BOOK「竜と勇者と可愛げのない私 6」

竜と勇者と可愛げのない私 6
志村一矢著
イラスト:ぎん太
(電撃文庫:610円+税)
※古書を購入

前巻末から突然、巨人対決になってしまった。フェブロニアの女帝ティマリアの影武者ルピシアが完成させた巨大戦闘兵器ティル・ナ・ノーグVS魔王メイ=ヘムの超戦闘体バハムート。何とも呆気ない戦いだったけど、魔王が強すぎる。かなりインフレ化しないと勝てない相手だけど・・・たぶん、ふだんの魔王は美少女で、最後はアホタレが戦わずに勝つんだろうな^^;;
いつも以上にご都合主義的に現れた助っ人、金竜オルリスと共にコスモスの町へ。アホタレの兄レイヴェン将軍の伏線を回収しに・・・レイヴェンが持つ竜宝玉を得るために・・・って、レイヴェンが死んでしまうという予想外の展開。準レギュラーだったアイカが躍り出て、メインストーリーを大きく変更してしまった。
いろいろな竜が出てきて、たぶん、こちらの世界での戦闘は終わったような気配。アホタレたちの力もインフレ化して、ボスキャラたちと戦えそうなところまで来たようだし。でも、このシリーズ、残り2巻だけど、本当に完結しているのかちょっと心配になってきた。
もうひとつ心配なことは・・・レイヴァンからアホタレに素早く乗り換えるアンジュって・・・^^;;

BOOK「竜と勇者と可愛げのない私 5」

竜と勇者と可愛げのない私 5
志村一矢著
イラスト:ぎん太
(電撃文庫:590円+税)
※古書を購入

アホタレの兄レイヴェン将軍が、あっけなく銀竜ユラン(天空観測所所長ハイネ)を殺してしまった。レイヴェンにはドラゴンを憎む理由があり、竜王シグルドに復讐を誓っている・・・アンジュにとっては、レイヴェンに裏切られたような予想外の展開だけれど、大きな伏線が敷かれたらしい・・・。
フェブロニアの帝都に潜入したアンジュたちの前に、「名も無き白竜」クシナダが現れ、共闘することになった。これで、4つの竜宝玉が出そろった。さらに、恒久平和の実現者の一人ヨアキムまで寝返って・・・。単調な玉集めの繰り返しにはならず、ちゃんとしたストーリーとして展開されているけど・・・ちょっとご都合主義的な感じもする。
フェブロニアの女帝ティマリア、そして恒久平和の実現者のソーマとの決戦。ソーマって、最初に登場した因縁の強敵のはずなんだけど、正気を失うって・・・かなりの小物だった。
アホタレがだんだん強くなる反面、アンジュが色褪せてきた。こころの内側がか弱い女の子のような雰囲気になってきた・・・。アホタレとトモエは、超絶対暗黒剣なんていう合体技を生みだしたのに・・・。
このシリーズに『before レミエルの伝説』という番外の1冊があるけど・・・どうやら短編集らしい。外伝かなにかじゃないかと期待していたのだけど・・・。

BOOK「竜と勇者と可愛げのない私 4」

竜と勇者と可愛げのない私 4
志村一矢著
イラスト:ぎん太
(電撃文庫:550円+税)
※古書を購入

恒久平和の実現者のソーマは、今後も本気でアンジュたちを殺しに来るらしい。アンジュが死にかけた状態ながら、天空観察所にたどり着いた。ここでもう一人の恒久平和の実現者が登場。天球のユーシス。マオの空中遺跡に行かずして、トモエの謎は呆気なく解けた。予想通り・・・前文明が作った殺戮兵器。
敵とは何か? 正義とは何か? アホタレが根本的なことを考えはじめ、ますます説得の方向に進みはじめた。マオの空中遺跡で戦闘妖精としての記憶を取り戻したトモエ。姉妹であるヒナギクも説得される形で、二人はこの旅から離脱していくことに・・・。でもそこに立ちふさがったのは、この巻の本当の敵はソーマ=サイフォス。結局はアンジュの完全燃焼を使わなければならないけれど・・・これを使い続けると、完結時の結末が悲劇的な方向に進みそうなんだけど・・・。戦闘力的には、トモエとヒナギクが融合して、殺戮天使になった。銀竜とあうこともできたけど、単調な竜宝玉集めにはならずに、いろいろ変化のある展開が続いている。
今後は、フェブロニアの女帝ティマリアがキーになりそう。黒竜ヴリトラの竜宝玉を手に入れるためにも・・・。

BOOK「竜と勇者と可愛げのない私 3」

竜と勇者と可愛げのない私 3
志村一矢著
イラスト:ぎん太
(電撃文庫:570円+税)
※古書を購入

フェブロニアにある天空観測所に向かう一行に、魔王の娘ふたりが立ちはだかった。アイネイアとノェル。・・・悪魔が人間より良いやつだったり、人間同様の感情を持つ存在だったりという設定はたまにあるけど、アイネイアとノェルはこのタイプで・・・アホタレと同類。ノェルはアンジュたちの味方となり、おまけに、フェブロニアの「恒久平和の実現者」のひとりジェイドまで味方となり、アイネイアを説得するという構図。
この感じでは、最後は魔王まで感化してハッピーエンドということになりかねない・・・。なにせ、悪魔の男性は黒死病で激減し、黒死病を逃れるために悪魔は人間界に攻め入ろうとしているわけで・・・黒死病の治療法さえ得られれば、説得できる可能性もあるようなので・・・。黒竜ヴリトラからは竜宝玉を入手できなかったけど・・・魔王の娘5人のうち、これで3人が下った。
アホタレは、アンジェにディスられつづけながら、微妙にデレはじめているけど、こんなに早くデレてしまって良いものだろうか?

BOOK「竜と勇者と可愛げのない私 2」

竜と勇者と可愛げのない私 2
志村一矢著
イラスト:ぎん太
(電撃文庫:570円+税)
※古書を購入

前巻・・・レックスは竜の因子をもつ英雄の子孫で、実はすごい力を隠し持っていたということで、バケた。メイド姿のゴーレム、トモエと王宮魔術師アンジュの3人パーティは、学術都市フルブライトに向かうことに。フルブライトで魔法学院の院長をしているアホタレの姉にして魔法導師レムリアと面会。レムリアは暴力で弟愛を表現するらしい。
第2巻ということで新キャラの投入。レムリアのの弟子で自称アホタレの婚約者ウェルチ・・・美形のエルフ族。ファンタジー系ラノベには必ず登場するエルフだげど、こんなに性格が悪いのは見たことがない^^;; ・・・結局は魔王を倒す旅の新メンバーには加わらなかった。敵側では、カガクを導入し魔界に攻め込もうとする隣国フェブロニアの魔道師「恒久平和の実現者」ことソーマと、トモエと瓜二つのトモエが登場したけど、トモエの素性を知る手がかりとして、また登場するのだろう。血桜のアイカには、何か伏線があるようなので、今後も登場するだろう。
基本的に、ファンタジーの大半は冒険旅行だから、双六のように先に進むしかないわけだけど・・・次の目的地は、マオの空中遺跡。そこにたどり着くためには、フェブロニアにある天空観測所へ行き、空中遺跡の位置を知らなければならない。回りくどい設定なんだけど、淡々と説明してくれている^^;;

BOOK「竜と勇者と可愛げのない私」

竜と勇者と可愛げのない私
志村一矢著
イラスト:ぎん太
(電撃文庫:590円+税)
※古書を購入

完結しているラノベで、古本を安くセット買いできるものを探していて、これに行き当たった。ファンタジーなので、わたしの好みではないかもと思いながら読みはじめたけど・・・ヒロインのモノローグという文体に馴れれば、最後まで読めそうな気配・・・。
ヒロインのアンジェは平民出身の王宮魔術師。王国の英雄のアホタレ弟レックスと共に、魔王メイ=ヘムを倒す旅に出るハメになってしまった。それでも、レックスの剣術はかなりの腕前らしいけど・・・まあ、いわゆる主人公なわけだし・・・。全編がアンジェのモノローグで書かれているけど、ずーっとアンジェはレックスをディスり続け、ときには暴力までふるっている。暴力女は嫌いだけど、理不尽な暴力ではないので、アンジェをイヤなキャラだとは思わなかった。
魔王を倒すためには魔界に行かなくてはならない。魔界に行くには竜王の助けが必要で、竜王に会うためには四天竜から竜宝玉をもらわなければならない・・・。この巻で最初の竜宝玉を手に入れたけど・・・ドラゴンボールより3つ少ないとはいえ、ずいぶん気の長い話だ。しかも、あとがきによると、この本の出版時点で第2巻目の出版は未確定だったらしい。