうけど・・・。
アニメ化などメディアミックスによる仕事で多忙を極めたマサムネが、ようやく2日間の完全休養日をとり、手持ちぶさたでうだうだするというお話だから、こういうサブタイトルなんだろうけど・・・後半で一気に話が進んだ。これで完結です、と言われても驚かない展開だった。というか、うだうだ続けるより、本当にこれで完結にしていいんじゃないか? エルフやムラマサ先輩には誠に申し訳ないけど^^;;

BOOK「エロマンガ先生 7 アニメで始まる同棲生活」

エロマンガ先生(第7巻)
アニメで始まる同棲生活

伏見つかさ著
イラスト:かんざきひろ
(電撃文庫:amazon:593円)
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マサムネの『世界で一番可愛い妹』のアニメ化が決定した。アニメの制作がはじまるにあたって、いろいろ状況設定に変化があった。登場人物は当然増えるわけだけど・・・巨乳メガネの葵真希奈。人間的にはクズだけと天才的な才能をもつ脚本家と、マサムネと紗霧ちゃんの保護者・京香さんが同居することになった。当然、エルフとムラマサ先輩も押しかけてくる・・・。元々、無理のある設定ではあったけど、ここまでハチャメチャにすると、細かな設定などどーでもよくなる。
真希奈の背景や京香さんの存在が大きくなることで、新しい「家族」という線が強調されたけど・・・伏見つかさ的な意味では妹味が薄まってしまわないんだろうか? まあ、真希奈という仕掛け人が増えて、笑える要素が増えたし、妹ものだからという理由で読んでいたわけじゃないからいいんだけど・・・。
エロマンガ先生というある種ショッキングなタイトルであるにもかかわらず、いままで直接的な下ネタはぜんぜんなかった。でも、この巻の同人誌の話は完全に下ネタで・・・「爆発」的に本気で笑った^^;;

BOOK「エロマンガ先生 6 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由」

エロマンガ先生(第6巻)
山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由

伏見つかさ著
イラスト:かんざきひろ
(電撃文庫:amazon:610円)
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前巻で登場した保護者の京香さん。今後の伏線かと思うような言葉を臭わせていたけど・・・全く予想外のこういう形で参戦してくるとは思わなかった^^;; 作中での新刊『世界で一番可愛い妹』の販促イベントで、エロマンガ先生の代役顔出し、エロいコスプレまでするとは・・・写真いっぱい撮られてネットに挙げられて、京香さんの社会生活は大丈夫なんだろうか?
ラノベ作家3人と女子小中学生との合コン。これが白鳥士郎の作品なら、きっとものすごい変態話になっていたのだろうけど、伏見つかさだと・・・。
山田エルフとの自宅デートを読んでいて、なんとなく気がついた。『俺妹』の桐乃がだめで、紗霧ちゃんは読んでいられる理由。単純に、マサムネくんが好きなのは紗霧ちゃんであって、「妹」である紗霧ちゃんではないから。その点、桐乃は絶対的に「妹の桐乃」以外の何物でもなかった。極端なことをいうと、紗霧ちゃんは妹である必要もないし、必然性もないわけだ。だから、妹属性のないわたしにもふつうにこの小説は読める。

BOOK「エロマンガ先生 5 和泉紗霧の初登校」

エロマンガ先生(第5巻)
和泉紗霧の初登校

伏見つかさ著
イラスト:かんざき ひろ
(電撃文庫:amazon:590円)
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サブタイトルを見て驚いた。紗霧ちゃん、もう学校に行っちゃうの? ひきこ卒業しちゃうの? ・・・ということは、めぐみのターンなんだろうと思いながら読みはじめた。
この巻はクリスマスとバレンタインネタ。ラノベ的常識として、こんなに時間を進めてしまっていいんだろうか^^; 紗霧がタブレットで真顔を晒してのクリスマスパーティ。エルフとムラマサ先輩だけでなく、前巻で登場したエロマンガ先生Gことアルミ、エロマンガ先生の正体を知らない本屋の看板娘・智恵やめぐみまで参加している。国光くんは欠席で、エルフの兄クリスは呼ばれていない。バレンタインデーでは智恵にもフラグを立ったし、もしかすると担当編集者のBBA神楽坂さんにも立ててしまったかも知れな^^;;
以前から前振りはあったけど、保護者の京香さんが登場した。なんとなく、隠れブラコンなんじゃないかという気がする。ラノベの理不尽な設定を少しでもリアルに、という配慮かも知れないけど、でも、この件は本当に必要だったんだろうか。
アニメのCFでも言っていたけど、いまでは「ラノベ主人公!」と呼ばれるのは悪口なのか・・・「超鈍感!」くらいの意味だろう^^;;

BOOK「エロマンガ先生 4 エロマンガ先生VSエロマンガ先生G」

エロマンガ先生(第4巻)
エロマンガ先生VSエロマンガ先生G

伏見つかさ著
イラスト:かんざき ひろ
(電撃文庫:amazon:570円)
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作者本人によると、第二部に突入。この回は紗霧ちゃんのターンというか、エロマンガ先生のターン。
エロマンガ先生のネット中継が乗っ取られ、エロマンガ先生グレートを名乗る謎のイラストレーターが現れた。「紗霧ちゃんは二代目エロマンガ先生であるけど、初代から正統な奥義を受け継ぐのは自分だ」と。・・・まったく予想だにしなかった展開だけど、このところ全部、エルフがストーリーを回している。そのせいで、エルフの立ち位置が分からなくなってしまった。ヒロインの座を退いて、かき混ぜ役に転身してしまったのだろうか。
マサムネの作中最新作『世界妹』のメディアミックス化が進みはじめた。メディアミックスは原作との勝負だとエルフは言うけど、人気の面では、原作がラノベの場合は分が悪い。活字を読む人は少数派だから。でも、リアルでの『エロマンガ先生』は、アニメより原作ラノベの方が明らかに出来が良いと思う。まあ、わたしは原作厨ではないけど。
で、アルミちゃんという新キャラが参入した。ひきこの紗霧ちゃんも、なんだかんだリアルで人とのつながりができて、良い方向に進んでいきそうな気配。

BOOK「エロマンガ先生 3 妹と妖精の島」

エロマンガ先生(第3巻)
妹と妖精の島

伏見つかさ著
イラスト:かんざき ひろ
(電撃文庫:amazon:590円)
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エルフは完全にデレ切ってしまった。ずかずかとマサムネの家にも入り込んできたけど・・・紗霧ちゃんにとっては、はじめてのリアルの友だちという感じで喜ばしいことなのだろう。エロに関しては、二人の利害は一致していそうだし。めぐみは前巻でパンツまで脱がされたのに、この巻では出番すらなかった。
そして、敵役として千寿ムラマサが加わったけど、最初からデレる気満々という感じ^^;; 男の新人作家・獅童国光という大学生も登場したけど、あの会話を横で聞いていて、「エロマンガ先生=妹」だと気づかないわけがない。ホモネタを入れたかったのだろうけど、いろいろ矛盾している。国光が今後も登場するキャラなら、もう少しきれいに回してもらいたかった。使い捨てキャラなら、まあ、こんなでもいいのかもしれないけど^^;
この第3巻で一部完結とのこと。たぶん、当初から3巻は出版が約束されていたのだろう。たしかに原作は面白い。アニメは動いている紗霧ちゃんがかわいいだけで、細かいことをぜんぜん描き切れていないようだけど・・・。
イラスト担当のかんざきひろさんの画集が出るとか。かんざきひろ、そんな名前の人は知らないけど、ちょっと食指が動いてしまうな^^;;

BOOK「エロマンガ先生 2 妹と世界で一番面白い小説」

エロマンガ先生(第2巻)
妹と世界で一番面白い小説

伏見つかさ著
イラスト:かんざき ひろ
(電撃文庫:amazon:590円)
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アニメを途中まで見て第1巻を読んだところ、原作小説の方が面白いと判断して、結局、Kindle版を読むことにした。
マサムネがエロマンガ先生にラブレターのようなラノベを読ませて告白して、振られたという状態で、その小説を共同作業で出版、アニメ化まで持ち込む・・・。面白い状況だけど・・・^^;;
その妹小説をひっさげて、出版枠を廻っての短編小説ファン投票『ラノベ天下一武闘会』。下敷きとなっら他社の企画が実際にあるようだけど、ラノベ雑誌は読んでいないので詳細は分からない。
たかさご書店の看板娘・高砂智恵がラノベ入門者のめぐみに、佳境に入ってから続巻が出なくなった作品を薦めて、それがラノベにはまるツボであるといっているけど・・・そういう考え方をしたことがなかったからちょっと驚いた。でも、純粋に読者の立場から、納得がいかない。もちろん、続巻が出ないのにはいろいろな事情があるのだろうけど・・・。少なくとも、わたしは未完のまま出版が終わったラノベを人に薦めることはしない。でも、意外にわたし自身が完結していない小説に文句を言いながらもはまってしまった、という感じがしないでもない^^;;

BOOK「エロマンガ先生 妹と開かずの間」

エロマンガ先生
妹と開かずの間

伏見つかさ著
イラスト:かんざき ひろ
(電撃文庫:amazon:610円)
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著者・伏見つかさ・・・そんな名前の作家は知らない、と思って気にせずに買ったけど・・・『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の作者だった。前作の『俺妹』は読むのを挫折して、アニメをかろうじて見ただけだった。わたしが妹萌えではないというのと、性格の悪い妹が嫌いだというのが理由。でも、妹ものが全くダメというわけでもない。
この『エロマンガ先生』は、妹の年齢が下がったので、多少の性格の悪さやワガママなら我慢できそうな気がしたから、試しに読んでみる気になった。数話だけ見たアニメの紗霧ちゃんがかわいかったし、『俺妹』の桐乃よりはまともそうだったし。
紗霧ちゃんはひきこもりの不登校で、確かに、ちょっとワガママなところもある。でも、かなり早い段階で義兄のマサムネにデレてしまっているのがバレバレで、安心して読み進められた。デレる理由がまだ分からないけど^^;;
まだ登場人物は少なくて話の筋もシンプルだけど、山田エルフも根は意外にまともで、悪くないキャラだと思う。
でも、アニメでは細かなことがいろいろ端折られていて、原作の方が良い出来だと感じた。・・・さて、Kindle版で続巻を読むべきか・・・完結してから古本を読むとしたら、かなり先のことになるしなぁ、微妙なところだ。