BOOK「下ネタという概念が存在しない退屈な世界 4」

下ネタという概念が存在しない退屈な世界(第4巻)
赤城大空著
イラスト:霜月えいと
(ガガガ文庫:600円+税)
※古書を購入

先日、リアルの世界で、取材記者へのセクハラ問題で財務次官が辞任して思ったことだけど・・・華城綾女ってセクハラの塊といえる。狸吉はツッコミを入れているから本気で嫌がってはいないのだろうけど、深刻な問題でマジメに会話しようとしているときに、現実逃避で下ネタを連発されたら・・・リアルなら本気で腹が立つだろうな^^;
前巻の終わりで、鬼頭慶介の傘下に加わることになった早乙女先輩を奪還するため、慶介傘下の《ベーコンレタス母の会》《振激の尻》《捕乳類》《絶対領域》との戦いだけど・・・下ネタのオンパレード。でも、展開が幼稚すぎてグズグズ感は否めない。でも、鬼頭慶介の本音・・・下ネタテロを利用し、次世代のことを省みない姿勢が明らかにされたことは、シリアス面のストーリーが進んだということだろう。
そして、朱門温泉にアンナ会長がやってきた。アンナ会長の性獣化、劣勢の《SOX》、ゆとりの参戦・・・これで狸吉を中心としたラブコメ構造もようやく変化したけど・・・ラブコメ部分もゆとりに丸投げ状態だった・・・。
それでも最後はやはり、主人公の狸吉・・・《雪原の青》もひとりの人間。狸吉が時に前面に立つこともいとわない強さを獲得した・・・主人公として一皮剥けたということだろう。