BOOK「シュピーゲルシリーズ12 テスタメントシュピーゲル 3上」

テスタメントシュピーゲル(第3上巻)
冲方丁著
イラスト:島田フミカネ
(角川スニーカー文庫:amazon:439円)
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値下がりした瞬間に買ったのでこの値段だけど、いまは800円近くしている。上下巻とも、かなりの厚さがあるらしい。前巻で種明かしが進んで、この上下巻で完結だろうから、読み応えはありそうだ。・・・と思ったけど、本当に完結しているのかは確認していなかった^^;
さて・・・佳境に入って、けっこう面白くなってきた状況。この巻は、都市インフラが完全に麻痺した中、アナログな蒸気機関車で兵員輸送・・・石炭の代わりにダイヤモンドの原石を燃やして爆走するところから。いま現実に、自動運転とか無人運転とかの実証試験なんかが行われているけど、将来はこんな電脳テロが現実に起きたりもするんだろうな・・・。
どうなってしまうのか心配だった雛は、皇、螢と合流して、結局、本隊と合流したようなしていないような・・・。鳳は暴走というか、乗っ取られたというか・・・。
敵も味方も総力戦という感じで・・・戦況がぐちゃぐちゃで、みんなバラバラで、なにがどう、誰がどうなっているのか訳がわからなくなりそうだけど・・・かろうじて前巻を読んだときのメモを見て、メモを書き足しながらついていった。冒頭から終わりまで、一巻すべてが戦闘で、ずーっと巻末まで山場が続いたまま。でも、基本的な流れは・・・テロリスト側が崩壊しつつあり、反転攻勢がかけられる一歩手前という感じだろう。 楽しい、楽しい、楽しいなァ。
涼月が躍動している。拳系のちょっとおバカなまっすぐさがいい。かなりの力業でいろいろ伏線を回収してきたけど・・・下巻はレベル4の問題、鳳の奪還はなるのか・・・。エドワルト州知事と、カール・クラウスを継いだMSS本部長・ヘルガがどうなるのか・・・ハンス・W・クラインの末路は・・・下巻につづく。