青空文庫「蓄音機」

chikuonki_terada蓄音機
寺田寅彦著
(青空文庫:amazon:0円)
※Kindle版を購入

・・・これを1冊として数えることに、ものすごく抵抗がある^^;;
仕事の資料で「蓄音機」についての本を探していたら、たまたまあったのでダウンロードしてみた。
寺田寅彦が新聞連載していた科学エッセイの一篇で、仕事の参考には成らないのはわかっていたけど、ささっと読んでみた。
それでも、大正時代、蓄音機がどういう存在で、どう日本人の生活に入っていったかを感じることはできた。

BOOK「大江健三郎・再発見」

ooekennzaburou-saihakken.jpg大江健三郎・再発見
大江健三郎/すばる編集部編
(集英社:1,400円+税)
ISBN/ASIN:4087745406

大江健三郎という人物が複雑で難解だとは思わないけど、文章はやはり難解だ^^;; しかも、明確な「自伝」を書いていないので、大江健三郎という人物を理解するのは・・・現時点では難しい。
それに対して、他の人が大江健三郎について書いた文章は、とてもわかりやすい資料といえる。
しかし、それでもやはり人物像を理解するのは難しい。大江健三郎に限らず、「小説家」というのは・・・現実の人間としての顔、作家としての顔、さらには作品中に登場する作者自身と思われる人物まで登場するので難解だ。
そういう意味では、「父親」としての大江健三郎が、もっともわかりやすい顔かも知れない・・・。

BOOK「私という小説家の作り方」

watasitoiusyousetukanotukurikata.jpg私という小説家の作り方
大江健三郎著
(新潮文庫:362円+税)
ISBN/ASIN:4101126210

仕事の関係で資料として読んだけど・・・本来苦手なジャンルではないはずだけど・・・どうにも困った感じになってしまった^^;
大江健三郎という作家のイメージもあるし、思想信条について共感する部分もある。どんな作品を書いたかも知っているし、あまり多くはないけど、いくつかの作品も読んだことがある。
でも、なんか取っつきにくいんだよなぁ~^^;;
大江健三郎を平易な表現で語ること自体が、なにか、無謀なことのような気がしてしまう^^;;

BOOK「美しい日本の私 その序説」

utsukushiinihonnowatashi.jpg美しい日本の私
その序説
川端康成著
(講談社現代新書:180円)
ISBN/ASIN:------
※1972(昭和47)年8月に購入した本

ノーベル文学賞の受賞記念講演を収録した本。
仕事の関係で読み直そうと思い、本棚の奥の方から探し出した。いまは版元が変わっているようだけど・・・新しく買い直そうかとも思ったけど、思いとどまった。なぜなら、写植でもDTPでもなく、活版で刷られた味のある本だから。・・・たばこのヤニで、かなり痛んではいるけど^^;;
この本を購入したのは中学のときだけど・・・当時、なんでこの本を購入したのか覚えていない。川端康成に特別な関心があったとも思えないのだけど・・・。
改めて読み直して・・・川端康成は、日本を代表してノーベル文学賞を受賞したんだなと感じた。最近の日本人ノーベル賞受賞者は、もっと個人的なことがらとして受賞を考えているように思う。だから、記念講演でも個人的な話が多い。
たぶん、日本人として3人目の受賞であったこと。初の文学賞受賞であったことが理由だろうけど、別の意味では時代感覚の違いだろうか。
かつては、オリンピック選手だって、日本代表として日の丸を背負っていたけど、最近は、オリンピックを楽しみたいと個人レベルでの参加意識が普通になっている。
もし、いまの状況で川端康成が記念講演をしたら、どんな話をしただろうか? ・・・ストックホルムで日本の葬式話をする川場和康成を想像して、思わず噴き出しそうになった^^;;;

MOOK「別冊太陽 日本のこころ 157 川端康成―蒐められた日本の美」

taiyou-kawabatayasunari.jpg別冊太陽 日本のこころ 157
川端康成―蒐められた日本の美
羽鳥徹哉監修
(平凡社:2,310円+税)
ISBN/ASIN:4582921574

仕事の関係でこんな本を読んだけど・・・川端康成という名前は、何とも懐かしい。
もう30年も昔のことだけど、大学受験で浪人している頃・・・小説なんて読んでいる場合ではなかったのだけど・・・川端康成の小説はすべて読んだ^^; こういう小説は、二十歳前に読んでおかなければならないという、高校の現国の先生の言葉に従ったわけだけど、早い話が、受験勉強からの逃避だったような気がする^^;;
きっと、50歳を超えたいま、もう一度読み直すと、違った感想を持つんだろうなぁ。たとえば、「眠れる美女」なんて、若いうちはピンとこなかったけど、いまの年齢であれば・・・まことに悲しいことに・・・文章の間からいろいろ違ったものが見えてくるように思う^^;;

BOOK「あいまいな日本の私」

aimainanihonnowatasi.jpgあいまいな日本の私
大江健三郎著
(岩波新書:760円+税)
ISBN/ASIN:4004303753

1994年にノーベル文学賞を受賞した大江健三郎の講演集。
「あいまいな日本の私」は、ノーベル賞受賞時にストックホルムで行った記念講演のタイトル。・・・1968年にノーベル賞を受賞した川端康成の記念講演「美しい日本の私」をもじったタイトルらしい。
仕事の都合で読んだけど・・・講演でも相変わらず大江健三郎らしい言葉の使い方で・・・意味が明確な反面、活字をなぞるとどうにも難解な感じがして取っつきにくい^^;;

BOOK「ゲーテ格言集」

ge-tekakugennsyuu.jpgゲーテ格言集
高橋健二編訳
(新潮文庫:400円+税)
ISBN/ASIN:4102015063

「ゲーテはすべてを語った」という格言があるくらいだから、むかしからゲーテの名言集の類はたくさん出版されていて・・・過去に・・・若かりし頃に何冊かは手にしたことがある。でも、この年になって読み返してみると、あまりパッとした言葉には出会わないような気がする。
たぶん、自分自身が年をとってしまい、世の中というか、周囲というか、あまり外部のことが気にならなくなったからかも知れない。もちろん、自分のことで・・・ウジウジと悩むようなこともなくなったし^^;;
その代わり、この年齢で増えた悩みというと・・・内臓脂肪を減らしたいとか、血圧が高いとか、腰が痛いとか、老眼が進行してきたとか・・・なんか、情けないことばかりで・・・^^;

BOOK「言葉責めセックス」

kotobazemesekkusu言葉責めセックス
小澤マリア著
(ベスト新書:743円+税)
ISBN/ASIN:4584122594

出版不況と言われる中、いろんな出版社が「新書」を出し始めて久しいけど、ついにここまできたかという感じ^^;
従来の新書のイメージは、学者先生がそれぞれの専門を一般向けに書いた本というものだったけど・・・AV女優が新書を書く時代になってしまったのか・・・。まあ、出版元がKKベストセラーズだし、そういう専門の内容を一般向けに書いたという構図は変わらないけど^^;
ちなみに、小澤マリアの出ているアダルトビデオは、まだ観たことがない。