BOOK「暇人同盟 友達いらない同盟 2」

暇人同盟
友達いらない同盟
(第2巻)

園生凪著
イラスト:天三月
(講談社ラノベ文庫:amazon:594円)
※Kindle版を購入

前巻を買ったとき、続巻が出ていることには気づいていた。で、前巻を読んで、たぶん第3巻が出ることはないだろうなと思い・・・読んでおくことにした。
夏休み、遊ぶ友達がいない新藤くん、澄田さん、そして城ヶ崎さんの3人。暇だといいながら、結局3人でつるんで遊びはじめた。プールに行き、映画に来行き、ファミレスでだべって・・・もう、ふつうに友達関係で、澄田さんもふつうのキャラになってしまい、もはやタイトルが示す設定はどこかにいってしまった。しかも、新藤くんのキャラに変化があって、微妙に武闘派、根は辛辣という性格になってしまった。そういえば、第1巻のひきこもりの友達はどうなってしまったのか?
面白いというわけでもないけど、素直な文章なのでふつうに読んでいられる小説だけど・・・やっぱり、あとがきによると、第3巻が出ることはないそうだ。全2巻で「同盟シリーズ」というらしい。結局、何がどうなったのかはっきりしないままだな。

BOOK「友達いらない同盟」

友達いらない同盟
園生凪著
イラスト:天三月
(講談社ラノベ文庫:amazon:594円)
※Kindle版を購入

たまにはラブコメ以外のラノベを読もうと、いろいろ探してこれを買ってみた。タイトルが示すとおり、ぼっち系学園もの。友達なんかいらないといっていたのに、いつの間にか同類が群れていつの間にか友だちになっていて、という軟弱転向ものだな・・・。コメディ要素がないだけで、『はがない』なんかと基本構造は同じ。
ステレオタイプのキャラを取りそろえましたというお話ではないけど、微妙に、主人公に女の子が集まってくる。弱くて、悲惨で、ねじれていて、いろいろ問題を抱えたふつうの子たちがたくさん出てくる。そして、ひきこもり、イジメ、校内ヒエラルキーやら、高校デビュー失敗やら、自殺未遂やら・・・設定がいろいろ暗い。でも、陰湿さは感じないので、ふつうに読んでいられる。新藤くんが、堂々としたキャラだからだろう。
だけど、完結ものの初巻にしては、話がまとまったのか、解決したのか、よく分からないまま、ちょっとだけ明るいシーンで終わった。でもな・・・澄田さんが自殺しようとする屋上のシーン、結局は新藤くんから見て澄田さんは完全に友達だよな。新藤くんは、「こいつになら殺されても仕方がないと納得できる人間」を友達だと定義しているんだから・・・。

BOOK「中古でも恋がしたい! 8」

中古でも恋がしたい! 8
田尾典丈著
イラスト:ReDrop
(GA文庫:amazon:600円)
※Kindle版を購入

一応ラブコメではあるけど、暗いテーマのお話なので、続きを読むのを止めようかとも思ったけど・・・ここまで読んでしまったので続けることにしたのだけれど・・・。
保健教諭として、古都子の姉・徳子が投入された。アコとキョーヤの件が一段落付いたので、しばらくは徳子を廻っての展開になるらしい。でも、全く魅力を感じないキャラ。この小説、イヤな人間ばかりが増えていく。
そして、読みはじめていきなりクソ妹の聖美・・・このギスギス感には堪えられそうもない。それでなくても楽しいお話ではないのに・・・。正直なところ、ここまでかなり我慢して読んできたけど、さすがに限界に達したので読むのを途中で止めた。わたしは1000冊以上のラノベを読んで、かなり我慢強い方だと自負しているのだけど・・・以後、続巻を読むこともないだろう。

BOOK「中古でも恋がしたい! 7」

chukodemokoi07中古でも恋がしたい! 7
田尾典丈著
イラスト:ReDrop
(GA文庫:amazon:583円)
※Kindle版を購入

学校祭。優佳まで告白してきて、ハーレムがより拡大してきた。
予定通りにメイド喫茶をやり、ロミオとジュリエットの演劇・・・そして後夜祭。前巻で初芝優佳へのワナは回避したけど、学校祭が黒陵高校との合同で行われているという構図は変わっていない。
アコとキョーヤが登場してから陰湿さが増してきて、この二人が出てくる度に暗い気分になっていく・・・。一応、悪役がはっきりした分だけ、展開はわかりやすくはなった。アコと古都子の因縁、キョーヤのからみ方など、ようやく具体的な状況が見えてきた。・・・アコがヤンデレ系の振り切れたキャラというのが、予想はしていたけど、ここまで来るとある種のホラーだよな^^;;
今回で、アコとキョーヤの件はケリが付いたと思って良いのだろうか? あまり引っ張って欲しいお話ではないけど、これでケリが付いたとするなら、あとは清一が誰を選ぶかというだけで、ほとんど完結だしなぁ。
次巻からは、「あの人」こと村上先生が登場し、新しい展開があるのだろう。放送部の顧問で、現代文の教師でありながら、ラスボスのような扱いで伏線が露骨に敷かれたんだけど・・・どういう立ち位置なんだろう?
陰湿でイヤなお話だけど、第7巻まで来てしまったことだし、もう少し読み続けるか・・・。

BOOK「中古でも恋がしたい! 6」

chukodemokoi06中古でも恋がしたい! 6
田尾典丈著
イラスト:ReDrop
(GA文庫:amazon:583円)
※Kindle版を購入

続きを読むか放棄するか迷いながら、なんとなく買ってしまった。完全にふつうのラブコメになってしまい、見るべきところは全くないのだけど・・・。
第1巻で、古都子が「中古」というキャラではないことが判明した時点で、本当なら第2巻からタイトルを変えたいところなんだろうなぁ。第2巻が出るかわからない状態でタイトルを立てたわけだから、仕方がないんだろうけど。そもそも、こんなに続くとは思っていなかったし^^;;
今回は学校祭ネタ。古都子のイメージを一新する企画をやろうという狙いは良い。でもなぁ、みんなでアイディア出しをしているとき、清一がツッコミというか、ことごとく後ろ向き発言でつぶしていくのはいかがなものか? 挙げ句の果てには、「メイドカフェ」に落ち着いてしまうという安直さ^^;; クラスはロミオとジュリエットの演劇だというし・・・。メインの流れは時雨亜恋との因縁ではあるけど、なんかひとひねり欲しかった。どちらが被害者で、どちらが加害者かというのは相対的なもので、ひねりとはいえないしなぁ。
ありふれたラブコメ以外の部分はすべて古都子の悪いうわさをめぐる、陰湿で苛つく展開なので、ちょっと本気で気が滅入ってきた。・・・この小説って、最後はスカッとした結末を迎えるんだろうか?

BOOK「脱衣伝 2」

datsuiden2脱衣伝 2
大谷久著
イラスト:笹森トモエ
(小学館ガガガ文庫:571円+税)
※古書を購入

腰巻きに「この本には全裸シーンや過激な脱衣表現が含まれています。」という注意書きがあった。だから、購入時には注意して欲しいなのか、エロいから買ってね、という意味なのか、どちらなのかわからない^^;; まあ、確かに裸のシーンはあるけど、特にエロい内容ではない。残念ながら。
脱衣の儀・東海地区ブロック予選を勝ち抜き、本戦に出場するために上京した古織木綿と天縫ミシン。ストーリーのゴールは脱衣の儀で木綿たちが優勝すること。後援者である美服院姫乃の目的あたりが謎にはなっているけど、特に伏線も敷かれることなく進んできた。だから、複雑な展開にもならず、大きなどんでん返しもなく素直にハッピーエンドで終わった。
あっさりしているけど、キャラに頼りすぎず、ふつうに読めるラノベだった。これ以上続けても、ハーレム系ラブコメになるだけだから、ここで完結して正解だろう。
<完結>

BOOK「脱衣伝」

datsuiden1脱衣伝
大谷久著
イラスト:笹森トモエ
(小学館ガガガ文庫:571円+税)
※古書を購入

「脱衣の儀」という古来から行われてきた脱がし合いの決闘。それに参加する脱衣士という血統をもつ高校生・木綿くんが、脱衣の儀に参加していくというお話し。まあ、いかにもく男子に好まれそうなエロ系設定だ。ただし、儀に参加する脱衣士のすべてが童貞か処女。なぜか脱衣士には女系家族が多いらしく、大半は女子だったりする。
こういうラノベやマンガには、架空のスポーツものなんかも存在するから、服を脱がし合う脱衣の儀という設定も十分有りだとは思うけど・・・主人公のキャラがぶれているというか、そもそも確立されていなくて曖昧すぎる。なぜ、何のために戦うのかもはっきりしていない。最後は一応、主人公らしいキャラにはなったけど、エロに徹するなら徹するで、熱血に徹するなら徹するで、他にもやりようがあったんじゃないだろうか。でも、ひねくり回した設定ではないので、シンプルで良い。
この巻は脱衣の儀の地方大会で勝ち残り、全国大会に出場するところまで。