BOOK「王手桂香取り!」

王手桂香取り!
青葉優一著
イラスト:REI
(電撃文庫:550円+税)
※古書を購入

リアルのプロ棋士・・・藤井聡太七段の活躍で、将棋がブームらしい。サブカルでも『3月のライオン』や『りゅうおうのおしごと』がヒットしているけど・・・あまり話題にならなかった将棋ラノベを見つけた。完結しているかは不明だけど、第3巻まで出ている。2014年に出ているから、まだこのころ藤井聡太くんはプロにはなっていない・・・って、まだ小学生だよ。
『3月のライオン』や『りゅうおうのおしごと』はプロ棋士を描いているけど、この小説は中学校の部活と街の将棋教室のお話。当然、奨励会には入っていない。主人公の上条あゆむは、アマ初段(中一)、名人の娘・大橋桂香先輩アマ五段(中三)に想いを寄せている。将棋が強くなったら、見直して振り向いてもらえる・・・という考えは中学生あたりが勘違いしそうなことだ^^;
あゆむは、プロ棋士の息子・相良純一(小三)アマ三段には手も足も出ない。そんなふがいなさに業を煮やした桂馬、香車、歩の駒の付喪神のような女性が3人出てきて、以後、チートなアドバイスで急激に実力をつけていった。
中学生将棋大会団体戦東日本大会で最大のライバルは二階堂くん・・・横歩取りが苦手・・・やっぱり大橋桂香に想いを寄せている。将棋ものには「二階堂」という名前がよく出てくるな・・・「あゆむ(歩)」という名前も。