BOOK「女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化」

jogakkoutojogakusei女学校と女学生
教養・たしなみ・モダン文化

稲垣恭子著
(中公新書:780円+税)
※古書を購入

むかしのことだけど、「はいからさんが通る」という少女マンガがあり、アニメ化、ドラマ化もされて、けっこう話題となった。わたしはアニメしか見たことがないけど、女学生たちのセンスが現代となんら変わりがないので、単に時代設定を大正時代にしただけのラブコメだと思っていた。
で、たまたまこの本を読み、ふと思った。明治後半に女学校ができ、そのご女学生が生みだしてきた文化って、現代の女子高生文化となんら変わりがない。習い事が部活やサークル活動に変わり、文学趣味が腐女子になり、流行語のような隠語を用い、人気のファッションやスイーツを追い求める。かつての「良妻賢母主義」こそ廃れてしまったけど、今の学校教育は求める生徒像は意外と変わっていないような気がする。
戦後になり、女子の大学進学率が上がりはじめた頃、盛んに「女子大生亡国論」などが唱えられたけど、いまや男女平等・女性の社会進出を進めていかないと、にっちもさっちもいかない世の中になってしまった^^;;
まあ、それに比べて、男子学生はいつの世もパッとしないな^^;;