BOOK「日本の名著 近代の思想」

日本の名著
近代の思想

桑原武夫編
(中公新書:価格不明)
※古書を購入

古本屋でなんとなく手にした本。ここ10年間、ライトノベルばかり読んでいて、これでいいのかとの自省の念を抱きながら読みはじめたけど・・・。
「近代の思想」というサブタイトルにあるように、哲学、政治・経済・社会、歴史、文学論、科学の分野で、明治維新後から戦前までの間に書かれた本から厳選した50冊を紹介している。正直なところ・・・時代がこれだけ変わっても、「名著」が「名著」であり続けるものなのかわからないし、それを読む意義も同じであり続けるのか、わたしにはピンとこない。でも、結局は自分で読んでみないことには判断がつかないわけで、紹介は紹介として読むしかない。
50冊中、9冊は読んだことがあった。川口慧海『西蔵旅行記』、九鬼周造『「いき」の構造』あたりは、若かりし頃、いろいろこじらせたあげくに読んだわけだけど・・・こうして改めて名著だといわれると、とてもむず痒い気がする。そもそも、この本の編者である桑原武夫という名前自体が、いまにして思うと何ともむず痒い^^;;
で、新たに読みたいと感じた本は・・・湯川秀樹『目に見えないもの』と鈴木大拙『日本的霊性』の2冊くらいだろうか・・・。