BOOK「質量とヒッグス粒子 重さと質量の違いから測り方、質量の生成にかかわるヒッグスメカニズムまで」

質量とヒッグス粒子
重さと質量の違いから測り方、
質量の生成にかかわるヒッグスメカニズムまで

広瀬立成著
(サイエンス・アイ新書:1,200円+税)
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ヒッグス粒子が発見され、いままで仮説であった標準理論がようやく定説らしいことがはっきりした。ヒッグス粒子自身は・・・素粒子に質量がなければスッキリするのに、現実には質量があるから、理論的な帳尻を合わせるためにこんな素粒子があったらいいのになぁ、と想定されたのがヒッグス粒子。で、実際に発見されたので、メデタシメデタシなわけだ。おかげで、標準理論が示す「質量」のメカニズムが解明されてきた。
この本では、ニュートンの古典物理学にはじまり、ヒッグス粒子による最新理論まで、「質量」に関して解説をしている。イラストや図版も多いし、カラー版だし、わかりやすそうな印象を受けるけど・・・さらっと読むとわかったような気にはなるけど、けっこう難解な本だった。アインシュタインの「等価原理」あたりまではいいとして・・・イラストがあろうとなかろうと、量子力学以降の話は根本的に難解だ。ファインマン図とかいきなり出てきてもなぁ^^;;
でも、本題は第5章から・・・って、大統一理論による4つの力の統一とか、やっぱりかなり難しいし、そもそも、この本ではそういうことがあるよくらいしか説明されていない。