BOOK「現代免疫物語beyond 免疫が挑むがんと難病」

現代免疫物語beyond
免疫が挑むがんと難病

岸本忠三/中嶋彰著
(講談社ブルーバックス:1,080円+税)

本庶佑先生がノーベル賞を受賞すると発表されたとき、すぐに購入した。大阪大学の先生とジャーナリストが書いた本で、タイトルからして、がんの免疫療法に関しての本だとわかるけど、第4章「免疫チェックポイント分子の物語」に本庶佑先生の研究が紹介されている。
印象的だったのは・・・「オプジーボ」の欧米で行われていた臨床試験の途中で、第三者委員会から臨床試験の中止が勧告されたこと。二重盲検法・・・新薬が与えられた半数の内70%が助かり、残りの半数はバタバタと死んでいくのは、あまりにも非人道的だと。なるほど、すごい逸話ではあるけど・・・「オプジーボ」が日本で承認されたのは2014年7月、アメリカはその約半年後に承認したわけだけど・・・日本では二重盲検法による臨床試験が最後まで行われた(?)んだろうな・・・この本には何も書いていないけど・・・。