BOOK「深海2017 最深研究でせまる“生命”と“地球”」図録

先日、国立科学博物館で見てきた特別展「深海2017 最深研究でせまる“生命”と“地球”」の図録。価格:2200円(税込)。192ページ。
映像展示はNHKで放送されたものが中心で期待はずれだったけど、テレビ番組より詳細であろうと思い、図録を購入しておいた。実際、夏休みのチビッコがうごめいていて、企画展の会場では解説パネルを落ち着いて読む余裕が全くなかったし^^;;
展示自体、良くこれだけ詰め込んだと思えるくらいに内容は豊富だったけど、その分、通路が狭く混雑が激しかった。チビッコにこういう展示を見せること自体は決して悪いことじゃないんだろうけど・・・幼稚園児や乳幼児を連れた母親が多すぎる。一部の美術館のように、小学生未満の入場を制限するというわけにはいかないだろうけど、もう少し何とかならないだろうか^^;;
わたし自身、興味のある分野だというのもあるし、展示を十分に見られなかったせいもあるけど、読む部分も多いし、写真やCG図版も楽しい。図録としては良くできている。科博の図録としてはかなり出来の良い方だと思う。

BOOK「国立科学博物館 特別展 大英自然史博物館展」図録

ゴールデンウィーク前に、上野の国立科学博物館で見てきた「大英自然史博物館展」の図録。価格:2000円(税込)。228ページ。
この特別展の会場入口では、「出品目録」が配布されていた。美術館では毎回配られるけれど、博物館の企画展で配布されるのは意外に珍しいかも知れない。だからというわけでもないんだろうけど、この特別展の来場者には、博物学や自然史といった科学的な視線ではなく、美術品でも見に来たかのような人がけっこう混ざっていた。もしかすると、「大英自然史博物館」と「大英博物館」を混同しているのかもしれない^^;;
そもそも混雑していた上に、小型の展示品が多く、おまけに展示品名とその解説を掲載したパネルも活字も小さすぎて、ちゃんと確認することすらできなかった。
最初から図録を必ず購入しようとは思っていなかったけど、会場でフラストレーションがたまってしまったので、迷わず購入してきた。せっかく実物を目の当たりにしている会場で満足できず、図録で満足感を得るというのは・・・どう考えても本末転倒なんだけど・・・まあ、よくあることだ^^;;

BOOK「国立科学博物館 特別展 世界遺産 ラスコー展 LASCAUX The Cave Paintings of the Ice Age」図録

lascaux_zuroku先日、上野の国立科学博物館で見てきた「ラスコー展」の図録。
クロマニヨン人の描いた壁画ではあるけれど、ある意味では美術作品ともいえるような内容なので図録は忘れることなく購入した。とはいえ、写真集ではなく、科博の特別展の図録なので、展示に即して一連の科学的解説も収録されている。
展示では、大規模な復元模型でいくつかの壁画が再現されていたけど、図録で壁画を見て、改めて思った。
ラスコーのクロマニヨン人は、いったい何のためにこんなに夢中になって壁画を残したのだろう? 展示でも、その理由はわからないとなっていた。考古学者はよくわからないことを、すぐに「宗教的儀式」のためとかいって誤魔化してしまうけど、はっきり不明だといっているところは好感がもてる。展示を見た瞬間の、わたしの第一印象は・・・クロマニヨン人たちはマンガ家になりたかったんだろうな、というものだったけど、それは冗談しても、これだけはいえる。これを描いたクロマニヨン人たちは、かなり強烈な創作欲のようなものに突き動かされていたんだろうと。
A4変型判164ページ、フルカラー
価格:2500円

壺屋焼物博物館 常設展ガイドブック

tsuboyayakimonohakubutsukan仕事の資料として読んだ本。
近々、この博物館に行くことになりそうなので、ちょっと事前に入手し、下調べの一環として読んだ。公式とはいえガイドブックなので、読むというほど文章量は多くない。
基本的に、壺屋焼の成立過程を時代順に展示しているらしく、沖縄各地の古窯の状況や、各時代に影響を受けた技術的変遷を紹介している。かつて琉球王朝は、中国大陸への朝貢貿易の拠点として栄え、日本の薩摩藩に編入され・・・壺屋焼の成立には沖縄の歴史がすべて反映されている。
まだ行ったことはないけど、なかなか雰囲気のある展示を行っている博物館らしい。法律的にはともかく、博物館と美術館の境界ははっきりしないけど、どちらかというと美術館という趣なのかも知れない。

BOOK「国立科学博物館 特別展 恐竜博 2016」図録

kyouryuhaku2016zuroku先日見てきた「恐竜博2016」(国立科学博物館)の図録。
恐竜はあまり得意な分野ではないけど、今回は7つのキーワードから恐竜の進化を紹介していて、比較的興味が持てる内容だったし、なによりわかりやすい。わたしはこの手の図録もちゃんと読むタイプに人間なので・・・。
ティラノサウルスのような恐竜は、二足歩行になり、つま先立ちをすることで俊敏に動け、早く走れるようになり、その後の進化に大きな影響を与えたという。人間にたとえれば・・・ハイヒールを履いてつま先立ちしている世のお姉さんたちは、どう進化していくのだろう? たいていは外反母趾になって、やがてはおばさんになるんだけど^^;
A4変型判148ページ、フルカラー
価格:2000円

BOOK「東京都美術館 生誕300年記念 若冲展」図録

仕上りイメーシめE 入稿用 裁E¸ã€€0322一昨日、東京都美術館で開催されている「生誕300年記念 若冲展」に行き、購入した図録。
若い頃から伊藤若冲の隠れファンで、いくつかの美術館で実物を見ているし、書籍では何度も見たことのある作品が多いけど、久しぶりに若冲の実物を見て血が騒ぐというか、興奮して、いくら見ても見飽きることがない。
ちなみになぜ「隠れ」ファンになったかというと、40年前、高校時代に同級生に「伊藤若冲ってすごいよね」的なことを言ったところ、「誰?」「なにそれ?」「日本画? 辛気くさー」云々と袋叩きにされ、大学時代にも似たようなことがあり、以来、ほとんど誰にもこういう話題を振ったことがない^^;;
まあ、この年齢になればカミングアウトしても問題ないだろう。それに、ここ10年、伊藤若冲は本当に超メジャーになって、一般に人にも知名度が上がったし。
美術関係の図録は往々にしてそうだけど、読む部分がほとんどないので、図案をずっと眺めるだけになる。当然、好みの作家の好みの作品は繰り返し何度も見ることになる。逆に、あまり好みの作家ではない場合、滅多に図録までは購入しないし、そもそも展示会に行かない。その点、伊藤若冲は別格で、時を忘れて眺めていられる^^
A4変形判327ページ 定価:3,000円(税込)

BOOK「青函連絡船100年 1908…2008」図録

seikanrenrakusen100nen.jpg先週の金曜日に行った「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」の図録。
図録といっても、何かの企画展の図録ではなく、常設展の内容をまとめた20ページほどの冊子。同じ内容のパネルが展示されていたのを憶えている。摩周丸では見学する時間に限りがあったから、さっとしか見ていない解説パネルをじっくり読めるのは非常にありがたい。
この冊子を読むまでぜんぜん意識していなかったけど・・・青函連絡船が廃止になった後、いくつもの連絡船がフィリピンや地中海など、海外に渡って寿命を全うしているらしい。いま現在、どれも現役ではないだろうけど。
博物館船として保存されている青函連絡船は、船の科学館にあった羊蹄丸が老朽化でスクラップになってしまい、いまでは摩周丸(函館市)と八甲田丸(青森市)の二隻になってしまった。来年には、青函トンネルに新幹線が通り、ますます青函連絡船は遠い歴史になっていくんだろうなぁ。

BOOK「日本郵船歴史博物館収蔵品展」図録

nihonyuusen_syuzouhinten_zuroku.jpg日本郵船歴史博物館20周年記念して、2回に分けて開催された企画展「日本郵船歴史博物館収蔵品展」の図録。
最初に開催された「Ⅰ 船旅への想い」(2012年4~8月開催)は、戦前の船旅を彷彿させる日本郵船の船旅パンフレットや乗船記念品、当時使われていた食器類などの展示。
次いで開催された「Ⅱ 船員の記憶、船の記録」(2014年11月~2015年3月開催)は、戦前の船員たちが撮影した寄港地や公開中に撮影した写真や関連資料の展示。ともに当時の時代を感じさせる展示内容だった。
残念ながら、この企画展そのものは両方とも見ていない。個人的な好みとしては、パートⅠの方だけでも生で見たかった。
一般的に、博物館の常設展示には、収蔵品の極めて一部分しか展示されていない。その他の収蔵品を見ようと思うと、企画展にこまめに足を運ばないといけないわけだけど、なかなかそういうわけにもいかないんだよなぁ。だから、こういう過去の企画展の図録が手に入ると、ちょっと得をした気分になる^^