BOOK「僕はやっぱり気づかない 3」

僕はやっぱり気づかない 3
望公太著
イラスト:タカツキイチ
(HJ文庫:619円+税)
※古書を購入

ここまですべてありふれた設定と展開で進んで来たけど、この巻は短編集・・・。しかも、登場人物が一通り揃ったところで、各キャラを取り上げたエピソードを列記する形。でも、最後にカイが登場していろいろ伏線を敷いたというか、仕込みをしたし、エピローグもあったから、通常巻と同じような位置づけなのだろう。
こういう構成で、動物化とか、入れ替わりとか、幼児化などという、もはや古典的な手法を並べられると、作者が意図的にやっているとしか思えなくなってきた。・・・そしてちょっと反省した。ラノベという平成文学において、わたしは気づいてはいけないことをいままであげつらって来たのではないか・・・^^;; だとしたら、かなり無粋なことをしてしまった・・・。まあ、ふつうの短編集よりは面白かったけどね。