BOOK「転生したらスライムだった件 15」

転生したらスライムだった件(第15巻)
伏瀬著
イラスト:みっつばー
(GCノベルズ:amazon:972円)
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リムルたち幹部が帝都攻撃に出た頃、武装国家ドワルゴン方面での戦闘・・・敵は帝国の元帥こと、暴風竜ヴェルドラの下の姉・灼熱竜ヴェルグリンド、そして近藤中尉たち。対するはガゼル王の軍と、原初の悪魔三人娘、ガビルとゴブア配下の軍勢、ガドラ老師と魔王の守護巨像。ヴェルグリンドを押さえ込みながら、カガリが行う儀式を邪魔し・・・別動のリムルが帝国の皇帝ルドラを討つまでの時間稼ぎ。
結局、ベルドラがルドラの傀儡として支配されてしまい、リムル以下の総力戦でヴェルドラの奪還。戦闘中にも覚醒を即し・・・『智慧之王』すら、リムルに名付けられて『シエル』に進化した。そして、ヴェルドラとヴェルグリンドの分身体を捕食し、ヴェルドラを無事に開放した。
その後は・・・他の全員が出てきて、進化進化の連続、覚醒覚醒の嵐。全面戦争で帝国との戦いは収束した。皇帝ルドラの謎も明かされ・・・ルドラがミカエルになって、フェルドウェイと一緒にどこかに行ってしまった。完全決着にはならず、今後ラスボスになるものやら。ルドラに瓜二つの勇者マサユキの謎は残されたままだ。
そういえば、もはや小物を通り越してザコ感漂いはじめたユウキはどうなったのか?

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクルepisodeリュー」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ファミリアクロニクルepisodeリュー

大森藤ノ著
イラスト:ニリツ、ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:620円)
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『ダンまち』のスピンオフ。登場人物の一人リューを主人公とした2編の中編が収録されているけど、本当の主役は酒場「豊穣の女主人」かもしれない。
酒場「豊穣の女主人」の給仕で、元は腕利き冒険者。既に消滅してしまった【アストレア・ファミリア】の正義感を持ち続け、お節介ながら巨悪に立ち向かう。時間軸的には、本編で【ヘスティア・ファミリア】が【アポロン・ファミリア】との戦争遊戯に勝利した第6巻の後のこと。そういえば、この頃のシルって、まだ、メインヒロインのひとりだった。この外伝に、ベルくんが登場するとは意外だった。
「豊穣の女主人」の客・・・賭博の負債の代わりに娘をとられたという。その黒幕は、外国資本の大賭博場のオーナー。娘の救出にリューとシルが動き出す・・・「グラン・カジノをぶっつぶせ!」。【疾風】ことエルフのリュー、暗殺者【黒猫】こと猫人のクロエと、賞金稼ぎ【黒拳】ことヒューマンのルノアが、豊穣の女主人に居着くことになったときのお話・・・「そこは豊穣の酒場」。
「豊穣の女主人」の女給たちはみんなLv.4の強さ。シルにも何か曰くがありそう。にもかかわらず、Lv.1のベルくんを生暖かい目で見ていたのか^^;;

BOOK「出会ってひと突きで絶頂除霊! 5」

出会ってひと突きで絶頂除霊! 5
赤城大空著
イラスト:魔太郎
(ガガガ文庫:amazon:658円)
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鹿島霊子を撃退したことで晴久と美咲に本免許が交付され、退魔師協会のデータベースでサキュバス王の性遺物に関する情報にアクセスできるようになったが・・・役立つ情報は全くなかった。しかし、皇樹夏樹に依頼していた相馬家の占い結果・・・もうじき、サキュバス王の性遺物が出現する。
新キャラ・・・《最強》の童戸家が登場した。当主の手鞠さんと分家の童戸槐。《ラッキースケベの右手》《アンラッキースケベの左手》という頭が痛くなるような能力持ち。学校見学会で槐から晴久に移ってしまったラッキースケベの能力を消すため、東北の童戸家に出向いたものの、いきなり槐がさらわれてしまった。
鏡の魔女・橋姫鏡巳・・・とってつけたようなエピソードだったけど、結局は晴久たちと槐の縁が深くなったと言うだけのこと。おまけに、槐の不幸体質は自分自身にも作用するらしく・・・また誘拐されてしまった。サキュバス王の性遺物の角を生やした状態で。
・・・同じチームの烏丸は、ヒロイン枠を追い出されたのか、ただの変態キャラに成り下がってしまったらしい。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 12」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第12巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:739円)
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人造迷宮への第一侵攻で、【ディオニュソス・ファミリア】が瓦解した。その陰に、農業活動を行う神デメテルが・・・『都市の破壊者(エニュオ)』が・・・。
ロキ・ファミリアは、少ない手がかり「ニーズホッグの六円環」から敵の真の狙いを探る・・・古代の大術式の発動。敵の六体の精霊を撃破しなければ、オラリオが亡びる。次巻時追われるように、新たな神話を紡ぐ・・・第二侵攻がはじまった。
だけど・・・中盤、露骨な流れだったので、フィンの推理の穴に気づいてしまい、終盤はほとんど予想通りの展開になってしまった。こういうの、変に気づかない方が楽しめるんだよなぁ。
主だったファミリアに異端児まで加えた総力戦。オラリオの外からも援軍が駆けつけ・・・外伝なのに、ベルくんたち【ヘスティア・ファミリア】まで参戦した。
この巻・・・レフィーヤの最後の下りが長くてクドすぎ。レフィーヤというキャラに、作者ほど思い入れがないので、かなり冗長に感じた。

BOOK「転生したらスライムだった件 14」

転生したらスライムだった件(第14巻)
伏瀬著
イラスト:みっつばー
(GCノベルズ:amazon:972円)
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帝国の機甲軍団を壊滅させたリムルは、死んだ帝国軍の魂を使ってベニマル以下主要メンバーの覚醒を行った。その結果、覚醒魔王クラスが9人、原初悪魔が4柱。ここの戦闘力だけでなく、軍団としても一気にインフレ状態・・・どこまで行くのやら。ついでにベニマルがモミジとアルビスを娶ることになった。
帝国軍捕虜からの事情聴取と、魔王ギィからの情報で、大枠の設定と現在の勢力状況が明らかになった。根本は、魔王ギィとルドラ皇帝との賭けゲーム。ルドラ側には「元帥」こと灼熱竜ヴェルグリンドと帝国皇帝近衛騎士団団長・近藤達也がいる。一方の魔王ギィには白氷竜ヴェルザードがいて、原初の緑・ミザリーと青・レイン。そしてリムルは、ギィの手駒のひとつと言うこと。
帝国でクーデターを目論むユウキが、クーデターへと立ち上がったはずが・・・相変わらずユウキの小物ぶりが止まらない。
で、この巻はリムルたちと帝国との戦いの前哨戦。・・・リムルは完敗したけど、怒りは頂点。次の巻では悲惨なことが起こりそうだ。リムルって、何気に敵に対しては無慈悲なところがあるから。

BOOK「転生したらスライムだった件 13」

転生したらスライムだった件(第13巻)
伏瀬著
イラスト:みっつばー
(GCノベルズ:amazon:972円)
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東の帝国との戦争がはじまった。緒戦は、ドワーフ王国まで30Kmにまで攻め込んだ魔導戦車と魔導飛空船に対するゴブタとランガ、ガビルの軍団。補給部隊にはハクロウが対応。悪魔のウルティマ、テスタロッサまで参戦して、帝国の新兵器軍団ふたつ、24万人があっという間に壊滅した。ようやく、悪魔公の実力の一端が示されたわけだ。それにしても、帝国の新兵器がちょろい。何度も同じことを繰り返して説明した割にはしょぼ過ぎる。
そして、帝国軍の本隊70万はテンペストの地下迷宮へ。率いる将軍の名前なんか気にするまでもなく、愚かにも迷宮に突き進んでいく・・・。迷宮内で53万の帝国軍を殲滅。地上戦で残りを殲滅したけど、帝国の暗殺者がリムルを襲う。モブだと思っていたら、いきなり暗殺者に変身するとは・・・。
勝利後の対応は荒唐無稽ではあるけれど・・・100万人近い大量虐殺を行った魔王という評判は、人間との共存に悪影響だろうからこうするしかないのだろう。ただ、迷宮が、帝国の精鋭を撃退したことが知れたら、挑戦者がガタ減りするに違いない。
次の巻は、イングラシア王国北部に魔導飛空船で空輸された魔獣軍団の顛末と、帝国でのユウキのクーデターのお話だろう。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 15」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第15巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:583円)
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ギルドから【ヘスティア・ファミリア】に課された遠征で深手を負ったベルくん・・・辛くも地上に戻り、【ディアンケヒト・ファミリア】の治療院で左腕をギブスで固められてしまった。ということで、しばらくはダンジョン探索はお休み。
ベルくん、神ヘスティアはオラリオに来たときの回想、リリの幼少時の回想、ヴェルフがラキア王国にいた少年時代の回想、リューがエルフの森を出るときの回想、春姫と命の回想などをはさみながら・・・ギルドのエイナの新人時代の回想まであったけど、本筋は「遠征失敗」の後始末とベルくんのケガの回復・・・そして、ポンコツになり果てたリューの顛末^^; リューには背負うものがあり、経験豊かでクールなキャラという印象があったので、ここにきてラブコメ展開のヒロインに浮上してくるとは思わなかった。
本編に挿入するほどでもない短編のリサイクルという感じがしないでもないけど、前巻まで過酷なバトルが続いていたから、久しぶりにまったりした展開でホッとする。内容は薄かったけど、中休みということで・・・。