BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! 12」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第12巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:amazon:1,188円)
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冒頭は「赤き誓い」が拠点としていた宿屋のレニーちゃんの総集編。レニーちゃんが腹黒の性格で、マイルがチョロい性格で・・・でも、マイルはチートな能力でなんでも解決してしまうというエピソードだったけど、もう、レニーちゃんの出番はないのだろう。
アルバーン帝国を偵察する商隊に扮した間諜を護衛する指名依頼で、帝国に旅立った。道中、マイルの収納魔法を使った交易に精を出しながら・・・。ポーリンが暴走気味。メーヴィスの片腕のことをああいう言い方をするのはどうなんだろう? あれって、ポーリンを守るためだったはず。そもそも、「腹黒」のポーリンが真っ当な商人になれるとは思わないけど・・・そもそもで言えば、マイルというドラえもんにぶら下がった3人ののび太という状況を続けても、3人はまともな大人にはなれないだろう。
帝都で単発の依頼をこなした「赤き誓い」・・・思わぬ情報を得た。亜人たちの反乱。調査に向かった「赤き誓い」一行は、予想通り遺跡調査の亜人たち、そして古竜と出会った。
あとがきを読んで、アニメのナノちゃんの違和感の原因がわかった。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! 11」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第11巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:amazon:1,166円)
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トリスト王国の王都を後に、「赤い誓い」はさらに東へ。街道から外れた山村で、ゴーレムがらみの依頼を受けた。久しぶりに伏線の「遺跡」の調査。新たな情報が加わったような、加わらなかったような・・・。でも、最後にマイルがシステムに付け加えた命令が、後々、何かを引き起こす伏線らしい。そして「赤い誓い」は旅を折り返し、西向きに進路を変えた。
「ワンダースリー」のマルセラ、モニカ、オリアーナは学園を卒業し、女性近衛分隊となった。そして第三王女モレーナから、形式的に「アデル(マイル)を連れ戻す」という特命を仰せつかい、冒険の旅へと出かけた。アデル(マイル)の本拠地であるティルス王国の王都まで進んだが・・・。
王都に戻った「赤い誓い」と再会した女性冒険者パーティは・・・なぜか「女神のしもべ」。女子会などして楽しく過ごした。
この巻は、第1回目の修業の旅が終わったタイミングでの中休みといった感じなのか、中身はスカスカだった。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 10」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第9巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:amazon:1,200円)
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成り行きで救ったお姫様を守るため孤軍奮闘するメーヴィスの危機的状況から。まあ、そこに「赤き誓い」のメンバーが登場すれば、あっという間に片が付いてしまうので、この程度の戦闘シーンが山場と言うことはあり得ない。
叔父のクーデターから逃げてきたお姫様エルトレイアと、隣国の王都で別れた「赤き誓い」。そこに、以前倒した古竜ベレデテスが現れた。諸事情あって、3頭の古竜が赤き誓いを殺すという。まあ、結局撃退するわけだけど、メーヴィスが右腕を失った。それも、マイルが・・・。
王都では古竜出現にギルドが対応を迫られていた。さらに、古竜の影響で出現したとみられる土竜討伐の依頼が・・・。たまたま再開したAランクパーティ「ミスリルの咆哮」とともに地竜(実際は土竜)討伐に向かう「赤き誓い」。そこでもチート過ぎる戦闘が・・・。
相変わらず軽いノリで楽しいお話ではあるけど、最近中身が薄まってきている。作者が引き伸ばしに入ったのか、冒険の旅自体がマンネリ化しているのも知れないけど。そもそも設定として、「赤い誓い」がBランクに上がるには一定期間の活動実績が必要なわけで、主人公自体が引き伸ばしに苦しんでいるような状態。マイルを追いかけてくるマルセラたち「ワンダースリー」がいるから、その内合流して新しい展開になるのだろう。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 9」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第9巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
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ドワーフたちと共に変移種のオーガとオーク討伐に向かったマイルたち「赤き誓い」。そこで発見したのは、以前にも見た次元連結孔。多少の謎解きにはなったけど・・・なぜここで巻をまたいだんだろう? 引っ張るほどの展開ではなかったのに。
小ネタの、二人のエルフ研究者の調査行の護衛任務を終え、マイルたちはマファンの町から東方の隣国に移動した。以前、隣国から押し出された魔物を、マイルたちが押し返した件の後始末。これもかなりの小ネタ。すぐに王都を後にした。
「赤き誓い」の4人の中で、メーヴィスだけが魔法を使えないという設定で・・・確かに気後れはするだろうなぁ。ああいうチートの中にあっては。その意味で、この巻はメーヴィス回・・・本編はいいところで「10巻につづく」になったけど、オマケの短編もメーヴィス回。でも、この巻は内容が薄かったな。数巻続けて顕著にパワーダウンしてきたように思う。
あとがきにアニメ化の話があったけど、第7巻の腰巻き以上の情報はなにもなかった。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 8」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第8巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
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「赤き誓い」は王都シャレイラーズを発ち、再び修業の旅に。立ち寄った町のギルドで知った情報・・・マイル(アデル)の故郷ブランデル王国に、隣国のアルバーン帝国が侵攻した。狙いは、アデルの領地であるアスカム領。「赤き誓い」の4人は、急遽、アスカム領に向かった。
帝国軍の兵力は5000。対するアスカム領軍は500。マイルたちを加えても、正攻法では戦えない。この手のラノベでよく出てくるのは、敵の兵站に対する攪乱と攻撃。近代戦を知っている現代人が転生したから有利というお話だけど・・・転生前は18歳の女子高生だった海里がなぜこんなことまで知っているのか?
あっけなく帝国軍が遁走。見つかることを避けるために、マイルたちはそのまま逃げ出した。これって・・・村々で収納魔法に預かった食用や物資を持ち逃げしたんじゃないだろうか? 村には種籾すら残っていないはず。かなりの大金を領地に還元したようだけど・・・それを「移動食堂」として暴利をむさぼるとは・・・。
「赤き誓い」の修業の旅が続く。ティルス王国を経由してマイレーン王国へ。最近は平均値がどうとか、悪目立ちしたくないとか、当初の設定もなくなり、当たり前にチートで無双しまくっている。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 7」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第7巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
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宿屋のネコ耳少女ファリルちゃんが、おかしな奴らに誘拐された。すぐに「赤き誓い」が救出に動くが、図らずも「女神のしもべ」との合同で救出に向かった。高ピーキャラで登場したので、「女神のしもべ」は残念な存在なのかとも思ったけど、けっこうまともに強い。おまけに、ファリルちゃんも懐いている。
どうやら、この小説のメインストーリーは、転生した海里(マイル/アデル)がこの異世界の謎を解き明かすということらしく、なんちゃって神様やナノマシーン、先史文明あたりの真相を究明し、海里がこの世界を救う救世主になっていく方向が見えてきた・・・かも?
オーラ男爵の娘リートリアが予想通りの動き・・・。でも、こんな解決策があるとは予想もしなかった。身代わりをおいて逃げるというのは、アデル時代からのマイルのやり口ではあるけど^^;;
メーヴィスの縁談話をぶち壊し、盗賊団とその一味であるハンターギルド職員を一網打尽にして、「赤き誓い」は王都シャレイラーズを後にした。このまま似たようなお話を続けて引き伸ばしに入るのかと心配したけど、次巻からは急展開になりそうだ。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 6」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第6巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
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古本でも定価の半額くらいの値がついている。送料を加えると新刊で買うのとあまり変わらない。Kindle版もぜんぜん値引きされていないし・・・この辺でしばらく時間を開けるしかないかなと思っていたら・・・。Amazonで次の第7巻の表紙を見たら・・・アニメ化が進んでいるとか。これは、さっさと古本を買い進めておいた方が良さそうだ。
「赤き誓い」が受けた王都シャレイラーズでの最初の依頼・・・ゴーレムの丘の調査。古竜の指示で遺跡を発掘する魔族たちと遭遇し、霊によってチートな能力を使いながらも平和裏に情報収集に成功した。しかも、その遺跡は、一部が稼働している現役の遺跡・・・通称「スカベンジャー」と呼ばれるメンテナンスロボットがゴーレムを修理していた。マイルの関心のメインは「先史文明」のようだから、何らかのかたちで結末に関連しているのかも知れない。でも、海里が生き返るとか、そういう方向ではないはずだけど・・・。
ハンターギルドの個性的な受付嬢フェリシアをはじめ、商人やオーラ男爵とその娘リートリア、突っかかってくる女性ハンターグループ「女神のしもべ」など、いろいろ顔ぶれが揃って・・・王都シャレイラーズでの活動がしばらく続くようだ。
通商破壊をやっていた帝国兵士たちも伏線として生きていた。