BOOK「ニートの少女(17)に時給650円でレベル上げさせているオンライン 2」

ニートの少女(17)に時給650円で
レベル上げさせているオンライン

瀬尾つかさ著
イラスト:kakao
(角川スニーカー文庫:620円+税)
※古書を購入

前巻の続きではあるけど、前巻のエピローグに至る前に飛ばされていた時間軸のお話。
「あのひと」のアウトラインはプロローグでうっすらと明らかになった。でも、詳細は描かれていない。暗い話を読みたいわけではないので、それならそれでかまわない。同様に、水那の過去のことも。でも、水那は完全に元気さを取り戻してふつうのキャラになってしまい・・・元気なニートになった。
真一は、クリスマスに風邪で寝込んだけど、大晦日から元旦はクエストをこなして廃ゲーマーまっしぐら。ちゃんと初詣には出かけてラブコメもこなす。ふつうにラブコメが進んでいく陰で・・・真一が知らないことが・・・。この巻はストーカーのような事件は起きないけど、じわじわくる。
磯垣研究室・・・水那がやりたいこと、夢中になれることを見つけた。才能のある少女が、社畜で廃ゲーマーのサラリーマンの元を巣立っていった。そして一人前以上に成長して帰ってきたという・・・。
この巻の出版は2018年4月・・・続巻が出ることは、ないな。

BOOK「日本国召喚 五 新世界大戦」

日本国召喚
五 新世界大戦

みのろう著
イラスト:toi8、高野千春
(ぽにきゃんBOOKS:1,200円+税)
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神聖ミリシアル帝国を第一・二文明圏の連合艦隊による反攻作戦に着手した。そのために皇帝は、古代兵器パルキマイラ(空中戦艦)の使用すら認めた。ムーは、大破した戦艦ラ・カサミを日本で修理・改修。大盤振る舞いの武器供与だけど・・・急場しのぎに陸自の榴弾砲を艤装するアイディアは面白い。
ムー大陸南西沖での会戦。・・・前巻同様の戦闘が続き、連合艦隊は大きな打撃を受けた。そこに古代兵器パルキマイラが参戦。古代ラヴァーナル帝国のオーバーテクノロジーがグラ・バスカス帝国の第1打撃群を全滅させ、はじめてグラ・バスカス帝国軍に土を付けた。でも、とにかく数の多い艦隊戦なので、読んでいて飽きるくらい単調なページが続く・・・。
戦艦グレードアスラクターは敵の主役として、パルキマイラ1号機を撃墜。会戦は双方に大きな被害をもたらした。パルキマイラは強力ではあるけど、主役的な活躍はしないだろう。艦長たちの人間性に問題がある。
ムーの都市マイカル沖で、海自護衛艦とグラ・バスカス帝国別働隊との会戦。陽動の首都攻撃部隊は戦艦ラ・カサミ改がからくも退けた。次はムーでの地上戦らしい。

BOOK「ニートの少女(17)に時給650円でレベル上げさせているオンライン」

ニートの少女(17)に時給650円で
レベル上げさせているオンライン

瀬尾つかさ著
イラスト:kakao
(角川スニーカー文庫:600円+税)
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睡眠時間をやりくりして、オンラインゲームにはまる石破真一(27歳・会社員)は、ある日、一人の17歳の少女・瑞薙水那を引き取り面倒を見はじめたが・・・少女は見事な無職ニートになってしまった。金髪碧眼のツインテール、一見、西洋人に見えるがコテコテの日本人。社会性ゼロでひきこもりの水那に、タイトル通り、自給650円でゲームのレベル上げをさせている。・・・「あのひと」という存在がぼかされていて、いまのところ素性と関係は不明。
大家さんの娘・常野まつり(中2)、同じMMORPGをプレイする清水絵里子(20歳・大学生、中学時代の友人の妹)なんかが加わり、後はふつうのラブコメ展開。わたしは、MMORPGの時代にもゲームはしていなかったけど、ネトゲが出てくる他のラノベを読んでいるのでだいたい理解できている、はず。
結局、水那という謎の存在の動向がメインストリームだけど・・・研究室云々の話が何も描かれていないし、「あのひと」というのも明かされていないし、ちょっと消化不良。時間軸的にかなり飛んでいる部分があるから、次の巻で明かされることを期待しよう。
どうでもいいことだけど、作中で気になったことがひとつ。学校を卒業するときの「皆勤賞」って、内申書に影響があったのか・・・。わたしは一度も皆勤賞をもらったことがなかったから、意識したことがなかった。

BOOK「日本国召喚 四 崩れる均衡」

日本国召喚
四 崩れる均衡

みのろう著
イラスト:toi8、高野千春
(ぽにきゃんBOOKS:1,200円+税)
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グラ・バスカス帝国が第二文明圏全域に宣戦布告し、本格的に侵略を始めた。まず、イルネティア王国が占領され、国外に逃れた王子が日本を目指していた。
在日米軍の名前が出てきたけど、動きは不明。日本は魔法帝国の出現を想定して、急速に軍事技術開発と軍備増強に取りかかった。民間企業も好景気に沸いているという設定だけど・・・旧世界のサプライチェーンから切り離されて、そんな工業力があるんだろうか? そもそも、海外資産と債権を失った日本経済が機能しているわけがないのだが・・・。
先進11ヶ国会議への招聘を受け、日本は代表団を送ったが・・・会議の席上で、グラ・バスカス帝国が全世界に対して宣戦布告。時を移さず、帝国は神聖ミリシアル帝国の最強艦隊を撃滅、その足で先進11ヶ国会議が開かれているアルトアルパスへの攻撃を仕掛けた。
日本の巡視船しきしまを含む列強連合VSグラ・バスカス帝国。戦う前から結果は見えているけど、しきしまが沈んで100人以上の死者が出た。この敗戦で、世界の軍事バランスが一気に崩壊した。
ロウリア王国の元将アデム・・・伏線として生き延びているけど、そのうち南方世界がらみの展開で登場するのだろう。ということは、グラ・バスカス帝国の話にケリが付いても、魔法帝国は出現しないということか・・・。

BOOK「日本国召喚 三 滅びゆく栄光・下」

日本国召喚
三 滅びゆく栄光・下

みのろう著
イラスト:toi8、高野千春
(ぽにきゃんBOOKS:1,200円+税)
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旧世界の国々の大使について触れられていたけど、在日米軍はどうなっているのだろう? 接収できれば戦力になるのだが・・・。
パーパールディア皇国が正式に宣戦布告し、日本との全面戦争に突入した。そして、日本に保護されていた王女ルミナスがアルタラス王国亡命政権を樹立。自衛隊はアルタラス島の奪還作戦を実施した。
アルタラス王国に空自基地を構築した自衛隊は、パーパールディア皇国の首都防衛の要である陸軍基地を空爆により殲滅。海自は皇国海軍の主力艦隊を撃滅し、海軍本部を壊滅させた。工業都市デュロ防衛軍も同様。一方日本本土への攻撃を目論んだ、皇国海軍東部方面隊もあえなく壊滅。さらに、皇国の属領がすべて反旗を翻し、皇国は解体寸前・・・。
神聖ミリシアル帝国も、日本と接触をはかり外交交渉を始めた。ラスボスは、近い将来に復活する魔法帝国なんだろうけど、次の相手はグラ・バスカス帝国になりそうな気配。核兵器なんていう単語が出てきているけど・・・。
グラ・バスカス帝国は西の果て、日本は東の外れ・・・ぐるっと回ってお隣だったというオチじゃないだろうな?^^;;

BOOK「日本国召喚 二 滅びゆく栄光・上」

日本国召喚
二 滅びゆく栄光・上

みのろう著
イラスト:toi8、高野千春
(ぽにきゃんBOOKS:1,200円+税)
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パーパールディア皇国はようやく日本国の存在に気がつき、調査を始めた。同時に、西の果ての転移国家・グラ・バスカス帝国についても情報収集を始めた。異世界ファンタジーではなく、近現代軍事ものという感じに変わってきた。
海上保安庁が近海の海賊対策に出動を開始していた。パーパールディア皇国の攻撃を受けたアルタラス王国から脱出した王女ルミナスを、巡視船しきしまが救助した。後々登場することがあるかも知れないけど、ヒロインというわけではないらしい。
突然ながら、魔物や魔王が登場してきた。ゴブリンやオーガの軍団を引き連れ復活した魔王ノスグーラ。日本は、有害鳥獣駆除の国際貢献として、ドーパ王国への派兵を決めた。先発隊があっさり魔王を撃退してしまったけど・・・やがて魔帝が復活するという。もうひとつの国家・・・複葉機レベルの飛行機を持つムー。1万2千年前に地球から転移した国家。
この巻の本筋は、パーパールディア皇国のフェン王国侵攻と自衛隊派兵・・・。

BOOK「日本国召喚 一 導かれし太陽」

日本国召喚
一 導かれし太陽

みのろう著
イラスト:toi8、高野千春
(ぽにきゃんBOOKS:1,200円+税)
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好み的に、どうかと思ったけど・・・「ナ行のラノベ」を増やすために読むことにした。
自衛隊が異世界で活躍するラノベは2作ほど読んだけど、これは日本国全体が異世界に飛んでしまうというお話。ただし、文明レベルは国によってまちまち。魔法がある世界で、エルフなどの亜人がいるお約束のファンタ次世界。特定の主人公はなく、俯瞰的に描かれている。
転移後、クワ・トイネ公国とクイラ王国との間に国交を結び、食料と石油、鉱物を確保した。日本からは交通・生活インフラを輸出。初期設定や外交・軍事の初動についてはかなり無茶苦茶で考察も浅いけど、まあ、仕方がないのだろう・・・。
パーパールディア皇国戦略局の支援を受けたロウリア王国が、クワ・トイネ公国に侵攻。食料輸入元を守るため、自衛隊が派兵された。ロウリア王国の件はあっさり片が付いたけど・・・他にも転移国家があるらしい。グラ・バスカス帝国(第八帝国)は、第二次大戦時の日本軍+αくらいの技術力だろうか。
フェン王国との国交交渉中、パーパールディア皇国との戦闘に巻き込まれて反撃した自衛隊。次巻は、パーパールディア皇国との決着。