BOOK「日本国召喚 二 滅びゆく栄光・上」

日本国召喚
二 滅びゆく栄光・上

みのろう著
イラスト:toi8、高野千春
(ぽにきゃんBOOKS:1,200円+税)
※古書を購入

パーパールディア皇国はようやく日本国の存在に気がつき、調査を始めた。同時に、西の果ての転移国家・グラ・バスカス帝国についても情報収集を始めた。異世界ファンタジーではなく、近現代軍事ものという感じに変わってきた。
海上保安庁が近海の海賊対策に出動を開始していた。パーパールディア皇国の攻撃を受けたアルタラス王国から脱出した王女ルミナスを、巡視船しきしまが救助した。後々登場することがあるかも知れないけど、ヒロインというわけではないらしい。
突然ながら、魔物や魔王が登場してきた。ゴブリンやオーガの軍団を引き連れ復活した魔王ノスグーラ。日本は、有害鳥獣駆除の国際貢献として、ドーパ王国への派兵を決めた。先発隊があっさり魔王を撃退してしまったけど・・・やがて魔帝が復活するという。もうひとつの国家・・・複葉機レベルの飛行機を持つムー。1万2千年前に地球から転移した国家。
この巻の本筋は、パーパールディア皇国のフェン王国侵攻と自衛隊派兵・・・。

BOOK「日本国召喚 一 導かれし太陽」

日本国召喚
一 導かれし太陽

みのろう著
イラスト:toi8、高野千春
(ぽにきゃんBOOKS:1,200円+税)
※古書を購入

好み的に、どうかと思ったけど・・・「ナ行のラノベ」を増やすために読むことにした。
自衛隊が異世界で活躍するラノベは2作ほど読んだけど、これは日本国全体が異世界に飛んでしまうというお話。ただし、文明レベルは国によってまちまち。魔法がある世界で、エルフなどの亜人がいるお約束のファンタ次世界。特定の主人公はなく、俯瞰的に描かれている。
転移後、クワ・トイネ公国とクイラ王国との間に国交を結び、食料と石油、鉱物を確保した。日本からは交通・生活インフラを輸出。初期設定や外交・軍事の初動についてはかなり無茶苦茶で考察も浅いけど、まあ、仕方がないのだろう・・・。
パーパールディア皇国戦略局の支援を受けたロウリア王国が、クワ・トイネ公国に侵攻。食料輸入元を守るため、自衛隊が派兵された。ロウリア王国の件はあっさり片が付いたけど・・・他にも転移国家があるらしい。グラ・バスカス帝国(第八帝国)は、第二次大戦時の日本軍+αくらいの技術力だろうか。
フェン王国との国交交渉中、パーパールディア皇国との戦闘に巻き込まれて反撃した自衛隊。次巻は、パーパールディア皇国との決着。

BOOK「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 20」

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.20
聴猫芝居著
イラスト:Hisai
(電撃文庫:amazon:652円)
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2月になり、アコの誕生日、バレンタインデー、学年末試験、そしてネトゲでは復刻イベント祭り。マスターは大学受験が山場を迎え、みんな大忙し・・・。それと並行して、リアルでも結婚したいと、アコが毎日ルシアンにプロポーズを繰り返すという・・・勝手に結婚しちまえよ的なお話。本来なら、こういうイベント一つひとつで話が盛り上がるところだけど、2年目に入って同じことを繰り返しはしなかった。その分、すべてのイベントがあっさり進んでいった。
その結果、ルシアンが到達した考えは「ゲームとリアルって、意外と違わなくてもいいんじゃないか」。そしてアコは、「ゲームとリアルは、もしかしたら同じじゃない可能性のある」と気がついた。これが、メインテーマの落としどころなんだろう。
そろそろ完結は近いと思っていたけど・・・ついに次巻で来るのだろうか? なぜかあとがきがないので、はっきりしないけど・・・。

BOOK「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.19」

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.19
聴猫芝居著
イラスト:Hisai
(電撃文庫:amazon:632円)
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ネタ切れ感が漂いながらも19巻目。
「クリぼっち」の話は、別にゲーマーに限らないだろうけど・・・逆にクリスマスだからこそゲームにログインして、顔見知りと楽しむというゲーマーならではの過ごし方が本筋のように思うけど・・・?
LAのメインストーリー最後のクエスト。こういうゲームをしたことがないので、ピンとこないけど・・・これをクリアしてしまうと終わりだという寂しさのようなものはないんだろうか?
ルシアンの父親がついに登場。アコを含めた人間関係の再構築。アコとルシアンのメインクエスト・・・父親の攻略戦。自力でのクリアではないけど、まあ、一応は前進したのだろう。
なんか、完結に向かってる感ひしひしなんだけど、あとがきにはそういう予告はなかった。作者がその気になれば、次巻で完結というのもありのような気がする。

BOOK「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.18」

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.18
聴猫芝居著
イラスト:Hisai
(電撃文庫:amazon:650円)
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学園ものなので当然出てくるネタ。・・・学校の進路指導調査。「ヒキニート」と書きたいであろうルシアンたちにとっては何とも解答しづらい内容だけど、アコの進路希望・・・第一志望の「専業主婦」が認められるなら、第二志望は「家事手伝い」や「花嫁修業」でいいんじゃないだろうか。
わたしはネトゲをしないのでよくわからないけど・・・農業スキルとか、交易システムや商会とか、本当にあるものなんだろうか? 農業スキルのみでやるようなゲームはありそうだけど・・・。LAが架空のゲームなので、そのへんが今イチわからない。
そんなとき、マスターが進路問題で猫姫先生と対立。流れで、LAでの代理戦争のような状況になるわけだけど・・・。なんか、唯一大人の猫姫先生が・・・つらたん。無理にレベルの高い大学を目指すことになったルシアンも・・・つらたん。アコに至っては・・・。
プレイヤーが運営批判をし、運営が斜め上を行くバージョンアップをして、さらに運営批判がわき上がるLAって、そろそろ末期的な段階にさしかかってきたのではないだろうか?

BOOK「生ポアニキ」

生ポアニキ
アサウラ著
イラスト:赤井てら
(オーバーラップ文庫:650円+税)
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生活保護の一環として「恋愛扶助」が制度化された。半ひきこもりの高校二年・木村ユースケは、担任のすすめで生活保護申請をした。手続き後、区役所から荷物が届いた。その箱から現れたのは、全裸マッチョなアニキ。本来扶助されるはずの鳳来寺ユリに、その瞬間を見られ、ガチホモ疑惑を持たれてしまう。・・・というすれ違いネタからはじまったけれど、なぜかアニキは正体なども不明のまま住み着いてしまった。
あとはホモ誤解ネタとすれ違い、勘違いのラブコメ。現実的に、ひきこもりを脱出するのに、筋トレというのは有効かも知れないという気はするけど、アニキのような身近なトレーナーがいないと継続は不可能だろうな。だから、高い料金を支払ってまで、結果にコミットするところに通う人がいるわけで・・・。
ホモ疑惑ネタは、ラノベでは腹を抱えて笑える鉄板ネタのひとつなんだけど・・・恋愛扶助なんていうわかりにくい設定を入れたせいか、文章のテンポが微妙に悪くて、ちょっと笑いきれない。『ベン・トー』でも感じたけど、この作家の文章はわたしには微妙に合わないらしい。

BOOK「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.17」

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.17
聴猫芝居著
イラスト:Hisai
(電撃文庫:amazon:650円)
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夏休みが終わって・・・双葉みかんが新入部員として活動をはじめた。今回のゲームネタは「オタバレ」。オタクをひた隠しにしているシュヴァインのキャラ設定として、ここまで何度も登場してきた話なので、いまさらという感じもするけど・・・今回はオタバレだけではなく、シュヴァインという痛いキャラまでバレそうで、ネトゲを引退するといいはじめた。しばらく休業という感じだろうけど、意外とこういう習慣的なことって、数日やめただけで断ち切ることができたりする。ブログやまとめサイトの巡回なんかなら、簡単にやめられるんだけど・・・。
ストーリー的には2回目の学園祭。部活的には、ネトゲLAの衣裳を作って展示するという内容だけど、本筋は「ミスコン」部活の主要メンバーが・・・猫姫先生まで含めて・・・こんなに目立って良いものかという気もする・・・。
ルシアンがアコと本当に結婚、あるいは婚約してしまおうかなどと考えはじめるというのは、もう完全に終わっている状態なわけだけど・・・でも、アコには、いまさら婚約などといっても通じないだろうな。
次の部長は、結局、セッテではなく、シュヴァインになった。なぜだ? シュヴァインが適任とは思えないんだけど・・・。