BOOK「国立科学博物館 地球館ガイドブック 地球生命史と人類 -自然との共存をめざして-」

上野にある国立科学博物館には、いままで数え切れないくらい足を運んでいる。主に企画展や特別展を見に行くわけだけど、よく考えてみると、特別展の図録はいろいろ読んでいるけど、常設展のガイドは購入したこともなかった。ということで、公式ガイドを買ってみた。
1,242円(税込)。科博のミュージアムショップでしか売られていない。
とくに何かを期待していたわけではないけど、いわゆるふつうのガイドブック。フロア単位、コーナー単位で概要を説明し、主要な展示品を紹介している。だから、この本を読むだけで一通りの情報は得られるわけだけど・・・。
多くの博物館ガイドブックに共通していることだけど・・・どこにどう着目して展示を見れば良いかといった、展示鑑賞のヒントや着目点のようなモノはなにも示されていない。読者にリピーターを想定していないのだろうけど、いつもこの点が物足りない。地方から来た修学旅行生のような、なかなか科博に足を運べない人には良いのだろう。

BOOK「国立科学博物館 日本館コンセプトブック 日本列島の自然と私たち」

上野にある国立科学博物館には、いままで数え切れないくらい足を運んでいる。主に企画展や特別展を見に行くわけだけど、よく考えてみると・・・特別展の図録はいろいろ読んでいるけど、常設展のガイドは購入したこともなかった。ということで、公式ガイドを買ってみた。770円(税込)。
フロア単位、コーナー単位で概要を説明し、主要な展示品を紹介している。だから、この本を読むだけで一通りの情報は得られるわけだから・・・読者にリピーターを想定していないのだろう。一般の書店やネット通販では入手できず、科博のミュージアムショップでのみ売られているので、旅行ガイドのように事前に計画を立てたり、現地で持ち歩くようなものではないのだけど・・・このガイドブックを買って帰ったのだから、もう二度と来なくていいよといっているかのようだ。
修学旅行生のお土産としては、上出来だと思うけど・・・本来なら、次はここに注目して見てみようと思わせる、リピーターを生み出す内容であって欲しいのだが。

BOOK「トヨタ産業技術記念館 ガイドブック」

数日前、名古屋で見てきた「トヨタ産業技術記念館」のガイドブック。
タイトルはガイドブックだけど、320ページを超える厚さがあり、常設展示されている内容がほぼすべて掲載されているようなので、事実上は「図録」といってよい内容だと思う。もちろん、常設店の展示内容は変化するだろうけど、2014年の改訂版なので、大きな違いはないだろう。さすがに「世界のトヨタ」。企業博物館でこれだけのガイドブック(図録)を作っているところは、めったにないのではないだろうか。
「繊維機械館」の部分は、展示機械の積み重ねが、豊田佐吉が織機の改良・発明を重ねてきた歴史そのもので、いい換えるならば明治以降の日本の繊維産業の技術史そのもの。
全体の3分の2ほどを占める「自動車館」の部分も同様で、トヨタの黎明期の技術史は、そのまま日本の自動車黎明期の技術史といってよい内容だと思う。

BOOK「国立科学博物館 特別展 深海2017 最深研究でせまる“生命”と“地球”」図録

先日、国立科学博物館で見てきた特別展「深海2017 最深研究でせまる“生命”と“地球”」の図録。価格:2200円(税込)。192ページ。
映像展示はNHKで放送されたものが中心で期待はずれだったけど、テレビ番組より詳細であろうと思い、図録を購入しておいた。実際、夏休みのチビッコがうごめいていて、企画展の会場では解説パネルを落ち着いて読む余裕が全くなかったし^^;;
展示自体、良くこれだけ詰め込んだと思えるくらいに内容は豊富だったけど、その分、通路が狭く混雑が激しかった。チビッコにこういう展示を見せること自体は決して悪いことじゃないんだろうけど・・・幼稚園児や乳幼児を連れた母親が多すぎる。一部の美術館のように、小学生未満の入場を制限するというわけにはいかないだろうけど、もう少し何とかならないだろうか^^;;
わたし自身、興味のある分野だというのもあるし、展示を十分に見られなかったせいもあるけど、読む部分も多いし、写真やCG図版も楽しい。図録としては良くできている。科博の図録としてはかなり出来の良い方だと思う。

BOOK「国立科学博物館 特別展 大英自然史博物館展」図録

ゴールデンウィーク前に、上野の国立科学博物館で見てきた「大英自然史博物館展」の図録。価格:2000円(税込)。228ページ。
この特別展の会場入口では、「出品目録」が配布されていた。美術館では毎回配られるけれど、博物館の企画展で配布されるのは意外に珍しいかも知れない。だからというわけでもないんだろうけど、この特別展の来場者には、博物学や自然史といった科学的な視線ではなく、美術品でも見に来たかのような人がけっこう混ざっていた。もしかすると、「大英自然史博物館」と「大英博物館」を混同しているのかもしれない^^;;
そもそも混雑していた上に、小型の展示品が多く、おまけに展示品名とその解説を掲載したパネルも活字も小さすぎて、ちゃんと確認することすらできなかった。
最初から図録を必ず購入しようとは思っていなかったけど、会場でフラストレーションがたまってしまったので、迷わず購入してきた。せっかく実物を目の当たりにしている会場で満足できず、図録で満足感を得るというのは・・・どう考えても本末転倒なんだけど・・・まあ、よくあることだ^^;;

BOOK「国立科学博物館 特別展 世界遺産 ラスコー展 LASCAUX The Cave Paintings of the Ice Age」図録

lascaux_zuroku先日、上野の国立科学博物館で見てきた「ラスコー展」の図録。
クロマニヨン人の描いた壁画ではあるけれど、ある意味では美術作品ともいえるような内容なので図録は忘れることなく購入した。とはいえ、写真集ではなく、科博の特別展の図録なので、展示に即して一連の科学的解説も収録されている。
展示では、大規模な復元模型でいくつかの壁画が再現されていたけど、図録で壁画を見て、改めて思った。
ラスコーのクロマニヨン人は、いったい何のためにこんなに夢中になって壁画を残したのだろう? 展示でも、その理由はわからないとなっていた。考古学者はよくわからないことを、すぐに「宗教的儀式」のためとかいって誤魔化してしまうけど、はっきり不明だといっているところは好感がもてる。展示を見た瞬間の、わたしの第一印象は・・・クロマニヨン人たちはマンガ家になりたかったんだろうな、というものだったけど、それは冗談しても、これだけはいえる。これを描いたクロマニヨン人たちは、かなり強烈な創作欲のようなものに突き動かされていたんだろうと。
A4変型判164ページ、フルカラー
価格:2500円

BOOK「壺屋焼物博物館 常設展ガイドブック」

tsuboyayakimonohakubutsukan仕事の資料として読んだ本。
近々、この博物館に行くことになりそうなので、ちょっと事前に入手し、下調べの一環として読んだ。公式とはいえガイドブックなので、読むというほど文章量は多くない。
基本的に、壺屋焼の成立過程を時代順に展示しているらしく、沖縄各地の古窯の状況や、各時代に影響を受けた技術的変遷を紹介している。かつて琉球王朝は、中国大陸への朝貢貿易の拠点として栄え、日本の薩摩藩に編入され・・・壺屋焼の成立には沖縄の歴史がすべて反映されている。
まだ行ったことはないけど、なかなか雰囲気のある展示を行っている博物館らしい。法律的にはともかく、博物館と美術館の境界ははっきりしないけど、どちらかというと美術館という趣なのかも知れない。