BOOK「ぼくの日常が変態に侵蝕されてパンデミック!?」

ぼくの日常が変態に侵蝕されてパンデミック!?
相上おかき著
イラスト:emily
(富士見ファンタジア文庫:600円+税)
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生徒会長の指示で、夏休みの夜のプールに出るらしい幽霊を調査に来た和藤尊。幽霊の少女がおぼれていると勘違いしてプールに飛び込んだ尊は、幽霊に取り憑かれてしまう・・・。しかも、その美少女幽霊・白瀬由宇は、プールの中でおしっこを漏らして感じてしまう超ヘンタイ。49日の現世滞在猶予の39日を支払って一日1回、幽霊なのにおしっこができる能力を入手したというホンモノ。・・・なので、あと数日間しかこの世にはいられない。
水泳部で生徒会挽く会長の親友・綾小路雷斗は露出狂、見た目合法ロリの生徒会長・四谷愛は頭脳明晰ながら性格がアレ、尊のお隣で幼なじみの生徒会会計・比良坂明美はナイフマニア・・・。みんなヘンタイではあるけれど、タイトルから想像したヘンタイとは少し違った。
エロ系のラノベなんだろうと思っていたけど・・・予想に反して、由宇をひき逃げした犯人捜しという推理もの展開。中途半端にメタネタを放り込んでるから、あえてこういういい方をするけど・・・こうなると、四谷愛は『七々々』の「壱級天災」のような感じ。
メタネタ以外はけっこう面白かったけど・・・由宇というヒロインの性癖に魅力を感じられなかったのが残念。いや、残念というわけではないけど・・・共感できなかったから、続巻がでて、次はどんなお話なんだろうという期待感はほぼない。