BOOK「超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義」

超ひも理論をパパに習ってみた
天才物理学者・浪速阪教授の70分講義

橋本幸士著
(講談社:1,500円+税)
※古書を購入

この手の本としては珍しく、ずいぶん前から話題となっていた本。古本が少し安くなってきたので、読んでみることにした。姉妹版にマンガもあるらしいけど、それはいずれ・・・。
本文はタイトル通り、女子高生の娘・美咲に対して、物理学者の父親がレクチャーするかたちで書かれている部分はわかりやすい。まあ、すでに知っている内容だというのもあるけど。ただ、それを補足する「おまけの異次元」の部分は、数式がけっこう出てきてそれなりに難解。ちょっと残念なことは、肝心の超ひも理論そのものについては、最後にちょっと書かれていただけで物足りない感じ。いろいろあるんだよと書かれていた、そのいろいろをもう少し挙げて欲しかった。
本筋とは離れるけど、読みながら思ったことは・・・ふつう、娘は父親の仕事に何の関心も示さないということ。わたしはこんな実例を知っている。OLになったばかりの社会人一年生に、父親の仕事を尋ねたら、会社名は答えられたけど、事務職なのか技術職なのか、その会社で何をしているのか全く知らなかった。父親の給料で大学まで出してもらったというのに・・・。まあ、父親の方からこんなことを言うと、「マジむかつくんですけど」とか言われてお仕舞いだろうけど^^;; むしろ、物理学者の父親の方が興味を持ってもらいやすいかも知れない。