BOOK「オホーツクの古代史」

オホーツクの古代史
菊池俊彦著
(平凡社新書:760円+税)
※古書を購入

仕事の資料としてではないけど、なんとなく興味の流れで読んでみた。
正直なところ、北海道で生まれ育ったけれど、つい先日までオホーツク海を見たことがなかった。当然ながら、印象は薄かった。学校で習う日本史は、縄文・弥生・古墳時代・・・と、畿内や九州を中心としたもので、北海道(蝦夷地)はなかなか出てこない。日本の外交史という面では、中国大陸や朝鮮半島にばかり向いていて、北方民族との交流という視点で描かれる世界観はまったく学ぶ機会がない。
それでも、一応、二十歳まで北海道にいたので、多少はこうした北方民族との交流があったことだけは知っていた。そして先日、網走市にある北海道立北方民族博物館、網走市立郷土博物館に行き、「オホーツク文化」についても知ったばかり。この本を含めて、いろいろと認識を新たにした。たしかに、地図の角度を変えてみると、オホーツク海は日本列島の北の玄関口なんだよな。

BOOK「ペリー来航 日本・琉球をゆるがした412日間」

ペリー来航
日本・琉球をゆるがした412日間

西川武臣著
(中公新書:760円+税)
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この前、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んだとき、幕末期の外国船来港の動きが気になったので、なにか適当な本を読んでおこうと思っていた。本当は、極東アジア全体に欧米諸国がどのような接触をはかり、圧力をかけていたのかを総括している本が良かったんだけど、たまたま古本屋にあったのでこの本になった。
この本を読む前から思っていたことだけど、ペリーというか、アメリカ人というか、彼らは適度に紳士であり、同時に横暴な野蛮人だということ。いまもぜんぜん変わっていない^^;; 当初、幕府のお偉方はうろたえるばかりだったけれど、結果的には善戦したのだろう。運が良かっただけといってしまえばそれだけだけど^^;;
この本で琉球とペリーとの交渉について、初めて読んだけど・・・ペリーの時代からアメリカは沖縄を抑えたかったわけで、その意味では今日の沖縄の状況のルーツはペリーにあるといえる。さらに、ペリー艦隊の水兵が強姦事件を起こし、その場で殺害されるという事件も起きている。こういう面でも、やはりペリー艦隊はルーツであるといえる。

BOOK「ドイツ史10講」

doitsushi10ドイツ史10講
坂井栄八郎著
(岩波新書:780円+税)
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日本という国はずーっと日本という国だったので、いつの時代も基本的には民族も領土も一定で、天皇がずっといて王朝が変わることもなく、自分たちの歴史という意識がもてる。でも、ヨーロッパの一地方にすぎないドイツだと、そういうわけにはいかない。
いまでいるところのドイツという国は、途中で異民族の侵入があったり、大きな帝国の一部になったり、戦争で勝ったり負けたりする度に領土が広くなったり狭くなったり・・・そもそもいつからドイツという国なのかもすぐにはピンとこないし・・・。だから、ドイツ一国に限った歴史だけを追いかけても、なかなか全体像は理解できないし、どうしてこうなったのかがわからない。
とはいいながら、ヨーロッパ全体の歴史を俯瞰して書いた本というのも、各地域の集合体なので、正直いって理解しやすい本はないはず^^;; 年表を見ながら、この手の本を何冊か繰り返し読むしか手はないらしい・・・。

BOOK「物語 中東の歴史 オリエント5000年の光芒」

chutounorekishi物語 中東の歴史
オリエント5000年の光芒
牟田口義郎著
(中公新書:840円+税)
※古書を購入

高校の世界史は、このオリエントの歴史にはじまり、フェニキア人が出てきたあたりで挫折するのが習わしだけど・・・この本を読もうと思ったのは、古代文明の時代とイスラム教成立後のこの地域がどうつながっているかに興味があったから。まあ、その点に関しては、ぜんぜん満足できる内容ではなかった^^; そもそも、5000年の歴史を新書一冊にまとめて、その中で興味のある部分にそれほどページが割かれているわけがない。
それに、サブタイトルの5000年は別として、この本はイスラム教成立後に力点を置いて書かれているようで、この時代の解説は非常に面白かった。ギリシャ文明の後継者がイスラム世界であって、キリスト教圏ではなかったのには理由があり、それだけのポテンシャルをイスラム世界は持っていたのだと考えると・・・いま現在、イスラム世界で行われていることをどう捉えればいいのか・・・よくわからなくなる。

BOOK「インカ帝国探検記 ある文化の滅亡の歴史」

Inca-teikokutankenkiインカ帝国探検記
ある文化の滅亡の歴史
増田義郎著
(中公文庫BIBLIO:amazon:400円)
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去年の3月に購入した本だけど・・・そのとき、どうしてこの本を読んでみようと思ったのか? 全く思い出せない^^;; 仕事に関係していたとは思えないし、インカ帝国や文明に特別な関心があったとも思えない。Kindle版が安売りしていたわけでもないし・・・。
で、結局、なかなか手が伸びず、1年半も過ぎてから読んでみることになった^^;;
本としてはおもしろく読めた。いまとは異なる時代の登場人物たちだけど、著者が思い描く「人間」が本質的な部分で深く理解しているので、あたかもその場で見ていたかのように史実を描き出している。大元の資料が優れているのか、あるいは日本語訳が優れているのか? あるいはその両方か。
読み終えても、なぜこの本を読もうとしたのかぜんぜん思いだせなかったけど・・・予想外におもしろかった^^

BOOK「海東諸国紀―朝鮮人の見た中世の日本と琉球」

toukaisyokokuki東海諸国記
朝鮮人の見た中世の日本と琉球
申叔舟著
田中健夫訳注
(岩波文庫:860円+税)
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途中で読むのを諦めた^^;;
難しいというのもあるけど、面白くなくて面倒くさいだけとしか感じられなかった。著者の主観が入っていないのはよいことなのかも知れないけど、淡々と記述された内容だけでは、ぜんぜん内容をイメージできない。
紀行文、あるいは探訪記といった記述ではなく、単なる行動記録というか、公式記録というか・・・少なくとも読者を意識した文章ではないのかも知れない。
もしかすると、年齢的に、こういう本を読む根気がなくなってしまったのかもしれない・・・。

BOOK「[日英対訳]THE NRW KOREA 朝鮮が劇的に豊になった時代」

the_new_korea.jpg[日英対訳]
THE NRW KOREA
朝鮮が劇的に豊になった時代
アレン・アイルランド著
編集:桜の花出版編集部
(株式会社星雲社:2,800円+税)
ASIN/ISBN976-4-434-18181-8

amazonno ダンボルー箱を受け取ったときから、かなりの大著でることは推測できた。箱から取り出すと、B5サイズの分厚いペーパーバックのような平綴じの本だった。総ページ数約700ページ。でも、左側のページは英語版、左側だけが日本語だから読むのは約350ページくらいのこと。読み進むと、英語ではどうなってるんだと時折確認したりして、けっこいうよみすすむのがたい大変そうな本だった。
までも、とにかく右ページを順に読んでいけば、いつかは最終ページにたどり着く^^
そして、読み終わる頃には・・・日本は朝鮮半島に対してこんなに投資して、良いこともたくさんもたらしたにもかかわらず・・・朝鮮人はどういう了見なんだ!?と、韓国・朝鮮半島が骨の髄まで嫌いになれる本^^;; 理論武装も十分で、韓国人を相手にしてみ一歩も引かない強者になれるだろう。
この本を大量に印刷して、世界中の人々に読ませられたら、韓国の告げ口外交なんて、鼻で笑われるような扱いしか受けなくなるだろう^^