BOOK「僕はやっぱり気づかない 6」

僕はやっぱり気づかない 6
望公太著
イラスト:タカツキイチ
(HJ文庫:638円+税)
※古書を購入

いきなり、『異能バトルは・・・』を彷彿させる冒頭で、種明かしがはじまった。「檻の死澱」は「織野栞」で、彼女の能力の名前が「神のみ得ざる手(ブックマーカー)」・・・という、中二病的設定^^;; でも、「死の世界」が「篠瀬戒」、「黄泉帰り」が「読賀衣里」などという名前がキーワードのように提示されていたのに、中二病的な意味があるわけでもなく、ただのダジャレ的ネーミングだったとは・・・^^;;
ここまで定番のテンプレのみで構成されていたお話だけど、この巻にはテンプレはほとんど使われていなかった。一瞬、「夢オチ」という大ネタを臭わせたけど、その振りをしただけで小洒落たひねりを加えてきた。でも、終わってみれば・・・平凡と退屈を愛する普通の高校生という設定ではじまったこの小説だけど、お約束通り、主人公・籠島諦は神様の力を手に入れてしまっているわけで・・・^^;;
オリジナリティは低い作品だったけど、文章も読みやすくて、そこそこ面白く最後まで読めてしまったな^^
<完結>